書けない日々。
この数日の忙しさは筆舌に尽くしがたい。普段自分の母親にシビアな娘も、流石に、「お母さんってホントに分刻みねえ」と呆れられた。あまりのことに友人からの電話に、「頭がおかしくなりそ~!」と叫んでしまった。彼女はゲラゲラ笑って、「身体だけはこわさないでよ~」と言ってくれる。いやホント。以前東京で倒れたときの恐怖が甦ってくる。このところ耳鳴りがひどいときがあるし、今日は右膝が鉛のように重くて痛い。せっかくかなり良くなっていたのに逆戻りしてるのかも知れない。とにかくさっきも整理していた物の中からA4の一覧表が出てきて、それが自分の血圧表だとわかるまで時間がかかったくらいで、そんなものを付けていたことさえすっかり忘れていた。ということはやっぱり病は気からってことか。忙しいときは血圧のことなんか全く気にしてないんだから我ながらおかしい。
いやほんとに、血圧を測る暇もない。
その多忙の原因の一つに、ある助成関連のあれこれがあり、昨日はそのシメとしての面接があったのだ。作成して持ち込んだDVD4分と5分の説明と5分の質疑応答で終わりなんだが、11人の審査員の前で慣れないことをやる自体、かなり疲れた。事前に打ち合わせもし、準備もしていたはずが、本番では2,3割程度しか言いたいことが言えない感じ。いやはやいやはや。ま、やるだけやったのだから、結果はどうなろうと仕方がない。M会長と書類作成係のMさんが一緒だったが、私より数段若くても相当疲れたようだった!私が疲れるのはあたりまえ。
何度か公演時に参加してくれているダンスグループの女性が神奈川県から子供を連れて帰ったようで、道中電車の中が女子供ばかりだったというから今の世の中の動きが分かる。うちのお嬢も旦那を一人東京に、一体いつまでこちらに居るのやら。さっぱり予測が付かない感じ。イコール、我が家に巣作りが必要で、あれやこれやとやっている。それはいいが、親子ならではのケンカもしょっちゅう。息子がいるときは緩衝剤になってくれて、「今は子供中心なんだから好きにやらせといたら?」とアドバイスしてくれる。が、ホントに価値観が違い、衛生観念が違い衝突ばかりしている。こんな親子の間で、チビ助はどんどんこちらになついてきて、可愛さが増してきているが、この子の未来はどうなるんだろう?と考えてしまう。11ヶ月前こちらで生まれた子が、まさか1歳のお誕生日をこちらで迎えることになろうとは、誰も考えなかったことだ。
その誕生日には東京から父親も参加するようだ。「家族一緒」このささやかな願いが叶えられない被災者の方々のことを思って、真剣に幸せを求め生きていって欲しいものだ。