プログラム。
先ほどまでちぇちのメンバーとプログラムの打ち合わせ、というか実際の製作をやっていたが、 パソコンを使っての作業はまあホントに便利な世の中になったモノだと、つくづく思うなあ。昔なら手書きしたモノを印刷やさんが打ち直し、 レイアウトもしてくれたものだが、今やそこまでやったものを印刷やさんに届ければ良い。まあ、 その分センスやアイデアがこちら側に問われるわけだが、今の若い人にはそういうモノが備わっている人が多く、難なくやっつけてくれる。、、、 これが出来るとああ本番だなあ~。
今回はケッコウバラエティに富んだプログラムになっているが、期せずしてヴェルディ作品が多いのは面白い。どれも「死」 に関わったものばかりで、如何にも冬にふさわしい。若者達のミュージカル特集も、 彼らが大元を知らない作品ばかりだと言うから時代を感じるが、なかなか上手く仕上がって来ている。岡山組といい、それぞれ楽しみなことだ。 私以外は。
その中で、オテッロについて、分厚い本を読んでいるがこれはケッコウ面白い。ヴェルディがこの作品を作るに当り、 如何にシェイクスピアを研究したかが沢山のな手紙や何かで検証されていて読み応えがある。確かに、 文学を音楽で表現し直すのは相当骨が折れる仕事だろう。しかもシェイクスピアだ。一人の人間の多面性が描かれていて、 表面は洒脱でおしゃれなヤーゴが腹の中にはどす黒い憎しみを抱えているナンテ事を、音楽で表現するのは至難の技だろう。悲しいは悲しい、 苦しいは苦しいなら感嘆だが、、、。その点をヴェルディはどう表現したのか、この本を読み終わったら全編を改めて聴いてみようと思う。
さああ、明日もピアノ合わせに出かけなくては、、、。あの曲はほ~んとむちゅかし~。
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