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2009年9月

2009年9月30日 (水)

躍り食い?

 日帰りバス旅行なるもので、近江牛と松茸の暴れ食いなるものに行ってきた。確か「躍り食い」というタイトルの旅行で、 おいしくてまいまいする、という讃岐の言葉からのネーミングかと思ったら、いつの間にか暴れ食いになっていた。 (他の人は初めからそうだったというが、、、)どちらにしても踊りも暴れもしなかった。 よくよく計算してみると決して元が取れたとは思えない。だって、やっぱり食べるにも限度がある。 すき焼きがそもそもたくさん食べられない原因だ。あたしゃ生チューを飲みながらだったので、余計箸が進まない。 それでも我が家で食べるよりは食べたかも~。一度体験しておけばいっか、という程度のものだった。

 二度と行きたくないバスツアーと思っていたら、又しても次の予定を決めている友人達。いや、あの、私は、、、、、とあがいてみたが、 多分行くことになるんだろうなあ~。ふ~っ。

2009年9月29日 (火)

特別練習の日。

 本日会長のお妹様が見学に起こし下さった。が、最初にそれ言うと、みんなが遠慮してあんまり普通に会長をいびれないだろうと思い、 (てか、途中で何回か言おうかな?とは思ったんだけど~)黙って練習を続けたが、お別れの時に紹介すると、みんなからブーイングの嵐。 その脳裏には、なんかやばいこと言ってないかな?という思いがあったかも知れない。フフフ。

 大病を患っておられてようやく快復されてのご訪問だが、長時間の見学にお疲れかと思いきや、「面白かった!」と言われる。ま、 映画も芝居もお好きらしいから、こういう現場は興味があって当然だ。おうちで会長の特訓とか、、、、しないだろうなあ~~。

 

 段々私の方がテンションが高くなってきて、少々厳しい言葉も飛び出すが、これが全て愛情故のものだと、理解してくれてるかしら? みんなを何とか舞台で輝かせたい。その人の持つ能力を最大限に引き出したい。本人も気付いてない魅力を舞台で開花させたい。、、、 こういう思いで演技指導をさせて貰っているんだが、、、。

 何故今か?それは、最初はそんな厳しいことを要求されても出来ないのが分かっているから、こちらもエネルギーを温存していたのだ。 でも、今からは、そんな悠長なことを言っている場合ではない。いよいよ3ヶ月を切ってしまった。 まだ台本楽譜にかじり付いてる人が多いのは困ったものだ。「失敗を恐れる」というキーワードがみんなから勇気を奪っている。今、 ここでの失敗は何でもない。肝心なのは舞台だ。、、、でもねえ~、人前で注意されたり、 プライドを傷つけられたりしたくないのが人間だからねえ~。、、、でも、そんなこと言ってられない。次回からハチマキの締め直しだ。

2009年9月28日 (月)

疲れすぎ~。。。

 浜に打ち上げられたクラゲのように疲れ切っている。今日はシェイクスピアの講座があり、 そのごの昼食会でハプニングがありあわやトラブルか、というぎりぎりのところで大人同士踏みとどまった、という展開があって、 これも疲れの原因だ。その後のシャンソンも教える事への責任と上手く渡せないことへの苛立ちが感じられ、これも疲れた。 絶対的な時間が足りない。その後遠来の客をもてなし、そのままちぇちへとなだれ込む。

 みんなの中に、誰でも簡単には出来ないことをやろうとしているという危機感があるんだろうか?いや~、疲れた。

2009年9月27日 (日)

悼む。

 今日は私よりも若い人の死を聞いた。男性だが、いくらか面識があり、言葉を交わしたこともある人だけに何とも言えない感慨を覚えた。 あのように張り切って一時期仕事に打ち込んでいた人だったが、そんなにも早く逝ってしまったんだ。ここ何年か会っていなかったが、 あの柔和な声とチャーミングな笑い顔、気の弱い人柄を思い出す。今更ながら、人は死ぬんだということがズシンと胸に落ちた。

 やれ太っただの悲しいの楽しいの忙しいのと言っている内にどんどん時間が経って行く。明日は我が身だ。

 さ、部屋の片付けでもしようか。

2009年9月26日 (土)

悪夢。

 夕食後、どうにもこうにも眠くなり何もかもおっぽり出してベッドに。何が悪かったのか、携帯電話の悪夢にうなされて居たら、 メンバーのS嬢からホントに電話がかかって飛び起きた。舞台用のインテリアのオークションのことだったが、 ねぼけていてそのまま起きてパソコンを見られず、最後の面白いという駆け引きが見られなくて残念。 20分後にようやく起きられてこうしてパソコンの前だが、、、まああの夢は凄かった。リアリティに充ち満ちて恐ろしかった。

 確かバスに乗っていて、それも2台の車両がくっついているという奇妙なバス。座席に腰掛けていると携帯が鳴り、 大きく響くので慌てて探している。我を忘れて大きな声で喋っては、周りが気になって車両をかえたりしている。 ドアが開くと外にいる人が険しい顔つきで睨んでいる。それを何度も繰り返し、果ては何か事件に巻き込まれてそれが携帯に関係している、、、、 そんな夢にうなされていた。

 でも、夢の中で鳴った携帯と、本物の携帯が区別が付くというのもおかしなものだわい。さあ、本格的に眠るとしよう。

 

 

2009年9月25日 (金)

老いの詩。

 最近ラジオなんかでよく流れている歌に、「て○○」というのがあって、歌詞の内容に確かに心が動くが、親から子に、 あるいは年配者から若者へのメッセージが、チョイと押しつけがましいと感じるのは私だけかなああ?例えばこんな歌詞。 「私が同じ事を繰り返し言うことがあっても、私が昔あなたに何度もおなじ事を教えてあげたように、どうか私を見守って欲しい。」、、、この 「欲しい」がくせ者だなあ~って感じるのはひねくれ者の感じ方か、と思ったらそうでもないらしい。この詩には至る所にこの「欲しい」 がかかれてあって、そこが気になるという意見はケッコウあるみたい。こんなカキコを見つけたなあ。

現在の私なら、娘に 

母さんが年老いて体が不自由になり、
優しさや気遣いの余裕も無くなり
あなたの生活を大きく乱し、
あなたの人生を奪ってしまいそうになったら

その時の母さんの意思に関わらず、
まず、あなたの人生を優先しなさい

と手紙を書きます。

 

 誰しも老いとともにその先に来る人生の終焉に諦観以外の何かを感じるだろう。それは恐怖だったり、悲しみだったり、、、、だけど、 それを子供達に請け負って貰いたいとは思わない。子供には無償の愛をどこまでも捧げるけれど、だからこそ、 自分の老いに付き合わせたくはない。

 この歌詞には「旅立ちの準備をしている私に祝福の祈りを捧げて欲しい」ともあるが、だからあ~、これは逆でしょう?と思うのだ。 第三者が言うなら分かるが、母親はこんなこと思うかなあ?いやモチロン、思う人も居るんだろう。このCDはケッコウ売れてるらしいし、 感動を呼んでいるらしいから。言い過ぎかも知れないが、なんかウソっぽい感じがしてこの歌詞は嫌だなあ~と思うんだけど、 ホントのこと言うと、初めてこの歌詞を読んだときは泣いちゃったんだ。(矛盾)要するに、人が辿る悲哀の道をこれでもかと書いている。 何度もおなじ事を言う。楽しいひとときにおもわずお漏らしをしてしまったり、お風呂に入るのを嫌がる、足が弱り立てなくなる、、などなど。 自分の母親の行く末とダブって泣けたのだ。、、、でも、やっぱりこのCDを買う気にはなれない私と違い、夫は買ってきたなあ~~。ムムム、、 、。

2009年9月24日 (木)

眠くない。

 疲れすぎて眠くないのか?兎に角今日は身体を引きずって練習会場へと出かけた。 夕飯の準備もそこそこに自分は食パンをかじって飛び出した。となると、演技指導もテンションが上がらないのだ。 そこを無理矢理自分を鼓舞してやっていたが、会長殿の迷演技にいつもながら大笑いさせられる。この天然の? ボケ具合は本番で採用したくらいの絶妙さだが、これをその通りやって下さいというと、それが又出来ないんだろうなあ。 きっと今日もすっかりお疲れでお帰りになったことだろう。そもそも最初から、いつもの駐車場が一杯で、「どこへ置いたか分からん」 とのたまう程だから、その時点で既にお疲れモード。にもかかわらず、まるでしごきみたいな集中練習となってしまう。 ダブルキャストお休みだから仕方がないが、きっと相当にお疲れだったんだろう。帰りはM君をお付きに差し向けたが、 彼の話によると車を出した途端側の電柱にぶつかりそうになったという。彼の機転であわやの惨事は免れたらしいが、、、。 ちょっとこれは要注意かも~。ふ~っ。

 芝居というのは難しいものだ。変身願望はみんな基本的には持っているのだが、いざ別人になりきろうとするとこれが簡単ではない。 どうしても自分が顔を出す。「恥」を捨てる。これしかない。

 

 眠くないついでに台所の洗い物などしていると、テレビがホモの老人ホーム物語のようなものをやっていて、ちらちらと見たが、 どうもこういうのは苦手だなあ。ちょっとシュールっぽい描き方も気になった。現実的に描くには余りに、、、なんだろうか?「差別するな」 という話なのか?「ホモセクシャルの人々の苦悩」を描きたかったのか?、、、妙に病的な人物ばかりを配していたのが妙だった。だって、 この頃のテレビに出ているこういう人達はもっと健康的で、明るいし、大昔のように忌み嫌われているわけでもあるまい。 これではまるで制作者が差別意識を持って製作していると思えなくもない。ま、難しい問題ではあるんだろうが、、、。

2009年9月23日 (水)

今日こそ間違わずに行った!

 昨日と同じコースをてくてく歩いてお目当ての演奏会に出かけた。疲れも倍になるというものだ。でもって、 お仕事の都合がどうにか付いたというM氏のチケットを受付に置かせて貰い着席。真面目に演奏を鑑賞させて頂く。が、客席の少なさにガックリ。 県下の数ある演奏会の中でも、聴くに値する演奏会の一つだというに残念至極。この手の演奏会自体が難しくなってきているんだろう。 でもまあ来ている人達はホントに好きな人の集まりのようで、拍手は力強く演奏家はそれなりに満足されたかも。

 一斉を風靡した日本を代表するテノールT氏は、最高の時を知っているだけに年齢を感じる場面もあったが、 矢張り練りに練られた良い声の持ち主であることに変わりはない。しかも、その指導力は出演者の充実した歌唱力をみれば一目瞭然。 皆さんホントに良く鳴る声だった。M氏は時折「ブラボー、ブラビー、ブラバー!」と声を発しておられたが、例のブラボーおじさんと違って、 会場に暖かいムードを提供していた。

 全く久しぶりとばかり、お茶しましょうとなり、三越地下のフルーツパーラーでおデイト。 職場の近くのため奥様ご一緒の楽しいひとときとなる。思いがけず美味しいあんみつをご馳走になり、 今年二度目のデパートだから催しもの会場へご一緒しましょうとエレベーターに乗ったが、考えてみればこの日の「万年筆コレクション」 は吾が息子の食指が動く催し。まあ、今年の誕生日のプレゼントを何かで誤魔化した感があるから、この際、、、 と眺めてみてもゼロが一つ多い感じのものが殆ど。しかも実際好みが分からない。電話で聞いてみると、 彼の欲しいものは幸か不幸かその会場には無かった。で、母上にお任せしますと言うので、たまたま立っていたウインドウのメーカーを言うと、 「うう~、そこはいっちゃん安いとこや」という。「へえ~、じゃあ、ここでない方が良い?」「いや、別にそれでもええけど~」「ふ~ん、 じゃあ、お母さんの好きなものにさせて頂くわね。」と了解を貰って、結局私好みのシャープな感じのものを購入。 まあ確かにこうして品物を選ぶ楽しさはあるわねえ。「自分で探すから」と言った息子の気持ちがよく分かる。

 そうしてまったりと楽しく時を過ごしていると、夫の出張から帰ったメールやら、お店の予約客からの電話やら、 小道具の打ち合わせやら次から次へと追っかけてくる。慌てて地下へ逆戻りして、全く久しぶりにデパ地下のお総菜を買ってみる。 これがまあまあいけたのは幸いだった。帰ってみれば夫の道の駅の土産物は全て酸っぱいものばかり。中でも豆腐の梅酢漬けには参った。 「一体どうして?」に「お父さん、妊娠したのかなあ?」ま、それに相応しいお腹だわねえ~とゲラゲラ笑って本日の夕食は終わり。

 

 それにしても雨が少ないなあ。

 

 

2009年9月22日 (火)

本日のボケ。

 今日が演奏会だと信じ込んでホールへはせ参じたが、実は明日の間違いだった!それを駐車場からてくてくホールに着くまで、いやいや、 受付にたどり着くまで分からなかった、というのもねええ~。おまけに受付の人に、「今日は○○の会ですよね?」 と聞いてしまったというお粗末。辺り一面にその日のイベントのチラシがべたべた貼られてあったにもかかわらず、であ~る。は~っ!?

 お陰で時間が出来て、布屋さんに立ち寄れたのは不幸中の幸い。本日の衣装合わせに役立ったのだから。、、、って、 これが又疲れる作業だった。全体を眺めてみて、ケッコウいけてるとは想ったが、考えると果てしなく欲が出てくる。でもこれに照明が当たり、 舞台装置の中に佇めば相当面白くなるはずだ。

 

 横須賀の友人が帰っていった。又いつ会える事やら。二人で海の側でお弁当を食べゆっくりした時を過ごしたが、 ちょいと暑かったなあ~。おりしも花嫁さんがその海岸で結婚式だ。照れながら道行く我々を意識しているのが可愛い。そういえば、 内の嫁りんもこの海岸で前写しを沢山撮ったなあ~。あれから5年近くにもなる。

2009年9月21日 (月)

買い物嫌い。

 今日は私の最も苦手とすることをしたので、疲れ方は半端じゃない。というのも、公演の為の小道具の買い出しだったのだが、 「出来るだけ安く」というこの目的のためにもの凄いエネルギーを使ったというわけだ。 でっかいリサイクルショップに目星を付けていてくれた小道具係さんたちに案内されていくつか行ってみたが、そこでさえ、 なかなか値段及び諸々の条件がピッタリのものがない。予定の三分の一は後日専門業者に委託もしくは訪ねてみようということになった。

 そもそも大きいものは使用した後どうするの?ってことになる。 誰かがあとを引き取ることなど考えながらでないとうかつには購入できない。中にはユニークなものもあり、心が動いたものもあったが、 殆どが大きすぎるか、機能的に無理だとか、、、、大変だった。

 以前から私は買い物が大嫌い。面倒くさいがその一番の理由だが、色彩に溢れた場所に永く居ると何だか妙に疲れるのだ。 新聞に入ってくる広告なんか殆ど見ないし、食料品もCOOPでケッコウの人だ。だからして、本日の行動は私にとっては難行苦行に等しい。 夕方の練習が終わって帰宅して携帯の歩数計を見ると7000歩歩いている。疲れるはずだ~。日中の暑さは半端じゃなかったし~。ああ、 明日の夜は衣装合わせだ。く~っ。前回のオペラのときにぶっつり切れた「ふくらはぎの肉離れ」の場所が今痛いんだよなあ~。 気を付けないと又やるかもなあ~。

 今夫が出張中で少し労働が緩和されているが、こういうときに限って色々あるんだよなあ~。

 

 帰りの車の中でMさんと色々話したが、彼が言う、このオペレッタの一番の魅力は主役の二人から発するオーラだろう。確かに。 この二人さえ、ちゃんとやってくれれば、他の人は仮にどうであってもオッケーかも知れない。全体も大切だが、 取り敢えずこの二人に集中して頂くことが先決だ。、、、これはどうしても特訓が必要だなあ~。

2009年9月20日 (日)

昼夏、夜冬。

 短歌の会の会報誌が送られてきても、ゆっくり読む暇が無く、 食事をしながら読んでいると夫が不思議そうに一体何を深刻そうに読んでいるのかと聞いてくる。ああ、そうなのか、 深刻そうな顔つきになっていたんだ、と意外だった。が、まあ、そうかもしれない。こと短歌に関しては、 師匠の思惑通りに動けない自分が居るし、もの凄くふくれあがった会員に、師匠がどう対応していくのだろうと、心配にもなる。 団体はどんな団体でも言い出しっぺが一番しんどい。みんなが素直な人ばかりでもないだろうし、同じ方向を向いている人ばかりでもないだろう。 我々ちぇちのような団体は珍しいのではないかと思える。ちぇちは、少なくとも今現在はみんなが気持ちを一つに同じ方向を向いていると思うし、 面接で集まった人ばかりでないのに、みんな気持ちが良く親切で素直で真面目だ。まあ、文学と音楽では、相当違いがあって当然かも知れない。 言葉は悪いが一癖もふた癖もありそうなのが文学好きの人々だ。、、、でもないか。 舞台人に共通の我の強さは文学志向の人に引けを取らないかも、な~んてね。所詮人間というものは、 何かに懸命になるとその部分が突出して他の部分がへこむのか?となると、あさ~く、ひろ~く、まる~く、 というのもあながち非ではないかも知れない。

 夕べは、昼間の激務が祟って、夕食後我慢できずにベッドに倒れ込み、にゃんと12時間も寝てしまった! ところが不思議なことにこういう日に限って昼間メチャクチャ眠いのだ。甥が帰省しているので夫が誘い総勢7名でうどん屋さんに出かけ、 帰りに我が家でお茶したが、この間何回あくびをしたことか。はたまた、がんこな母親を遂に説得して、 手押し車を購入しに出かけたがこの間も大あくびの連続で母親を心配させたもんだ。かえって疲れが出てしまったのかなあ?

 この母の手押し車については、どうしても押したくないと言い続けていたのを、今日夫が強引に説得してくれて購入したのだが、 これが吉と出るか凶と出るかはまだ分からない。母親は、ああいうものを押すという行為が、「年寄り臭くていやだ」と言い張っていたのだが、 間もなく90歳だから十分年寄りなんだけど、そんなことでは納得しなかった。もう一度転んで足を折ったら今度は寝たきりになるし、 そうなったら周辺の人間が大迷惑だと言われて、初めて決心したようだ。、、、こうして少しずつ守りが崩されていくのが可哀想でもあるが、 仕方がないだろう。実際、もう一度あんな事が起きたら、うんと惨めな最後になるかも知れないのだから。

 

 そのひどい疲れの原因の一番は、5時の飛行機に乗る孫べえをその前の1時間半ほど公園でし~っかり遊ばせたことだ。顔中で 「待ってたよ~」と表現するこの上の女の子に、最大限出来ることをしてやりたいと、走ったり、歩いたり、滑り台に乗せたり、 木登りをさせたり、二人の秘密の遊び「松ぼっくり投げ」をしたり、目一杯遊ばせたのだ。で、空港へも「みっちゃんの車で行く~」 というこの子を乗せて、道中たっぷりお喋りしながら送ったのだった。ホントに可愛くて夢中になって一緒に遊んでしまうが、 あとからど~んと疲れがやってくる。毎日ならこんな事には成らないのだろうが、 それでも嫁りんの実家のお母さんは口内炎で悩まされたというし、やはり私より5歳若くてそれだからなあ~。こうなるのは当然かも知れない。 ホント、孫は早く面倒見させて欲しいものだ。ふ~っ。

 

 

2009年9月19日 (土)

眠い。

 温泉は殆ど行かないという横須賀の友人Sを伴って、大好きなB温泉に夜になって出かけた。 その前は同窓生が二人ほど駆けつけてくれて賑やかに食事をした挙げ句だったせいか、 静かな温泉の落ち着いた灯りやそよ吹く風にゆらゆらする湯煙が妙に懐かしく心地良かった。ゆったりとお湯に浸かりながら、 久しぶりに話に熱が入る。まだ結婚してない娘さんのいるSは気苦労が絶えないようだが、 それでも子供がいて良かったと二人してつくずく話したことだ。子育ては自分育てだと、、、、。

 ゆだるほど浸かった温泉も、夏と違って洗い髪で外へ出ると寒いほどだ。 車の窓を開け放ち虫の声が入ってくるのを聞きながら帰るまでの小半時良い時間を過ごした。長年の友人はお互い気心が知れていて、 多少の思いやりと多くの赦しを受け渡ししながら果てしのない会話を続ける。さあ、いつまでこうした関係が続くのだろうか?どちらかが、 誰かが、先にあの世に旅立てば、そこでぷつりと切れてしまうはかない関係。最後は、「お互いいつまでも元気でいようね」と終わる。 いつまでとならないことを知りながら、、、。

 

 いよいよ明日は孫べえが帰ってしまう。見送りには行くが、さあ、泣かずにいられるか?

 

 実は今朝はとんでもないことが起こった。下の歯が2本続けてダメになり、ブリッジのような形の「仮歯」 というものをいれてもらっていたが、食事の時に一度はずれ、それをきれいに洗って歯医者さんに再度つけて貰おうと思っていたのに、 幾ら探してもどこにも見つからない。どうも何かと一緒に捨ててしまったらしい。仕方なく歯医者さんに電話して、「先生無理を言いますが、 出来るだけ早く作って頂きたいのです~」と泣きついた。すると永い付き合いになるこの歯医者さんは気軽にやって下さるという。 ホッとして出向き下準備をやっていただき、次なる予定のBDパーティに。出てきた料理が素人とは思えない巧みな料理で、 ヘルシーなジュースやら見事な3段のケーキにおろろいたことだ。ミートローフも良いお味だし、ハート形の炊き込みご飯も良く出来ていた。 美味しいコーヒーを頂いて約一時間後、私は次なる目的、FMの収録にと飛び出す。

 ピアニストのTさんは、相変わらず元気にご活躍であった。NHKのカルチャーがJRの3階にあるのは知らなかった。今度 「糖尿病シンポジューム」なんてものがサンポート大ホールであって、そこでTさんがピアノを弾かれる事になっている。 音楽療法の一環というわけだ。糖尿病ではないが行きたいなあ~。

 

 こうして遅い時間にパソコンに向かう私を見て、Sは我慢しきれずに「おやすみなさい」と言って二階へと引き上げていった。さ、 もう私も、、、、。

2009年9月17日 (木)

94歳、お~。

 暑いの涼しいのと言ってる間に季節は移り、秋の色がめっきり濃くなってきた。掛け布団を分厚いのに代えたらよく眠れたが、 何故か今日は一日中眠くて仕方がなかった。睡眠が足りてるときの方が日中眠いというのも変なことだわい。

 友人が「墨彩画展」に行こうと誘ってくれて行ってみると、御歳94歳の方の凄い作品群だった。美しい見返り美人画や様々な絵が、 決して年齢を感じさせない瑞々しさで所狭しと飾られ、美しい書とともに楽しませて貰った。そこはKさんのパスタやさんで、 いつも誰か彼かが絵とか書とかを展示しているが、この企画の発案者であり、経営者の母Hさんは我々60半ばのみんなに、 「あんた達もこれから何か始めたらどうですか?まだ30年ありますよ」と仰る。ふひょ~っ!何もしてない友人Yと顔を見合わせ、 「あんさんはもう良いわよ」と言われたので、「あんさんは是非おやり。何でも出来るわよ。30年あれば!」と激励したものだ。フフフ。 ホントに、年齢は関係ない。やる気の問題だ。

 その後、ある人が美術館に版画を出しているというので、ついでに行くこととなる。その人の作品は「たゆたう」というもので、 水に浮かんだ蓮の実の裏側を描いたものだったが、どうみても私にはメロンが浮いているようにしか見えず、 正直にそう言ったらバシンと背中を叩かれてしまった。別にそれでも良いではないかと思うが~~~。いやはや、、、、、。でもまあ、 版画も面白い。光と影など巧みに描写しているのもあり、かなりの力作と見た。良いなあ~、こんなのもやって見たいんだよなあ~。でも、 いくらあと30年あると言われても、こんなのに挑戦するにはチト時間が足りないわなあ~。

 何をやるにも体力が問題だ。今日もソリストの練習だったが、思うことの半分も出来ない。私から出たヒントを元に、 みんながもっともっと芳醇なものに作ってくれれば良いのだが、、、。次回の練習時にそれが感じられれば良いのだが、、、。矢張り、 感のいい人はすぐに良くなる。が、それがどう持続できるかも問題だ。言っても治らない人は、、、どうすんべえ~。

 

 明日はメンバーのBに招かれていて、その後FMでその後横須賀から長年の友人が帰ってきて我が家にご宿泊の予定。 明後日はいよいよ孫べえたちが水戸へ帰るのを見送らなくてはならない。アア~淋しいなあ~。

2009年9月16日 (水)

ワルツとネズミとヨハンシュトラウス様。

 ダンスというのも難しいものだ。指導してくれる人もきっとクタクタだろう。リアル感を出すために出演者が踊ることにしているが、 生まれて初めてワルツを踊る人が殆ど。柔軟な動きまで道のりは遠い。でもまあ、運動神経と音楽は比例しているそうだから、 きっと多分おそらく大丈夫だろう、、、、。希望的観測。

 短歌というのも難しいものだ。何事によらず指導する人は骨身を削られることになる。私より10歳年上のT様も、 連日連夜じりじりしながら「何か」と格闘している。その「何か」は必ずしも目の前にある提出期限を守らない、 私のような不届きものだけではない。もっと根本的なもの、もっと多面的なものとの格闘だろう。そこには滅私奉公的な自己犠牲の精神が要る。 結局は、自分との闘いかもしれない。

 オペラをやるときは必ず何かが起こる。そうは思っているが、あっちこっちからちょろちょろとネズミが出るなあ~。ま、 ねずみ取りだけは使うまい。えさが無くなれば自然消滅だろうから。でもそれ以外は信じられないくらい上手く運んでいる。 もしかしたら作品のお陰かも知れない。いよいよヨハンシュトラウス様が、我々の中にお出ましになられたのかも~。確かに面白い作品だ。

2009年9月15日 (火)

一日保育。

 孫二人が母親と一緒にやって来たのは朝の10時過ぎ。しばらくぶりということでわが母を伴い、ランチを食べに行き、 そのあとホームセンターで遊ぶ。一番楽しんだのはモチロン孫べえたちで、お一番疲れたのが大おばあちゃん、ということになる。 その次が私だろうが、ホントに落ち着いて買い物も出来ない。よくぞ実家から遠く離れた地で一人で子育てをしているもんだと、 改めて嫁りんを尊敬する。かなり痩せてきたのが気になるが、そりゃあ、あれだけの運動量と、食事もおちおちしていられない状況では、 太る間が無いだろうなあ~。ダンナは年中海外だ県外だとゆっくり家にいることがない。完全に子育ては嫁りんに押しつけている。、、、 これが日本の殆どの働く男どもの実態だろう。スエーデンのように、共に育てるという環境が整ってないのが一番の原因。それにしても、 もう少し何とかならないものか。

 しかし、子供達はすくすくと育っていて、3歳半と1歳半はそれぞれ目を見張る成長ぶりだ。上の女の子はいたずらっこで、 まさしくわが孫、って感じ。今日もレッスンに我が家にやってきたS嬢が、 たまたま外で植木の水やりらしきものをしているちび助の砲撃を浴びて、手に持っていた布がびしょ濡れとあいなった! こっちの顔にもしっかりかけて、「ガハハハ」と笑い、その上、「みっちゃん、お姫様みたい」だとお? いたずらをいたずらでないと言いくるめる辺り、確かなDNDを感じるぜい。こりゃあ先が楽しみだわ。S嬢には悪いけど~。フフフ。

 わが夫は10分でよれよれとなり、「もう帰ったら?」と言ってはイケナイ言葉を口にする。おいおい。もう少し辛抱したら? とわが胸の中。今のところ私となっちゃんは音楽つながりの友達となっている。ピアノを自分流に叩いては歌を歌うのが彼女のお得意。 今日は譜面台を欲しがって、難しいオペラの楽譜を逆さまに置いて歌っている。バナナがイッポンありました、、、。

 

 それにしても、こないだ人間ドッグの日程のどじ顛末を読んだ人が、「私との約束大丈夫でしょうか?」と言って来られたのには参った! 今しばらく呆けるわけには行かない。このちび助たちが私と対等に話が出来るようになるまで、頑張らなくては!

2009年9月14日 (月)

やぶれかぶれ

 来月となったガラコンの「こうもり」部分のナレーションを、練習から帰宅して一気に書き上げた。 疲労困憊している我が身が軋み始めたが、しかたがない。これで時間調整が上手く行けば、ガラコンに関しての私の役割はなんとかなりそうだ。 何故今日か。明日は孫べえたちとしっかり遊ぶ予定だし、夜も練習がある。その次ぎもその次ぎも全く息つく暇がない。 やれる気力が残っているときにやっつけるに限るのだ。こえを破れかぶれと言わずなんと言おう。

 

 2件ほど携帯にメールが入っているが、返事を書くには遅すぎるだろう。明日にしよう。とにかく睡眠だ。

2009年9月12日 (土)

終わったぞ~!

 ようやく台本最終稿が上がった。S嬢の協力のたまものだ。原稿というのはいつまで眺めていてもどっか違ってたりする。 二人とも早くこの原稿から逃れたかったのだ。こちらが頭に描いたことをそのまま原稿にしても、それは台本として役に立たない、 というか読みづらいものになってしまう。彼女の手が入り、素晴らしく読みやすい物となった台本は、 ようやくこれから生き生きと出演者と外部の人達の間を動いてくれることだろう。言い換えれば、ここで、一旦仕切り直しだ。

 追加の練習も段々増えてきている。今回、半端じゃ出来ない作品に取り組んでいる自分たちのことを認識してだろう、 もの凄いスケジュールが組まれようとしている。みんなそれぞれに仕事も家事もありながらの練習だ。一方で、やれ衣装だ小道具だ、 チケットだ広告だとわんさか公演の為のお仕事もある。全く、物好きが集まったものだ。もろもろの困難を自ら被ろうとしている。 いや既に被っている。何のために?「そこに山があるから」Yes we can!

 

 作業の合間に脳を休めるために「大奥」と「太宰治の「看護婦日記」いう日本映画を見た。前者は、これは良かった。 後者は少々時代遅れの感はあるが、ま、太宰の作品お良さを感じさせてくれた。このごろホントに日本映画が頑張っている。 CGばやりの外国映画より、じっくり描く日本映画が、ここにきて見直されてきたのだろう。 それにしてもこの両者の俳優達の演技力と演出に違いを感じた。矢張り伊達に日本映画も時間をのみ過ごしてきたのではないのだろう。

 

 人間ドッグの申し込みをしていたら書類が送られてきて、18日ということだったので、必死で記入していたら、 全部書いた段階でにゃんと12月の事だと分かった。あっちゃ~、12月12日が誕生日のアチクシ、これじゃあ1歳としとってるじゃん!? てわけで書き直し。ふ~っ。それにしても公演の直前に、、、良いのかなあ~?やれやれ。

2009年9月11日 (金)

神のみぞ知る。

 少し雨が降った。それだけで秋が深まった感じがする。ささやかなガーデニングの水やりも、 いつものように植物が待ってましたと渇望している感じが無く、落ち着いて水を飲んでくれる。、、、しかし、家の中は暑い。

 クーラーがお嫌いな先生によるレッスンを受けたが、こっちだけ扇風機だ。

 昨日はプリマドンナとFMだったが、彼女曰く、「昔は私、50を過ぎても現役で歌ってる自分が想像できなかったのよねえ。」 だそうだが、とんでもはっぷん。しっかり年中ご活躍の日々だ。10月は文化庁の派遣で、関西版「新国立劇場・蝶々夫人」 が上演される予定だとか。行きたいけどなあ~。、、、、行くかなあ~。新しい演出が気になるしなあ~。でもねえ、インフルエンザがねえ~。 大阪はねえ~、、、、。ふむ。

 

 明日は朝の6時半からお仕事だっちゅう~に、只今午前1時をまわっちまった。ようやく台本が最終稿を迎えたし、 スケジュールも本番まで徐々に決まっていく。ガラコンのあれやこれやも一応進行している。まあ、すこしずつ前に進んではいるのだが、 なんだか妙に怖い。何か進行具合がいつもと違うような気がしてならない。舞台のこともそうだが、外回りが全く見えてこない。チラシ、 ポスター、案内、マスコミ、各有望な場所への配布、ネットでの宣伝、そして広告。こんなものがさっぱり確信になってこないのが不安なのだ。 というのも自分が動けていない。外に向かう時間がない。いやいや、時間だけが問題ではない。向かっていくというエネルギーの問題、 気力の問題だ。夕べは収録後飛び入りのOさんともども、料理やでとってもお元気なお二人に何かを吸い取られた感じがするしなあ~。 なんちゃって。

 多分、血圧が、、、と言われたあの医師の言葉もひっかっかっているんだ。父親と同じ病病気にならないかと不安なんだ。ま、 なるかも知れない。ならないかも知れない。神のみぞ知る。

2009年9月10日 (木)

チ、チカレタ

 番組としては珍しく作曲家に出て頂いた。年齢は私よりややお若い方か?若い頃流行った曲を共通して覚えているのは似た年齢の証拠だ。 、で、どうしても今の若者を、そして社会を憂える事となる。中でも、小さな子供に情報が与えられすぎているのは容量過多で、 その為壊れている子が多いのではないか?という意見に賛成だ。確かにこの情報化社会に置いて、その情報をチョイスする能力のない人間は、 その中に埋没してしまうか、やぶれかぶれになって道を間違う恐れがある。やみくもに子供達に携帯を持たせたり、パソコンを与える現代。 危険が一杯、と言うわけだ。

 

 お次はちぇちの練習だ。遅れていくと既に練習会場はピアニストS嬢のお陰で熱気に溢れている。 一通り音楽練習が終わって芝居付きとなったが、動きがついての歌、というものに少しは慣れてきているようだ。後は本気で緊張してやることだ。 どうぞ今日やったことを復讐(じゃなくて復習)して、次回は今日よりちゃんと歌って欲しい物だ。まだ積み上げられる。

 残り20分を使って、突然やってきたアイゼンシュタインと何故かそこに居たアデーレの二重唱と、「乾杯」 とオルロフスキー登場の歌の練習をやって貰う、ホントに、歌えたらこのオペレッタは綺麗で魅力的だ。

 

 ああ、眠い。明日は朝から仕事だ岡山だ、孫べえだ、FMだ、会食だ、、、!今日血圧が以上(じゃなく異常だ!) に高いと言われちゃったがこの忙しさのせいか??

2009年9月 8日 (火)

秋の風吹く、、、。

 今日ふっと我が家にある猫の額ほどの庭先を、洗濯物をたたみ終えてぼ~っと見ていたら、 おりしも吹いてきた風にいつの間にか降り敷かれた枯葉がふわ~っと舞い上がり、ソソ、ソソソソと身を寄せ合って移動しているのが見えた。 ほ~、いつの間にか秋なんだ。網戸の向こうが妙に一幅の絵のように感じられて、しばらく目が離せなかった。

 今日はメールのやり取りで相当時間が取られた。何もかも必要なことだが、メールというのも便利なんだかどうだか、、、。 電話にしても、会って話すのとは断然違う。こういう文明の利器が、どうもまどろっこしくて仕方がないのは、多忙のせいか? はたまた加齢のせいか?そして原稿をパソコンで打ってはいるが、明日はその仕上げをS嬢と結局は面談しながら仕上げることにした。 それを2時間でやっつけた後にはFMの収録。そのあとは挿入曲の練習日で会場へと出向くことになっている。 10時までのこれが終わらないと食事には有り付けないだろうなあ。明日は切れている薬を何が何でももらいに行こう、と思う。 この連日のハードを乗り切るためには、毎日の血圧降下剤は欠かせないだろう。なんだか怠ると恐ろしいことが待ち受けているような気が、、、。

 頼もしい若者が増えてきているちぇち。早く交代して私をサブに回してくれないかなあ~と夢想する。幾らでもお手伝いするから、 どうか、、、と思うのだが、あのお方には、「私を殺す気ですか?」と迫られたしなあ~。でも、現実に時間は経ち、若くない人が増えている。 矢張り、まだ引き継ぎの余力が残っている内に交代して欲しい物だ。この私のまっかっかというか真っ黒な手帳を見れば少しは同情してくれるか? 白く空いてる日が今月で二日だ。は~っ。

 ま、こんなこと考えていても始まらないから、今日の一日を終わることとしよう。といって丑三つ時だ。明日にかかってしまったわあ~。

2009年9月 7日 (月)

サングラスとうどん。

 孫べえ達を連れて、船に乗せようと瀬戸大橋線をわざわざ降りて「与島」に行ったら、今は海臨丸とかいう船は運航していません、 と言われる。だって、ネットにはしっかり載ってるんだけどなあ~。ショック。仕方なく雲辺寺まで足を伸ばしてロープウエイに乗せる。 ところがここも以前のようにレストランが充実して無くて、食べるところがない。仕方なく下に降りてうどん屋を探して入る。 小さなお店だったが、これがうんとこさ待たされたせいかどうかメチャ美味しい。 私たち4人だけの客のためにどうやら時間を掛けて作ってくれたらしい。これは○。

 車に乗っていても真夏日が容赦なく照りつけて暑いの何のって、車ごと丸焼きにされそうだった。で、孫べえが言う。「みっちゃん、 サングラス買って!」おお、そうだった。ずっと前、わがサングラスを取り上げるためにきっと買ってあげると約束していたのだ! すっかり忘れていたが、敵はしっかり覚えていたようだ。分かった分かった。というわけでイーオンへと車を回す。 するとそのお店にはたった1個しか残ってなかったが、確かにあった。フィンガーファイブのちび助さんみたいな顔になったが、 まあお母さんも本人も満足してたから良しとしよう。ふ~っ。

 

 夕飯も食べずに練習会場へ。というのは正確ではない。うどんを1パイ(昼も夜もうどんだ)かき込んでMくんをピックアップ。 遅れ気味で到着してから全く休む間もなく突っ走った感じ。コーラスで動く人達は大分出来てきた。 それぞれが芝居の面白さを少し理解し始めた感がある。今日は別室でW先生の指導をソリストが受けたが、成果はあったのか? 別室だからよく分からない。Mくんは裏の仕事をも手伝ってくれると張り切ってくれている。ま、 とにかく人手はいくらあっても足りないから有り難い。

 

 今夜は絶対寝る。

2009年9月 6日 (日)

ちょっと聞いてよ!その3.

 その前に、昨日のお店に行ってきました!たった一人で!上手い具合に今夜は飲み会の亭主殿のお陰。 名乗らずにカウンターの席に陣取り、ノンアルコールのドリンクと巻きずしを注文。不思議なことに夫が貸してくれた、「風の盆恋歌」 なる単行本を片手にいざ読書、と思った途端カウンターの中にいたマスターらしき人が近寄ってきて、「あの~、蓮井さんでしょうか?」 と声を掛けてくる。ふひょ~っ。顔が分からないようにと帽子まで被っていったのに分かっちゃった。実際驚いた。てえことは、 今日はいつ来るかと内心ず~っと思っていてくれたということだ。昼のランチに行こうと思っていたが、仕事と夫のランチで行けず、 結局夜ご飯になったのだ。このあとのマスターの丁重なお詫びとご挨拶には恐れ入谷の鬼子母神~♪てえところ。 帰りがけもわざわざレジまで来てくれて、「又どうぞお越し下さい。」と笑顔で送り出してくれて、これが全く嫌みがない。「もちろん!! 又参ります!」ときっぱり返して出たもんだ。いや~、近頃一番の気持ち良さだ。

 

 ところで、ちょっと聞いてよ。今回のバスツアー。たった一泊だのに、あれもこれもと欲張りすぎだと思うのよ。 こっちは半分静養気分で行ってるのに、あれじゃあまるでスポーツ大会だわさあ。そりゃあ中身をよく見ずに入った方が悪いんだけど、 そういうプラン押しつける旅行会社って、どうなのよ?提携してるらしい土産物屋さんにはしっかり行って、 その代わり目的地の時間が短くなってるのよ。しかも、所謂観光地は、あのおわら風の盆にしても白川郷にしても、 どどど~っとバスで大量に人を送り込み、まるで何かを壊しに行ってるようなものだわさ。そりゃあ、土地の人も守ろうとして当たり前だわねえ。 踊り連がいつ通るか言わないのも、白川郷がいつあのわらぶき屋根を守る防災訓練するかを公表しないのも、 それを目当ての半端じゃない人間の襲来をおそれてのことよねえ。同行の友人がしきりにぶつぶつ文句を言ってたけど、「見られない」 のは当たり前だと、あたしゃ思ったわさあ。こういう形じゃなく、ホントに大切な物は鑑賞の仕方があると思うのよねえ。 ガラスのケースで絵が守られるように、心ない人の手あかが付かない工夫をするのは、当たり前だとおもうのよねえ。

 個人的には、行く前の睡眠不足を全く補えなかったばかりか、行ってからも夜中の12時半にホテルに帰り、温泉につかって寝たら3時。 にもかかわらずハイテンションの友人達は朝の7時半には朝食に行くって言うのよねえ。 その前にしっかり朝風呂まで済ましているから信じられな~い!!

 もうこんな旅行は二度としない!と私が絶叫したにもかかわらず、 翌日Coopでやってきたメンバーはしっかり次の目的地の相談をしている。流石に今度行くのは日帰りと相成ったけど~、あれとこれの 「躍り食い」だって!!美味しくて踊り出したくなるんだそうよ。そのウソホント?てなもんよ。 こっちのスケジュールに合わせると言ってくれるのをむげにお断りもねえ~、、、。ふ~っ。

2009年9月 5日 (土)

ちょっと聞いてよ!その2.

 今日はCantiamoで、お当番のため司会で、段取り屋で、打ち上げの司会屋でもあった。 多分今までの中で一番充実したおもろい打ち上げになったように思うのは、生チュー2杯飲んだ私だけ? さんざん飲んだり食べたりした挙げ句最後にはチャントおのおのがたの「反省の弁」なるものも、 焼き鳥の煙の中繁忙を極めた店内の喧噪の中ではあったがしっかり聞くことが出来た。 先生も最近になく饒舌で楽しそうだったのはケッコウケッコウ、てなもんだ。

 しか~し、事件勃発。機嫌良くお会計して解散したが、車に乗ったアチクシの脳裏に浮かんだ店員との会話。 「インターネットでご予約頂いたんですね?それが、生チュー1パイ無料のサービスが、10%引きのサービスに変更となりまして、 そちらの方が断然お得だと思います。」「あら、そう?それは良かったわ。それじゃあ、それでよろしくお願いします。」って、確かに言った。 そしてじゃんじゃん注文したのだ。にもかかわらず、レジでは全くその扱いに触れられなかったではないか?しまった。確認すべきだった。 レシートを持っている会計さんのTさんに電話してもさっぱり繋がらない。帰宅してから夫の食事を作り、再度電話してようやく繋がったので、 その件を話すと、Tさんが電話して交渉してみますとのこと。が、その時はどうも通り一遍の返事で、 クーポンをご呈示頂けなかったのは仕方がない、、、」みたいなことになったらしい。で、もう一度私にかけろと言う。うう、、、 これが自分の事だったら多分ん出来ないが、結局みんなのお金だから、イッチョーやるべえ!と袖まくりをして電話してみた。すると、 既に上からの指令が出ていたらしく対応が全く違う。「申し訳ありません。こちらの伝達ミスでした! レシートをお持ち頂ければ差額をお支払い致します。」といともご丁寧なるお返事。なんか、拍子抜けしたが、「まあ、そう仰って頂けるなら、 明日にでも参ります。」と返事して電話を切る。すると。携帯電話に先ほどのお店の電話番号表示が、、、。何事かと思いきや、 これが全くビックリのおろろきの内容。要するに、お客様にご不快な思いをさせたのはあくまでこちらのミスですので、 これからお金をお持ちしたいので、レシートをご用意願えませんか?というもの。はい~~~?わざわざお持ち頂かなくても、 それにレシートは私の手元にはありませんので~、、、とお断りするのに大変なほどのお詫びメッセージに対応が困ったほど。 「明日必ず参りますから。」というこちらの返事にようやく「それではお待ち申し上げております。」と泣かんばかりの若い女の子の対応。 これはきっとあの怖そうな店長さんにこっぴどく叱られたかな?お店の信用。これを第一にというのがしっかり伝わってきた。

 実際、最初の対応だけだったら、もう~っとなってしまって、リピートがあったかどうか怪しいが、 こうなってくると是が非でも又利用したいという気になったものねえ~。あのお店、美味しかったし~、量もタップリだし~、信用できるし~、 感じ良いし~、、、、てなもんだ。、、、本日、これにて一件落着!

 

 おっと、昨日の続き続き。

 「おわら風の盆歌」に惹かれてよくぞはるばるあんなところまで行ったもんだわ~。でもね、 私たちみたいな物好きは世間に五万と居るってことがよ~く分かったわけよ。駅に降り立った途端に目に入ったのが闇に赤々と屋台の灯がともり、 その前を黒山の人々が行き交う様。と思う間もなく私もその中に埋もれていたのよねえ。 ガイドさんがウチワをひらひらさせながら一定の所までは連れてってくれたけど、そこからは「幸運を祈ります」 みたいなこと言われて放り出され、坂道をてくてく上っていったと思ってよ。あらかじめ、あそこのここが美味しいと教えて貰ったところでは、 二度とここを通らないかもしれないからときっちり買い物をして、相当上まで登ったわけ。ところが何処にも踊り連は見あたらないばかりか、 ようやく行き当たったら観光客目当ての演舞場みたいなところでの踊り。これじゃあ見た内に入らないからと、あっちこっちウロウロウロ。 段々足も疲れてきて、座りたいけど座る場所もなく、遂に業を煮やしたYが電気屋さんに聞いてくれたのが、どうもハッキリしないのねえこれが。 「多分、10時頃この辺を通ると思います~、、、でも、断定は出来ないんです~、、、。」てな具合。 それじゃあ10時半のJRに乗れないかも知れないからもっと下の方に降りておこうよ。その内どっかで会えるかもねえ~なんて歩き始めたとき、 ふと横を見ると綺麗な白人の女の子が浴衣を着て座り、側で二胡の説明をしているおじいさんがいて、 なんとなく絵になる風景だなあ~としばらく見入ってしまったのよねえ~。あっと気が付くと当然のことながら連中は居ないし、 ドンドン歩いてもそれらしい人の姿が見えないから、仕方なく一人で坂道を下って行ったのよねえ~。で、「あ~あ、疲れたなあ~」 とぼんやり路地の方を見ていると、遠くでカメラのフラッシュがピカピカしているところがあったのよ!!そうか、 あれがきっと踊ってる場所なんだわ、と大急ぎで近寄ってみると、ぴんぽ~ん。総勢10人ほどの小さな踊り子連だったけど、 噂通り優雅に舞っているじゃあないの!?これは又みんなに抜け駆けしたと言われたら困るから知らせなくっちゃあ! と小声だったけど携帯したのよねえ。「ねね、遭遇したわよ!そ・う・ぐ・う!!」と言うと何故かその携帯がぶちっと切れてしまったのよねえ。 「へ?」と思ったけど、もう構っちゃあいられないからそのまま背伸びをしたりして踊りを見てたのよ。 すると3分くらいして携帯が鳴るから仕方なく出たら、「あんさん、遭遇って、まさか踊り?」「あったり前よ。それ以外ある!?」 と答えて今度は場所の説明。ところが知らないところだし、目印ったって、、、「あ、そうそう、角でビール売ってた!」再び「ブチッ」 分かったのかなあ?と思いつつこっちは踊りに目を奪われて最後まで見て一応満足したのよねえ。ああ、これだけでも見られて良かったわい、 と引き返して駅の方へ行くと、橋の欄干に並んでお座り遊ばしている連中が、「踊り、よかったああ~?」と嫌みな質問してくるじゃあ無いの。 別に抜け駆けするつもりは無かったと言い訳しても余りの悔しさに「ふんっ!」てなもんで、あたしゃ恐る恐る言ってみたわよ。「あのね、 もし元気があったら、今私が見たとこでまた15分後からず~っと踊るんだって!!」 すると時計を見たYを先頭にいきなり連中は走り出したのよねえ~。す、すごい。どこにそんなエネルギーが隠れていたの? と言いたくなる勢いだったわねえ~。それを見送って、あたしゃ角のビヤガーデン風の店で生チューに枝豆。ゆ~っくり飲んで休んで、 少し元気が出たから、再びあの場所へ行ってみたらまだ少しは見られたわねえ~。一言で言うなら、「随分とセクシーな踊り」 だったと私は思ったわ。殆どが手の動きなんだけど、男女が入れ替わり立ち替わりゆるりと動く様は、何故か色っぽいのよねえ。 後で聞いたらあの人達は全部24,5歳なんだって。へえ~。そうなんだ~。

 そこで見られてようやく溜飲が降りたらしい連中と、目出度く駅前の観光客向けの踊りにも遭遇して、駅のなが~い列に並んで、 延々と待って、何とか列車は座れて、、、、あああ~むごい!この足の疲れ方は尋常じゃないと、携帯の歩数計を見ると、 にゃにゃんとこの日1万5千歩歩いていましたあ。ぎょへ~!!考えたら、二度と通らないどころか、同じ所を二度三度歩いたわけよ! そんなことなら重いのに先に買い物するんじゃなかった!つづく。

2009年9月 4日 (金)

ちょっと聞いてよ!

 こないだの旅行の話よ。朝の7時半にバスで出発してさあ、いやいやその前は我が家を自分の車で6時50分だわさあ。 とにかくいつもならあの世の夢の時間帯に頑張って起きて、 早起きの平気なYがやって来たのを乗せて義妹を拾って待ち合わせの場所まで行ったのよ。我ながら遊ぶとなったら、 例え大あくびの連続でも,こんなにも早くから身体が動くのよねえ。しかしこの時点で既に睡眠時間は3時間半。バスで寝るつもりま~んまん。

 でもねえ、大体1時間~2時間置きにトイレタイムがあってさあ、眠ったと思ったら起こされて、 別に行かなきゃ良いんだけどついつい珍しい食べ物なんかが目に入ってねえ~、要するに入れちゃあ出し、の繰り返しってわけ。 今回は時間がないとかで、バスの中でのお弁当。これが又不味い。炭水化物が殆どのきょうび珍しい内容。 この私が完食ならずってことは相当なものでしょ!?

 これを繰り返しながら最初の目的地「郡上八幡」に着いたと思ってよ。時刻はまさに真っ昼間の炎天下。 ガイドさんが水路に囲まれた城下町を、あちらこちらと説明してくれるのを聞きながらぞろぞろ歩くのも確かに少々うんざりではあったわよ。 でもねえ~、何もここまで来て喫茶店に入るこたぁないでよう!?わが同行者4人は「も~っダメ!ここで涼んでから行くわ。」ときた。 「どうぞ御勝手に。あたしゃ意地でも歩くんだから。」と連中と別れたものよ。その途端、良いところに出くわしたわねえ。 地元のお酒を扱っている老舗らしいお店。「冷やで美味しいのありますか?」と聞くと親切に味見をさせてくれる。この店の看板娘かな? 特におべんちゃらを言うでもなく、つっけんどんでもないなかなか良い接客振り。そのせいで甘口と辛口両方を買っちゃった! 急いで後れを取った列の後ろにくっついてあれこれ情報を集める。これひとえに「短歌」の為。うっそ~ってなもんだわ。

 連中が涼しいところで美味しいコーヒーを飲んでる間にあたしゃ歩いた走った炎天下。でもねえ、良いこともいくつかあってね。 その一つが「飛び込み」シーンに遭遇したこと。12メートルの橋から飛び降りる屈強そうな(!)若者3人。 多分始めてではなさそうだったけど~、こりゃあ勇気が要るわよ~。ガイドさんの説明に寄れば、今までに4人ほどの死者が出たそうよ。 それも地元の人は小さいときから1メートル、5メートル、、、って訓練してからやるんだそうだけど、 観光客はいきなりで失敗しちゃうんだって!おおこわ~。テレビで有名だって言われてもねえ~あんましテレビ見ない人だからね~アチクシは。

 町中に下手な俳句が飾ってあるなあ~と思ったら、あれは川柳だってさ!な~るほど。国民文化祭の名残だって~。でもまあ、 確かに風流な町ではありんした。至る所に水路があって、それを「井川」と呼ぶんだそうだけど、チョロチョロと音をたてながら流れる水には、 ほ~んと癒されたわ~。そこかしこに水が飲める場所があって、ペットボトルに詰めては飲んだわねえ~。冷たくて美味しいの、これが。

 で、悠々とやってきた連中と合流してバスで移動。今度はホテル入りかと思ったらしっかり土産物屋さんに立ち寄り~。 従順というかバカというか、殆ど全員がそこでガイドさんのお薦めのお菓子を買うのよねえ~これが。 かくいう私目も買いましたがな~あれもこれも!内心くっそ~と思いながらも、つい目の前に珍しい物があったら試食してるのよねえ~。 この卑しい根性が問題だわ。どどど~っと買い物袋を抱えた人々がバスに乗り込んで今度こそホテル。

 ところがギッチョン。4時半という時間に夕食。休む間もなく次の行程へとかり出されるわけ。 そこそこ美味しい料理もこの時間に食べるとおいしさも半減。第一そこへたどり着くまでに相当疲れてるもんねえ~。 同行のTさんなんか元々小食だからまあ三分の一食べたかなあ~って感じ。ああ~もったいない。 ご飯はこんな炊き込みでなくても白いご飯で良いのに、とかなんとか文句言いつつ飛騨牛やら山菜やらご当地名産の天ぷらそばなど、 殆ど食べたあとの4人。流石に名物の「カマンベールチーズだかクリームチーズだかが入った濃厚そうな大福!」には手が付けられなくってねえ、 しっかりお持ち帰りしたわねえ~。こういうとき役に立つのがオバタリアンのバッグなのよねえ~。 ドラえもんのポケットよろしくビニール袋が出てくるわけよ!娘が言ってたわねえ、「あなどれないのが、オバタリアンのバッグ」だってね。

 で、いよいよ今回のメインイベント、「風の盆」。またまたバスに揺られて小一時間。JRに乗り換えて越中八尾に到着。 驚いたの何のってあ~た!もの凄い人人人、、、。昔懐かしい屋台のオンパレードも半端じゃあない。 最近出くわしたお祭りのなかでは最大級のものねえ。、,、とか何とか言いつつそぞろ歩きの5人衆。思えばこっからが地獄だったのよねえ~。  つづく~

 

過労の盆。

 全く余力が残っていない。夕べおわら風の盆ツアーより深夜帰宅し、疲れ切っていたが予定は予定とばかり、 2名の衣装のアレンジ。その後のピアノ合わせ、ともうす~っかり残る力を出し切った。いやあ眠い。こんなにハードな旅行は二度としたくない。

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