奇遇。
約4ヶ月ぶりにおきゃまのシャンソンレッスンに出かけた。フェリーが無くなる騒動からしばらく経って、客足は落ち着いて少なくなって来ているようだ。多めで落ち着いてないところがやっぱり危ないなあ。
とにかくいつもより時間をたっぷり取って、バタバタしないように出かけたのだが、フェリー程度の階段は大丈夫だった。勿論定刻に出発したし、帰りも定刻便に乗るはずだったのだが、何度も時刻表が変更されていたせいで、手帳のメモと違っていて、ひと便遅れてしまった。時間があるということは良くないなあ~と想いながら、アイスクリームをほぼ食べ終わった途端、「どうしたんですか!?」と声をかけられる。見るとちぇちのメンバーのTさんではないか!?今度はこちらが言う番だ。「どうしたんですか!?」別に悪いことをしているわけではないのに、食べ終わったアイスの袋を慌ててポイしながら意味のない言葉を連発している私。この辺の会話は第三者が「見たら」おかしかっただろうなあ~。
しかし、私は彼の次の言葉にもっと驚いた。「ちょっと気分転換にここまで来ただけです。」「はあ~っ!?用事もなくて?往復で?、、、、?」往復でなきゃ会うわけ無いじゃん、と思いつつ、妙なことを口走ってしまう。
ま、彼からの賀状にはどっかの電車の写真とかがよくあったし、乗り物は好きなんだろう。、、、そりゃあ私だって、時々ふらっと電車に乗って一人旅なんかしてみたいと思ったりするが、案外目的もなくそういいう事って出来ないもんだ。だから彼のこの行動はある意味尊敬に値するなあ。
で結局、折角一人ゆっくり気分転換しようとしていたらしい彼の時間を大きく浸食してしまった!!びっちり1時間、お喋りのし通しと相成った。ま、それというのも彼はご病気でしばらく練習日に参加してないし、全く久しぶりだったわけで、つもる話がたくさんあったのだ。、、、この偶然は凄い。もし私が何時も通りの便に乗っていたら絶対会えてなかったのだ。たまたま遅れたせいで、こんなに貴重な時間が訪れたとは、、、、なんといっても永くちぇちの中心に居て活躍してくれた人だ。現在のちぇちがどう動いているかなど、知って貰う良いチャンスだったのだ。私自身彼の体調を心配していたし、、、。思いの外元気そうではあったが、以前のような覇気が無いのが矢張り気になる。私が膝の治療について話すとき、「案外、体を労るばかりでなく、積極的に前向きに生活する方が、病気のために良かったみたい。」と伝えたが、もし神が私と出会わせてその言葉を聞かせるために仕組んだ奇遇だとしたら、、、、病院巡りから、別な道を進んでくれるかも知れないなあ~。まだまだ若い彼には、絶対以前のように良くなって欲しいし、歌も歌って欲しい。あのウイットに富んだ会話や、博識ぶりは、ちぇちの大きな財産だ。ご本人もまだまだ歌いたいらしいし、、、、。
で、彼に勧めた以上、何が何でも今日はプール、とばかり夕食後出かける。何でもないときにやる運動と違って、けっこう辛いんだけど、自分を叱咤激励しながら40分歩き、40分岩盤浴、お風呂に入ってから帰宅。これで、今夜熟睡できればなあ、、、。