ネットオークションで、電気製品を二つ購入した。初めのはもしかしたら失敗だったかも知れない。どうも粗悪品の様な気が、、、。
でも新品。次のはもしかしたら大成功だったのか?中古だが、新品のようにきれいで、機能も満載。もしかしたら掘り出し物かも?でも、
どちらもこれから使ってみないとホントの所は分からない。今のところコンポは音がとても良くて満足している。
で、昨日その大きな荷物が届いて開けてみてぎょへっ!一番苦手な配線が必要だったのだ。何となくそういう気がしてたが、
まあ家に出入りする人の中にこういうの得意な人が沢山居るから大丈夫だろうと、高をくくって購入したのだ。案の定、
その得意な人の候補の一人目が、の~んびりしたお声で電話してきた。「今日はレッスンあったかなあ?」いつになく張り切って、「はいっ!!
あります!」とお返事申し上げ、ちょいとお早めにご来宅願えませんか?と聞いてみる。「何事ですか?」と来たので、かくかくしかじか、
困っているけど、先生はお得意でしょ!?と持ちかける。「そりゃあ、まあ、出来なくはないと思うけど~、、、」で、決まり。
やがてやって来て一目見て、「なんだこんなのは30分もあれば十分だ。」とおっしゃるので、それではお任せして私目はお昼の準備を、
と放り出す。途中でメンバーが顔を出し、「まあ、先生お気の毒に、大変ですねえ。頑張って!」と声をかけてくれたり、、が、1時間経っても
「目が見えん。」とか、「これはどうなってるの?」とかいう声が聞こえるばかり。
あたしゃカルチャーとFMの収録へお出かけの時間が迫ってきて気が気じゃない。「先生、まあひとまず置いて、先にお食事を!」と声をかけ、
バタバタバタと支度をして、「スイマセンが、私は出かけます。あとは帰ってからということで~。」と丸投げして出かけてしまう。
でもって、帰宅してみれば決めてあった場所にちゃんとそのものは鎮座ましましているではないの!?おお~、やっぱり出来たか!!
と感激。ふと見ると、なんだか部品のコードが一つ丸まって置かれている。ハハ~ン、これは諦めたな?
と説明書を見てみるとアンテナの線だった。へ~?これってそんなに難しいのかなあ?と見ているとレッスンを一段落したご当人がやってきて、
さも面目なさそうに、「それ、ダメだろう?」と仰る。でもアバウト専門のアチクシ、適当に突っ込んでいると奇跡的に収まった!わ~お、
これで完成だ。二人で喜び合って(!)出来あがったもので視聴していると、さっき覗いたメンバーの姉上が別件で電話してきて
「貴女も良く先生をこき使うわねえ!」と呆れている。先生にそう言ったら、「確かに、あんた以外にこき使う人は居ないわな~。」だって!
フフフ、長い付き合いで、目の前にある「難しいもの」を見ると、解決したくなる先生の性格を知っているのだ。しかも、
一度手を付けたら絶対途中で投げ出さない。完成するまで何が何でもやってしまう。モチロンこれは長所。だが、
もしかしたらこれはゲーム好きのゲームの様なモノかも知れないと思ったりしている、、、。(内緒)
という訳で、只今素晴らしい音で「オルフェオとエウリディーチェ」のCDを聴きながらこの日記だ。「天国と地獄」が始まったとき、
演出家から勧められたもので、モチロンこれはシリアスなお話だ。音楽も重厚で美しい。
肌寒いくらいの夜のしじまの中に響き渡る音楽に身を沈めていると何ともいえない幸せな気分になる。音楽とは、不思議なものだ。
FMの収録は、前日に大きなイベントを開催したばかりのYさんに無理矢理付き合って頂いた。会場でそのシンポジュームを聞いていて、
「生涯学習」というものについて、もう少し突っ込んだお話が聞きたいと思った事もあったのだが、上手く合わせて貰えて良かった。
実際そういう点についても番組の中で触れさせて貰ったが、それというのも、長年大学の生涯学習センターに通っているが、
そこに通ってくる人々はほとんど熟年の女性ばかり。男性はごくわずかで、ほとんどが職場をリタイアした人ばかり。私は、
今現在仕事上の悩みや家庭での問題を抱えている人たち、あるいは悩み多き若者達にこそ文学などに触れて貰い、「人生如何に生きるべきか」
のヒントを得て欲しいと思うのだが、、、、。自殺者が年々増加しているという日本の現状を考えるとき、労働時間の短縮もさることながら、
こうした精神のケアーをも考えるべきではないのか?
こうしたカルチャーでも映画館でも、演劇でも昼のレストランでも、ほとんどが女性達で埋め尽くされている。男性達は一体、、、、、?
今日はレッスンの見学者を一人Kさんが自分のレッスンに連れてきた。楽器をやっている人で、先日のオペレッタを見て、
「歌も良いなあ」と思ったという。どんな感想を持つか、どんな結論を出してくれるか?
と思いながら来店客を施術していると朗らかに笑いながら二人が降りてきて、「来月からレッスンを受けたいと思います。」とのこと。おお、
これでそのままちぇちにも入会してくれると良いのだが~。、、、考えてみると、一人が一人連れてくると会員はすぐ倍になる。な~んて、
どこぞの営業マンが考えそうなことかもね~。