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2008年12月 2日 (火)

オペラ公演その2.

 来年のオペラが、会場決めから行きつ戻りつして、ようやく決まったが、これはこの公演の未来を暗示しているのかも知れない。 オペラ公演となれば、いつも何かが起こる。そう思って取りかかれ、とは会長のお言葉ではあるが、、、。

 私の中ではオペラ公演というのは一大事業に匹敵する。これほどのエネルギーを使って、たった一日で終わってしまう、、、、 なんとも切ない。しかしまた、これが良いのだ。産みの苦しみを苦しんだ挙げ句産み落とせば、その苦しみは忘れてしまい、 またぞろ次の苦しみに立ち向かっていく。「苦しみ」とはいえ、その長い過程は単なる苦しみではない。それは各人の成長であり、 全員の協調による融和であり、自己規制による鍛錬ともなる。そしてそれがとりもなおさず、全員の宝物となるのだ。

 私は時々ふと思う。今よりも、う~んんと年取って、腰の曲がったおばあさんになり、 日向ぼっこしながら例えば側にちぇちのメンバーが居て、「まあ、Sさんあの時はセリフが言えず、四苦八苦したわなあ~。」とか、 「Mさんは舞台ではほ~んと、チャーミングだったわねえ~。」とか、、、、 言い合いながら歯のない口で鯛焼きかなんかをモゴモゴ食べている私たちを、つい想像してしまう。まあ、 ポニョのホームのおばあさんみたいなモノだ。、、良いじゃな~い?

 

 年寄りはともかく、若い人たちがとっても良い感じになってきているのは嬉しい。どんどん良くなっていって欲しいモノだ。 その為になら私は労力を厭わないだろう。

 

 今日はイタリア語の勉強会をやったが、若い人の記憶力には矢張り脱帽だ。そして何事も回数を重ねることが大切だ。習うより慣れろ、 ってこと。参加のTさんを早速ちぇちの来年のオペラに勧誘だ。これからこの勧誘も積極的にやらなくては。短歌の師匠に奥義を伝授して頂くか! ?、、、そういえば、この師匠。朝っぱらからゲラゲラ電話してきて、「今回ばかりはアンタのダンナの意見に賛成するわ。ホントに大丈夫?」 と来た。「で、今日は何日?」「へ?二日、、、?」「そうでしょう!」なんでこのお方は鬼の首を取ったようにケタケタ喜んでいるのか? と思いきや、「アンタのブログ、三日の日付になってるわよ!」だ~って!しまった!そんなところまで見られていたか、、、不覚。 大急ぎで訂正したが、ムムム。

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