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2010年3月26日 (金)

無罪。

病院の見舞いに、焼き芋とでっかいイチゴを買った。が、焼き芋一個以外はいずれもチョーがつく不味さ。母にそんな大きいイチゴなんか、見た目にも不味そうだのに、、、と馬鹿にされるも、真っ赤に熟れた大粒のイチゴはまるで違うフルーツのようで喜んでくれるかと思ったのだ。焼き芋に関しては単に運が悪かっただけ。友人kは遠いところからわざわざそこへ母上を連れてお買い求めに来る程の気に入りよう。いつもは美味しいんだから。

しかし、私は考えてみるとよくこういう事をやってしまう。「良かれと思ってやったこと」が、上手く行かないってことだ。てんこ盛りの「我が善意」も、届かないことがまま起きる。その場で分かれば言い訳も出来るが、分からずに勘違いしていることも多いんだと思う。、、、しかし、これはどう解決したら良いのか?難しいことだ。

この私の中に、「悪意」は全く無いということを分かってもらえる人間関係を創ることしか無いんだろうなあ。

17年間刑務所に入ったままだった人が、今日えん罪だったと完全無罪を勝ち取ったが、ホントに自分を分かってもらうというのは難しいことなんだ。ひとたび疑いをかけられると、なかなかそれを晴らすことが出来ない。それは何も法の世界のことだけではない。日常的な生活の中でも起きうることだ。

かくも人間とは複雑でややこしいものだ。

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