明日天気にな~れ。
毎日毎日信じられない時間の速さ。その一番の理由は1歳の孫べえの世話係。後追いが終わらないチビ助の為に、せっかく檻までレンタルして大騒動して組み立てたにも関わらず、そこに一人では絶対居ないと泣きわめく王子様に、結局は付きそう乳母となる。こんなことしててホントに良いのか?と自問自答しつつも、流されているアチクシ。
こんな中で明日は本番を迎える。そういうわけでいつも以上に現実感が伴わないコンサートではある。「あんよ、じょうじゅ、じょうじゅ、、、」とか言いつつ、オペラのアリアの歌詞を思い浮かべているのだからやれやれでありんす。
目の前の一つ一つを何とか解決して行くという日々の送り方。、、、今年は特別な年になりそうだ。って、毎年そう言ってる様な気もするが、、、。
今日の来店客のお一人が、涙ながらに語ってくれた情報によると、何でもアメリカの文学者が日本に永住を決めたらしい。偶然ラジオでそれを聞きながらその方は涙で眼鏡が曇って運転がやばかったと言われる。「どんどん日本から逃げ出す人が多い中で、ホントに有り難いですねえ~」と言葉を詰まらせておられて、こちらもついもらい泣き。
そういう真実味のある暖かいニュースに、今の日本人はみんな過敏な程に反応する。それほどへこんでいるとも言える。こうした中での明日の演奏会に向けて、今回の世話係が当たっている人たちは今までとは違う意味での、「頑張らねば」という想いの中で動いてきただろう。コンサートを何とか意味のあるものにしたい。何とか充実した内容にしたい。何とか元気の出る空気を作りたい。、、、、などなど。彼らのそういう想いがどうぞ裏切られることなく最後まで完走してくれることを、私も心から願わずには居られない。
ここしばらく私は全てのプランニングなどからはずしてもらい担当者に一任してきた。簡単に言えば楽させて貰ったのだが、担当者となった人たちは、そこから何かを学び取ってくれただろうか?人は体験でしか理解できないことがある。そしてその体験がその人を一回り大きくしてくれただろうことに期待したい。一応今回のサロンコンサートで一区切り。次なる目標はいよいよ年末の記念公演だ。
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