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2011年7月30日 (土)

日常の中のヒント。

上京中に、木太町にイノシシが出て、70代の男性を噛んだというニュースが流れて驚いたが、来店客の中にその事件にニアミスだったという人が現れて大いに面白いお話が聞けた。

その方Kさんが朝の6時半頃、ここからもほど近い歩道をワンちゃんの散歩で歩いていると、後ろから「ワッサ、ワッサ」という聞き慣れない音が近づいて来たそうな。その女性の脳裏には、「変質者?」という言葉が浮かんだそうだが、勇気を出してそっと後ろを振り返ろうとしたその時、目に飛び込んできたのはイノシシ!猪突猛進そのものの走り方で、全く脇目もふらず前方を見つめてすぐ横を走りすぎたという。連れていたワンちゃんも声が出ないほど驚いていて、そういう自分もあまりの事にただ呆然と見送ったとのこと。近くで農作業をしていた顔見知りのおじさんに、「あの~私今イノシシを見たんですけど!?」と声をかけると、「あんた寝ぼけて夢でもみたんやろ?こんなところにイノシシが出るわけ無いで!!」と笑われたそうな。そう言われてスグ、「やっぱりねえ、私もおかしいと思ったわ。多分なんかと見間違えたんよねえ~ハハハ。」と別れたようだ。

Kさんはそのしばらく後で、お子さんを乗せて車でニュースに流れた現場を通りかかり、救急車やパトカーや消防車まで沢山出ているのを眺めて娘さんに言ったそうな。「あんなに沢山出てるのはもしかしたら殺人事件でもあったのかもねえ」、、、とどこまでもイノシシとは結びつかないKさんだった。

真相を知ったのは夕飯の時に見たニュースでだそうだ。「やっぱりあれはイノシシで、すれ違った10分後におじいさんに噛みついたと分かったときは血の気が引いた」そうである。いやはや、かくも日常生活の中には面白いことが転がっている。

ちぇちではただ今演技の練習が盛んに行われているが、結局はこういうことだ。人は突然の事態にどういう風に反応するか。このKさんがとった全ての行動が、練習しているエチュードそのものだ。

 

そういえば、関係あるような無いような話しだが、昨日の宝塚の女優さんに質問して、「大階段を下りるときはどこを見ていますか?」と訊いたときの答えが、「一度階段の数を間違えて最後のところで踏み外しそうになり大きく揺れた事がトラウマになり、どうしても最後のところで下を見てしまいます。」と言ってらしたなあ。

その彼女、どんな練習も辛いと思った事がないそうだ。あこがれて夢見て入った宝塚で、どんな厳しい訓練を受けても、それは喜びでしかないと言う。ナント素晴らしいことだろう。

 

一昨日から数字や文書とにらめっこしている私だが、「チライっ!」と思っているなあ~。大体あんまし向いてないんだ、こういうの!台本なんかは良いんだけど、、、、、ま、しゃあない。やるっきゃない。

時間のみイノシシの如くどんどんどんどん進んで行くなあ、、、、。

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