何でもかんでも明日から、、、、。
一つ終わった事への自分へのご褒美で、母を伴い「おくりびと」という映画に出かける。遠い遠い映画館だったが、 行った甲斐があったと思う。久しぶりに大いに笑い、泣いた。主役のもっくんがおかしくておかしくて、、、二枚目って格好悪いことすると、 どひゃんなおかしさがあるなあ~。母も隣で大笑い、かと思うとしんみりシクシク。隣近所の席からはすすり泣きも聞こえてくる。、、、そう、 こうやって客をあっちこっちへ振り回してくれる映画って良いんだよなあ~。
実は友人達が以前見ていて、とっても良いから行ったら良いよと勧めてくれていたのだ。確かに予想以上の面白さだった。 日本映画が頑張ってるなあ、このところ。
この映画のメッセージはその多様さに特徴があるかも知れない。親子関係、夫婦関係、地域、会社の人間関係、などなど、、、。 普通そのように作られた場合、焦点が定まらず印象が薄い作品に成りがちだが、この作品は幾つものラインがほどよく交錯して最後は人間の 「生と死」に持って行くことでしっかりしたものとなっていたと思う。その中でも、私は、「職業的偏見」に興味を持った。 主人公がひょんな事からチェロの演奏家から葬儀に関わる仕事に転職することになる。 そのことから友情も夫婦間の愛情にさえ亀裂が生じるかに見える。それほどに世間は、「葬儀関連事業」 を忌み嫌っているということが正面から描かれている。これには考えさせられた。 知らず知らずに職業で人を判断していることがあるかも知れない。いやあるだろうと思う。
「今日は良い映画を見たね」と話し合いながらエレベーターに乗り3Fから1Fフロアへ降りる。母と荷物を入り口に待たせて、 車を取りに、、、、行くと、無い!確かここだと思うのが、影も形も無い。端から端まで歩いて汗じっぷりかきながら走り回るも、 我が愛車は何処にもない!!頭をかしげながら母に報告。再度探しに行ってくる、 と既に汗じっぷりになっていて必要なくなったジャケットを預けて再び歩き始める。「落ち着け落ち着け」と自分に言い聞かせながら、 よ~く辺りを見回していて初めて分かった。全く違う出口から出ようとしていたため、出入り口から計ろうとしていたあり場所が無いというわけ。 あっちゃ~~、信じられな~い!!
よくよく考えると自分が入ってきた敷地の一番近いところに入れたわけで、その道路さえ認識できれば間違うはずもなかったんだ。 ところが、まだ明るい内から入り、暗くなってから出ようとするとなんだか様子が一変しているように思えたりして、 簡単に言えばドジをやっちまった、ってわけだ。 めでたく探し当てて待たせてあった場所まで車を回すとようやく安堵した顔になって母が乗り込んでくる。母の第1声=「もう、だいじょうび~? 」私の頭がおかしくなったのかと思ったと言うことらしい。ふひょ~っ!私の方が母のことを心配してるって言うのに~~。って、 言われても仕方ないが、、、。
このドジバナをご飯のおかずに我が家で3人で夕食。そういえば今日はお財布も忘れて行ってたからなあ~。大丈夫かなあ~、まじで。
今日やるべき暗譜作業を明日にのばし、明日から本腰を入れることを決意。(これって、ダイエットは明日から~と似てるなあ。あ~あ。 )
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