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2009年11月

2009年11月30日 (月)

故障者などなど、、、。

 けが人が出た。練習中の事故で骨折だ。夫が新型インフルエンザという人もいる。既に病気で予定の半分しか出ない人もいるし、 あと一ヶ月足らずの中でまだまだ出そうだ。W先生が、「いっつも何かあるなあ~」と感想を述べておられたが、そう、 いっつもだからこちらも慣れてきて、何があっても驚かなくなった。「ふ~ん、そうですか。早く治してね。治らなくても出てね。」てなもんだ。 骨折なんて、私がなるんなら分かるが、お若いお方がねえ~、滑って転んでねえ~、、、スリッパでの練習は危険だということだ。

 しかし、お休みすることなく練習に参加して、「やれる限りのことをやりたいです!」と言い切った姿勢には感動だ。ま、 そのことで悪くならなければ良いけど、、、。

 この期に及んで私の頭の中は???でいっぱい。これを全て吟味して切ったり貼ったりするのは至難の業だ。けど、 今やらなくては間に合わない。12月からは私は演技指導は放棄して、自分の出番のみに集中するつもりだったが、果たしてそれが出来るか? ああつらい。今から参加という人もいることはいるけど。

 

 朝からシェイクスピアとかシャンソンとかあっての上での練習は頭がぼ~っとして無理かな?と思いつつの参加だったが、 やり始めたら夢中になっていて、眠かったことなど忘れている。3時間の練習時間が短く感じられるくらいだから、まだ行けるか?ふ~っ。

2009年11月29日 (日)

闇鍋。

 出演者を「闇鍋」の具材に例える原稿がようやく完成。さて、みんな自分の気に入らない表現にいちゃもん付けてくるかなあ? それも楽しみなところ。自分を客観的に見るというのはなかなか出来ないことだからなあ、、、。まあ、 こんなのがまかり通るのもちぇちならではのことだ。「あらゴメン」の一言で済まされるからなあ~。

 肝心の自分の原稿に手が付けられてない。次はこれをやっつけなくては、プログラム制作者が頭から湯気を出しそうだ。 今日も長時間練習のあと、担当者M嬢は我が家でしかしかとパソコン前にフル稼働。側であたしゃ「闇鍋」部分を仕上げたというわけだ。 たまに二人でゲラゲラ笑いながら、てえのも楽しからずやってところ。9時頃帰っていったM嬢は月末月初めの仕事のハードな時期に突入とかで、 何が何でも今日はここまではやりたいと頑張った。昨日のY嬢といい、このM嬢といい、ホントによく働く。 他にも若い人が思いっきり動いてくれている。ちぇちが会社ならボーナスものだ。勿論年寄り組(?)も負けちゃあいない。 若者に出来ない分野をキチンと固めてくれている。それなのにボーナスどころか持ち出しの極貧団体であ~る。武士は喰わねど高楊枝、状態。

 アチクシも限界に来ていた時間帯で、首を曲げると背骨が痛む有様。 本来なら夕食を勧めるべきを夫の分をちょこちょこっと作っただけのお粗末では、勧めることも出来ない。勿論私も食べずに頑張ったと言う次第。 この不規則な食生活も身体に悪いなあ、と思いつつ。

 世間では「師走」と呼ばれる繁忙期。にも関わらずこんなことやるちぇちって、一体、、、、みんな暇人?んにゃ。 でないからこその値打ちかな。ってね。

 矢張り今月最後の練習とあって、ソリストも気合いが入っている。 本業の為1時間遅刻組となった私にかまわずどんどん勧めてくれていたのは有り難い。どこをやってもし過ぎって事がない状態。 やればやるだけ面白くなる。海外から久しぶりに帰国されたH先生も張り切ってご参加で、となると矢張り空気も違ってくる。 馬力のある人は空気を変える。年齢ではないなあ~。

 

 

2009年11月28日 (土)

計画。

 今日は延々と会計さんと連絡係さんとの打ち合わせ。なにせ、公演の屋台骨となることだ。どちらも一番かっちりした準備が必要だ。 しかし、大所帯の今回の公演を、どう無事進めるかは計画段階でギブアップしそうなほど複雑で、何度も頭を抱えてしまう。 リハの日と本番の日のスケジュール自体が考えるだに恐ろしい。私の身体と声が本当に持つのか、とても怪しい。 12月の練習スケジュールの計画だけでも相当頭を悩ませたことだ。みんなの体力(自分も含めて)を考慮しつつ出来る限り沢山の練習を組む、 となると、その会場が問題になってくる。探して探して結局は以前も使ったことのある公民館を借用と決めた。が、 随分遠くなる人もでるから気の毒だが仕方がないなあ。

 実は合宿の話が若い人の間から出てきて、それを計画しようとしたが矢張り直前過ぎて実行には困難と諦めた。 第一みんなのスケジュールが合わない。ホントに今までも100%集合できた日があったかなあ?という状況下だからなあ~。でも、 こういう声が上がってくること自体はホントに嬉しいことだ。何事もこれで終わりというのはないわけで、やればやっただけのことはあるし、 なんだかんだといっても結局はチームワークだ。合宿のようなことをやると、ぐっと親近感が湧いて、お互いの懐に深く入っていけるようになる。 それがひいては舞台の上に現れてくるのだ。

 明日も長時間練習日。仕事をやっつけてから参加になりそうだ。明日から寒いそうだけどなあ~。ま、ガンバロウ。

2009年11月27日 (金)

嫌いじゃないけど、、、。

 思いの外プログラムの原稿がはかどらない。「闇鍋」を考えていて、メンバー紹介を兼ねているが、実際の闇鍋を知らない。 そこでネット検索をかけてみると中に色々変な物を入れては緊張感や恐怖感を味わってる人もいるようだ。てえことは、 何でもありいの闇鍋かも~、、、。でもまあ、あんまし美味しくなさ過ぎる物は止めておこうか。なあ~、、?てなことで、 Y女史の思うつぼにはまっているというわけだ。

 他にも原稿があるが、ともかくちょいと猶予して頂こう。全く時間が取れない。 明日は明日で午前中に仕事をやっつけて午後からはいよいよ迫ってきた本番までのスケジュールを完成させなくてはならない。 Y女史の来るのを待ってだが、同時に会計さんとも打ち合わせだ。、、、ということで結局は時間が無くなり、、、、、。ああ、 明後日も長時間練習だ。

 さっきから3回クシャミしたなあ。やばっ。もう布団が良いかも。

2009年11月26日 (木)

助っ人はプロ。

 パソコンはやっぱりおニューに買い換え。は~っ。。。でもまあ解決。

 取れた歯は即刻歯医者さんで治療して貰い、元の状態に。舌の横はまだまだ痛いけど。。。

 ぽっちゃん事件の携帯は、これまた結局おニューに。。。。ふ~っ。今度のは、防水に防ショックとなっていて、 何でも工事現場の人に重宝されている機種だそうな!!余りにもよく落とすと言ったらこれを勧められて、チョイとデザインはむさいけど、 まあ何かは我慢だ。

 てなわけで、思いがけず、パソコンと携帯のマニュアルにしばらく頭を悩ますことになりそうだ。 早速本日耳にかけるハンズフリーの機械を買ってきたら、これが又大変だった。ナントカ設定出来て、お嬢にテストを頼む。 「そんなの運転中に使うのは気を付けてよ!」と、まあ、親みたいな事を言う。

 そういえば、あの携帯ショップのお嬢さん、私を幾つと思っているのか?めっちゃくちゃ字が小さくて、なんか使いにくそう~。 これはうっかりしていたなあ。水とショックのことしか頭になかったからなあ~~。まあしゃあない。しばらくこれで行くしかない。

 

 今日も疲れたなあ~。

2009年11月25日 (水)

凶事の連鎖!

 こないだから神経痛で悩まされているが、そのお陰で何かと支障が起きる。思いがけない方向に身体が勝手に動く。 モチロンんそれは痛みを回避するための自衛本能だが、お陰でやんなるほど、変なことをしたり、やるべき事が出来なかったり、、、、 今日も練習前に自宅のトイレに入ったら手に持っていた携帯がボッチャ~ン!ものの二分の一秒の出来事だったが、慌てたの何の。 すぐに水洗いをして除菌スプレーをかけまくり、丁寧に拭いたが、案の定会場では液晶画面がぼ~っとしてきた。 明日はショップで交換して貰わなくてはならないだろうなあ~~。 先日メンバーがおなじ事をしてデーターがすっかり無くなったという話を聞いたばかり。やれやれ。

 その上グラグラしていた仮歯が取れて、その残骸の歯に舌が当たり、喋るたんびに擦れて擦れて、、、、 痛くて喋りづらい所をやむなく喋り続けているお陰で、今度は舌にアフターが、、、、。喋らなくては始まらない今の私の立場。これはつらい。 明日はこれまた歯医者さんだ。

 関係ないが関係アル話。夫が風邪を引いている。自分のために朝早くに耳鼻咽喉科に行ったらしいが、「普通の風邪」 という診断だったそうだ。しかし、練習が終わって帰宅してみるとやけに咳き込んでいる。二階の部屋から恐ろしい咳が聞こえる。やばっ。 これはどうしても貰えない。公演間際よりは良いかも知れないが、やっぱり今はまずい。まだ全幕いじりたいところだらけだ。

 で、どうやらトドメの一発が来そうな感じ。このパソコンがお釈迦になりそうな予感がする。先日来たびたび変な警告画面が出てくる。 バックアップを取っておけ、という警告だ。自分で出来る範囲はUSBに取っておいたが、本格的なところは危ないと息子に言われ、 専門家T氏に依頼することに。よくぞバックアップ用のものを買っといたもんだ。

 考えてみると、本当の意味で無くなって困る物は無いんだ。私の場合。どうにかなる、筈だ。でも、 色々支障が起きることは間違いないし、そうなると面倒は面倒だ。転ばぬ先の杖で、早速明日は来て貰うことに。ということは、 明日も予定がびっしりだ。

 

 先日の照明リハといい、今日の練習といい、良くはなってきているが、ホントにこれであと1ヶ月?って感じだ。 あんなに長くやって来て、こんなに時間とエネルギーを割いていて、それでまだまだ足りてない、、、、。私はひたすら恐ろしい。 「舞台には魔物が住んでいる」と言われる。完璧に覚えて、完全に出来ると自信があって、それだのに、舞台に上がると、 何か別の物が自分を捕らえて放さない。「え?」と思っている内にドンドンストーリーは進行してしまう。 最悪の場合はそこに立ち往生してしまう。、、、ということも起きるのが舞台だ。みんなも見学者が2, 3名居るだけでいつもの自分と違っているのに気付いた人も多いだろう。

 しかし、逆のこともある。舞台が自分の世界となり、あたかも初めからそこに生きているように振る舞えれば、その世界の空気を呼吸し、 動くことが出来るし、それは快感にまで高めることが出来る。前者となるか、後者となるか、それはその人の心がけ次第、ということだ。 毎回練習の度に前回より進歩している人は必ず後者になる。何度やっても同じところをウロウロしている人は、前者になる可能性がある。

2009年11月19日 (木)

昨日の練習。

 昨日の夜練は公演間近に相応しいものだった。出演者がそれぞれ今までよりももっと上を目指して、発展的な発想による練習が出来た、 と思う。ここはもっとこうしたい、ここでこう動きたい、相手にはこう動いて欲しい、、、、という欲求が出てきたのは、大変な進歩だ。 いわゆるお仕着せの演技はつまらない。自分の気持ちで動かなくては、、、。

 そこには当然のことながら演出をやっている私とのディスカッションが生まれ、それはアル意味闘いでもある。どこを一番大切にするか、 全体として矛盾がないか、お互いの意見を言い合いながら一番良いと思われることを決めていく。これ、 本当はもっともっと前からやりたかったことなんだ。何とか自分の発想を持って欲しいと、願いに願ってきたが、それどころではない、というか、 その段階までみんなが覚えていないし、台本の読み込みさえ怪しい人もいる。これでは上質の舞台を目指すことが出来ないだろう。

 そう言う訳で昨日はようやくスタート地点に立った、という感じがして、疲れが違う意味の疲れに代わったことだ。

 

 で、本日は日頃の怠慢の罰がやってきて、本業がメチャ忙しかった。一歩も家から出なかったのも珍しいことだ。にしても、 電話はひっきりなしにかかってくるし、在宅で出来うることは山ほどあるのだ。余りの電話の多さに来店客が驚いていた。 中には単なるセールスもありいので、実際電話の音にはイライラさせられる。なんとかならないものかなあ~。 必要でない電話をカットできればどんなにか楽だろうに。グググ。

 

 

 

 

2009年11月17日 (火)

会議ほか。

 日曜日の長時間練習の次である昨日も夜の練習日で連ちゃん練習。たださえ廻りかねる頭がもう一つ鈍い回転だ。 なんてこと言ってられない、今日は会議だった。ほぼ3時間、波あり谷あり墓穴ありの充実(?)した会議~であった。

 こうして会議を開いてみると、進行具合がよく分かる。というか、進行してないことがよく分かる。これ自分のこと。 今回は余りに大変な内容で、その練習の全てに参加して、その全ての打ち合わせに参加し、多くの買い物にも付き合っている私、 そんな訳で穴ぼこだらけのお粗末。宣伝は立ち後れているし、公的な所への発信さえも出来ていない。これでも本業は殆ど休業でこの有様。、、、 これはいよいよマジで世代交代。頼もしいみんなに何もかも移行の時が来たようだ。

 墓穴、とは何か?前回のチャゲ鍋ならぬちぇち鍋がおもろかった、というメンバーの甘言に乗せられて、今回も「闇なべ」 としてメンバー紹介を書くことに!すかさずY女史が言ったもんだ。「それって、約一名が一人でにやにや楽しむことですよねえ~!?」フフフ。 それっくらいの楽しみは許されるだろう。Yさんは他の人達と違って少々恐怖を感じているのかも知れない。 アチクシに一体どんな風に表現されるか、多分一番現実的に我が身のこととして受け止めたのは彼女だけかも。知~らないっと。

 

 実は、昨日はなんだか眠れない一夜を過ごした。まあ思い当たることはいくつかあるのだが、、、、その一つ。 保険証券が有るべき所に無い。まる一日この機会にと色々整理しまくったが出てこない。解約して新しいものに乗り換えようとしているのだが、、 、、確かに最近それを見た記憶があるにもかかわらず、どうしても出てこない。しかも、それらが入っている筈の、「保存」 と書いた場所に何も保存されてイズ、保存の意味がない状態。、、、一体これは、、、。 もしかしたら整理しすぎて捨ててしまった可能性もあるなあ~。イヤハヤイヤハヤ、、、、。ガクッ!日々こういうことが起きる。 来店客にそうグチグチ言ったら、「先生はやることがありすぎるんですよ~」と慰めてくれるが、、、。 根っからのそそっかしい性格の上に加齢がプラスされての現象だ。分かっているのよ。何もかも。

 実際やることが多いのも確かだ。練習中に起きた事故のお陰で手芸屋さんでジッパーを買ったりついでに衣装用の布を見繕ったり、 その相談をしたり、高松市の担当者とあれこれ連絡を取り合ったり、仕事もちょこっとしてみたり、 頭の中は舞台の進行についての考察と本日の会議の進行のことでいっぱい。遂に、スーパーで夕食は店屋物と決めて購入に走る。 でもそれをテーブルに並べる時間もなく飛び出したことだ。なんとか午後10時過ぎに帰宅した夫が食べる前に帰れたので事なきを得たが、 これはとりあえずストレスの無い日々のために目出度いことだった。

 これからもう一度ありそうなところをチェックして、ブータンタンに入って寝~ましょ!!明日も練習日だ。

2009年11月15日 (日)

眠いなあ~。

 ああ疲れた。朝11時から午後5時までの長時間練習。疲れ切って帰宅し、Mさんとプログラムの打ち合わせ。夕べの寝不足が祟り、 あくびの連続。まいったなあ~。

 

 実は座骨神経痛と言われた右足も歩きにくいので、疲れ方も倍増なのだ。、、、遂に故障が出てきたなあ~。 何とか舞台は大丈夫そうだが、、、。痛いところがあると、思いっきり演技が出来ない。尾てい骨から首の付け根までテーピングされて、 周辺はかゆいのきゃゆいの、、、。お風呂にはいると湿りが取れないし、、、、。

 

 ダメだ、眠い。

2009年11月14日 (土)

笑い泣き。

 感動とは心が動くことだろう。昼間は今度の公演に参加してくれるダンスチームの公演に出かけた。 身体だけで表現するということの難しさに挑戦し続けている地方には希有の団体だ。久しぶりに見せて貰ったが、特に群舞に感動した。 ぴたりと呼吸が合っていたが、一人一人が存分に表現していることが、結果としてぴったり合っているということのようだった。 これは素晴らしいことだ。それぞれが自立していて尚かつ全体としても完成度が高いというのは、訓練の賜だし、個人の精進によるのだろう。

 美術もステキで、センスが良く、照明も決まっていた。 表舞台と舞台裏が気持ちを揃えて頑張った結果がステージのそこかしこに出ていた。ま、ダンサーのお一人のご主人様が照明担当だから、 気合いが入っていたのも良く分かる。いつの間にか置かれた舞台センターの白い花一輪に、 上からのサスが煌々と降り注いだのも美しい演出だった。

 ダンサーのお一人に結婚してしばらく舞台から離れていた人がいたが、彼女の顔に惹かれた。なんという幸せな表情か。 「こここそが私の居場所」とでもいうような、えもいわれぬ輝く表情だった。、、、良いなあ。

 

 急ぎ洗濯物を取り込みに帰宅し、続いて友人を伴ってアングラ劇場へと足を運ぶ。この劇団は本日が第55回目の公演だそうな。 この劇団は何度も見てきているが、一人Nさんを除いては本当に滑舌が悪いし、棒読みの人もいるくらいで、 およそ演劇的にはあり得ないくらいの事件が起こる。セリフを忘れて、全く持ってみょう~な空白が出来るし、誰もそれをカバー出来ないし、 小道具は客席に落とすし、客が笑っても役者が笑えない筈を自分もゲラゲラ笑っている、、、etc。でも、 何かしら面白くてつい又足を運んでしまう劇団だ。今日は全く初めての友人Yを連れて行き、実は反応を見たかったのだ。 かなり辛口の評論家でもあるYが、一体どういう反応をするか、見ものだと思ったのだ。結果は予想通り、大声でゲラゲラゲラ。 我慢して乗るまいとしても結局笑ってしまう、という繰り返しをやっている。帰りに車の中で訊いてみると全く思った通りの答え。 「あれほど下手な役者は見たことがないけど、妙におかしくておかしく、、、」これが、台本作家、又は演出家の意図するところか? もしかしたらわざとあんな風にとちったり、しらけたり、、、なのか?そうだとしたらメチャクチャ上手い劇団だ。確かに、 Nさんは一人芝居で絶妙な演技を見たこともある。地方にこれだけの役者がいるのか、と唖然とするくらい上手い。「詩のボクシング」 でも優勝した人だ。、、でもねえ~、他の人は、、、??とりあえず、今日のドタバタの芝居は、 二重結婚していた男の悲劇かとおもいきや喜劇だったというお話。内容も芝居にはうってつけの面白さだ。 出演者全員の真剣さがたまらなくおかしい。誰も芝居をしようと思ってないのかも知れない。その役になりきろうとした結果がこれか!?ああ、 芝居は奥が深い!!ハハハ。思い出しても涙が出る。

2009年11月13日 (金)

高速道路がレッスン場?

 このところ高速で出かけることが重なり、つくづくインターに近いことが便利だと思う。宇多津の演奏会場から30分で自宅に着ける。 これは有り難い。

 で、余りに時間が無く運転中が私の唯一の練習場となる。こちらの高速はそれが出来る空き具合。 余り運転に気を使わないで済むから出来るんだ。

 本日のリサイタルはこのところの演奏会と同じく客席が空いていて、まあ大きいホールだから仕方がないが、 我々の公演の事を思ってぞっとしたのも事実だ。我らが指導者のW先生もお見えになっていてご挨拶したが、 音楽関係者はそれなりに入っていたようだ。

 アチクシは明日も午後と夜二つの公演を見に行く予定だ。高松だがこう続くと疲れるなあ~。ふ~っ。

 

2009年11月12日 (木)

動的な日。

 あっと思ったが取りに帰る時間もなく、マフラー無しでフェリーに乗り込んだが、室内は暖かく、 例によってコンビニで買った北海道コロッケをトッピングしてみっちゃん流おうどんを食べたら、資料を読むはずが眠くなっちゃった。 結局行きはたっぷり寝ていき、2時間のレッスン後再び乗ったフェリーでも危うく寝るところだったが、 せっかく持って行った資料を少しでも読んでおこうと心を入れ替えて読み始めたら、これが余りに面白くて止められない。 結局1時間たっぷりかけてまだ読み終われないのをもどかしく思いながら下船した。その足でサンポートへチラシの挟み込み依頼に行くも、 夫が司会をしている医学界の全国大会のせいだろう、駐車場は混雑を極めている。何とか車が置けたのはラッキーだった。

 そこが済んだら今度は思い切って広告を依頼にとケーキ屋さんに立ち寄る。快く引き受けてくれたのは、 何も和三盆のケーキを買ったからではない。いつも私を応援してくれているのだ。こちらとも永いお付き合いになったなあ。

 じつはそこで妙なことを目撃した。女性二人と男性一人が自転車で現れたと思ったら、いきなり男が大声でわめき始め、 驚いたことに自転車を振りかざしてその一人の女性を威嚇し始めたのだ。上手くかわして逃げた女性に罵声を浴びせ、 追っていったがモチロン私だけでなく二階三階からも人々が何事かと覗いていた。結婚がどうとかいうセリフが聞こえてきたところをみると、 どうもそちら系のもめ事らしかった。危うく目撃者になるところだった。くわばらくわばら、きょうび何が起きるか分かったもんじゃない。

 

 懇親会があっても一切何も食べられなかったという夫は、それにしては珍しくケーキを買ってきた。多分結婚以来2,3回目の出来事だ。 いやもしかしたら初めてかも!!自分でも明日は嵐だと照れている。ま、深くは訊くまい。せっかくのケーキが美味しくなくなるわい。、、、 でもねえ、、、今日に限って、私もケーキを買ってるんだよねえ~~~。何故かこうなるなあ~。夕食前にこうして2個もケーキを食べて、 あたしゃ今ゲップ状態。ふ~っ。このごろあんまりケーキに感動しなくなっちゃったんだよねえ。アイスクリームだけは妙に欲しいけどなあ、、、 。

 さあ、これから続きを読まなくてはならない。この評論家Oさんは、新聞のコラムを長年書いていらっしゃるくらいだから、 そりゃあ文才があるのは当たり前かも知れないが、にしても次々と好奇心を煽る書き方には本当に感心してしまう。 ご自身の体験をつづっている点も読ませる迫力が有るのかも知れないが、、、。

 実は、アマゾンで偶然見つけた我らが声楽家M氏の書いた新刊書も取り寄せてある。 これも楽しみながら読もうとベッドサイドに置いてあるが、まだ完読してない。 その前に手を付けたグロッケン先生のトゥーランドットと妖精というオペラの研究本もまだ半分だ。何しろ目が極端に悪くなっていて、 昔のように一気に読めなくなっている。一度眼科だなあ~これは。

 

 いま、草笛光子が76歳でミュージカルに出ているというニュースが流れたが、 しかもご本人はこれから1ヶ月のロングランを登山に例えて、これから登りますと決意表明。76歳で、ねええ~。そういう時代だ。

 

 

2009年11月11日 (水)

比較の問題。

 今日も今日とて練習だ。本当に疲れるなあ。客観的に見る人が居ないと仕上がらないのが舞台だが、、、、毎回良くなったり、 飛躍的に成長が見られると疲れも吹っ飛ぶが、そうはいかないのが現実だ。たまたま昨日テレビで疲労に温泉が良いと思う人には温泉も良い、 というようなことを言ってたが、今日はその温泉に行く元気も湧かなかったので、そのまま帰宅。 様々な事務処理をしているとあっという間に午前様だ。

 残ったチラシやDMも最後の追い込みだ。広告のお願いもまだ充分動けていない。実際時間も気力もエネルギーも足りない。 送られてきたFMの資料に目を通すのは明日の岡山行きのフェリーの中と決めている。

 娘が電話してきて、なんでも駅からゆっくり歩いて帰宅途中、 まるで今にも止まってしまいそうなお婆ちゃんを見たので並んで歩いたそうな。で、仲良くなって色々話している中で、 「あなたにもおばあさんがいるんでしょう?」と言うので、「それが骨折して4ヶ月も入院してたんですよ。」というと、 「じゃあすっかり呆けたでしょう?」と言われたそうだ。で、「それがちっとも呆けないし、この頃では杖無しでも少し歩けるらしいんですよ。」 というと、「まあ、そうなの?一体おいくつ?」「もうすぐ90歳です。」「あら、お若いじゃないの!?それなら当たり前よ」と言われたので、 「あの~おばあさんはおいくつでいらっしゃるんですか?」と恐る恐る訊いたところ、「私はねえ、百歳よ。」 とかんらかんらとお笑いあそばしたとか。成る程ねえ。それなら90歳は10歳もお若いわねえ~。、、、当世風の会話だわねえ~、 と二人して大笑い。いやはやいやはや、、、。

 

 おみっちゃんも頑張るか。

2009年11月10日 (火)

雨が降る、雨が降る。みんなの心に雨が降る。

 本日は主役のみの練習。といってもロザリンデとアルフレードの濡れ場のみ、だが、、、。これが簡単ではない。 大体日本人はラブシーンが苦手。プロと呼ばれる人達でもこちらが恥ずかしくなることもケッコウあるくらいのものだ。 まあ最近の若い人は上手くなってきているが、昔の映画なんかこっぱずかしくって見られたもんじゃない、ってえのもたくさんあったもんだ。 外国の映画を見ていると、ホントにスマートで、小さい頃からスキンシップで育っている人種の違いを感じる。、、、おまけに、 今回は日本人中の日本人、というか、芝居そのものに恐怖感をさえ抱いている人がやろうとしている。 特別に時間を取る必要がどうしてもあったのだ。

 成果は、確かにあった、と思う。次回の練習でみんなの前でやってくれるときのみんなの反応が楽しみだ。「恥」 のはの字も見せないでやって欲しい。それ以外に特効薬はない。

 

 あっという間に3時間が過ぎて、雨の降る中を帰ってみると夫が勢い込んで、「捕まった!」というので、思わず、「どれが?」 と叫んでしまった。だって、怖い事件が次々起きるこのご時世。にわかには分からない。「あれ、あれ、、、、」 と名前が思い出せない夫よりもいち早くニュースの画面が目に飛び込んで来た。

 整形逃げまくり男の逮捕劇が、事細かく報道されている。どうしても画面に釘付けになるが、心の底にズシンと重たいものを感じる。 きっと彼も捕まってホッとしているのではないか。2年7ヶ月。生きていたと言えるのか?それだけ厳しい刑期が延びたというだけだろう。 一番関心を持って見た画面は矢張り彼の両親のコメントだ。取り乱すことなく、出来る限り冷静になろうと努力している様子が理解できた。 この人達の2年7ヶ月はもしかしたら当の本人より残酷だったかも知れない。もし我が子がそんなことをしたら、、、、そう思うだに恐ろしい。 どこかでボタンの掛け違いが起こり、あのような残忍な犯罪者が育ってしまった、ということに、親として何が出来るか。 画面でしか推し量ることが出来ないが、まさしく「自分を捨てて」記者達の前に姿をさらしている。あらゆる感情的なものを排除して、 質問には全て答えるという姿勢。「勇気がある」と吾が夫は言うが、私はそこに勇気と呼べる以上の「ねばならぬの強い義務感」と、 「当の被害者のみならず世間に対する謝罪」の姿勢を感じた。親として出来うる限りなんでもする、という姿勢だ。

 しかし、それにしても殺された女性は、本当に美しい人だった。そのご両親の癒されない悲しみは想像を絶する。 「私たちは娘の死を乗り越えられないと思います。」という父上の言葉は、この事件の大きさ奥深さを感じる。いやいや、 何もこの事件だけではない。身近にも坂出出身の女性がバラバラに山中に捨てられていたわけで、これも全く同じことだ。 世の中で起きるこのような猟奇事件は、本当に後を絶たない。人間とは救われない存在だ。

 

 

2009年11月 9日 (月)

なりきることの大切さ。

 今日は初めて常連出演者のコメディアンMさんが練習に加わった。さすが~の空気創りだ。この、「日常からすぐ抜け出る」のが、 資質というか、訓練だろう。彼女を初めて見たM氏は心底尊敬したらしい。凄いを連発していた。

 要するに演技とは、別に何歩歩くとか、ここで右手を挙げて下げて顔をこうしてああして、という段取りではない。演じるとは、 その役になりきることである。自分ではない、その人になると、その人はここでどうするか?自分とは違う歴史を持ち、違う人生を生きていて、 違う人間関係や家庭環境を持つその人物が、こういうときどうするか、それを考えることである。

 例えばロザリンデ。夫のお陰でお金には困らない裕福な暮らし。女中もいるし、毎日美しく着飾って、 シワの数を少しでも減らす事に専念していれば良い生活。でも、若い頃は○○小町と呼ばれるほどの美人で、よくもてたのに、 今はアル意味囚われの身。断っても断っても言い寄るアルフレードという軽薄な男がいるけど、本命はもっと格好いい人だった。でも今は、 この程度の男でもまあしばしの慰めにはなるわ、、、、な~んてこと考えている若くない女性。 過ぎ去った若い頃を懐古してもあの頃はもう帰ってこないことを嫌と言うほど分かっている。、、、などなど。

 例えばピエロ。もしかしたら顔をいつも白塗りして、おどけた格好をしているけど、実は案外実生活は悲しいのかも知れない。 (そういう話は、オペラの道化師にもある)だからこそ、顔を隠して心も隠していつもおどけている。人の喜ぶ顔を見て、 自分を奮い立たせているかも知れない。顔が無いから何でも出来る。恥ずかしいなんてことおくびにも出さない。 そうやって何もかも笑い飛ばして見せるんだ、、、、などなど。

 例えばパーティ会場の客。昔は栄華を極めた貴族の一門だったけど、今は落ちぶれてろくな暮らしをしていない。 今日はホントに久しぶりに豪華なパーティに誘って貰って、思いっきりおしゃれをしてきたわ。どうかしら?私ってきれい? 誰も私を見てないようだから、もっと側へ、、、、あら、あの人ったらそういえば、うちの遠縁の人だわ。何だか私より豪華に見えるけど、 私の方が、、、大丈夫よね?それにしてもここのワインは美味だわ~、、、。流石ねえ。あらら、そんなことよりあの男性ステキねえ、、、。 ちょっと声かけてみようかしら?酔った勢いでね、、、、とか。

 

 舞台に立って、自分がどんな人になっているのか。それをしっかり組み立てて欲しい。その作業は楽しいものの筈だ。 別人になるってこと程面白いことはない。変身願望は誰にでもあるんだから。私がやっている演技指導は、ヒントを上げているだけなんだから、 それをいっぱい膨らませて欲しいなあ~。

2009年11月 8日 (日)

危なかった、、、、、。

 「もう出られましたか?」というM君からのメールが来たのが午後5時半。「へっ?」と慌てて手帳を見ても記載がない。え?え?え? と考えても浮かばず、即電話。「ねえ、今日って、何だった?」てなもんだ。慌てたのはM君。「ハイ?あの、その、今日は、小道具の、、、あ、 今日は僕たちだけでしたっけ?」と優しい~~~。「うわっ!」と私が大声を挙げたのはモチロン思い出したからだ。そういえば、 今日は舞台さんの事務所まで、小道具さん達と行って打ち合わせをするはずだった。なんてこと!今日は久しぶりに何もないなら、 2件も入っている演奏会に出かけようか、とボンヤリ考えていたところだった。時計を見て、1時間あれば夕食の準備と出かける支度は出来る、 と判断して待っててね、とM君に言い渡してそこから戦争。かろうじて炊き込みご飯を準備していたので、あとは野菜メインの煮物、サラダ、 おひたし、みそ汁、まるで精進料理。やがて帰宅した夫が見かねて、「食べていけば?」と声をかけるのに生返事しながら脱豚のごとく飛び出す。

 やばいなあ~。ついこないだ立てた計画が頭に残ってない。というか、手帳に書いてない。こないだから連ちゃんミスだなあ~。う、う、 疲れてる~~。みんな、私に何か頼まないでくれ~~~。、、いやいやこれを企画したのはアチクシだった!!面目ない!!

 何とか時間に間に合って着いてから、プロを交えての詰めのお話。みんなの若いエネルギーで少し蘇ったか!?疲れ切った頭脳だから、 みんなを交えたのではない。今後のことを考えてのことだ。いつまでも私が出来るわけはない。既にこの連続ドジだ。 こういうことをやっておけばいつかみんなでやって貰える、という腹づもり。帰路、M君にそういうと、「まあ、 先生くらいまではやれるんじゃないですか?」と会長のことを言う。ということは6年もあるじゃないか!!いや~それは無理。そう考えると、 会長はよくやってる。たいしたもんだ。ここだけのお話。私はきっとそれは出来ない。そこまで丈夫でもない。 先ほどテレビで見た中国のスケート選手カップルみたいなもので、まだまだ充分滑ることが出来るときに引退だそうだ。確かにその方が、 続く人を養成できる。

 

 昨日の昼間は、小道具調達のためのレストランランチを一緒に行った母に電話した。今日はカラオケを歌っているらしい。どうやら、 家にいるだけではやばいと思ったらしい。来週あたりから公民館のカラオケに行く気になったようだ。その為の練習をしてるという。 にゃ~るほど。みんなの前で歌うには練習しなくちゃと思ったんだろう。私より偉い。

 

 さ、早寝早寝。といってもこれからお風呂では午前様は免れないなあ~。

2009年11月 7日 (土)

塩ドーナッツ。

 本日もソリストの練習。いつも思うが、練習とはやればやっただけのことがある。言い換えれば終わりがない。 こちらが出来るようになれば別なところが気になる、そこが良くなれば又別の所、、、という具合。ものを創るとはそういうことだ。

 ウサギとカメの例えはよく使われることだが、高齢になってくるとどうしてもカメさん派になるが、きっと最後にはゴールインするから、 ウサギさん達は油断できない。過去に何度もそういう経験をしてきたから、私にはよく分かる。 本当は早く覚えたり仕上げた人はもっとその先を走らなくてはならないが、そうはいかないのが人間の常だ。後ろを見ては、 カメさんにかまっていたりして、自分の探求が疎かになり、気が付いたらいつの間にかカメさんが追い越していく。

 協力や協調は大切だが、舞台の道は本当は大変孤独なものだ。壁に向かって自分でコツコツと穴をあけて行かなくてはならない。 壁が抜けて、向こうが見えるまで、隣の人の穴のあき具合を覗いている場合ではない。悪く言えば利己的で、協調性がない人が上手く行く、 というのはよく言われることだ。

 壁の穴が早くあいたら、向こう側から手招きして上げればいい。それまでは唯我独尊大いにケッコウ。てことだ。

 

 デパートに手続きのために立ち寄ってついでにみんなに、「北海道展」の塩ドーナッツを買って食べて貰ったが、 これがなかなか美味しい。あれはリピートありだが、普通には売ってないってことかなあ?

2009年11月 6日 (金)

今日はオーケストラ。

 新人賞というが、フルートも指揮者も相当なキャリアを持ち、資質も既に認められている人の、まあ、 郷里でのデビューみたいな演奏会だった。従って、しっかりとした技術を持ち、中間でのインタビューにも堂々とした答え方。 特に指揮者は以前私が声楽のレッスンをして頂いていたことのあるM先生のご子息で、 そのウイットに富んだ話しぶりは全く母上にうり二つというか、完全に母上の影響を受けて育っていると、 ご本人も述懐しておられたがその通りだろう。フルーティストのUさんは、以前この方の母上にFMに出て頂いたことがあり、 ここでも親子関係について伺っていたので、偶然にも今日のお二人について、母と子という構図を頭に描きながら舞台を眺めることとなった。 モチロンお二人の母上は客席で真剣に聴いておられたことだろう。

 母親というのは、このようにそのように子供に影響を与えずにはおかない存在だ。良い面ばかりではない。 そうでない部分もしっかり受け継いでしまうのが親子だ。ま、育ってしまってからではこのような懐古はは意味がないが、、、。

 

 それにしても場内アナウンスが、「本日は満席でございますので、お席をお詰め下さいますよう、、。」 とあったのはうらやましいというか、頑張らなくては、と思わせたなあ~。マスク姿の人もケッコウ多かったが、 それでも会場は暖かな人々の応援の拍手で熱気がこもっていた。地元が応援してるよ~のメッセージだったなあ~。

2009年11月 5日 (木)

いつものお医者さん。

 穏やかな医師で、しかも丁寧親切、親身になって我が身のことを心配してくれている、ようである。このT医師にゆっくりと諭されると、 おなじ事を夫から言われたのとまるで内容が違ってるように感じるから不思議だ。要するに、早く寝て、夕方の早めに食事を採りなさい。 まあしかし、これが守れるような生活ではない。連日9時10時まで練習し、帰ってからの食事。ひどいときは帰ってから作る状態。したがって、 内臓が全て活発に動いている状態で眠ろうとするから、いくら薬を飲んでも、完全には眠れてない、のだそうだ。故に、 何とかやらなくては命に関わることになるかもしれないというニュアンス。血圧が高い。従って、今夜から早寝と決めた。 まずは午前様になるのを避けよう。メールの返事が多少遅れることもあっても目をつぶって貰う。台所その他の片付け、洗濯物の後始末が、 多少遅くなっても我慢、、、などなど。やり始めたらとことんやりたくなるのも要注意だ。ガンバロー。 上手い具合に自動食器洗い機が完全修復された。

 ついでにインフルエンザの予防接種を受けてきた。従来型だが、用心に越したことはない。で、 母には通知がきていると思い電話してみると、必要ないと判断して勝手に破いて捨てたそうだ! このお方は邪魔だと判断したらすぐ捨てる破る焼く、しまい込む人。結局は再発行してもらうことに。やれやれ。ま、 今年ばかりはナントしても予防して頂かなくては!

 

2009年11月 4日 (水)

本日の練習。

 今日も今日で充実した練習だった。集まりは悪かったが、ソリストはそれなりの危機感を持ってきているようだ。 今回初めて我々と競演するM氏は、既に原語による舞台の経験者。従って、かなり深く作品の考察が出来ているし、 ドイツで色々勉強もされていて参考になることが多い。そして、舞台を縦横無尽に動ける希有な才能の持ち主でもある。かれの提案により、 少し変更したこともあるが、このように話し合ってよりよい物へと作品を高めて行くのは舞台作りの醍醐味だ。 よく考えた上での計算と全体を眺めることが必要だが。その点今日は上手く行ったと思う。ま、私は台本を書く上で、 メンバーに出来ることを一番に考えているから、少々甘いだろう。今後色んな意味で成長していくべきなのだ。

 実際舞台とは闘いの場でもある。共演者同士、楽団と出演者。舞台上と裏。その他諸々の闘いの結果良い物が生まれる。

 

 衣装さんも最後の追い込みに入ったし、チラシのDMもやってくれたらしい。私も自分の友人関係にぼちぼち書いているが、 なかなかはかどらない。とりあえず今夜は眠い。

2009年11月 3日 (火)

彫刻。

 秋晴れの今日11/3という日は、統計的にも殆ど雨が降らないらしい。多少寒い風が吹いたが、 母と夫の三人で牟礼にある志度の道の駅に行くと子供連れやアベックで賑わっていた。以前から気になっていたそこの「食堂」にようやく入った。 漁業組合という大漁旗が壁にあったところをみると、所々にある漁師さんのお店らしかった。夫は早速刺身二人前をトレーに乗せてご機嫌。 母はうどん屋さんと間違えてたが、魚料理を喜んで食べる。私は、、、魚が苦手な人で、頑張って鯖の塩焼きその他を取る。三人とも満腹となり、 裏の公園を目指してゆっくりと歩く。園の入り口にはセカチューで使われたというタクシーの現物が写真付きで飾ってあった。セカチューねえ。

 ドライブの目的は、川島猛画伯の彫刻の除幕式。テープカットなる物を初めて間近で見たが、若い女性が手袋でハサミを差し出し、 各人がこれまた手袋で受け取り合図で切るのだが、ものものしいやり方がおかしかった。人間のすることはかくもおかしい。

 その前に行われた来賓挨拶やらコンクール選考委員の解説やらが半時間ほど行われたが、 中のお一人が壇上に上がるときによろめいて転んでしまった。誰かが慌てて杖を持って駆け寄ったが、ということはにわかに杖を持つ身となり、 恥ずかしいが先だってこんなことになったのか?まあ、ご本人は何事もなかったかのように長いスピーチをこなされていらしたが、 あとでどっかにでるかもねえ~とは、我々親子の会話。

 テープカットの後は、作品の前で作家が自分の作品について話す、という時間だった。 この公園の海側の小高い丘の周辺に4人の方の作品が置かれていたが、川島氏の作品はダントツの出来だった。母でさえ、 「川島さんのが一番ええなあ、さすがやなあ。」と言う。「門」というタイトルのこの作品。海に向かってまさしく人を海に、空に誘っている。 この素晴らしい彫刻の前で、「自分の作品の前で何か喋るくらいこっぱずかしいことはありません、、、。」と謙虚に話されたが、 矢張り作家の思いを知るのも面白かった。他の三作品と比較しても、シンプルイズベストで、圧倒的な存在感だった。、、、が、 それぞれ他の人達のコメントも面白かった。作家の言葉というのは昔から面白いに決まっているが、今日もその通りだった。 この人達の思いの詰まった彫刻達は、作家がこの世を去った後でもいつまでも残り、時代時代に何かを訴え続けていくのだろう。

 自由にご覧下さいの時間となると高校生の姿もあり、偶然「川島さんと話してみたいなあ~」と話し合っているのが聞こえた。 無理そうなら助っ人に、、と思ったが彼らの希望が実現できて川島さんの母校の生徒さん達と分かり、 一緒に写真を撮るなど急速にうち解けていた。この高校生達は彫刻で美大に進むらしい。「行きたいと思えば、 何回でも受かるまで受ければ良いよ。」「落ちても良いんだぜ。俺だって一度は落ちてるからねえ。」「人生どうなるか分かったもんじゃないよ。 」などなど、、、若い彼らの心が水を飲むように画伯の言葉を吸い取る光景は好ましいものだったなあ。彼らはまさしく今、門の前に立っている。

2009年11月 2日 (月)

ハードの二乗。

 本日の練習は楽団が殆ど揃い特筆すべきものとなったが、あたしゃ内心疲れまくり。音楽練習が中心で助かった面はあるが、 シーンが飛ぶと、こちらの記憶までが飛んでしまう!!ヨレヨレ状態で3時間、最後はもうろうとなっていたなあ。 昨日からのハードさがここに来てピークとなった感がある。

 それに引き替え、会長殿は一体どういう風の吹き回しか今までとうって変わって素晴らしいお声ではつらつと歌われた。 最後の方は体力の限界を感じたが、いつもにないテンション。ケッコウケッコウ。かいちゅうでなく、会長の面目躍如だ。

 機能に引き続き本日も練習後に宝探しに「衣装部屋」に行く。ブリントを連れて、彼の衣装関係や、靴その他、 それにアルフレードらの衣装など、無いようであるものだ。

 キーを打つ手も定まらないほど疲労困憊。これ以上打つと又かいちゅうと打ちそうだ。さあ寝よう。

2009年11月 1日 (日)

ドジはドジでも~~ワリイドジ。

 やっぱり本日もどじをやってしまった!昨日も確か何か、、、そうそう温泉から出て車を出そうと思ったらキーが無い。 フワッと急ぎ引き返すと、ロッカーの中に忘れていたのだ~。受付の人が、「良かったですねえ~」と真剣に言ってくれるところを見ると、 そういう忘れ物はかなりヤバイらしいなあ~。

 で、本日のドジ。これはかなりキョーレツだ。今日は小道具の人と衣装の有志が集まって、 M氏のお宅へお借りできる物を探しに行く事になっていた。しかも、その時間は、私の都合で午後4時~を午前10時半~に変更して貰ったのだ。 であるにもかかわらず~、その当のM氏に時間変更のことを連絡し忘れていた。、、ことが、集合場所に行ってから判明。いや、 実は朝から胸騒ぎがしていて、何かありそうな感じだったんだが、来店客がありいのなどで電話をかけるところまで頭脳が働かなかった。 義妹を車でピックアップしてからぼんやりとその胸騒ぎの正体が見えてきた。「もしかしたら私、、、、」「へええ??なあに?」「いやあ~~、 もしかしたら、彼に連絡したかなあ??」「へっ!?」「いや、だから、Sさんが連絡してくれたかなあ?」「何?それ?」「いやあ、 もしかしたら、私がすることになってたのかも~。」「うわっ!!それ大変ジャン!?」「ちょっと待ってる誰かにに電話してみてよ」、、、で、 彼女が電話で確認したところ案の定連絡するのは私だったみたい!「アッチャ~、困ったわ~、きっとみんなに怒られるわねえ~」 「ホンマヤワ~、知らんでえ~どうするん?」「ちょっとMさんに連絡してみてよ」と彼に携帯電話をかけて貰う。 こういうときに限って何度かけても出ない。そうこうしている内に集合場所だ。ええい、ままよ。「私行ってみるわ」と宣言して、 あっけにとられている連中を後に、うすらぼんやりと聞いたような彼の家の住所を便りに探しに出る。 何となく当たりが出るような気がしただけでそういう行動を取るのがアチクシなのだ。

 でまあ、結論から言うと当たり~が出たのだ。正直あんなに簡単に見つかるとは思ってなかった。 最小限度の情報量でキッチリ当てたのは、、、まあ、まぐれということにしておこう。突然の来訪に彼の母上は大いに驚いて、 彼の留守をまるでご自分のせいかのように謝ってくれる。いえいえ、全て悪いのはこのワタクシなんですが、、、。

 総勢8名が急きょ押しかけたわけだが、やがて出かけていた彼が帰宅してきて予定通り宝探しを敢行! 戦利品を持ってみんなでランチを近くで済ませ、小道具係さんはさらなる探検の旅へと出かけ、それぞれにバラバラと解散。 私はそのまま高速に乗って遠方まで演奏会に出かける。

 このホールはいつもケッコウ人が入っているので心配して出かけたが、案の定駐車場はいっぱい。 おりしも強く降り出した雨の中を遠くに止めた車から差し入れの物と極く少量の手荷物を持ち歩いて行ったが、 その間にペーパーバッグはよれよれになり、足下は悪く靴下まで濡れてしまう。まあしかし、そうまでして行った甲斐があった演奏会だった。 チェンバロの耳障りの良い音色に、弦楽が充実。両サイドに字幕が出て、アリアの背景とか歌詞の内容が出てくる。 これは大変分かりやすかったなあ。これからの時代、こういうことが当たり前になるのかも知れないなあ。モチロン原語だから、 これが様になるが、、、、いつか高名な演出家が嘆いて居た言葉を思い出す。「この頃では、日本語での上演にもかかわらず、 字幕が出るところがある。全く嘆かわしい!」いやあ~、ちぇちもそう言われないようにしなくてはねえ~。

 帰りはすこ~しまだ明るさの残る高速を大体80キロ制限速度に近い早さで帰ったが、猛烈な雨の中ケッコウな車の量、 と思ったらそうか今日は日曜日だ。しかしまあ、マナーが悪いなあ。車間距離を取って走っているにもかかわらず、割り込んでくる車が居る。 追い越すなら車間距離を考えて追い越してよ!と叫びたくなる。特にこの雨の中だ。ったくしょうがないなあ~、日曜ドライバーは。 とぶつぶつ独り言を言いながら無事帰る。高速から近いというのはホントに有り難い。

 

 実は、昨日はついつい遅くまで本を読んでいて寝るのが遅くなってしまい、寝不足状態だったため、躊躇して出かけたが、 結局は車好きのアチクシなんだ。走ったら目が覚めた。読んだ本はグロッケン先生の手になるオペラの本で、今読んでいるところは 「トゥーランドット」のところだが、これがなかなか面白い。あの作品の元になる話を丁寧に研究して載せてくれていて大変興味深いのだ。 とっかかりが遅かったから、「いかんいかん、明日に差し障るから、、、」と無理矢理寝たが、昔なら朝まで読んだことだろうなあ。 面白い本はそうなるのが常だ。

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