人生は永い?短い?
一体何歳まで歌が歌えるのか?と、時々考える。短歌の師匠T女史は言う。「声ナンテね、いつまでも出るもんじゃないのよ。 最後に残るのは、短歌なんだから、、。」そうかも知れない。かといって、I会長の師匠は100歳を超えて現役で指導していた。 そのI会長自身が、まもなく70歳とあいなる。本日のミニコンサートの歌手は82歳であった。しかも、高音が素晴らしく響き、 緊張が解けた時のお声は身体から出たしっかりしたモノだった。たまたま一緒になったMさんと二人で感激し合ったことだ。 音楽関係者は我々二人だけ。ご本人が現代日本に於けるまっとうな音楽の道を歩んで来られていて、その世界の思い出話をされても、 全く分からない人、例えば畑中良介氏を知らない人が殆どの聴衆。そうした会を希望されたのには、何か想いがあったのだろうが、 何となく釈然としないモノを感じたなあ~。分かるような気もするが、、、。歌われた歌は殆どが歌の勉強をしている人にはポピュラーなもので、 難しい曲をドイツ語でも歌い日本歌曲も歌われたのだが、鳩が豆鉄砲状態の人がかなり。しかし、声というのは万人に響くモノで、 往年の凄い歌い手だということは分かるようだし、何よりも、その場に参加した人々はお人柄に惚れて集まってきている人達だったので、 特別な拍手があったのだ。心地良い人々の輪の中にいて、仕合わせそうなご様子はきっとみんなの胸に残ることだろう。82歳ねえ~。 「私たちこの歳まで歌えるかしらねえ?」というと私より半分しか生きてないMさんは言う。「私、きっとそれまで生きてません。」そうねえ~、 貴女はそう言えるわねえ~、おみっちゃんなんか、きっぱりとそう言えない年齢だもんねえ~、もしかしたら生きてるかも知れないもんねえ~。、 、、。
本日は仕事も忙しく、バタバタと過ごして出かけたモノだから、さっぱり練習が出来てない。そのMさんから、 「13日歌われるんですよね!?」と念を押されたが、確かにのんびりとビールなんか飲んでる場合じゃない。しかも、 今日我が家でのレッスン帰りに乗せて貰ったI会長がきっぱりと、「アルコールは絶対飲まない方が良いよ!」と言われたにもかかわらず、 しっかり生ちゅー2杯頂きました~!だって~~~。
でもって重なるときは重なるモノで、携帯の電話が鳴り、 まもなくの我が誕生日に某有名レストランでのディナーショーにお誘いを受けたが、演奏会前だったので、かなり未練があったがお断りした。 流石の私もこれは無理。月曜日に別なところでと、約束したもんだ。(結局行くんだ)13日が終わったら、楽しい事が一杯待ってる様な気が、、 、、、、!?
しかし、そのMさんと久しぶりにゆっくり話したが、彼女がかなりの結婚願望を持っていることが判明して大いに盛り上がった。でも、 外から見ると、ばりばり舞台をこなしていて、結婚なんか良いわ!って颯爽と歩いているように見えたがそうでもないらしいのは意外だった。 ご本人曰く、「私は人生が充実していれば良いので、結婚によって歌じゃないことで充実感が得られればそれでも良いんです。」 というからなあ~。わかんないもんだ。しかし、今日二人で話していて、すっかり前向きに結婚に向かっていくと決心したようで、 早速動き始めるとか、こういうところが歌の人だなあ~。ま、彼女の願望が早めに満たされますように!
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