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2010年4月

2010年4月30日 (金)

思い出。

劇団の同窓会はお互いの年齢の話に終始した感があるなあ~。最高齢者の私を差し置いてそんな話題は止めて欲しかったが、まあしゃあない。数年会わないとホントに印象が変わるもんなあ~。

話題は厳しかった練習にも及び、泣きながらやったことなど話に出たが、いまとなってはそれも良い思い出らしい。そして公演直前のメンバーの事故などハプニングにも触れ、あんな事があったにも関わらず、遣り仰せたことをまるで奇跡のように語り合ったことだ。

今回は、いずれ再開するかもしれないという、希望というか、願望というか、、、そんなものを確認したかも知れないなあ。どちらにしても、これからはしばしばこういう会を持とうということでお開きとなる。しばしばねえ~~。

2010年4月27日 (火)

携帯電話ぽちゃん騒動、母の場合。

常に身につけて置くようにとの注意をまじめに守っていた母が、遂に自宅の水洗トイレにやっちまった!すっかり壊れて、電源すら切れない状態。こちらも忙しいので4日目の今日本人を連れてショップへ出かける。本人でないと受け付けてもらえないのだ。

購入の時は、確か老人用とかでめちゃ安だったと記憶しているが、修理費5千円が高いか安いか?ちょっと考えたが、持つ生活に慣れてきてるから、やっぱり修理してもらおうということとなる。

私のように2度もそういうことがあって、流石に3度目は絶対失敗しないぞと心に決めて、色々な工夫をしている。でも、便利は不便で、かっちり落下防止をしているぶん、今度はかかってきたとき取るのが遅れる。

しかし久しぶりにショップを訪ねると、今の私の「防水型」も綺麗な色の素敵なデザインの物が沢山でてる。あの頃、といってもまだ半年前だが、ホントに種類が少なかったのに、こんなにも防水型が増えてるのは、やっぱりぽっちゃん型も増えているのか?それにしても携帯電話の世界は日進月歩、毎月のように意匠デザインもくるくる変わる。進化してるとも言えるが、らしく見えるだけで大して内容が変わってないようにも思える。

功罪色々ありながらも、今更携帯無しの暮らしは出来ないおみっちゃんではある。

又しても同窓会。

以前所属していた劇団の同窓会があるという誘いがあった。思いがけず沢山の人が集まるんだそうだ。みんなの顔が一気に思い出されて懐かしいばかりだ。

あの劇団は、プロ志向の強い劇団で、ホントに厳しい練習を重ねていた。結成から参加しているが、最初は3年半も基礎練習のみだったのだ。それから回を重ねて行くにつれ、他の劇団経験者もふくめ新人は新人のまま舞台に上がることが多くなった。全くの素人でも舞台に上がるために集まってきたという願望をそのまま認め、その代わり連日連夜の猛練習、、、、というわけだった。決まった練習日に午前様はいつものこと。公演前のつっこみ練習でも毎晩へとへとになるまでやっていた。確か50代半ばまでこの私も参加していたが、この連日の深夜に及ぶ練習には、段々体力精神力が付いていけなくなって、そう、ギブアップしたのだ。あれは若くないと出来ないことだ。

しかし、あそこで実地訓練したことは大きかった。生まれて初めて台本を書き、演出させて貰ったのも懐かしい。みんなに助けて貰って育てて貰ったのだ。彼らが活動を休止したと聞いてショックだったが、こうして又集まろうと声がかかるのは縁が切れてないってことだ。それぞれ家庭を持って子供が出来た人も沢山いる。それぞれ子連れで来ると言うから余計楽しみだ。

あの時一緒に流した汗のしたたりは、形を変えて彼らの身辺を潤わしているんだろうなあ。

2010年4月22日 (木)

八風吹不動。

昨年の「こうもり」にも出演してくれたMさんが、NHKの火曜ドラマ5/4に出演されるという。私と同じ年齢だが、数々の才能に恵まれた人で、何故か大きなチャンスが巡ってこないのを不思議に思っていた。ここにきてようやくテレビドラマや映画のお仕事が増えてきたらしいが、ちぇちに関わって10年以上になるだろうか。そういえば、ひょんな事からK師匠という落語家ともご縁が出来て、このお二人が又別な舞台で共演されたこともあるという不思議なご縁。Mさんは、「私は暗い性格で、一人ぼっちで居るとどんどん引きこもってしまうんです。」と言われるが、外からは全くそうは見えないなあ。人は見かけによらない典型例だ。あんなに人を笑わせるのが得意だのに、心の中は淋しいらしい。ま、だからこそ「笑い」の大切さがよく分かって居るのかも知れない。

 

今日は同窓会の打ち合わせ、第2弾が行われた。会場が決まり、現場を見ると実感が生まれる。みんなでやれば不可能はない。今年も沢山の人が集まるのだろうか?4年目だ。

 

週初めはちぇちの「総会」だった。重要人物など歯抜け状態の参加者に拍子抜けしたが、とにもかくにも今年度の計画など、伝達事項は処理できたし、一応スタートラインには立った、かなあ~!?(-_-;)

みんなが力を出し合って「楽しく」「明るく」「前向き」に進んで行こう!ってことだ。この三つの要素がどれ一つ欠けても、ちぇちではない。

 

先日、間隙を縫って友人の「書」の展示を見に行ってきた。作品の中には難しく読めない漢字もあったが、彼女の「八風吹不動」という字は良かった。今の私の迷いにグサリと切り込んでくれた。いかなる風が吹こうとも、迷わず惑わず、、、、難しい。こうしてみると書も良いなあ~。墨の臭いなんか、いつからか嗅いだことが無いもんなあ~。

2010年4月10日 (土)

会議。あるいは懇親会?

今宵の運営委員会も、内容のある充実したものとなった。ちぇちも変遷期であり、新しいものと今までの流れとが合流し、大きな渦となって流れ始めたわけで、話し合う中では、岩にぶつかったり大きな魚が出現したりと色々ある。けれど、その流れは滝へと向かって行かず、大河に向かって穏やかに推移していくこととなり、私的には一安心。

 

何をやるにしても、それを動かすものは情熱だ。

例えば、料理がそうだ。材料がある。候補の料理法はいくつも思い浮かぶが、今日は今ままでにないパターンのものを創りたいと情熱が湧けば、創るも楽しく、食べるも楽しい。必ずしも美味しくなくても、創る人も食べる人も及第点でみんなが幸せだ。いつもの肉じゃがでも満足だが、たまには肉じゃがカレーやキッシュなんかも良いじゃないか!?ってことだ。

 

早い話が部屋の片付けなんかも、情熱がないと永遠にそのままだが、なんとか奮い立たせてやっつけるのだ。、、、これ勿論自分のこと。時間だけあってもダメなんだ。やろうという情熱が無くては!!

 

明日は、湧くか?

2010年4月 9日 (金)

久しぶりの収録。

先日全く久しぶりにFMの収録をした。久しぶりすぎてろれつが怪しいばかりか、「国内外でご活躍の、、」というところを、「世界内外で、、、」とやってしまった!あえて録り直しはせずごまかしたが、ミキサーをやっていたちぇちメンバーのMさんとM君はさぞかしおかしかったことだろう。世界内外って、そりゃ宇宙しかないだろうに!!まあ、宇宙人にああいう声の人がいてもおかしくはないだろうが、なんちゃって。。

 

ソプラノ歌手K女史との対談だったが、流石貫禄は衰えることなく厚みのある(肉体ではない)会話に終始した。「歌と結婚した」と言い切る程、歌人生をまっしぐらだ。常に「安定」「安住」を求めず、自由に人生を切り開いていく希有な、ホントに女性としては希有な存在だ。日本の歌の世界ではこのご時世重鎮と呼ばれる人が多く、彼女をしてまだ若者の部類と扱われるらしいが、その諸先輩方、いずれも日本を代表する音楽家達だが、その方々から随分頼られ可愛がられている様子。お人柄だろう。

 

収録の中で興味深い言葉を貰ったなあ。「表現しようとすると、それは突然違うものになってしまう、、、、。」これは深い言葉だ。以前は、「神が降りる」という言葉を使われていたと思うが、それに近いか。これこそが歌の醍醐味かも知れない。自分を無にして、そのとき歌の中に生きる。これが出来ればなあ~~。

2010年4月 4日 (日)

桜。

明日はちぇちのお花見。メンバーのH邸にある桜の古木が毎年見事な花を付けて、昼間も道往く人々を楽しませているが、この一夜はライトアップされたその花を、お家から眺めながらの宴会となるのだ。これはホントに素晴らしい。まあ、花を見ている時間より、わいわいお喋りしている時間の方が長いかも知れないが、自然の息吹を感じながら何時もと違う春のうたげとなるのだ。

 

そういえば、あちこちの桜がいつの間にかほころんでいる。久しぶりに大型スーパーに立ち寄ってみたら、これまた花*花*花、、、ついあれこれ買ってしまった。花はホントに心を慰めてくれるなあ。買ったは良いけど、後がねえ~~。大丈夫かなあ?

 

季節は巡る。

2010年4月 2日 (金)

救急医療。

事情があってこのところ毎日病院がよいが続いているが、今日はかなり緊張した時間があった。すぐ側で呼吸が止まった人がいて、心臓電気マッサージの大きなど~んといいう音も聞こえ、医師や看護師が大勢バタバタと駆けつけ、さながら映画かテレビドラマのような緊迫した状況を目の当たりにして、医療の現場の生命の危うさを肌で感じることとなった。しばらくしてその女性が別室に移動していく様を見ることとなったが、絶え間なく心臓マッサージを続けながらの移動だった。あの方はその後どうなったんだろう。

病院とはこういうところだ。こういうところで働く人たちを本当に尊敬するなあ。

帰り道、ロビーを慌ただしく駆けていった女性も、何かしら緊迫した状況を抱えているのか?唇を固く結び、脇目もふらず通り過ぎた。

外に出ると冷たい風が吹いていて、夕闇の中を首をすくめながら帰路についた。どうも気分が滅入るなあ~。

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