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2008年9月12日 (金)

KY.

 このKYという略語?がどういう意味かを、今回のオペラ出演で初めて知った。「空気が読めない」人のことを言うんだそうだ。 さしずめ、身近ではI会長のような人のことか?な~んてね。今宵オペラ「リゴレット」を鑑賞して帰りが一緒になったAご夫妻と 「お茶して帰ろう」と、珍しく声を掛けてきた会長。いざどこへ?となって、明日の演奏を控えている会長はとにかく時間をかけたくない、 とおっしゃる。では、一番近い北浜アリーナへと3人は歩き出し、私は駐車場へ車を出しに行く。 現場に着いてみると3人が何やらうろうろしているばかり。時間がないんだから、とっとと決めて入らなきゃいけないんだろうに、、、、 こういうところが私にとっては会長の七不思議。別な場所へ移動しようとまで言い出し、車に乗り込んでくる。けど、 時間がないのに移動なんかしてたら困るでしょうに!とばっさり私が切って、再びその場のどこかにしようと決断。取り急ぎ車を駐車場へ入れて、 そこまで戻ると、まだ決めてない。要するにAさん達は会長に気を使っているから、ハッキリしたことが言えないで居る。 会長のご意志を尊重して選びたいというのがありあり。てえことを、当のご本人は知って知らずか、ぐずぐずと選びかねている。もお~っ! とばかり、側のなんだか怪しげなお店に入ることに、いささか強引に決定。入って見なきゃ分かんないでしょうに!?と内心ぷんぷん。どうして、 お茶1杯飲むのに、こうなるの?と思ってるが、口には出さない。おみっちゃんは大人だから(?)でまあ、店内に入った途端たばこの煙に、 これまた内心「しまった」と思ったが、今更後に引くに引けない。一番大事なことだけ合格ならそれで良いじゃん!?てところだ。 座ったところが比較的ましな空気だったのが幸いだったが、Aご夫妻のお食事中も、会長は浮かぬ顔。 お茶をちびりちびり飲みながらもしきりに時計をのぞき込む。だいたいに於いて話も聞いているのか居ないのか?またまた「いい加減にして! そんなんなら誘わないでよ!」と私の内心はかなりオカンムリ。まあ、段々諦めてみんなの話題にも付いてくるようになったが、ほ~んとKY。 イニシャルに近いからなあ~な~んちゃって。(^_-)

 当然今見てきたオペラの話になるが、それぞれに感じ方も違うようだ。席の違いもあるし、オペラの鑑賞歴の違いもあるだろう。 でもそんなことは関係ない。Sさんの言う、「今日のあのジルダの声が好きでした!」という、それで良いのだ。 確かにあのソプラノはこれからが楽しみな人だ。最高音辺りはとてもよく響いていたし、声は細いが完全にオケを超えて飛んできた。 私はアルトのマッダレーナの声に魅了された。あそこまでのアルトの声は日本人ではなかなか聞けないからだ。ずっと前、もう10年も前に、 ちぇちでもやったことのある有名な四重唱を思い出したが、あれは大変だったなあ~。 当然の事ながら今日の人たちのように何気なくというわけには行かなかった。悪戦苦闘したことがよみがえる。いやいや、 悪戦苦闘したのはピアニストだったのだ~。しかし、あのころはまだみんな若かった!

 今日の全体の印象は、スケールに於いてやや地味だったか。きれいにととのいすぎていて、おもしろみに欠ける、というところ。でも、 今やっている天国と地獄も、はみ出すことがいかに難しいかを実体験しているから、理解は出来る。それと、Sさんの言うように、 一人一人の洗練された動きというのは、矢張り日本人では出せない味があった。演技力が特に優れているとは言えない人もケッコウ居たが、 様式美を取り入れることでカバー出来ていた。でもってあの衣装がホントに良く似合っている。当然のことながら、 オペラはやっぱり外国の彼らの文化だ。

 舞台美術も、最近の流行らしい、色を統一したシンプルな中に、物語性を感じさせるおしゃれなものを創っていた。 旅公演にふさわしい工夫のある巧みな舞台装置だった。このバーデン市立歌劇場は女性の演出家で、矢張りその繊細さは、それらしい舞台だった。

 あと1週間で、あの舞台に立つのかと思いながら見ていたが、、、、、ムムム。

 

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