料理。極暑のオペラ。
昨日ニュースで、国内の販売数が最も伸びているのがキッチン用品だと言っていた。なんだ、私も世間並みの思考回路を持っていたのかと思った。
特に理由はないが、ホントに色々買っている。それぞれたいした金額でないから、まあ台所に立つ楽しみを追っていただけかも知れない。と思っていたが、その中でもダントツの優れものと思えるものに巡り会い、今日の食卓なんか感激の連続だった。夫なんか、「大変おいしゅうございました」とテーブルに頭をつけたくらいだ。
一つは発祥がアフリカのもので、タジン鍋というもの。野菜も魚も肉も、何もかも食材の水分で蒸してくれる。出来た物を好きなもので味付けて食べるだけ。もう一つは、あっという間にジュースや大根おろしやオムレツなどの具材を作れる小さな機械。これは今までの料理のやり方を根底から変えてしまう位のものだ。お嬢が離乳食用に欲しいなあ、と言っていたので、思い切って二つ購入。これは大満足だ。手間をかけずに済むというより、レパートリーが広がる、という感じ。
で、こうなると具材が必要で昨日も野菜やフルーツをしこたま買い込んだというわけだ。すると今日は色んな人が届けてくれるのもお野菜。なすにキューリにカボチャにゴーヤ、枝豆ジャガイモタマネギ、ブルーベリーには感激した。ホントにこの暑い日々、せっせと作った物を頂いたかと思うと、なにもかも丁寧に美味しく料理しようと思うことだ。買った物と頂いた物が全くダブらなかったのも不思議なことだ。
余韻というのは翌日も続くものだなあ。昨日のオペラがちらちらと脳裏をかすめる。ドン・ジョヴァンニの騎士長役の人は良かったなあ~、とか、Y先生はやっぱり頑張ってるなあ~いくつになってもスターだなあ~、とか、主役があの礼儀正しい=堅物のイメージがあったK先生だったのは驚きだったなあ~とか、、、、。いやあ、オペラはやっぱり面白い。、、、だのに、1部が終わってラ・ボエームになったらかなり空席が増えていたのは、矢張りこの暑さが原因かもしれない。ホント、会場に行くだけで疲れるものねえ~。
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