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2009年2月

2009年2月25日 (水)

あ~あ、やんなっちゃたあ~おどろいた。

 全くやんなっちゃうなあ~。朝の陶芸は先生がアメリカにお帰りになるというので、お休みも出来ず仕上げに行く。 素焼きをしてくれていた諸々を前に、絵付けに入ろうとして自分の作品を見ていたら、どうも覚えがない大皿が2枚ある。「これ、 私のじゃないと思うけど、、、、」と確信がない。「そんなの他の人が作ったの見てないから、あんさんのに決まってるわよ!」 と友人に断定され、自分に自信がないアチクシは、「そうかなあ?」 と言いながらもその形の悪い物をサンドペーパーでエッチラオッチラ磨く磨く!!延々と時間とエネルギーをかけて少しましな形にととのったか、 と思った途端、それが別人のものと判明!なぬう~っ?今までの私の労力はどうしてくれるの?という言葉をぐっと飲み込み、 とっととホントの自分の作品にとりかかる。は~っ。いつもの倍疲れたわい!

 

 目を休めるためにパソコンにあまり触ってない。せいぜいメールの処理とこの日記くらい。従って夕べもその日のうちに床に入り、 いつもに似合わず早く寝た。が、目が覚めたら5時。そこからが七転八倒。あと2時間寝てないと運転がねえ~。とばかり眠ろうとするも、 そうすればするほど目がさえてくる。自分一人なら良いが、二人を乗せて陶芸教室まで走るのが気がかり。、、 そうこうしている内に30分ほどトロッと眠ったようだ。諦めて起きて支度していると友人Yがご主人に送られてやって来る。 張り切ってるなあ~。ちょっとお茶してから義妹をピックアップして出かけたが、やっぱり寝不足はつらかった。、、、 それにしても早寝は向いてないなあ~。。。。

2009年2月24日 (火)

映画。

 無類の映画好きと「チェンジ・リング」に行く。私の急な思いつきだったが、30分で準備するなんざ、流石~の映画好き。 おみっちゃんが何故思いついたかというに、5回見たら1回無料というチケットがあり、期限切れにならないうちに行こうと思い、 その友人Yと行きたいね、と話題にしていたのを思い出したというわけだ。Yに会うやいなや案の定「おくりびと」の話となる。 彼女は外国映画のオーソリティで監督や助監督の名前まで知っていたという強者だが、最近の日本映画の台頭には気が惹かれていたらしい。 外国映画が好きだけど、矢張り同じ日本人の作品を褒め称えたいと思っていたようだ。

 で、今日の映画は、まあ悪くはなかったが、そんなに感動しまくったわけでもない。涙がほろ~っと流れたが、それで終わり。 あのテレビの宣伝に誘われたが、そうでもなかったのは、まあこの作品に限らない。このところケッコウそういう映画が多い。 行ってみてがっかりとまでは行かなくても、期待した以上の感動がない。「七つの贈り物」もそうだったし、、、、やっぱり軍配は「おくりびと」 だなあ~。あれは、ホントに良かった。今日のNHKでも言ってたが、昨日このブログにも書いたあの映画の感動シーン、 石で気持ちを伝え合うという行為を、「石文(いしぶみ)」と言うらしい。石ねえ~。一度やってみたいものだ。

 

 今夜は夫が宴会だというので、急にその気になって彼女を誘ったが、当然帰りには一緒にご飯を食べる。 趣味が同じ友人というのは良いものだ。あれこれ映画のことを話しながら食べると大した物でなくとも美味しいもの。

 

 目も少しずつ良くなってきているが、今日は針治療もしてもらった。今夜も良く眠ろう。

2009年2月23日 (月)

やったぜ!ベイビィ!!

 「おくりびと」がオスカーを取った!個人的には予想通りだったが、あの映画の良さを外国の人が認めてくれたのが素晴らしい。 人種が違っても人間には共通項があるってことだ!監督が語っていたように、あの映画には、「普遍性があった」ということだろう。 あの映画では、人間の生と死について、又、生きるということからはずせない仕事についての価値観など、テーマは多岐にわたり、 それがいちいち説得力を持って語られた。巧みな映画であり、かつこれ以上無いくらい暖かい映画だった。 昨年の我々の演奏会のプログラムに私が載せたコメントにこの映画の一部を引用したことを思い出す。いや~良かった良かった!!

 

 シャンソンのメンバーの中に突然ご主人の介護に縛られることとなった人が居て、その人を慰めようと慰労会を催した。 仲間とは良いものだ。生ビール2杯とモスコミュールがよく効いて、その後のちぇち練での演技指導がちょいとちょいと、、、であった。が、 まあ、みんなほったらかしにされると自分で考えるから、これも又いいもんだ。

 

さ、もう寝るとしよう。この目が、明日辺り治ってくれてると良いんだけど~。慣れない眼帯でチカレタビ~。

2009年2月22日 (日)

目が痛い。

 やっぱり目がおかしい、というか明らかに腫れて痛そう!って、実際痛いんだ。薬が効いているのかどうか、、、 昨日よりも腫れてきたような気が、、、、。明日は再度病院だなあ~これは。

 

 ようやく短歌12首が完成。明日は出せるなあ~。

 

 今日は太鼓の演奏会に出かけ、帰りに昨年夫を亡くした友人宅を訪問、長話をしてきた。 まあ殆どおのろけを聞かされに行ったようなものだったが、、、。1年経って、ますます淋しくなっているようだった。 きっともの凄い喪失感があるんだろうなあ~。

 

2009年2月21日 (土)

また病院。

 今度は眼科だ。4日前から右目が腫れて、押さえると痛いが触れなければそうでもないので放っておいたが、 余りに治らないので遂に病院だ。結論は「過労」だそうだ。ほ~っ!?疲れはどんなところに出るか分からないなあ~。 今回の旅のせいでないことは確かだ。

 確かに疲れている。昨日は無理をしないで食事は店屋物を買ってきた。で、あのカニ騒動だったわけだ。 今日になってようやく母という助っ人が現れ3匹ともめでたく処理できた。母と3人で二杯頂いたが、美味しかったわい。 残りは月末に帰省する娘と食べようと冷凍室へ。 これでいいのだ!                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   

2009年2月20日 (金)

カニ騒動。

 北陸の旅は、予想を裏切られ、雪も少ないし気温も高い。ババシャツの上にモヘヤのあったかいセーター、 その上に毛皮のコートに雪靴というまるでエスキモーのような出で立ちのあたしゃ、暑さとの闘い、とまでは言わないがかなり困った。 まあコートは脱いだり着たりが出来るが、靴までは、、、。当然の事ながら白川郷の茅葺き屋根にも雪は少なく、 散策の途中に降り出した雪をむしろ歓迎した程だ。つららだけはこちらでは見られない大きさで軒を飾っていたが、、、。 ポスターなどでよく見ているあの合掌造りに雪という村の風景は、従って残念ながら見られなかった。それに、 こういう場所はツアーなんかであわただしく来るところではないように思った。ゆ~っくりその村を歩いたり村人と話したりすることが必要だ。 バスの添乗員が話してくれたこの村のエピソードの方がインパクトがあった。なんでもこの村の人々はつい最近まで一切余所の村との交流もなく、 全て自給自足でまかなっていたそうだ。衣服もそういえばカイコから作っていたと見学した「和田屋」という旧家の女性が説明してくれた。 何故こんな所にカイコが居るのかと不思議だったが、それで分かった。この村の佇まいよりも、ここに暮らす人々のなりわいこそが、世界遺産、 なのだろう。

 

 で、夫からのたっての頼みで、カニを買ってきた。輪島の朝市で、ものすご~い客の争奪戦に巻き込まれ、 計画にはなかった大きなカニ3杯も買ってしまった。が、まあメチャ好きな夫が喜ぶだろうし、まいっか、 と3年分くらいのご奉仕のつもりで恩着せがましくメールもしといた。しか~し!いざ、 今日になって夕食に焼きカニをとプレートを出して待っていたにもかかわらず、どうしても生きてるカニに触りたくないとおっしゃる!! はあ~っ!?てえことは、この私が調理してくれると思っていたのだ。それは勘弁!無理、絶対無理。 持ち帰って外に置いてあった箱を開けると大きな両手を(ん?)ゆっくりと力無く動かして、 それでもこちらをあの大きな爪で切ろうとばかり寄せてくる。わ~っ!と叫んで、ドアに鍵をかけて、本日はチョン。 こうなったら自然にあの世に行って頂く他はない。実際その場にたまたま居合わせたKさんが言うには、「私もダメで、 冷蔵庫に入れてあの世へ行って貰ってから食べます!」だ~って!!は~っ、そうなの?

 夫があんなに欲しがっていたのは、ゆでたカニだったのか!?確かにそんなのも売っては居たが、本場で買うし、 新鮮が何よりと思ったんだけど、、、、。一緒に買った他の人達はどうしたのかしら?みんなあの呼び声に負けて沢山買ったんだけどなあ~。 やれやれ。

2009年2月17日 (火)

人生の定年。

 イギリスの友人に出そう出そうとおもいつつ英文がめんどくさくてそのままにしてある葉書が出てきた。 それは以前永平寺を訪ねた時に買い求めたもので、いわゆる「教え」的な文章が載っている物だった。 「人生に定年は無い」 というこのタイトルは私にとってもその友人にとってもぴったりな文章だ。

 人生に定年はありません。老後も、余命、もないのです。死を迎える、その一瞬までは、人生の現役です。人生の現役とは、 自らの人生を悔いなく生き切る人のことです。そこには「老い」や「死」への恐れはなく、「尊く美しい老い」と「安らかな死」 があるばかりです。

 まったくその通り。

 

 だからという訳ではないが、明日早朝出発して、世界遺産「白川郷」へと出かける。 我らが思いに神もプレゼントを用意してくれているようだ。零下○度だとか、大雪の降る恐れあり、とかテレビが伝えてくれる。はいはい、 待ってましたの天候ざんす。雪降る露天できゅ~っと一杯、な~んて、どうかな?女8人癖になってる一泊旅行だ!行った先で、 次の行き場所を考えるんだそうだ!わ~お。

 

 何もかも忘れて、精神をリセットだ。

2009年2月15日 (日)

もの言えば、唇寒し、、、。

 台本が行きつ戻りつしているせいもあり、なんだかイライラしている私。本日の短歌歌会でも、 どうも思ってもない方向へ言葉が走ってしまう傾向にあったようだ。許される会だという甘えもあるが、 とても思慮深くとは行かなかったのは反省。完璧に晴れた空の下を車を飛ばしながら、今日は室内で考える日ではないなあ~とか、 思いながらも真面目なおみっちゃんはチャンと会議場へと到着。しかし、30分遅れであった。

 短歌を読んで嬉しいと思うときは、素晴らしい一首に出会ったときだ。それは、 万人にとってというよりも自分にとってということかも知れない。今日もそういう一首に出会った。この歌からは山の雄大さが迫ってくる、 自然の営みの優雅さが目の前に広がる。歌にリズムがあり、わくわくさせられる。「ああ!」とか、「おお!」とかの詠嘆が口をついて出る感じ。 「白の濃淡」という言葉に、以前見た雪の大山を鮮明に思い出した。まさしくそうなのだ。、、、いつになったら、 こんな凄い歌が詠めるようになるのか。先は途方もなく遠いなあ~。

 そういえばこの大山という山には、一昨年亡くなった友人Sと独身の頃、夏山に登ったことがある。彼は優しい人で、 列車の中で気を使って何くれとなく話しかけてくれたが、そんな彼に段々生返事となり、最後はいつの間にか眠ってしまっていたことを思い出す。 駅に着いて、「僕の話聞いてなかったでしょう!?」と言われて、当時まだうぶだった私は赤面したのを憶えている。 晩年はプロの画家になった彼、その日も画家の目で山を見ていたなあ。彼がこの短歌を読んだらきっと私と同感だろうなあ~。

                               時は流れる。

 

 夕食後も作詞と台本に取り組んでいるが、なかなか進まない。今夜も遅くなりそうだなあ~。

 

2009年2月14日 (土)

主婦な一日。

 昨日深夜までかかって作ったマーマレードを、用事でやって来た友人Yが試食して、「わっ!にがっ!甘くない!」 と連発反応でかなりショック!苦みはわざと残してみたし、砂糖はモチロン控えめなんだが、、、、 結局は再び砂糖を足してまたもや煮込んだのだし、自分で味見をしたらかなり美味しいんだけど~どうも心配。心配だけど、あの労力を思えば、 誰かに美味しいって言って欲しいのが人情。そこで、次にやってきた義妹に無理矢理味見をさせて、「「ん、十分美味しいよ」と言わせ、 お持ち帰り頂く。

 本日バレンタインということで、I会長とAレッスン生のお二人にお食事とチョコフォンデュをプレゼント。 チョコはなかなか行けるなあ。まあ文句も言わずにあれこれ食べて頂き、モチロン、このマーマレードも試食の上、「美味しいよ」と言って頂く。 その上これを押しつけられて、「保存料が入ってないから早く食べて下さいよ!」と脅迫されて、I会長もたまったもんじゃない! お二人とも大人しくお持ち帰りしてくれたが、、、。これにておみっちゃんのバレンタインデーはジ・エンド。

 

 モチロン、ただ飲み食いしていたわけではない。今度のオペレッタについて、あれこれと議論したり、 アイデアを出し合ったりしていたわけだ。こういう時間がホントに必要。段々頭の中が燃えてきた感じがあるなあ~。 今夜も少しやっつけておこう。、、、アルお方から、チョコのプレゼント付き忠告文が入っていて、「夜更かしはお肌の敵ですよ!」 と入っていた。イヤまったく!!分かっちゃいるけど、、、ね。

2009年2月13日 (金)

出来心。ふ~っ。

 なんというか、かんというか。アチクシのこの性格。死ななきゃ治らない~ってとこだ。

 洗濯物を取り込みつつ、おや、甘夏みかんが鈴なりじゃん?と、出来心でせっせせっせと採取。去年は子供達にそのまま送ったが、 今年は、、、、友人が簡単よ!と言うので~、これまた出来心でマーマレードに挑戦!上手く行けば加工品を送ろうと始めたらさあ大変。 そりゃあ、そんなに難しくはないが、手間がかかるし、時間もかかる。何も、今頃そんなことしなくても、、、と思いつつ、 取りかかったら止められないのが欠点。およそ20個ほどのみかんの皮をむいて細く切り、中身を出して(!) 映画を1本観ながらとうとうやっつけた。只今午前2時30分なり。、、、出来の程は、明日にならないと分からない。何故か? 余りに味見をし過ぎて、さっぱりホントの味が分からなくなっちまった!!ま、明日の楽しみとしよう。

 この専業主婦の友人のアドバイスを、いつも聞いてしまうのだが、お陰でずいぶんと主婦らしいことをやっている。(自画自賛)昨日も、 「しぐれ寿司」なるものを作ってみた。その心は、自分がお寿司が食べたくなったが、冷蔵庫の中には「具材」がほとんど無い。 とその友人が言うには、「牛肉があれば、出来るお寿司があるわよ」であった。成る程、これはおみっちゃん的には好みであった。 自信が無かったが、試食した男どもも美味しいよ、と一応言ってくれたし、多分もう一回作れば最高に美味しくできるだろう。(忘れなければ)

 てなことで、一応主婦業もこなしつつ、今日はレッスンも受けた。しかし、年齢を感じてしまうレッスンだったなあ~。 このところの睡眠不足が祟っている。

 ま、3時には寝るとしよう。

2009年2月12日 (木)

肩こりよこんにちわ。

 肩がびんびんに張っているが、ともかく出来るときにやっておこうと必死で作詞と台本に精を出している。今日は4曲歌詞を付けて、 それなりに台本も進んだ。が、まだまだこれからなんだ。台本を書くに当たって、舞台のセットを考えなくてはならないので、簡単にはいかない。 その一番大きな理由は、舞台にお金がかけられないからだ。出来るだけ少ない経費でやることで、 やる人も観る人も安く楽しめるオペラを目指しているからだ。「安く」するためには知恵を働かせるしかない。 実は今回は小道具係に役に立ちそうな人物が現れて、これは期待が出来る。今回の作品は、実はこの点で大変心配。 今までとは違うセットが必要だ。衣装にもかなり工夫が要る。考えていると気持ちが焦るばかりで、絶望的になってくる。なので、 歩き続けることが大切だ。ふ~っ。

 

 しかし、一方で、この長セリフをみんな本当に憶えきれるのか?こちらも心配になってきている。I会長曰く、 「あまり出来るかどうかを考えずに、とにかく思うように書いていけば良い」とのことだったので、どんどん書いているが、、、。 筋が分からないでは困るので、最低限のストーリーが分かるセリフは入れている。こけ枝さんに助けて貰うにしてもだ。は~っ!?

 

 CDをかけっぱなしでやっているが、音楽はホントに美しいし、完成度が高く、どれもこれも抜粋にしたくない曲ばかりだ。 でもそうもいかないのがつらいところだ。登山登山。足下足下。先を考えないことだ。

 

 来週の白川郷行きに向けて友人が雪対策用の靴を買ってきてくれた。おっそろしく安い。1回でパーになっても惜しくない680円也。 ブーツ型の内側が毛張りのもので、一応格好も良い。、、、しかし、ホントに雪って見られるの?この暖かさ。まあこちらとは違うと思うが、、、 。カニでも食べて元気出してくるか!

2009年2月11日 (水)

あれやこれやの日。

 朝は陶芸に3人で出かけた。私は前回の仕上げ。ピサの斜塔だったのが、 Good ideaで作品として蘇ったあの壺を綺麗な形に仕上げたのだ。全くの偶然から、面白い作品が出来たものだ。 これが焼き上がるのがホント楽しみだが、素焼きして色つけして本焼きとなると、出来るのは夏くらいかも~。気が長い話だ。でも、 それが良いところだろう。

 

 あわただしくランチを済ませてあたしゃFMだ。本日2本録りで、何度かご出演頂いたことのあるピアニストさん。 お陰で収録はスムーズに行った。この方のピアノの腕はかなりのものだと思うが、 それでもなかなかピアニストとして生きていくのは大変なんだろう。現在3年も続けているピアノ講座が3月で最後だと聞くと、残念でならない。 かくいう私目もスケジュールがなかなか合わなくて行けてないのだが、、、。 こういう人材を何とか公的機関が上手くプログラミングして市民に公開して貰えないものだろうか。こういうものはアル意味地方の宝なんだから。

 今日の収録で大変興味深いことを彼女が話してくれた。著名なピアニストDと年に1,2回でも一緒にいると、 それだけで自分が成長しているのを感じる、というのだ。そして教え子がたった一度Dのレッスンを受けただけで、 その技術が大幅にレベルアップして、彼女も驚いたそうだ。モチロン受ける側の資質も大いにあるとは思うが、 矢張り指導者の偉大さを感じるなあ。

 おみっちゃんも過去にロンドンとローマで個人レッスンを受けたことを思い出したが、 確かにその先生方から得たものは大きかったと思う。まあ、そういうときは集中の仕方が半端じゃない状況ではあるが、、、。 あの頃が懐かしいなあ~。一生懸命で、夢中で、、、、。若かった。

 

 夫が塩江から小さな蕗のとうを二つほど採ってきたので、今日は残り物をあれこれ入れて雑炊だ。 小さいくせにもの凄い存在感で香ってくる。春の香りだ。、、、そういえば、今日はやたら暖かかったなあ~。風が生ぬるいほどだった。 来週出かける白川郷は、この分では雪もないかも知れないなあ~。

 

 で、さっそく台本作りに取りかかり、興が乗ってきたところに恩師で友人のTからメールが入る。 朝6時過ぎという時間に日帰りの上京を知らせてきたお方が、お帰りの電車の中でビールは飲んだが食べてないとかなんとか、、、。 丁度高松駅に着く頃に一休憩するつもりで、「お食事付き合いますよ~」と出してみたが、その返事は「饒舌」 という字は他に読みようがないのに何故ルビを打っていたの?というものだった。、、、く~っ。何処までも短歌の師匠ではある。しかも、 それがいつの詠草なのかがさっぱり思い出せない。で、ちんぷんかんぷんの返事を出したところ、今月号に載ってる分よ、 とあきれ果てたメールが帰ってきた。ま、色々あるわい。

 結局そのまま歌詞を付けるのと両方を予定通りこなして、今日のお仕事は終わり。何もすることがない日なら、どんどん出来るんだが、、 、。ま、しゃあない。これが私の運命だろう。トホ。

2009年2月10日 (火)

オペレッタ

今は台本と作詞に追われているのだが、どうしても日常生活をゼロには出来ないので、合間合間ということになり、一度とぎれた構想は、 再燃させるのに時間がかかってしまうのだ。登山と一緒で、足下だけ見ながらやっつけるしかないだろう。

 先日キャストを決めてそれを発表したが、みんなそれぞれに悩ましい思いがしていることだろう。 まず第一に自分の声の限界に不安を感じている人もいるだろうし、セリフなんかホントに言えるのか?という心配をしている人もいるに違いない。 まあこのキャスト決めはホントに難航した。限られた人材で最も良い作品を作るための工夫が必要だった。歌のレベルもモチロン大切だが、 オペレッタとなると、その配役の演技力がかなり問われる。歌の量はそうでもないのに、演技はメチャクチャ大変だという役もあり、 そういうことからも決めるのは色んな意見が出て困難を極めたのだ。まあこれは毎度のことではあるが、、、。要は、みんながその役を愛して、 それになりきる努力をしてくれればそれで良い。どんな役も、命が吹き込まれて舞台で生き生きと動いてくれれば良い。

 

 昨年のN会の「天国と地獄」の写真の注文をしたが、この膨大な量の写真を見ていると、既に懐かしいという思いがする。 あのころの長い練習風景や、ゲネ本番と続く舞台が脳裏に蘇ってくる。大変だったよなあ~。あのときの疲労から舞台には、 立てないのではないか?と思ったが、こいうのはお産といっしょですぐ忘れて、又つぎもやるんだろうなあ~。

2009年2月 9日 (月)

一安心。

 初めて台本のセリフ読み合わせをやってみた。みんなそれなりに舞台の経験があるからか、思ったほどひどくはなかった。 セリフらしいセリフを言うのは、ちぇちでは殆ど初めてのことだから、かなり心配していたが、これならなんとか特訓で形になるだろう。 あらかじめ読んできて貰っても、かなり人によって落差があるのは仕方が無い。何とかこの差も無くなって欲しいものだが、、、。いやあ~、 一番心配なのは、ムニョムニョムニョ。そういう方に限って台本そのものに異議を申し立ててくれる。別にそれは良いのだが、 状況の把握が進んでない状態でそういわれても、、、。台本というのは一度や二度読んだからと言って、 すぐに理解できたり読めたりするものではない。何度も読んでみて状況を描いてみて、初めて言葉の意味が分かるというものだ。 単語一つとってみて、日本語の意味は色々あって、どのように解釈するかで大きな違いが出てくるものだ。、、、でも、 こうした議論は歓迎すべきものだ。意見を述べる人の理解力とか、許容量が分かってくるからだ。

 これから、二幕に突入だ。

 

 昨日帰ってから夫に付き合って日本酒を飲んだせいかどうか、午後のシャンソン教室では声がコントロール出来ずに困った。 ホントに歌う前のアルコールは良くないのか?真実が知りたいなあ~。

2009年2月 8日 (日)

なんてこった。

 昨日までは完璧に憶えていたつもり。今朝鼻歌を歌ったときも、「いけるいける」と思っていて、だからその気のゆるみから、 楽譜を持って行くのさえ忘れてしまっていた。しかも待っている間中全く緊張せず、リラックスしてみんなの歌を聴けた。、、、だのに、 そのあまりのリラックス感で、油断しておまんじゅうを食べたのがいけなかったのか、 本番では2度も脱線して初めから出なおし3度目にようやく最後まで行けたという、情けない有様。 矢張りある程度の緊張感というのは必要なものだった。

 只今打ち上げのビールが廻ってきて、良い気持ち。多分これで寝たら良い気持ちなんだろうなあ~。寝よ。

2009年2月 6日 (金)

疲れた。

 年末のオペレッタの台本、第一幕を先ほどようやく仕上げて、ソリスト達に送ったが、果たして、みんなどうなのか? 来週はちょいとばかし読み合わせをしてみて、その出来具合によっては、考えなくてはならないかも知れない。さて。

 本日の会長レッスンで、久々にやってきたH氏について、先生はしきりに残念がる。 せっかくここまでになったのにオペラに出て貰えないのは如何にも残念というわけだ。それは私も同感だが、 ここがままならないのは過去何度も色んな人で繰り返されてきたことで、まあ、その都度先生としては諦めきれないものがあるのだろう。 ある人は転勤で居なくなるし、せっかく育てても目の前から消えてしまうのだから仕方がない。それぞれの事情もある。それでも、 その人々の中に根付いたものがあるはずだ。レッスンとは、単に声が良くなり、歌が上手く歌えるようになる、というだけではない要素がある。 その意味で、何らかの栄養を残しているのではないか?そうでも思わなければ、心血を注いだレッスンも値打ちがない。

 教える、という行為は、ホントに真剣勝負だ。わずかながらでも私もそういう機会を持つようになって、 初めてそこの所が十分理解できるようになった。親の恩が、子供を持たないとなかなか分からないのと同じだろう。

 しかし、一方で育てることの喜びというのもあり、これも立場を変えないと分からないものだ。だから以前、 私は不遜にもI先生のレッスンの時に言ったものだ。「教えるということが、こんなにも楽しいものだとは全然知りませんでした。 私は長い間先生にそんな喜びを差し上げていたのですね!」な~んて。こういうこと言われても怒らないのが、このお方だが、 半分は真実だからだろう。「やれやれ、不肖の弟子を持つと心労があるわい。」が、本音かも~。フフフ。

 

 

2009年2月 4日 (水)

今日は観劇。

 朝早く訪れた友人としばらく喋った後、一人で陶芸教室に出かけた。 こないだピサの斜塔みたいになっていた我が作品を何とかしたかったのだ。先生はアメリカ人のせいかどうか、「Never give up!」 としか言わず、いろいろあの手この手を教えてくれるが、私の中では、「もういやっ!グチャッとつぶして新しくやり直したい!」 という気持ちが段々充満してきて、恐る恐る、「新しくやり直した方が、、、」と声をかけるも、先生は延々と時間をかけて、 ひたすらなんとかしようとテクニックを駆使して下さる。で、遂に私は堪忍袋の緒が切れて、「先生!こういうのどうですか?」 とそのゆがみを利用して変わった花器を作ることを提案。初めて先生は納得して、「OH!Good idea!]と叫んでくれた。やれやれ。 そこからは私の独壇場で、思うがままやらせて頂く。自分ではかなり良い線行ったと思うし、先生も、「うん、これは良い。」 と言ってくれたから、仕上がりが楽しみになってきた。まるで冗談から出た誠みたいな作品だが、、、。

 

 夜は「見下げてごらん、夜の町を。」という音楽劇だった。佐藤B作夫婦主演のユーモアタップリのお芝居で、もの凄く参考になった。 モチロン我々のオペラにという意味で。一つには、芝居には、「奇想天外」な部分がないといけないということ。もう一つは、客を笑わせるには、 「間」や「タイミング」がとても大切だが、一番大切なのは、波に乗せることだ。一度波に乗った観客は、些細なことにも笑ってくれる。やがて、 「笑いたい」とまで、観客の気持ちが変化したとき、勝利は舞台のものだ。、、、そうした意味で、今日の音楽劇は完璧に近かっただろう。 その上、筋の中に深刻な問題をはらみ、決して軽々しいだけではないテーマ性を感じさせたのも良かった。要するに、 観客は泣き笑いの連続だった訳だ。観客はこれだけ自由自在に操られると、それが快感になってくるから不思議だ。

 

 関係ないが、今日は一つどじをやっちまった!明日、小林某という往年の大演歌歌手が来るのを、 8000円のところたったの2000円で買えるというDMが手元に来て、 これは母の三姉妹を誘った方が良いだろうと声をかけると案の定三人とも喜んで行くという。ところが、販売元へ電話してみると、 にゃにゃ~んと、来月のことだったではないか!?母にそう告げると、「あんた、大丈夫?」と言われてしまう。いやはや、大丈夫かどうか、、、 全く怪しい~。3月と見ながら、2月と思っている辺り、かなり怪しい。、、、漢字ナンクロにもっと精を出して、脳を活性化させなくては!! (ん?)

2009年2月 3日 (火)

声楽の道は険し。

 全く久しぶりにレッスンを受けた。やっぱり夜が明けたような気分になる。声が、 自分に真の意味で聞こえていない事から来るストレスから解放されるからだ。良いは良い、悪いは悪いと判断して貰えるのは本当にありがたい。 これ無しで勝手に歌っているとろくな事にならないのが声楽の怖さだ。かの有名なプリマH女史も、私がイタリアに行ったときに聞いた風評では、 「この頃良いヴォイストレーナーに付いてないんじゃないか?」と噂されていたからなあ~。あの方ほどのスターでも、そうなんだから、 歌の入り口をウロウロしている我々のような者は当然毎週、いや、毎日でも声を聴いて貰って修正を重ねなければ上手くはならないだろう。 ところが、声は小さい頃から使っているだけに、自分に分かっていると錯覚して自信を持っている人が多い。これが一番のサタンだ。 このサタンの声に耳を貸したが最後、さっぱり進歩はないと言っても良いだろう。あくまで謙虚に、、、これが早道だ。分かっちゃ居るけど、 なかなかねえ~~。フ。

 

 本日は本業の組合の方からの招集がかかり、全くと言っていいほど参加してないこの手の会議に久しぶりに出た。 死んだかと思われていたかも知れないなあ~。現にこの近くの同業者が50代で急死したらしいからな~。何が起こっていても不思議はない。

 会議というのは、面白いもんだ。意見の違い、なんてほとんど無いに等しいのだが、「説得力」の問題だ。 同じ意味のことを喋っていても、当事者同士は違いを正そうとしてやっきになり、口論になる。多数派の第三者は沈黙、というのが、 この手の会議なんだろう。ま、それによって国益がどうにかなる訳でもないから、みんな傍観しているんだが、、、。いずれにしてもこの手のは、 普段顔を合わさない人達の親睦をかねているから、まあ、こんなもんでいいのだろう。

 

 終わってからジムへお風呂に行ったが、やっぱり良く暖まって、今宵はよく眠れそうだ。(寝てる場合じゃないよ、 とあっちからもこっちからも声が聞こえるが、まあ、今日は良いでしょう。って、根拠はないが、、、。)

2009年2月 2日 (月)

へ~んなの!?

 本日久しぶりにピアノ合わせをしてもらったら、やっぱり予想以上に忘れている。何をか?困ったことに伴奏を忘れていて、 勝手になら歌える、というのははなはだやばい。要するに、この曲の真の意味を理解してないということだ。く~っ!情けない。 一度は舞台に上げるために、完璧とはいかないまでもかなり良い線行ってたと思うのに、ぐじゃじ~。。。こうして、日々老いと戦っていくのだ。

 

 さて、今日のちぇち練には、今回初参加のT氏が来てくれたので、久しぶりに会場の空気が緊張していた。緊張は必要なことだが、 引いてしまうのはこまったもんだ。ま、そのうち慣れるだろう。気持ちの良い青年で、声にもそれが現れている。 きっと面白いことをやってくれるだろう。

 

 それにしてもお気の毒だったのはA旦那だ。A奥様が、「本日うちの人は遅れてきます。最後にちょこっとだけ現れますが。」 と発表したので、彼の到着に合わせて他を練習。予定通りやって来た彼に早速先生がソロを歌うように指示。何となくいつもと違うなあ~、 彼もT氏に緊張しているのかなあ?などと思って聴いていたが、全部終わってからA奥様が私に言うには、「忘れてました! うちの旦那は今日扁桃腺が腫れていて声が出にくいので今日はお休みした方が良いと思うのでって、そう言ってました!」って、おいおい、 そりゃあ、彼が気の毒だったじゃん!?「なんか、声が変だなあ?って思ってました!!」と付け加えるからもう気の毒の二乗!! それを聞きとがめたA旦那が、「「え~っ?あなたそれ言ってなかったの?」とぷりぷり怒り出したのも無理はない。まあ、 みんなゲラゲラ笑って解決したが、彼はきっと面白くなかっただろうことは想像できる。帰る道々、尚も奥方は「 「そもそも先生が初めっから彼の所を歌ってくれてたら、こんな事にはならなかったんですよ~!」と会長に泣きつくも、すかさずA旦那が、 「あなたに先生を責める資格は無いよ!」とキツ~イ一発!フフフ。こうして、男どもはすぐ徒党を組みたがる。ま、本日は両者引き分け~~。

 

 打楽器もグロッケン先生が気持ちよく引き受けてくれて、ばんざ~い!段々顔が見えてきたから、ぼちぼち台本に取りかからなくては、、 、、。今回は、どうも難産のような気がしている。キーの手が滑り始めたらしめたもんだが、、、。溜めて溜めて一気に仕上げるつもりだが、、、 。

 そもそも作詞からして大変だ。既に2曲で相当時間が取られたしなあ~。分厚い楽譜をあっちのテーブル、 こっちの机と移動しつつやっているのは、あんまりパソコン周りが整備できてないので、こういいう大きな楽譜が乗りきらないのだ。 かといって小さい字はますます見えにくくなっているしなあ~。そういえば、 本日のピアノ合わせに付き合ってくれたI先生は我が楽譜を見てビックリ仰天。ギネスに載るほどだな~んて、失礼しちゃうわ!ブリブリ。 ご自分だって若ぶってても見えてないの知ってるんだから!!別にそれを見て歌うんじゃないんだから良いジャン!?、、、て、 前回のCantiamoではこの大きなやつを見ながら歌ったんだった!!ホントはもっと大きくしたいくらいだから、 次回はもう一段大きいの作って、またまたI先生を仰天させるとしよう。(何に燃えてるんだか!?)

 

 

2009年2月 1日 (日)

今日も疲れたなあ~。なんとなく。

 今日来店した中に、去年の暮れの老人ホーム慰問の窓口だったTさんがいて、もの凄く感謝されて戸惑った。お年寄りの中には、 「生きてて良かった。」とまで言ってくれた人が居たという。みんなの気持ちが少しは伝わったのかもしれない。毎回やるたびに勉強だ。 私にそのエネルギーが戻ったら、又行かせて頂こうと思う。

 

 今日は何故かお寿司が食べたくなって、ご飯もそれ用に出来たから、以前出来心で買ってあったプロ使用の「寿司酢」 というのを使ってやってみると、これがメチャクチャ美味しい。残り物のイカやタコなどをシソの葉で巻いて食べるとお~っこれは行ける! 昔母から何度も調合を教えて貰ったが、この寿司酢というのはその時の気分で変わったりするモノだ。ところがこの便利なものは、 如何に怒っていようが、体調が悪かろうが、関係なくいつも美味しい寿司ご飯を作れる仕組みになっている。これはありがたい。 今後ちょくちょく我が家の食卓に登場しそうだ。

、、、でもなあ~、これってご飯がやたら美味しいんだよねえ~。接骨院の先生に言われたもんな~、「ご飯は美味しいですか?」って。 この先生は決して「やせなさい」とも、「太りすぎです」とも言わないのが面白い。

 

 

 頭に浮かんだ事を全てメモして台本に備えているが、かなりの難物だ。ソリストのセリフにかかっているなあ~。ふ~っ。

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