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2012年1月18日 (水)

訃報。

このブログに書いた「死を前にした短歌歌人の偉い先生」が、身罷られたとの知らせがあった。まるでその方の指示であったかのように、あの文章を読んだ直後のことだった。あれが絶筆だったとの知らせに、ますます「お読みなさい」と天からの声を聞いたのかも知れないと思う。あの方はどこまでも、「師」であったのだろう。実際にお会いしたのは少なかったが、文章や短歌の作品に触れることは多々あった。書かれた言葉には重みがあり、明快な文章の運びにいつも目から鱗の思いがしたことだ。「極める」ことによって、多くの人々に沢山のことを教えて来られた人だった。

どれほどの人も、こうして最後を迎える。寂しいが、これが現実だ。

 

この訃報を胸に、かねてからの予定であった、「宝塚劇場の公演と有馬温泉」一泊旅行に女4人で出かけた。道中もずっと脳裏からこの方のことが離れないままではあったが、別次元で充分楽しむことが出来た。

宝塚はここ本家本元へ行くのは初めてだったが、こっぽりした周辺の雰囲気といい、ホールの佇まいといい、なんか良い感じ。お食事処は意外と殺風景でがっかりしたが、まあここへ来る人たちの目的はひとつだからなあ~。これで良いのかも。

そして舞台はトルストイの「復活」、そして恒例のショータイム。前半は滂沱の涙でストーリーの中に埋没したが、休憩後のショータイムは眠気に襲われて苦しかった。高松出身で、少しばかり縁のあるHさんがスグ側の花道を通りつつしっかりウインクを送ってくる。これはきっとそういうことになって居るんだろう。どこに自分関連の客がいるかを把握しているに違いない。

「タカラヅカ」なにが良いって、みんなが舞台を楽しんでいるのが分かる。端役は端役なりに、きっと将来はもっと良いポジションに!という意気込みが感じられるし、主役は主役で、「みんな、私を観て!!」とアピールしている。このエネルギーに観客は沸く。

それにしても、当然のことながら、あの舞台装置は凄いなあ~、、、うらやまぴ。色んな事が可能な舞台。ああいう舞台は演出も楽しいだろうなあ~。

 

で、お次はタクシーで25分という有馬温泉へ。このお宿はインターネットで予約したものだが、大当たりだった。食事は美味しい、温泉は素晴らしい、接客は親切、設備も上等、出立の時偶然であった年配の女将さんとのほんのわずかの会話も素敵で、車に乗り込む我々に深々とお辞儀をしてくれるたおやかな姿は今も目の奥に浮かぶほどだ。

唯一、ゲームセンターに立ち寄り、狭い部屋にぎゅうーぎゅうーで入ったプリクラだったが、そもそも使い方が分からず、あれやこれやとキャーキャー言いながら何とか撮り終えたはずが、いくら待っても写真が出てこない。やがて、「カカリノカタヲオヨビクダサイ」と機械が喋ること5分。結局用紙が無くなっていてスイマセンと、お金を返してくれてチョン。「やっぱりこの4人じゃあ、機械も拒否するわなあ~」と又してもゲラゲラゲラ。何もかもが許せて、何もかもが楽しいオバタリアンたちであった。

 

この温泉でマッサージをして貰ったが、高知県出身の人だった。お陰で色々とお喋りにも花が咲いて、疲れが半分は取れた感じ。が、これだけでは物足りず、結局は翌日神戸まで出て還りのバスまで余った時間で、あたしゃ又してもマッサージ。二日連チャンでこういう事したのは初めての事。この二日目で疲れが殆ど取れた感じにはなった。その証拠に帰りのバスでは全然眠くなくて、乗客が居なくて殆ど貸し切り状態だったにも関わらず、寝ずに帰って来たもんだ。これは私にとってはメチャクチャ珍しいことだ。眠い=疲れているということだとよく分かった。

 

 

今日は、あの方の葬儀。遠くから、合掌。

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