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2011年1月 7日 (金)

賀状。

まだ賀状を書いているのは私くらいのものか。近々会うだろう人には殆ど出してないが、来たものについてはお返事賀状になっている。、、、なので、まだぼちぼち書いてるという次第。

 

賀状とは不思議なもので、出したくない気持ちが大きいのに、来る物には大いなる関心があり、人によっては頂いて良かったとつくづく思う物もあるから勝手なもんだ。基本的に筆無精の性格のせいだろうなあ。

そうした重要な賀状の中に、「今年のちぇちの公演を楽しみにしています。」というのが結構たくさんあって正月から明るい気分にさせられる。「落語ペラ」という字をキチンと書いてくれている人も居て時間の経過を感じるなあ。

 

孫も昨日朝一番の飛行機で帰っていき、水戸に着いたという報告の嫁りんのメールには、「なっちゃんが、みっちゃんと離れて淋しい。」と言ってますとあり、こちらも寂しさがこみ上げた。夫と二人で、ぽつんと夕食をとりながら全く元気が出ない。その状況を知ってか知らずか、お嬢から自分ちが出した賀状が届いてないかとかかってくる。まだ届かないというと遅すぎるとかおかしいとか言うが、こればっかりはどうしようもない。今日になってようやく届いたら、なるほど、これは笑える。余りにおかしくて夫に持って行くとこれ又大笑い。、、、なのに、これが全くの大間違いで、二度大笑いとなったのは彼らの予期せぬ効果だった。

というのも、その賀状には、イラストで子供を真ん中に若い両親が立っていて、その3人の顔が実際の写真になっているという訳だ。最初それを見たときは、3人ともベイビーの顔写真を貼り付けていると思ったのだ。子供は色んな表情をするから、その中からより父親に近い物と母親に近い物を選んだんだろうと、、、、。ところが実際は、本人達のゼロ歳児の時の写真を使ったんだそうな。聞けばな~るほど、なんだが、全部一人と思ったのも無理からぬ「類似性」があったのだ。いやはや不思議なもんだ。親子というのは。

 

そういえばある友人がこんな事を言ってた。「年賀状によく子供の写真だけ載せて送ってくるけど、あれって変じゃない!?お付きあいしてるのは子供じゃないんだから、写真なら今の自分たちのを載せるべきでしょう!?」と言うのだ。まあ、元々私は写真を載せるという事をしたこともないし、余り関心も無かったので、曖昧な返事をして置いたが、まあそういう面もあるかも知れないなあ。ただ、その人が自分の写真を使いたくない気持ちも分かろうというもんだ。だって、そういえばペットの写真で来る人もいるもんねえ~。その友人にしたらそれは論外なんだろうか?ふふふ。

 

一人だけ、「夫婦共々前期高齢者となりましたので、今年をもって年賀状は最後とさせて頂きます。」っていうのが来たなあ~。これも良いかもしれない。生き方が出てるなあ~。こう言いたいが言えないでいる私が、苦し紛れに「変な」賀状を創り続けているのも、ま、似たようなものか。にっぽんという国の「慣習」へのささやかなレジスタンス、、、かも。

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