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2008年8月18日 (月)

うどん。

 ようやく息子が自分の家に帰っていった。但し一人で。家族は嫁りんの実家に置きっぱなしで又海外だそうだ。いつも居ないのが居ると、 どうもリズムが狂うし、落ち着かない。居てくれて楽しいと思う反面、面倒なところもある。第一食事に手抜きが出来ない。 おかげでご馳走にありつけると喜んでいたのは夫だ。まるでいつもお茶漬けばかりのようなひがんだ事を言う。ま、 今日からいつもの老夫婦の生活に戻ったわけだ。

 そしていつものあわただしい生活も、きっちり帰ってきた。空港から帰りにでっかい息子の荷物を宅配便で送るべくスーパーに持ち込む。 そんなこんなの用事を済ませてカルチャー。で、終わってからみんなで発表会のための会場を見学に、暑い中を訪ねて行くもお休み。 仕方なく通りがかりにうどん屋に入る。何故うどん屋か?答えは簡単。その通りに一つも喫茶店が無かったのだ。いやいや一つあって、 確かに営業中と書いてあるにもかかわらず、5人で入っていくと、くら~い奥の方からおじいさんが出てきて、「なんな?」と言う。「へ?」 とおもわず顔を見合わせる我々になおも、「何が要るんな?」ときた。「いや、あの、ここは、喫茶店、、、ですよね?」「そうや」「あのお~、 営業中ですよね?」「そうや」「あの、お茶飲めるんですか?」「コーヒーくらいしか出来んで!」 という最後の吐き捨てるように言う言葉を聞いて、流石にそこに入る気になれず、「すいません」と意味もなく謝りながら退散。 あまりに失敬な態度にわいわい言いながら通りを歩いていると、新規開店のうどん屋さんがある。「冷やぶっかけ、280円のところ、200円。 」と書いてある。これって、コーヒーより安いじゃん!?「それに、だしが自慢です。」って書いてある、とおばたりあんの結論は早い。 でもって、これが正解。うどんは別腹というだけあって、硬めの意外にこしのあるうどんが美味しかった。よくよく眺めてみると、 うどん屋らしからぬ内装と、額の数々。まあ、こんなのも若者らしくて清潔感があって、良いなあ。 それまでの燃えるような熱い体温を気持ちの良いクーラーが冷ましてくれるので、 何も言われず次々とお水のサービスまでしてくれるのを良いことに、すっかり喫茶店のように居座る。しかし、 我々が入ったら次々と客が入ってくる。どうやら呼び水になったようだと囁きあって、尚も居座る。 流石に私は時間が無くなってお先に失礼したが~~。いかにも讃岐らしいおはなし。

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