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2010年5月27日 (木)

力。

昔からの知人で、多分私と同じ年齢のSさんが亡くなったと、スーパーでの買い物中にバッタリあった共通の知人から聞かされてショックを受けた。明るくて明るくて、周りの人をも明るい気分にさせずにはおかない、笑った時のエクボの素敵な人だった。生涯独身を通し、ご両親を見送り、ご兄弟の面倒をカラカラと明るく見て、お仕事をし、素晴らしい書を書き教えていた人だった。「わたし、力使い果たして、ちょっと疲れたの、、、」とベロを出している彼女が浮かんでくる。それにしてもちょっと早いよねえ~。60代だからねえ~私たち。

 

毎日毎日、チビの存在に振り回されて暮らしているが、膝の痛みを我慢してのことで、何もかもがじれったいほどはかどらない。痛い所があると、全身に影響が出るなあ。「注射がメチャクチャ効いて、その日は嘘みたいに痛くなかった、注射の力は凄い!!」と友人に言っておいたら、別の友人がそれを聞き知って、「そんな馬鹿な話はないわよ。注射の液が吸収されたら元の木阿弥の筈よ!」と立ち寄って喋ってくれたが、残念ながらぴんぽ~ん。注射を打ったその日だけだったなあ~、痛みが和らいだのは。結局は再度再再度と通院して打って貰うことになるようだ。それでも治れば良いけどねえ~。

 

今日はスーザン・ボイルの特集番組を娘と一緒に見たが、現代のシンデレラ物語そのものだった。その番組からは、「聴衆」の心理状態も見て取れてなかなかに面白かった。確かに彼女はピュアな美しい歌声を持っているが、一度付いた群衆の「評価」が彼女の後押しをしている。彼らはシンデレラストーリーを目の当たりにする興奮の中で、彼女の歌を過大評価して聴いているようにも見えた。番組の最期の歌など、ちょっと訓練した歌手なら、あの3倍はフレーズを延ばした表現が出来たはずだ。伴奏が残りすぎたと感じたのは私だけだろうか?でも、番組のタイトルにもあったように、「歌の力」を感じたのも事実。人々を陶然とさせ、熱狂させる力が、確かに歌にはある。彼女はこれから、あの世界でどう生きていくのだろうか?

 

そういえば昨日は県民ホールでS劇団の公演があり、出演者達が娘に縁のある人たちなので、開演前にベイビーを見せに連れて行った。そこで思いもかけず私の好きな有名女優KIさんに祝福して貰ったのは嬉しかった。他の役者仲間は、「この子の両サイドに金槌と台本を置いてみて、どっちに寄るかで役者か裏方どっちか将来を占おう」なんてジョークが飛び出す。「役者は派手だけど食えねえ」「裏方は金は入っても体がしんどいよ」どっちもなあ~って、言い合っては爆笑。後から娘にメールも来て、開演前に赤ん坊見て元気を貰ったせいで今日の芝居が今回の旅公演の中で一番上手く行った、とあったそうだ。いやあ、赤ん坊ってのは、ホントに得体の知れない力を持ってるなあ~。

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