今年も更新、ドジ記録。
1ヶ月ぶりの岡山、ついレッスンに熱が入って時間が無くなり慌てて船着き場に行くも目の前を船が出て行ってしまった。かなり待ち時間があるので、ひとまずトイレへ。手を拭き拭き出てくるといきなりすぐ側で、「あや~っ!」だか「ぎょ~っ!?」だかの大声と大きな人の影が!!見上げると、こちらも思わず、「うぎょ~っ!」という大声が出る。「どうして?」とお互いに合唱までしている。それというのも、この大男は今回の公演の夜の部のアイゼンシュタインだったのだ!まあ縁があるというか何というか。
帰るまでの約1時間半、色んな話が出来て私にとってはホントに良かった。音楽にまっすぐな人と話をするのはかくも楽しい。音楽の世界に居て、音楽以外の人間のしがらみや煩わしさを上手くかわしていけているのは、彼の性格が幸いしているのだろう。これからもちぇちに大いに関わって欲しい人だ。
もしかしたらこのお方が出演の夜の部の記録が残ってないかも知れないという危機的状況に、昨日のFM収録でたまたま夜公演に来てくれたミキサーのAさんが録音してくれていたことが分かり、どれだけ胸が軽くなったことか!彼だけでなく、ソリスト達は記録がないことに大いにショックを受けるだろうから、、、。せめて録音と画像があれば、、、、それにしても残念。なんとか復元してくれると良いが、、。
で、いよいよドジのお話。
数ヶ月前から、夫が「お母さんの車のキーは?」と言うのに、「キーはリモコンしか持ってないわよ」と言うとそんな筈はない。購入したときに本体とスペアキー(夫に渡した)と必ず二個くれるはずだ」とのたまうので、「変ねえ、私はこれしか持ってないけど~」「じゃあ、一度販売店に立ち寄って作ってもらうなりなんなりしたら?」と言われ、忙しくて忘れていたのだった。で、今日たまたま帰り道に購入したお店に寄ってみた。するといつものおっちゃんが、又あの訳の分からん人が何か言いに来た、みたいな顔をしてこちらをみている。確かに今までも、ろくでもない質問でたびたびここを訪れている。で、「すいません、この車のキーをもう一つ作って欲しいんですけど、、、」と言ってみる。すると怪訝そうな顔をしながらもそのおっちゃんが、技術屋さんを呼んでくれて、この車は盗難防止のセキュリティが搭載されているからその作業が如何に大変な作業か、しかもお金もかかる、と説明してくれる。全部聞いた後で、「奥さん、どうしてもう一つ鍵が欲しいんですか?」と聞かれる。私は涼しい顔をして、「夫が、持っているスペアだけでは不安だから、もう一つ作った方が良いと、、、私が持ってるのはリモコンだけで、これが利かなくなったら困るので、、、」と答える。すると、「奥さん、そのリモコンありますか?」と能面のような顔で聞くので、「ハイ」と差し出すと、いきなり魔法のようにリモコンからキーを外してみせる。「あっ」と思った途端、そのキーを受け取ったときのことがまざまざと脳裏に浮かぶ。そうだった。キーは二つあって、一つはこのリモコンと合体してるんだった!!、、、そのおっちゃんの顔は、客のことを決して馬鹿にしてはイケナイ。が、おかしい。が、笑ってもイケナイ。ここは一切の感情を断ち切り、ただの客を送りだす顔に徹する。という顔だった。アハハハ。唇の端に一瞬震えが走ったように見えたが、客商売の見本みたいな姿勢は凄かった!!それに引き替えあたしゃ一人ケラケラ笑いながら、「すいませ~ん」とその場を急発進して立ち去る。かなりはじゅかし~、、、ちょっと待てよ。あれは、もしかしたら、本気で私を認知症と思ったかも知れないなあ~。ふむふむ。その可能性は多々あるなあ~。
いや、ていうか、この恥ずかしい事件の元は夫の言葉にもその原因がある。二人ともが慎重でないことがそれに拍車をかけたわけだ。ふ~っ。やれやれ。
« ようやく少し日常が戻ってきた。 | トップページ | 生きてる限り続く、、、、。 »
コメント