不定期な読み物。
団体のテキトーさがよく分かる不定期刊行物としての「ちぇち便り」がほぼ完成した。「前回いつ出したっけ?」「さあ、、、多分前の公演の後かなあ??」「それって、2年前?」「いやあ、、?そのあとも出したような、、、、」調べれば分かるだろうに、この適当な会話。担当者は毎回変わってきたが、今回は前回と同じ人が名乗りを上げてくれて決まり。不思議と紙面は埋まるからなあ~。それほど活動してるってことに、しておこう。
もう一つ、ようやく印刷にこぎ着けることになるのが、「オーディションの募集」チラシだ。少々型破りなこのチラシも、どれほどの人にアピールするのか分からないが、最後まで読んでくれると有り難いなあ~。そして読んだ人が何人か来てくれるともひとつ有り難いなあ~。その結果、何人か仲間が増えると、もふたつ有り難いなあ~。人が多くないと、面白い舞台が出来ない。老若男女、みんなちぇち菌に感染して欲しい!な~んてこと、若い人たちが言うんだなあ~。菌は良かった。
今宵は、友人が母上の介護で疲れているのを労って映画にお連れする。運転しないこのお方、無類の映画好きときている。それが、このところさっぱり行けてないので相当ストレスが溜まっているらしかったので、急遽、「行こうか?」となった。昼、別の友人の母上の告別式で出会った結果だ。
しかし、はるばる綾川まで3Dをめがけていったにもかかわらず完売御礼のテロップ。受付嬢に念を押すも、「今日も明日も完売です。」との答え。はあ~っ!?この田舎でえ~?しまった、予約してくれば良かったと悔しがるも後の祭り。でもそこは転んでもただでは起きないオバタリアン。「じゃ、今日封切りにする?」となり、「ラブリー・ボーン」なるものを観る。が、感動は無く、帰りの車の中でも日本人と外人の「死生観」の違いなんかが話題に出るほど。まあ悪い映画でもないが、忘れるかな?
車中で昔の映画のことが大いに話題となり、帰りはあっという間だったなあ。流石に彼女は詳しくて、「風とともに去りぬ」を再演する話が、キャストが問題でさっぱり決まらないと言う。昔のあのキャストを越えられないというのだ。さもありなん。高校時代にまず原作を読んでから見に行き、がっかりするかと思ったら、それどころか、原作を越えた感のあったあの映画。ざっと考えてもあのキャストを越える人はいないだろうなあ?と思う。ああいう「感動」を与えてくれる映画というものに最近お目にかからないなあ。
二人で色々喋りながら、「人間て、ホントに進歩しないねえ~」ってことになる。映画一つとってみてもこうだから。ちっとも賢くならないんだから。短い一生を、もっと豊かに暮らせるはずが、つまらないことに振り回されて自分で自分の首を絞めて生きているのが人間だ。、、、な~んてこと話していたらすぐに彼女の家に着いちゃった。「頑張ってね~」「有り難う」「お休み~」と別れたが、彼女は明日も病院。ホントに大変だ。頑張れ~。