オーラ。
今日だけ晴れとあって、午後はチビのお買い物に出かける。友人の経営するお店でランチも食べようと立ち寄ったものの、チビは歩くのに夢中で結局は母親とばばが交代でお相手だ。世の中の見るもの全てが珍しく楽しいらしいチビすけは、電車の音で走り出し、アリを見ては立ち止まり、緑の萌える木のそばで葉っぱを触りたがる。一定の間隔で後ろをついて回るのは大変だが、ハーネスのお陰で楽ちん。通りすがりの人が犬のようだと笑いながら見ていくが、これは大昔から西欧では使われていたもの。このところ都会では駅のホームとかデパートでよく見かけるというから、日本も変わってきたんだろう。かなり合理的なものだ。その昔、ある人がイギリスからのお土産にあれをプレゼントしたら、うちの子は犬ではありません、と気分を害されてしまったということがあったのを思い出す。怒ったあの人の価値観はその後変わっただろうか?
靴のサイズが合わなくなったと少し大きいのを買って、東京へ送るベビーフーズなども買い込んで車に乗った途端チビは熟睡。そのままサティへと車を回し、マッサージをするという母親の帰りを車で待つことに。待ちつつこっちもつい寝てしまった。じっとしてると眠くなるこの頃の私だ。密閉した車の中が余りにに蒸し暑くそれで目が覚めたがチビはまだ寝ている。その辺のもので風を送りながら目覚めを待つ。、、、我が子達の場合も寝顔は最高に可愛かったなあ~と思いつつ。やがて45分のコースでしっかり顔にベッドの跡形をつけた母親が帰ってきた。ま、時にはこういう時間も必要だろう。、、、帰宅しましたメールが夫から入り、そのまま今夜の買い物をして帰宅したら結局半日済んでしまった。こうしてあっという間に一日が終わる。
午前中に見えた来店客のお一人が妙なめまいがすると言い、昨年の私の入院事件を覚えてくれていて詳しく聞かせて欲しいと言われる。よく聞いてみると私とはどうも症状が違う様だったが、だからといって安心は出来ないような気がする。素人判断は良くないだろうなあ。私のように吐くまでは行ってないようだが、、、。
この方は陶芸に興味がある人で、一時お休みしていた教室に再び通い出したと言われる。そうか、良いなあ~。私も復帰したいが、いつになることやら。あの無心の時間を何とか取り戻したいものだ。それにジムにもボチボチ行かないと、せっかく少しスリムになったボディがじわりと元に戻りそうな気配が、、、、。お嬢に付き合って食べているのも原因の一つ。夫と二人の食生活とは全く違っているからなあ~。は~っ。
おとといいだったか、カンヌ映画祭の授賞式関係の報道番組を洗濯物をたたみながら見ていたが、余りに違う世界、即ち洗濯物をたたみながらテレビを見ているという私とは余りに違う世界のお話ではあった。あの女優や男優達の身体から出るオーラとは一体何だろう。美しい衣装を身にまとっているから、というだけではない、巧みな表情や仕草だけでもない。そこに佇んでいるだけで、内側から光が射しているような、、、オーラとしか言い様がないものを彼らは持っている。そして監督たちもそうだ。どこか一般ピープルとは違うものを確かに持っているなあ。
そういえば以前娘のお芝居を観に行ったときのこと。客電が薄くなった時そのほの暗い客席に入ってきたアル男性が目を惹いた。殆ど顔も見えない程だったが、その方の異様なまでのオーラにこれはただ者ではないと思った。休憩時に電気がついてその方が有名な演出家M氏だったということが分かった時はなるほどと思ったものだ。渋谷のオーチャードホールで報道番組で有名だった筑紫哲哉さんを見かけたときも同じようなものを感じた。
不思議なものだなあ~、オーラ。その正体は一体何だろう?
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