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2008年11月29日 (土)

東京土産その続き。

 昨日は奇妙なことが勃発した。夕食時に親戚から届いたボージョレヌーボーをグラス2杯飲んだところ、急に睡魔に襲われて、 着替えるのがやっとの有様でバタンキュー!それが9時頃のお話。一度目が覚めてトイレに行くと、 あれだけ夫に頼んで置いたにもかかわらず台所の電気その他が点けっぱなし状態。仕方なく降りて消し、 水を一杯飲んで再びベッドになだれ込むとすぐさま又眠りについた。確かそのあと2回は起きたが、そのまま眠れたのは余程疲れているのか、 たったあれだけのワインでこうなるのは不思議としか言いようがない。

 今回の上京は楽しかったが、疲れたのには変わりないのだろう。 今朝早々とやって来た友人Yと1時間近く朝っぱらからコーヒーを飲んでお喋りしたが、彼女が「疲れてるのよそれは」 と断言するのでその気になった。自覚はあんまし無いんだけど、、、、。「道理で今朝はハッキリしてると思ったら、、、、」 と朝に弱い私を冷やかす。

 

 渋谷文化村で「アンドリュー・ワイエス」という画家の展覧会があり、友人と出かけた。その友人Kは昔大学でも絵を描いていた人で、 人一倍興味があったのだが、でもこの画家は知らなかったそうだ。91歳の現役で、アメリカに住んでいる彼の画風は、 まず題材が非常に身近なモノ。描き方は丁寧で、微細なところまで神経が行き届いた精密描写だ。しかし、一番驚いたのは、 その精神性とでも言うべき「表現」だった。横たわった材木一つとってみても、その存在感には目を見張るし、 足の悪い女性の後ろ姿にはその女性の生き様さえ感じる。その女性の生涯を描き続けているが、晩年の彼女の厳しい顔には、 写真以上にその人の心を写しだしていると思える。モチロンだからこそ絵は素晴らしいのだが、、、。又、 面白かったのは彼が自画像をたった2枚しか描いてないことで、自分の存在は出来れば消してしまいたい、と考えていたらしいことだ。 自分といいうものを消し去ってその対象そのものになりきって行くという手法は、結果としてそのもののリアリティを高めたのだろうか。 どれをとってもとにかく素晴らしい存在感だ。奮発して分厚い画集を買ってきたが、何時になったらゆっくり見られるだろう、、、!

 

 今日はレッスンのあと、たまたま居合わせたメンバー共々大勢での夕食となったが、まあ面白かった。結局人は呑んで食べるときこそ、 一番リラックスできるんだ。中でも、A夫人の「飲んだら意識がなくなる話」には大受けした。 そんなことには一度もなったことがないアチクシは、次回のガラコンの打ち上げで「飲み放題」を狙って実験しよう、と心に決めた。、、、って、 あんた、暗譜も出来てないのによくもまあ打ち上げの事なんか考えられるわねえ~と内なる声が聞こえてくる、、、、ぐしゅん。分かったわよ、 やりゃあいいんでしょ、やりゃあ!!

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