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2010年12月26日 (日)

今年最後の映画鑑賞。

母のため、「最後の忠臣蔵」なる映画を見に行く。日曜日というに三分の一ほどの入りで、タイトルしか知らずに入ったときはあまり期待できないかなと思いながらであった。

が、これが大当たり。よく知っている忠臣蔵とはまったく違うお話だった。勿論役所広司という素晴らしい役者の演技におうところも大きいが、内容も深く、当時の男と女の生き様が無理なく描かれていて、好感が持てた。会場はすすり泣きの声があちこち。映画が終わっても誰一人立ち上がろうとはせず、最後の最後のテロップまでシンとしていた。

「忠義」のために「切腹」するという男の行為は、この映画では、究極のエゴイズムかも知れないという問いを投げかけていた。そうしか生きられない男。その男にかかわる女達。、、、人間の幸せとは、本当の幸せとはなんなのか。もっといえば、人はこの世で生を全うしなくても、精神の結びつきで満たされるのかも知れないということ、、、。人形浄瑠璃の「近松心中」を織り交ぜながら語られる男と女の情念は、現実とは違う次元の結びつきを暗示している。

終わってから、何時もと違って母が何も言わないので退屈したのかと思ったら、全くの逆で、余りに感動して声が出ない、ということだった。一度口をついて出たら、帰り着くまで「良かった」を連発。今年最高の映画だったようだ。

母を連れて行ってホントに良かった。

明日はちびっこがやってくるらしいから楽しみだ。空港では、「又みっちゃんちでお泊まりする?」と聞いたら、「でも骨は?大丈夫?」ときた。どうやら母親が我が膝のことをしっかり説明して無理を言わないようにと説得しているらしい。まあ確かに万全ではないが、父親がいるんだから大丈夫だろう。、、、、どんな一日になることやラ。

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