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2009年10月

2009年10月31日 (土)

これで良いのだ~。ン?

 今日は夫の留守を良いことに、母と夕食を外でとり、買い物をして母を送り届けてから一人で温泉に行った。た~っぷり汗を流して、 ふとマッサージを頼む気になった。最近何故か右半身に違和感がある、というか膝は痛いし、腰も妙だ。明日は又多忙だから、 今の内に身体を整えておこうと思ったのだ。で、どういった方がお好みですか?と訊かれて、「余りきつくない人をお願いします。」 と言っておいた。すると私の半分くらいの体型の女性がやってきた。やって貰うのが気の毒なくらい細い、しかも深夜だ、、、 この人の家庭環境は?とか、どうも話の様子では遠いらしいし、この時間にこの収入では気の毒だなあ~とか、あれこれ考えていて、 最初はあんまりリラックス出来なかった。具合はきつすぎず弱すぎず丁度良くて、思ったよりツボにはまる手際の良さ。満足なんだが、 その部屋が暖房して無くて最初は温泉のせいで汗かいていたくらいだったが段々寒くなってきた。「寒い」とも言えず我慢しちゃったお陰で、 今パソコンを打ちながら「ただのお湯」を飲んでいる。なんと気の弱いアチクシ。

 最初は4畳半の部屋に二人という気詰まりな環境でお互い沈黙気味だったが、 ある時からほぐれてあれこれ訊いてみると面白いことが判明した。なんでも最近は殆ど女性がマッサージを頼むそうだ。 男性よりず~っと多いという。へえ~~、以前はマッサージを頼むのは男性のやることという風潮があったが、今や全く逆転しているいるらしい。 その辺の話からどんどん会話が弾み始めて、終わる頃にはすっかりうち解けていた。その人から健康に役立つ話を聞いたのが、その一、 「寝るときは万歳の姿勢が良い。人は一日中手を下ろして暮らしているから。」その二、「毎日20分歩けば良い。」その三、 「足の裏か手のひらを、毎日マッサージ、自分で。」、、、あとは忘れたなあ。携帯の万歩計では、 あたしゃ毎日3000歩~4000歩は歩いているけどなあ~。やっぱり万歩必要なのか。わかっちゃ居るけど出来ないのがこの手のことだ。

 

 買い物嫌いの我々親子は、又しても本日ろくな買い物をしないで帰ってしまった。私としては本番用のブーツもゆっくり見たかったし、 偶然にもバーゲン中だったが次回に延期。ま、母のリハビリが目的だからこれで良いのだ!

2009年10月30日 (金)

FM収録、今宵の場合。

 かくも収録を楽しみにしてくれていた人は、過去にあまり居なかった様に思う。純粋と言おうか、お人柄が良いと言おうか、、、、 従って、収録はトントン拍子。ミキサーの方も面白いを連発されて、会話に本来入らない立場が、思わずクスッという声で入ってくる。 というより、ブッと吹き出す方が多かったが!

 だいたい音楽家の中でも歌の方はこういう人が多いなあ。不思議な傾向だ。中でも今日の方は幅広く人生を楽しんでいるのが良く分かる。 オペラ三昧の学生生活の経験がいまもって生き方に影響を与え続けているようだ。モチロン私よりは随分お若いが、 エネルギーにも満ちあふれている。こういう人がここ高松にもいっぱいいるんだなあ~。

 しかしまあ、かけた音楽がメチャクチャ面白い。六甲おろしまであったなあ~。それでもご本人としては、一応オペラ番組と思い、 かなりセーブしたらしいのがまたおかしい。私と同じくジュリーのファンだったらしく、 まあそんなこんなで2本分があっという間に終わったことだ。

 最後に最近取り憑かれているらしい「二胡」の演奏をかけたが、9月の「おわら風の盆」を思い出したなあ~。 あそこへはもう一度行ってみたいなあ~、、、と考えながら哀調を帯びた二胡の響きに癒されていたことだ。

2009年10月29日 (木)

昼間は暑いくらいだったなあ。

 今日と明日連続のFM収録、計4本だ。今日はテノールとピアニストで、内容が私の好奇心を大いに満たしてくれるもので楽しかったが、 矢張り終わったら疲れている。帰宅して遅い夕食をとり、ほんの少しその辺の物を片付けたらもう午前様だ。、、、、 今日のゲストのような若さが、若いエネルギーが欲しい、、、と心底思ったなあ~。

 

 昼間整体をして貰ったせいか、やたらだるいし眠い。今日は導入剤なしで眠れるか?

2009年10月28日 (水)

シャル ウイ ダンス!!

 本日のダンスの練習はなんとなく様になってきた。私の頭の中には、 みんながドレスを着てワルツらしきものを踊っている姿がボンヤリと浮かんできた。これを楽しんでやれるようになると良いんだけど~。 今のところ誰かさんのお腹の出っ張りを楽しんでいる状態だからなあ~。ホホホ。おもろいには違いない。(他人のことは)

 お風呂上がりにパソコンの長居は禁物禁物。只今クシャミ三回。パブロンあったかなあ?

 

 

2009年10月27日 (火)

日本も捨てたもんじゃない。

 今日の練習がお休みになって、みんな一息ついていたことだろう。って、それは私のことだ。 会場がキャンセルになったのが理由だったが、矢張りみんな長時間練習の後で疲れが出ているのを感じた。矢張り、 日中の仕事があったりそれなりに多忙な時間を過ごしている人々が集まっての公演だ。体力勝負と言っていいだろう。 これは何もこの歌劇団だけではない。プロでない限り、専従というのはあり得ない話だから、何かをしながら余力で公演に向かっていくのだ。 中にはエネルギーが満ちあふれている人もいれば、その反対に練習によって青菜に塩状態の人もいるのが現状だ。 このギャップは埋めることは多分無理。お互いが歩み寄るしかないだろう。ちなみに私もいつからか後者の方に廻ってしまった。ふ~っ。

 

 夕食時に凄いお医者様の出てる番組を見て、思わず涙した。何処が凄いか。小さな3000人ばかりの山間部の村に単身診療所を開き、 徹底的に地域医療と向き合っているところ。そして彼が(未だ若い) 自分の人生で一番大切にしているものがこの土地の人々とのふれあいだということに感動したのだ。慕われ、愛され、彼も又、その人々を愛し、 尽くし、彼らを大事にしていること。こんなにも人は他人を愛せるのか?縁もゆかりもない人の人生に、かくも深く寄り添い生きていけるのか? まるで日本の現実の話とは到底思えない映像だし、若き医師の言葉だった。彼は言う。「私は村の人々に教えて貰っています。 彼らは自分にとって先生です。」「自分の犯した過ちを大きな心で許してくれる、彼らはきっと以前に誰かに許して貰ってきたのでしょう。 村の人々は、そうして許し合いながら生きているのです。」などなど、、、。むしろ訥弁の彼の口から出てくるその言葉は、 おそらくテレビの前の人の心にグサリと届いたに違いない。もし、こんな医師が沢山増えたら、 日本の社会はもっともっと住みやすく素晴らしいところになるに違いない。なぜ、こういう医師が少ないのか。 多分教育にその原因があるのかもしれない。イコール社会全体の風潮が何かを阻止しているのだ。

 今日は、若き赤ひげ先生に、かんぱ~い!!

2009年10月26日 (月)

今日も生きている。

 一応、やるべき事の半分ずつ出来ているかなあ、の日々、、、。ここに何か書く気力が残ってないくらい、疲れている。今日など、 お手本を占めそうとして前回のオペラの時にやったような「ふくらはぎの肉離れ」みたいな痛みが走り、慌てて患部をなでさすったりした。

 演技指導はやっている内は夢中になっているから疲労を感じる暇はないが、終わった後にもの凄い疲労感が襲う。集中するというのは、 身体の殆どのエネルギーを総動員しているわけで、それから解かれた途端もの凄い脱力感に襲われる。多分、 これは受けているだけの人には分からないだろうなあ~。

 で、本日はW先生の音楽指導の日だったが、余りに疲れていて、まだ先生がそこにいらっしゃるにもかかわらず、 みんなを集めて色々注意点を話していたら、「しつれいします~」と言いながら先生が出て行かれた。「お疲れ様でした」と言いつつ、あら~~、 まだいらっしゃったのですねえ~のこころ。参った。視野が狭くなっているのかも~。トホホ。

 

 なんと言っても昨日の長時間練習が身体に来ている。同じ姿勢で何時間も座っていたので、足腰が硬直してにわかには立てない程だ。 ああ~年だなあ~、、、。ほんの10年ほど前は、どこまでも出来たものだが。、、、。

 

 故障者が出ている。これから本番まで体力も維持しつつ、健康管理もしながらやっていかなくてはならない。 あくびの連続のこのカキコも限界だ~。

2009年10月22日 (木)

ゆう~や~けこやけ~で~♪

 今日の夕焼けは最近見たことがないほど美しくて、運転しながらハッとした。一点から紅い水を放射線状に空に流したように、 辺りの雲が一面の紅に染まっている。川の水にそれが映って、それが又叙情をそそる。、、、良い季節になったなあ~。

 フェリーに久しぶりに乗った往復2時間は、殆どDMの書き物だった。あらかじめ印刷した物に一言ずつ書き入れて行くのだが、 その人のお顔を思い浮かべながら書いていくのも面白いものがある。ようやく、チケットの販売と広告に動き始めたのだ。 これは通常に比べてかなり遅い。その分制作に時間が取られているのだ。

 行きのフェリーは丁度お昼時なので、このところの定番となっている、コンビニで揚げたてのコロッケを買い、船上でおうどんを注文。 そのコロッケをトッピングして熱々を頂くのだが、これが美味しい~。おうどんだけだと物足りないが、こうするとかなり行けてる。

 

 今日はメンバーから徳島のある公演に誰か言って貰える人がいないか、と言ってきたのであれこれ当たる中で、いとこにも連絡した。 すると、12/26は何を置いても夫婦で見に行くよ、と言ってくれる。有り難いことだ。彼らは昼間の我々の公演に来て、 とんぼ返りをして徳島のディナーショー二人で5万円てえのに行くらしい。内心、ふ~ん、 私たちのはそりゃあ値段は安いけど内容では負けてないわよ、のつもり。フフフ。ま、手前みそだとバカにされるのが落ちだろうが、、、、。 胸を張ってそう言えるように、これから追い込みだ。

2009年10月21日 (水)

我が家は工事中。

 只今家の改修工事中で、こないだ冬物と夏物の入れ替えで消耗した身体に追い打ちを掛けるように、 応接間のありとあらゆるものにう~っすらとホコリというか砂というか、とにかく白い物が大量にのっかっていて、 あれは一体どなたがどけてくれるのか、、、、と横目で睨みながらの今パソコンだ。このキーボードにもざらざらと手応えがあり、 恐ろしいのは全ての食器類を洗い直さなくてはならないもよう、、、、、なのら。しかも、食器洗浄機がいつからか壊れていて、 全て手作業となる予定。だ、誰か、夜中働いてくれるこびとさんを知らないかなあ~~。

 

 仕事の合間に友人が舞台で使えるような小道具を見に行く?と言ってくれるが、今日はそんな暇もない。ああ、 ちょっとマッサージ機にかかりたいなあ~と思いつつあっというまに昼間が終わり、7時からの練習時間と相成る。 夕食の準備を具だくさんのおでんを仕掛けて飛び出す。今日、初めての参加となるK氏に、 あれやこれやを頼みたいと手ぐすねひいて待って居るも、テレビの収録が入り、最後まで居て貰えないことが判明。く~っ。仕方がない。 このところチョー売れっ子のK氏だ。こういうこともアルだろう。それに、本番までのスケジュールを丁寧に聞いて下さって、 肝心なところは来てもらえるらしいことが分かりひとまずホッとする。

 実際、K氏の力量なら、この程度の役どころはなんなくこなせるだろう。しかし問題は、 周辺の人間がそれについて行けないかも知れないことにある。演技やセリフというのは、ピンポンと同じで、相手の打ち方によって変化する。 貴重な時間を使って、メンバーに早く慣れて貰わないとイケナイ。と思ってもままならないこともあるわなあ~。

 K氏が早くお帰りになった後、少しも時間を無駄には出来ない訳で、余り手が付けられてない3幕を集中演習する。 どこをやってもやりがいがある、というか、ムムム、、、、。さすがにみんな自分の出番を人に譲ることばかりしなくなった。自分が自分が、 もっとやりたい、、、という積極的な気持ちが湧いてきたようだ。こうして時間を奪い合うくらいが良いのだ。沢山やった人勝ちということだ。

 演出助手を引き受けて貰ったA氏に、「気が付いたことあったら何でも言ってあげてね。」と言うと、「ありすぎてなかなか言えません。 」!!!ごもっとも。あたしゃこの言葉で胃がキュンと痛くなった。でもねえ~、これでも最初よりは出来るようになってるんだよ。 と言いたかったが、言ってどうなるもんでもない。

 表に出て解散の前に、小道具さんに練習時の小道具の準備についてもっと緊張して欲しいことを伝える。実は、 衣装さんについても同じ事が言える。各人が自分のやるべき事に緊張感を持たないと、何のための役員なのか分からなくなる。 練習時間を無駄の無いようにと配慮し体力の温存も考えて、日によっては不参加でも良いという日を作るが、 不参加でも他の人がやっていることを頭に入れて置いて欲しいものだ。 若くないアチクシが休み無く毎回参加するのは体力精神力の限界までやっていることを、分かって欲しいなあ~。少なくとも、 会場には行かないが、これはこうしておいて欲しいと誰かに申し送りをしておいて欲しい。

 前回のオペラの全員のスケジュール表を、S嬢と泣き笑いしながら作成した時のことを思い出して一人ニヤニヤ。 あの大変さは今回はY嬢が代わってやってくれていて、案の定メチャクチャ大変そうだ。のに、本日、その上に他の事を私から依頼されて、 やけのやんぱち状態の彼女。ホントに良くやってくれている。

 

 帰宅して上手い具合に煮上がったおでんをつまみながらビールを飲んでいるつもりが、ふと気が付けばノンアルコール、 ビールテイスト飲料だった。もう味も分からなくなっているかも~。

 

2009年10月19日 (月)

若者よ来たれ。

 大体いつでもそうなんだが、部外者が見学、とか、他から指導者が来るとなると、全員がもの凄い緊張状態になる。 完全に覚えているつもりの歌詞も飛んでしまうし、覚えたはずの動きもあわてがついてしまって、 どう動いたら良いかがさっぱり分からなくなってしまう。、、、だからこそ、こういう練習は貴重だ。自分が緊張したときにどうなるか、 このチェックが出来るというチャンスを最大限利用して欲しい。

、、、それにしても、よく忘れたなあ~~。「覚えて下さい。」が本日の指導者の気ワードとなってしまった。

 

 なんか、メチャクチャ疲れて、遂に胃に来てしまった。アフターも治らないし、この私が、食欲が無く、 夕飯は作って出かけたシチューを軽く、、、だけ。胃薬は放せない。

 でも、新入会の人が一人増えて古いメンバーが復帰してくれたのは、胃薬よりも効果がある。若者よ来たれ!だ。

2009年10月18日 (日)

救いとなるか?

 久しぶりに訪れたA君。彼の顔を見た途端、例えは悪いが、「飛んで火にいる夏の虫」と思ってしまった。 この私の窮地を彼なら救ってくれる、と思ったのだ。私の第六感の通り、急な申し出にもかかわらず今後の練習に力を貸してくれるという。 ばんざ~い!救世主が現れた!単純に思ってしまう私だが、きっと彼ならやってくれるという確信に近いものもある。、、、、 モチロンみんなの心がけ次第だが、彼のヘルプでもっともっと内容が濃いものになることだろう。一昨日の「見学申し込み」 に続き久々の良いニュースだ。

 

 さて、そのあとは短歌の歌会だった。これまた集中力の要る時間で、時折その集中が切れそうになるときがあって、いかんいかん、 と自戒しながらまあなんとか過ごした。不思議なもので、何回かその人の作品を読んでいくと、 名前を伏せていてもそれがどの人の物かが分かってくる。分かって解釈が返って混乱することもあるし、全く分からないものもあるが、 その場合は歌の奥の物が見えない場合が多い。まあ、こちらの読み方が甘い、というのもあるし、 もしかしたら表現力にも少し難があるのかも知れない。後世に残る文学は、 作者がどんな人か分からなくても作品から醸し出される物を読み取らなくてはイケナイし、書き手もそこに力を注ぐのだろうから。

 でもやっぱり、「分かる」というのは本当に難しいことだ。「人は一番大切なことを言わない」そうだから、会話を延々続けていても、 分かり合えないのが人間の宿命かも。、、そんな中で、頑張って何事かを進めていくのも、人間の可愛さだろう。

 この短歌の会に参加させて貰ってはいるが、私自身はいまだに短歌というものに全身で浸かりきることが出来ないで居る。時折、 作詠しては、「おっ!」と思うこともあるが、自分で満足行くものは殆ど出来ない。 よくぞこんな不出来な弟子を我慢して師匠も抱えているものだと感心してしまう。まあ、最近とみに会員が増えて、 末端まで目が届かない状況になっているのが幸いしているのかもしれない。、、、こんな中で、 来年この会は10周年の記念の催しをやることになった。これに「関わる」ことによって、 自分と短歌の関係を見つめ直すチャンスとしたいものだ。

 

2009年10月17日 (土)

ドライブ日より。

 遂にメンバーに新型インフルエンザの脅威が迫ってきた。本人でもないし、症状が出てるわけでもモチロンないが、 半径が狭まった感がある。メンバーに近い人が羅病したってことだ。

 今日は母を病院に連れて行き、ロビーに具合悪そうな人が横たわっていて慌てて母と二人分のマスクを貰ったことだったが、、、、 なんだかねえ~~。毒性は弱いとはいえ気になることだ。

 

 広島行きを体力など考えて矢張り断念して、代わりに近くまでドライブをする。高速のTサービスエリアのおうどんが、 以前からお気に入りで今日もそこで美味しく食べる。側に100円でぬいぐるみをゲットできるゲーム機があって、チャレンジしたら、 2回目にゲット出来て大喜び。たわいもない事だが、ケッコウ嬉しいもんだ。早速携帯のキーホルダーとなる。母もお嬢も全くダメで、 妙なところ尊敬される!ハハ、まぐれに決まっているが。

 

 いつもよりは多いが、それでも高速とは思えないバラバラの車の量だ。これは走りやすくて有り難い。の~んびり走っても大丈夫。 全く緊張がない。周辺の山々はまだ紅葉には早く、美しい緑が続くばかり。案内を貰っていた引田のイベントに顔を出すが、 テレビで報道されていたほど魅力を感じず、何も買わないでアイスクリームだけ食べて帰った。ほんのささやかな母の気分転換だ。、、、、 この程度でも疲れるなあ。マッサージ機で仮眠してしまった。お陰で洋服の入れ替えが又伸びてしまった。トホ。

大失態。

 胸騒ぎ、というものは本当にあるようだ。どうも朝から妙な気分で、 とある原稿の手直しした物を会長に送っても返事がないので電話してみたが、お家も、携帯もつながらない。 仕方なく責任校正ということで担当者に送付。ここまではまあ良かった。で、 ヘアーメイクのことをSさんと打ち合わせましょうと急に話がまとまり、私の心ばかりのお礼にお昼のランチを食べながらと相成る。 出演者一人一人の写真を撮っているのを全部チェックして、こちらのイメージを伝える。写真のない人のことも微に入り細にわたり伝え、 どのように作って欲しいかを伝える。自分が出演しなければそこそこ手伝えるが、今回はず~っと舞台で、 場当たりからゲネまで全てを自分がチェックしなくてはならず、となると、舞台から離れる暇がない。イコール楽屋のことは手伝えないのだ。 綿密な打ち合わせが必要となり、順調に理解し合えたところに義妹から電話が、、、。「お義姉さん、今日はおうちでレッスンじゃないの!?」 と来た。ぎょへえ~っ!あのぞわぞわした感じは矢張りそうだったのか!!「私が鍵を開けて入って貰ってるからねっ。」えええ~っ?あの、 その、今、ピアノの部屋は凄いことになってるんだけど、、、。」「ええ?そんなの知らないわよ。とにかく上がって貰ったから。」と言われ、 そりゃあ、仕方がないんだけど、、、、、只今冬物と夏物の入れ替え中で、大きく紙に、「しまうもの」「上げる物」「クリーニング」 「捨てる物」「スポーツ」、、、、などなどと書いてそれぞれの場所にばさばさっと洋服をを重ねていたのだ。 ひどいことにピアノの上も物置と化し、部屋一杯に拡がるだけ拡がっていた、、、よりにもよってこんな時に忘れているなんて! と吾と我が身を叱っても後の祭り。何でも最初のお方は先生が立ってレッスンをしたらしい!!義妹になってからは、「私が責任持ちますから」 と彼女が言って、その辺の物をどけてお座り頂いたそうだが、、、。いやはや。先生の性格だ。「動かしたら後が困るんじゃないか!?」 とのたもうたらしい。なんてえこった!

 レッスン日を間違えるとか時間を忘れているとかがケッコウあるものだから、きっと「お前もかブルータス」状態だったのだろう。 たまたま健康診断の日で、それが気になってよく眠れてないし、血も採られたしとかで、長居せずにお帰り遊ばしたが、いや~参った。

 原因は簡単なことだ。只今手帳を新調して、書き写しの途中なのだ。でもって、古い方を見るべきをついうっかり新しい方を見てしまい、 「大丈夫」と返事してしまったという次第。全く注意が要るなあ~。

 

 意気消沈している間もなく、続いてのお仕事FMの収録だ。こちらは楽器の演奏家Sさんで、数年パリに在住していた若い女性。 話の中にパリのことが出てくるのは当たり前だが、空き時間での話が大いに盛り上がった。 どうやらうちのお嬢が短期留学したときに住んでいたアパルトマンを実際知っているらしい。それに、ミキサーのAさんと同郷で、 ごくご近所らしい。中学時代の話なんかが飛び出し、お互いに驚き合っている。ま、世間は狭い。、、、そのせいではないが、 少々予定の時間をオーバーしてしまい、終わったら10時前。お嬢にメールしたら、「お父さんの食事は終わりました」とある。ふ~っ。 助かった。準備する暇もなかったのだ。

 Sさんの話でとても印象的だったのが、「若い人にドンドン音楽に触れて貰いたい。音楽は平和のメッセンジャーだと思っている。」 という話の内容だ。お若いが随分しっかりしている、と思ったら現在音楽科の先生をしているし、ここまでの経歴が半端じゃない。 単に立派と言うだけではなく、自分の足で人生を切り開いている点が、ホントに魅力的だ。1年の留学をご両親に反対されて、 それでも諦めきれず、バイトしながらお金を貯めて自分の力で夢を叶えたそうだ。しかも、難関を突破してパリ音楽院に合格、 そこでメキメキ腕を上げたようだ。世界中に演奏旅行に出かけ、現在は日本を拠点に頑張っているらしい。 こうした人に教えて貰っている人は幸せだ。案外近くに素晴らしい人が大勢居るんだ。、、、ってことを、 知らせているのがおみっちゃんの番組だ。

 真っ暗なビルの駐車場で、再会を約してお別れしたが、爽やかなひとときだった。

 本日も、変化ありすぎの一日だった!

2009年10月15日 (木)

あ~きの夕日に~♪

 全く久しぶりに母と娘を伴って知人宅へ蜜柑狩り。そう呼べるほどのものではなく、ほんの一篭取ってきただけだが、 みんなにとって綺麗な空気が何よりの収穫だ。仕事を終えての後だから、帰りは黄昏時となり、 下り坂から見える高松港近辺の風景は素晴らしく美しい。母は又しても言う。「こんなに高松が綺麗なのは、空襲で全部焼け野が原になったから、 、、、」母の記憶の一番多くを占めているのは、矢張り戦争のようだ。急に、「広島の原爆ドームが見たい」と言い出した母を、 自分がこちらに居るときに連れて行きたいと主張するお嬢と、どうも出かけることになりそうだなあ~。ちょっと迷うところだが、、、。 どうするかなあ、、、。

 

 しかしまあ、娘が居ると夫が甲斐甲斐しく台所を手伝ったりしてくれて、、、気味が悪いが、まあやってもらう。 これが又居なくなると全くやらなくなるからなあ~、今までだと。な~んで父親って娘に弱いんだろう???

 

 メンバーからちょろちょろ色んなメールが入ってくる。だよねえ~、不安だよねえ~、心配だよねえ~、、、、、でも、 やるっきゃないんだ。一杯仕事を抱えている人は案外そんなこと考えなくても済むのだが、 そうでない人は自分という小さな世界のことばかり見てしまう。悩みが無い訳じゃないが、「悩んでる場合じゃない」というのが私の現状。 まだ自分の歌が完璧に覚えられて無くても、出入りさえいい加減でも、そこに目を向ける暇がない。今日も、 ピアニストSさんが例によって面白い案を出してきてくれての打ち合わせ。こうした前向きな話は大いに歓迎。 少しでも面白い作品にしようと張り切ってくれるのは有り難いことだ。フフフ、面白いことになってきた。

2009年10月14日 (水)

歯が浮いているなあ~。

 三連ちゃんは流石に疲れた。が、本番前と本番はこんな疲れ方ではないだろう。今はまだ笑いが出る余裕がある。前日の場当たりとゲネ、 翌日は朝から場当たりとゲネ。で、本番。夜はB組の本番の手伝いだ。考えただけで恐ろしくなってくる。 自分の声を守るなんて事が出来るんだろうか?ただ出演して歌っただけでも、あのオペレッタは疲れたのに、、、。モチロン、 今日のようにやればやっただけの効果は出る。いよいよ身体で覚えるところまでみんなが来ているのが分かる。それ自体は楽しいことなんだが、、 、。

 昨日のラジオの取材では、色々と聞いて下さって、ホントに有り難かった。熱心に喋ったせいか、アナウンサーから 「ホントにお好きなんですねえ~!」と言われてしまった。そりゃあ好きには違いないが、好きだけではこんなことは出来ない。 自分の仕事も家事も様々なことを犠牲にして、こんなことをやっているのは、、、、バカだからか。何故かと自問自答しても答は出てこない。 とりあえず、今目の前にあることをキチンとやりたい、それだけだ。別にオペラに限らす、今、これをすることが必要、 と思ったらそれを出来る限りの力でやろうとする。これは生まれついてのモノかも知れない。、、、しかし、今回は膨大な時間を使っている。 今後ますます練習頻度が上がってくるだろうが、何とか疲れすぎないように頑張るしかない。

 色んな演奏会が目白押しなのも秋だから、、だろうが、 この日曜日は風変わりにもお寺で中国の二胡なんかの演奏会があるという誘いを受けた。日中は短歌の歌会だし、家族が一匹増えているし、、、、 どうかなあ~?秋、お寺、二胡、、、、とくると風情を感じるが、、、。

2009年10月13日 (火)

取材を受ける、、、。

 段々乗ってきた感のある芝居だが、そうなったらなったで、歌詞を忘れるリズムが狂う。 これが車の運転と同じように一致してくるはずだ。間もなく。(希望的観測)

 昨日に続いて今日も練習だったが、いっつも欠席のTさんのお陰でたまに彼が来ると彼中心に進める必要があり、 全体がもう~って具合になる。ホント、彼がらみは心配だなあ~。

 ああだめだ。眠気が、、、、昨日今日明日と3連ちゃんの練習だ。もう寝よう。取材の話は明日だ。

2009年10月12日 (月)

寝だめカンタービレ、ふたたび。

 演奏会の翌日は昼過ぎまで本業が忙しく、あえぎあえぎ仕事をしていたが、3時過ぎだったか遂にダウン。1時間ばかし仮眠を取り、 だるい身体にむち打って夕食の準備をしたところ、8時半というにモウレツに眠気が襲ってきて再びベッドに直行。10時間以上眠ったようだ。 その間異様な夢を繰り返し見ては目覚めるを何度もした記憶があるものの、た~っぷり眠った感があるから今日は爽快。まるで秋の快晴だ。

 で、友人が変わったイベントに誘ってくれて、母を連れて行けるというので出かけてみた。 五色台で山野草を使っての生け花の体験学習があるというのだ。もともと野草が好きで自分流によく生けていたが、 教わることで何かヒントが貰えるかも~と思ったのだ。それに母がやってみたいというのも決心した理由だった。 出かけてみるとホントに五色台の奥の院と言ってもいいような遠い所にその会場があった。 間もなくその施設という辺りでや~なことに蛇を踏んだようだ。いや、確かにゴトッと音がしたような記憶が、、、、。 バックミラーで見るとくるくると回って暴れているような姿が見えるではないか!?思わずハンドルを切り損ねる程動揺した。悪いことをした! 可哀想に!と思ったが後の祭り。友人達は後ろから来ていて全然分からなかったと言い、その上、なんか良いことあるカモよ、宝くじ買ったら! とまで言ってくれるが、どうも気分が悪い。いやはや、いやはや、、、。

 重たい車椅子を下ろして会場に母を連れて行くと、思いがけず大勢の人が集まって熱心に生けている。 先生と呼ばれる人は気さくそうな方で、忙しく走り回って教えている。我々も早速テーブルに案内されて、ひとつかみの山野草と花器 (竹の切り株、和紙の工作物、竹細工のケースなど)をあてがわれ、好きに生けてみて下さいと言われる。一行は日頃に似合わず無口になって、 必死で取り組んだ。母も楽しげにあれこれ生けては先生の指導を仰いでいる。私も早速生けてみて先生の手を入れて貰ったが、 ハサミ一つで作品が蘇るようになる。これは短歌の一字を直して貰っただけで歌一首が蘇るのに似ている。 あまりに面白くて時間が経つのも忘れるほどだった。

 昼食は友人達が準備してくれていて、手ぶらで行った私と母はもっぱら食べるお仕事だけ~。 わいわい良いながら秋空の下で食べると何もかもが美味しい。食後の運動を、と運動嫌いのYが言ってくれてそれならと、 出来心で車椅子を押し始めたら、板作りのその道は確かに車椅子にも良いようには作られて居るんだろうが、下り坂が殆どで怖いのなんの!! 車椅子が手から離れないように必死で引っ張りながらの道中は、まさかあの蛇ののろいではあるまいが、全く死ぬかと思った! 後ろから来ていた友人達があんまり速いので、どっか違う道に入ったのかと思ったと笑いながらやって来る。いやいや笑い事ではない。 帰りにその道を押しながら帰ると、半端じゃない登り道となって、今度は息が切れまくり。いや~、予期せぬ運動をしてしまったわい。 家に着いたらど~っと疲れが出た私に、母は涼しい顔で、「ハイ、お疲れさん。」ったく、心底疲れたわい。

 意外とモチがよい山野草は今我が家の家の中であちこちを飾ってくれている。ホントに良いなあ~。秋だなあ~。

今日も練習日。

 オペレッタの練習時に、ある人が一歩進んだ行為を提言してくれたのは嬉しかった。A地点まで行くのに、 そのずっと前からAを睨んだ動きをしても良いか、というものだったが、モチロンOKだ。これこそが芝居の醍醐味。 その行為が万一観客には読めなくても、役者が気持ちをつなぐ効果は期待できる。いやむしろ全員にそうして欲しい。が、 そこまで行けてない人が多いのが現状だ。要するに、その役になりきって言動すると、当然やるだろうことをやるだけだが、 言うべきセルフのことや動きのことばかりに頭が行って、何故そこにそう佇むのか、何故そこでそういうセリフを言うことになるのか、 という点が欠落している。だから、全てが段取り芝居になる。この点と点がいつ繋がるのか、、、、、。

 しかし、みんな先日のガラコン以来、本番に向けての姿勢が変わっているのは嬉しい。これならきっと本番は大丈夫だろう。なんせ、 あの会長までが台本無し、楽譜無しでやってらしたからなあ~。相当自己練習されているようだ。

 

 毎日色んなことがあって、そのせいかどうか、時々頭がキ~ンと痛くなるというか耳鳴りがするようになった。 何とか本番まで持ちますように!!

 

 あっと、今日はサンポートに訳あって2度行ったのだが、 出来心でクレープのアイスを食べながら廊下を歩いているとあるピアニストに声を掛けられてしまった。ぎゃあ~っ、 あたしゃサンポートに来て以来初めてこんな事したんだけど~、信じてくれるかなあ~グスン。

 こうして書いていくと思い出すなあ~、一日のことを。そういえば夕暮れコンサートなるものにも出かけたのだ。 FM出演者が主催するというのであっつい中をガレージコンサートに出かけたというわけだ。全くプログラムを知らなかったが、 よく知っている人が歌って驚いた。この人達は今日は一日中歌ったり演奏したりするんだそうだ。面白いことをやるもんだ。ホント、 音楽好きが集まるとねえ~~。こうなっちゃうのよねえ。

 

2009年10月10日 (土)

演奏会一つ終了。

 もう昨日のことになってしまったが、ガラコンサーとがようやく終わった。一つ演奏会をするのはホントに大変だ。 このようなただの演奏会でも、である。色々掛け持ちがきかなくなった自分がいて、ホールの中であれこれチョンボをやってしまった。一つ、 客電を付け忘れ、暗い中を既にお客さんが立ち上がろうとしてしまったこと。一つ、CDのスイッチを入れるはずだったのが、 その時そこに居られず、ホールの人が見かねて入れてくれたこと。一つ、出演者の出し入れの時、 ドアーを閉めすぎて向こう側へ開きかかったこと。一つ、、みんなには、第一部が終わるまで着替えないで、最後にもう一度出ます、 と言っておきながら自分が出番の後すぐに着替えてしまったこと!一つ(まだあった!)受け付け用に持ってきた諸々を車の中に置き忘れたこと。 結局Sさんに取りに行って貰う羽目に。とにかく、一つのことしか出来なくなっちまった!後の打ち上げの会でもしきりに「世代交代」 が口に上ったが、まさしくその通り。是非是非この年寄りに代わって欲しいと思うのは何も会長ばかりではない。

 当初、本公演を間近に控えた時に、ガラコンサーとは如何なものかという説が多く、みんなで検討してとにかくやってみようとなったが、 打ち上げでもそのことが出て、色々心配もあったが、やってみると舞台での勉強が出来てホントに良かった。 自分の声がどう響くのかを知ることも出来たし、舞台の感覚が飲み込めたというような発言が色々あった。

 私は、「こうもり」に関しては、一番舞台慣れしてほしいということがあり、次ぎに、 そこをメドに歌を覚える事で本番までの弾みがつく、というのが狙いだった。もしこれが無ければ、 あのお方は絶対歌詞も覚えられなかったに違いない。そして舞台で動くことの難しさも、きっと分かったのではないか?

 

 いつに変わらず友人達が来てくれて、ロビーでしきりに慰労してくれる。有り難いことだ。 こういう人々に支えられて歌が歌えて居るなあ~。それにしちゃあ、急に出演を決めて、ピアニストをうろたえさせたり、、、とまあ、 相変わらずの私だが~。いつまで歌えることか、その日が来るまでガンバロウ。

 

 打ち上げで、新しく参加してくれたM氏が素晴らしく人柄が良いということも分かったし、 みんなともすぐうち解けてくれるのが有り難かった。彼は、大きな体躯で良く笑い意外なことを告白してくれる。「僕打たれ弱いです!」 「すぐ泣きます!」おいおい、これからどんどん打って打って打ちまくるつもりが、気持ちが萎えるじゃん!?

 もう一人の新参の人寡黙なY氏も、そこそこ楽しく時間を過ごせていたようなのは良かった。 参加した三組のご夫婦の仲むつまじいご様子も若い未婚の人達に好感を持たれているようで、終始和やかに打ち上げが終わった。 全員が散会したのは夜も更けて、、、この会場はリピートありだなあ~。貸し切りでこっぽりした空間もなかなか良かった。

 

 さて、いよいよ次だ。

2009年10月 8日 (木)

明日はガラコン。

 午後7時からという時間で、皆さん来てもらえるのかしら?チョコチョコ問い合わせを頂いてはいるが、、。 サンポートという立地条件はこういうときは特に便利さを感じるなあ。

 今回は、あたしゃシャンソンだ!いつだったかに、オペラ歌手が堂々とシャンソンを歌っていたのが良かったので、まあ、 聴く人の気分直しに出張ってみることに。ホントは今回は出ないつもりだったが、内部の諸々の事情をかんがみ、思い切って出ることにしたが、、 、、さて。ま、寝ることにしよう。

2009年10月 7日 (水)

空白の多弁。

 ここに何も書けない日が続いている。この空白は「書きたくない、書くことがない」というのとは全く違って、「書くことがありすぎ」 =「書く暇が無い」ということだ。日々、よくぞこれだけと思うほどの事件が勃発する。例えば、月曜日の通常練習では、 あんなこともこんなこともあった。その前は、永いこと会ってなかった友人を訪ねたらお留守で、 代わりにいつの間にか生まれたベイビィを抱いた娘さんにバッタリ。思わず立ち話をして、 ちゃっかりチラシを渡して車を走らせたらお目当ての友人からお怒りの電話。どうしてすれ違ったのに気が付かなかったのか? どうして寄らないのか?な~んて責められて、今、人を乗せてるからね~、カンベン~と又近々立ち寄ることを約束して電話を切る。 実はその近辺のリーズナブルで美味しいという評判の中華屋さんに行くところだったのだ。期待通りの良い感じ。

 その前に行ったカルチャーでは来年大がかりな発表会をするというご案内が、、、、でもねえ~。それまで続いてるかしら、ねえ~。

 その前にはガラコンの打ち合わせにホール担当者に会いに行く。まあ、電話でも良いようなことだが、次回の公演の事もある。 色々お聞きしたいこともあったのだ。その前は病院の送迎と、、、まあ、朝から晩まで、よくぞまあ、、、、 これだけ仕事したら相当な収入になるんだろうなあ~。ムムム。

 でもって翌日は朝6時半に出張着付け。もう~っダメッ。と言いつつ次なる目的地へ移動。、、、帰省している娘が心からのあきれ顔で、 「お母さん、やりすぎ!」と言う。暇さえあれば寝ているこのお嬢は、吾が動きを信じられないと言うのだ。ハイハイ。 どうせ貧乏性に出来てます。

 しかし、これでも以前のようには動けなくなっている。「お年寄りの老婆」と書かれた文章で憤慨した65歳の友人と同じ年に、 間もなくなろうとしている。さもありなんだ。

 こうしてジタバタ暮らしている中で、遂に「悼む○と」というぶあつ~い本を読破した。昨今の「千の風ブーム」といい、 「おくりびとパッション」といい、世の中死に向き合うのがブームになっているかのようだ。この本もまさしくそれだ。 読み始めがギクシャクしていて、これは最後まで読めるかな?と思いながらだったが、 あとがきに寄ると連載小説として世に出たものを一冊の本にまとめたものらしい。成る程、それなら分かる。読んでしまって、 これは最後の持って行き方に相当苦労しただろう事が偲ばれた。全くの個人的な意見だが、主人公の扱い方に「普遍性」 という意味で不安が残った。山頭火の生き様がダブってきたまま読んだためか。娘が一気に読んで、「そんなもの要るかなあ?」という。 かなり気に入った作品だったようだ。まあ、読後にあれこれ考えさせてくれるという意味では、良かったかも。次はS嬢にお貸しする約束だが、 感想が聞きたいものだなあ。

2009年10月 4日 (日)

相手の立場になるということ。

 昨日今日と、Y嬢としっかり時間を割いてスケジュールの検討や、ガラコン当日にやるべきことのチェックを行い、 明日の練習時に各人に依頼するためのたたき台を製作した。これが、全く、簡単ではない。それぞれの人達の抱える事情を考慮しながら、 全体を睨んでバランスをとって、誰にも不都合がないように持って行くのは至難の業だ。懸命にその人の顔を思い浮かべながら、 これがベストだろうと考えて作製しても、行き届かないというか、なかなか100点は頂けない。歌う人、弾く人、外回りのお仕事の人、etc。 全員の事をぴっちり間違いなく重箱に収める能力が、我々二人には無いということか。

 今回ばかりではない。いっつもこの手の裏の仕事は誰とやってもスムーズに行った試しがない。一つの理由は、 配慮しすぎることにあるのかも知れない。例えば某団体では、決まったことに入れるかどうかであって、出演者の都合を第一には考えてない。 どちらかというと、ホールの都合、演出家の都合、何よりも経済が優先して居る。従って、出演者は会場を飛び歩き、 自分のスケジュールを調整するのに追われっぱなし、という次第。まあ、どちらにも良い面と悪い面がある。要するに、結果が大事だろう。 おそらく我々は今後もちぇちぃりぁ流に進めて行くだろうが、「相手の立場になるということ。」抜きには考えられない。何をするにも、、、。

 その訳はちぇちぃりぁはファミリーだという考え方が会長にも私にもあるということかもしれない。 別に面接をして集まった人ばかりではないが、ホントに人間の良い人ばかりの集団となっている。縁あってこうして一つの目標に向かい、 気持ちを一つにして行くという作業は、楽しいことの連続、とは言い難い。むしろ過酷だったり、体力や精神力を要求されることが多い。 それでもとにかく一緒にやろうと動いている私たちは、昨今の淡泊な家族よりも家族らしいと言えるかも知れない。全く、考えてみると、 おじいちゃんもおばあちゃんも、お父さんもお母さんも、お兄さんもお姉さんも、弟も妹もいる。 最近では孫のような中学生も参加してくれる一大家族だ。だからこそみんなが思いやりの空気の中で息が出来ているのだ。、、、そうして、 この大家族は今年も大きな舞台に挑戦しようとしている。この公演の成功の鍵は、「相手の立場を思いやる。」これしかない。

 

 

2009年10月 2日 (金)

暴れ食いがまだ暴れている。

 ほ~んとに不思議。あの暴れ食いって、ホントにいつまでも胃の中で暴れるつもりなのかしら?んなわけないよねえ。

 今日はもの凄く本業が忙しかったが、ようやく仕事が終わったらお嬢とおばばを連れて映画のサービス。絶対寝る、と思ったが、 あに図らんやちっとも眠くならないばかりか涙まで流れたというアンチクライマックス。バラードかと思ったら違うらしいタイトルで、 例の公園裸事件のK君が主役のものだった。おばばが好きな人物だということで渋々行ったが、(あたしゃシャネルが見たかった) ケッコウ良かった。ホント、近頃日本映画が頑張ってる。、、、帰宅したら11時を過ぎているという、元気印の吾が母よ。 見る毎に老いては行くが、まいっか。

 でもって、小道具のあれこれを苦手なパソコンサイトで検索してようやく只今あらかた注文できた。だいたい画面が小さすぎるのよねえ。 大きくしても結局移動させないと見えないわけで、私だって夫とおなじ大画面のが欲しいわい。ぶ~。

 明日はいよいよ本番までのスケジュールを決める二人会議をやることになっている。Y嬢に期待してるが、まあ疲れるだろうなあ。、、、 一体いつ自分のことやれるんだろう?

2009年10月 1日 (木)

賞。

 政府から受賞されるとあって上京していた夫が娘を伴って帰ってきた。迎えに行った帰りの車の中で、「お父さん一体何の賞だったの?」 と聞くと娘が呆れてゲラゲラ大笑い。参加者の中にはご夫婦で紋付きの和装など第一級の礼服で言ってる人が多かったというのに、「お母さんは、 何の賞?って、ハハハああおかし!」だって、詳しく聞いてないような気がしてたんだもの~。 記念品は菊の御紋の杯3段重ねというありがた~いもの。多分そんなところだと思った夫はちゃっかり自分流の記念品を購入してきた。 それが金の懐中時計ときたもんだ。まさしくそれは我々の舞台の小道具!でも、小さいんだよなあ~、残念。

 

 昨日の暴れ食いが祟り、ナント!昼も夜もご飯が食べたくない。娘がビックリして夜食を一緒に食べようと言うので、その気になったら、 チャント胃袋には収まった。まあ、そんなにやわな身体ではないはずだ。でも、昨日一緒だった友人達が今日やって来て言うには、 「そんなの信じられないわ。私なんか今ステーキランチ食べてきたところよ」と言うのにはおろろいた。ひえ~っ。ちょっとそれは考えられない。 あのすき焼きの肉と松茸は半端じゃなかったと思うが、、、、!「食べ力、ここにも健在なり~」

 

 今日はそんなわけであんまり身体が動かないので、パソコンで舞台用のドレスを懸命に検索していたが、なかなか思う様なモノがない。 やっぱりねえ~。ま、もう少しやってみるか。ふ~っ。

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