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2008年8月

2008年8月31日 (日)

やっぱり暑い。

 真夏日と変わらない暑さの中を練習会場へと急ぐ。既にほとんどの人が到着している。出番には間に合ったが、、、、。 ダブルキャストの人がお休みで、ほとんど出ずっぱりの練習となり、有り難いような、、、、今となっては相手役の方との呼吸が大切で、 違う方といくらやっても上手く行かない。順番の確認になってしまう。

 但し、音楽練習はとっても有り難い。これは回数することで自然に身に付くし、やればやるほど、自分の問題点も分かってくる。 指揮者の的確な指導も嬉しいし、参加しがいがある。今日は思い切って指揮者に自分の弱いところを抜き練習して貰うように頼んだが、 まあこれが第1歩。これを皮切りに少しでも自分を追い込まなくては、と思う。自宅での練習では出来るのに、 会場では何故か出来ないというのは、メンタルな点に問題があるんだろう。こうみえても雀の心臓なんだから、、、!

 先日ジムのお風呂場から出たところで、すってんころりと転んだ人がいてぎょっとしたが、私でなくて良かった!全く他人事ではない。 そこはいつも床に水があることが多くて、滑りやすいのだ。そこで転ぶということは、即ち全裸で、という場合が多い訳で、 その時の女性もそうであった。若い人だったというのも色んな意味でで良かった!まあ、大きなけがは無かったようだが、これを目撃したため、 あたしゃ練習会場では今日特に気を付けた。本番はどうやら舞台に段差があるらしい。てえことは、よほど慎重に動かないとやばいだろう! 多分神々の中では一番動いているかもしれないこの身の上。転倒だけは避けたいものだ!

 

 帰宅して食事をしながら篤姫を見て、夫が「戦争の後遺症」のドキュメントを録画するというので、ぼんやり見ていたら、 これはぼんやり見るような物ではなかった。ベトナム戦争などで10代の若い兵士達が、敵だけではなく、 住民の女子供たちを惨殺したことによる後遺症で、精神に異常をきたしているのを特集していたのだ。驚いたのは、 その兵士達を精神科医達が治療した目的は、再び戦地へと彼らを送り続けるためだった!まるで殺人機械のように彼らは殺し続けた、、、。 これは優れたノンフィクションドラマだった。人間の本質が削られることなく描き出されている。その一例として、そのような体験をした若者が、 帰還してもその地獄のような記憶から逃れられず、ハードな薬を大量に飲み続けかろうじて8年生き、最後は銃で頭を撃って自殺。 その間3回も自殺を図った挙げ句だったという事実が報じられ、それは彼のインタビューを交えてのもので、生々しい彼の行動の告白と共に、 絶え間なく激しくふるえ続ける彼の肉体が、例え命令でも、やったのは自分だという消せない自責の念を表していてむごかった。何という悲劇。 この作品の中に出てきた兵士の一人が、いみじくも次のように語っていたのが強烈な印象だった。「人間は、 他人を許せても自分を許すことは出来ません。それは、本当に難しい、、、。」

 先日も、NHKで深夜に放送されていたのが、一線で戦っていた兵士達が時間を経て、当時を振り返って語る生の声だった。 それは交互に日本人とアメリカ人の声を流したが、まるで申し合わせたかのように、同じ事を言っている。例えば、「身の回りで、仲間達が、 戦友が殺されるのを見ると、無性に腹が立ってきて、その何倍も敵を殺したくなった!」と言う。それを、日本語と英語で交互に聞くと、 人間は皆同じなんだということがよく分かる。

 「重たすぎるのを見たから、ちょっと散歩してくる。」と出かけた夫が帰った頃、私は元のままの姿勢で、今度は偶然「真珠湾戦争」 といいう映画を見ていた。疲れていると動きたくない。しかも立て続けに戦争ものだ。映画の方は、 ラブストーリーを織り交ぜて全体を中和していたが、もの凄い巨費を投じた作品だった。モチロン日本の軍人達も出てきたし、 あの戦争がどういうものだったかを、双方からの視点で細かく描いていた。とはいえ、やはりアメリカを美化し過ぎていると、私は感じたが、、、 。

 いずれにしても、人間て、ほんとうに、バカ。それによく考えてみると、戦っているのは全員男達だ。男性の中にある、 本能的な闘争心から戦争になるのではないかと思ってしまう。

 世界中のほとんどの人々が戦争を嫌っているハズなのに、何故か無くならない。不思議なことだ。

2008年8月30日 (土)

今日もお疲れ~。

 5日間空いただけだが、長い間練習が無かったような気がして、自分のセリフが言えるかどうか心配になったり、 練習はしっかりしたはずのところが急に不安になったりと、や~な気分を引きずりながら練習会場へ出かけた。始まってみると、 他の人もボロボロとセリフを落としたりしていて、なんだか緊張の糸が少しゆるむ場面もあったが、出来ている人はどんどん煮詰めていて、 新しい展開を示したりと、公演日が近いことを思わせる。

 しかし、これがもし本番だったら、、、と思うとぞっとする。これから、が~っと追い込んでいくんだし、 本番の特別な緊張が集中力を生んでくれると思うので、まあ心配はないんだろうが、、、、。逆に生の舞台の怖さというものもある。 「舞台には魔物が住んでいる」とはよく言われる言葉だ。魔物に食べられないようにしっかり頑丈な身体にしておかなくては!いや、だから、 これはあくまでも比喩。

 

 娘からの℡で、昨日のニュースが現実味を帯びてきた。大雨の影響で渋谷あたりが水浸しの上、電車が止まり、バスが止まり、 雷の中夫婦であっちこっちして何とか帰ろうとしたらしいが、とうとう目黒で足止めをくってしまい、そこら辺の居酒屋で飲んで食べて、 ようやく最終バスに乗って帰れたというのだ。長い行列や大雨の駅構内がテレビに映ったが、どうやらその時間にそこらにいたらしい。

 どうしてだかこっちには降らない、ていうか、降ってもすぐ止むし、弱々しい雨脚だ。まだ水不足は解消されてないんだもんねえ~。 あの辺の雨雲をちょいちょいとこっちへ引っ張ってくれば良いのに、、、てなわけには行かないんだなあ~。

 

 イタリアに演奏旅行に行った人からおみやげを貰ったが、、良いなあ~、イタリアかあ~又行きたいなあ~。 カリブ海の青さが目に浮かぶ。、、、でも、もう一度行けるような気がしないのは何故か?ムムムム。。。。

2008年8月29日 (金)

ピッチピッチチャプチャプランランラン。

 たった今コンビニに料金支払いに行って、その足で全く久しぶりにジムへ行こうとしたが、金曜日は休館日。そんなことも忘れていた。 ていうか、今日が何曜日かを、多分周辺の人に5回は訊いたなあ、、、。いかんいかん、大ぶ来てるぞ~。

 

 シャンソン教室は、実は正味1時間半の講座だのに、気がつけば倍の時間やっていた。夢中になったら時間が経つのを忘れている。 こりゃあ、I会長ばりになってきたぞ~。

 

 久しぶりの雨に、わざとアスファルトの水をびちゃびちゃ踏みながら歩く。やっぱり雨は良いなあ~。

 

 ある公演で共に働いた仲間の一人、Tさんから面白い話を聞いた。彼女のご主人は医師で、 毎年患者さんを連れてバスツアーを組んで出かけるそうな。それが、念の入ったことに、事前にご夫婦で全く同じコースを探索し、 最も良いと思われるコースを決め、ホテルまで泊まってみて、これで良しというところまで煮詰めてから、みんなをお誘いするんだそうだ。 でもって、バスはモチロン貸し切りだが、年々人数が増え続け、どこまで行くんだろうと思ってるほどだと言う。このご夫婦、 失業してもこれで食べて行けるほどだ。いや~、変わったお方がいるもんだ。自分のことしか考えてない人が多い世の中で、貴重な存在だろう。 私も是非、とお願いしたのは言うまでもない。

2008年8月28日 (木)

夜が静かになったなあ~。

 このところ深夜にいつもぼ~っと見ているのは、ケーブルテレビでかかっている洋画。夏の疲れが出てきて、だるいだるい。 やたら眠いんだけど、身体のどこかがその眠気に対抗しようとしているのを感じ、とりあえず頭だけは休めないで、映画の展開を推理しながら、 しかも身体の方はぼ~っとしているわけだ。これって、私流の休養だ。

 そんな中、今宵は恐怖映画の最たる物として有名な「羊たちの沈黙」を見た。これは映画館でも見ていたので、 ストーリーは知っていたが、改めて見てみると、まあ丁寧に作ってある映画だったなあ。「ありそうで怖い」話というのは、ホントに怖いもんだ。 、、、でもどうして人は怖い物を見たがるのか?昨日来た孫べえですら、「こわ~~~い」と言いながら楽しんでいるかっこうだ。 テレビで毒蛇をたっくさんマンションで飼っていた人が逮捕されたと、そのおびただしい数の蛇たちも映っていたが、これだって、 怖い物見たさの心理で多くの人がしっかり見たに違いない。

 そして人間達は何事にもすぐ「慣れる」。だからあのジェットコースターだって、 次々と恐怖心を高めるように工夫がされていくんだろう。毎日のように報じられる殺人事件や交通事故にしても、 このごろのみんなの反応は明らかに「慣れている」。この人間の習性はもしかしたら、最も忌むべきものかもしれない。テロだって、戦争だって、 すぐに慣れる。そうすることで、苦しみから逃れる本能なのか?「慣れ」にたいしては気を付けなくては、、、。我が身に起きているメタボにも、 、、、だ~~っ!

 

 あっちゃ~、又丑三つ時過ぎちゃったあ~~!

2008年8月27日 (水)

一日中、しとしと雨。

 今日は待ちに待った孫べえ達の来訪だった。たった朝10時~午後7時までの内、2時間はお昼寝してたしで、 実際に遊んだり抱っこしたりはあっという間に過ぎてしまった。まあだけど、私はホントに楽させて貰って居るなあ。 こうして美味しいとこ取りさせて貰っているが、実際は育児は大変だ。我が家の嫁りんはよくやっている。それもこともなげに自然体なのが良い。 しっかりケアが出来ている証拠に子供達は病院にとんと縁がない。検診以外で行ったことがないと言うから大したもんだ。このまま、 元気ですくすく行って欲しいもの。

 それにしても父親を恋い慕い、私のパソコンの中の写真を自分で送って見ては、「お父ちゃん」を連発するのには参った。 レストランに行っても、似たような年齢の若者を見ると、「あ、お父ちゃん」、テレビを見ていてもだ。 万一のことがあったりしたらどうなるんだろうと、今日流れたアフガンの殺人事件にも心配になる。、、、まあ、仕事だから仕方がないが、、、 ねえ~。無事を祈るしかない。

 

 このNGOの若者のしてきたことは、一体何だったのか?永い歴史の中の塵となって、誰からも忘れ去られる運命なのか?彼の尊い心や、 行いが、一瞬にして滅び、彼の両親が、彼を取り巻く人々が、ひたすら悲しむだけなのか?なんともやりきれない事件だ。 私自身この怒りをどこへ向けるべきなのか?よく考えてみたいものだ。

2008年8月26日 (火)

秋?

 まあなんと涼やかに虫の音が聞こえることか!このまま秋へと突入か?、、、こうして、お天道様に一喜一憂の日々だ。人間は、 かくもちっぽけ!

 

 今、先日買ってきた哲学ファンタジーとでもいうべき本を2,3ページ読んでみた。途中で止められる本でないと、今は困るからだが、 なかなか面白い本だ。「政治のメッセージというものは、ハッキリしていて、胸が悪くなるようなもので、下品で、短くあるべき」な~んて、 書かれてある。全く、言い得て妙!どっかの国の元首相みたいな人のことだ。

 読書の秋には溜まってる本をちゃんと読むこととしよう。他にもどうしても読まなくてはイケナイ本もあり、 こちらはチト頭が痛いのだが、まあ、頑張ってみよう。他の読むべき本は、さっぱり手が付けられてないのだった。 時間がないと好きなことさえ出来なくなる。

 

 テレビでオバマアメリカ大統領候補の暗殺計画が発覚して、逮捕者が出た、というニュースが流れている。 アメリカの人種差別は根が深いようだ。

 

 

2008年8月25日 (月)

色々あった日。

 ようやく雨が、雨らしい雨が降っている。まだ勢いはなく弱々しいが、このところの耐えられない暑さを緩和するには十分な雨だ。 全身から力が抜けていくのを感じる。車のはねる水しぶきさえ心地良い響きだ。

 

 夕べは本来ちぇち練に行くべきところを、とある高級料亭で、Tさんという方に素晴らしい和食をごっちして頂くという幸運に恵まれた。 しかもそのTさんに指定券を数枚お買いあげ頂くというラッキーさ。昨日の運勢はきっと大吉だったんだろう。全くの初対面の方だったが、 よくよく話してみれば同じ町に住んでいたこともあり、高校の同窓でもある。オシゴトで世界中を飛び歩いている方で、 人の気をそらさないお話も手慣れたもの。私より3つばかりお若いが、大勢の人を社員に持ち、バリバリ現役でお仕事をされている。 私は単にアルコールが飲める、という理由でお呼びがかかった訳で、それに恥じないだけ飲ませて頂いた!生ビールから始まって、 次々と各地の美味しい日本酒が酌み交わされる。いくら飲んだのかさっぱり記憶がない。しかもその後は生演奏付きの会員制クラブときた。 この日はフルートとピアノだったが、そのフルーティストには見覚えがある。 演奏後にTさんが演奏者を席に呼び飲み物を振る舞って間近でお話ししている内に思い出した!この方の演奏会に行ったことがあったのだ。 しかも、奥様でピアニストの方は私のよく知っているピアニストと非常に懇意だった。世の中狭い!

 和食のフルコースは、珍しい物がふんだんに盛り込まれ、たとえば「あこう」とかいう魚の洗いは絶品だったし、 ハモと松茸のしゃぶしゃぶを卵と梅酢の二つのお味で頂くのも、これまた美味しかった。和食といえどもステーキもあり、 後から鍋を雑炊にして貰ったのもタップリ感を充実させた。夫が聞いたら泣いて悔しがる松茸の量だったが、まあ、国産ではないだろう。 十分歯ごたえと香りはあったが、、、。夕べはシンデレラタイムのご帰還故だったから、夫に話してもないが、、無類の松茸好きゆえ、 反応が楽しみだ。ふっふっふ。

 

 10月にカルチャースクールの全体発表会が行われるが、それにシャンソンのチームも時間を頂いている。 今回のオペラと同時進行で準備が必要で、ちと頭が痛いわい。この日みんなと打ち合わせをしたが、 カルチャーの店長も我々にはなんだか力を入れて下さる。応えなくては、、、、ふ~っ。

2008年8月24日 (日)

やっぱり暑い!

 久しぶりに練習が休みとなった今日、母を買い物に連れて行く。 その前に新しくオープンしたアジアン料理のレストランで遅いランチを食べたが、この店はなかなかのもの。 蓮をうまくあしらった人工池や南方の緑のそばの席も良かったし、調度品も茶系で統一してありおしゃれでムードもある。 ひっきりなしに人が出入りして、若者が生き生きと働いているが、お店全体は落ち着いた雰囲気だ。お料理も良いお味で母もお気に入り。 私は雑穀米で作ったおにぎりのランチを食べたが、お腹のもちがものすご~く良くって、こりゃあヘルシーだなあ~。

 蓮にはまっている娘に写メールしてうらやましがらせて、長居したその店を出たら外はやっぱり真夏日。呻きながら車に乗り込み、 スーパーだ。暑くても、いや暑いから涼みに来ているのかここは人でいっぱい。母の用事を済ませてぶらぶら店内を歩くと、 ワゴンセールで全て300円、な~んてのがあって、久しぶりに漁ってみたが幸いサイズが合うのがほとんどない。 どうにか1枚買ってみたが良かったあ1枚で。品物が良くない。サイズが合う人はあれもこれもとかごに入れていたが、 あとで後悔するんじゃないかなあ?まあ、これも遊びの一種だ。

 すっかりご機嫌になった母を送っていき、「篤姫」を見ながら食事をし、漫然と「オリンピック閉会式」を見てしまう。 現場にいたら興奮したかもしれないが、我が家の小さなテレビでは、ふ~~んて感じ。ドミンゴが年取ったなあ~という感想があるくらい。 やれやれ、ようやく終わった。

 何故か食事時にメチャクチャ口の中を噛む。「口の中が血だらけみたい」と言って夫に気味悪がられたが、いやほんと、疲れかなあ? 時々ぐ~っと眠気に襲われるし、きっと多くの人がそうなのかも。夏の疲れなんだろう。

 

 運転しながらも、買い物しながらも、食事時も、オペラのことが頭から離れない日々だ。どうも、今ひとつ自分の役どころが、 充実してない、というか、もっともっとやれるような気がしている。納得した演技が出来るまで、何とか煮詰めなくてはと思いながら、 日常生活を過ごしているのだ。娘のようにどっかに引きこもって自分の事だけしていたい、という欲求に駆られるが、そうは行かないのが現実だ。 ま、あちらはギャラを貰えるプロで、こちとらノルマを払って参加しているご身分だ。違ってあたりまえ。でもねえ~、、、、ふ~っ。

2008年8月23日 (土)

今日も涼しいなあ~。

 明日は練習がお休み。みんなもの凄い開放感があるようだ。いや、そういう私も急にリラックスしてる。ホントはやるべき事が多いし、 気を抜く場面ではないはずだが、、、、。まあ、人間とはこうしたものだろう。面白いのは、「あと1ヶ月しかなくて、私怖い、、、」 という人と、「まだ1ヶ月もあって、もう一日も早く終わって欲しい、、、」という両方の言葉が練習の合間に聞かれることだ。 どちらも真剣に取り組めばこその言葉だが、まあ、私はどちらでもあって、どちらでもないかなあ~。

 しかし、疲れる。

 

 帰宅して10時という遅い時間に夕食をとり、ぼ~っとテレビを見ていると娘が℡してきて、 今度の新居の写真がネットで見られるというので、面白がって見たりしたが、世の中ホントに便利になってるなあ。居ながらにして、 そのマンションも周辺の風景も全部写真で見られる。行かなくても行ったような気分になった。都心でもケッコウ住みやすそうな地域のようだ。 90近い母を連れて行くには便利なホテルもすぐ側にあるようだ。いろいろ終わったら出かけるとしよう。

 でも、これって、ストーカーに便利な資料って事にもなるだろうなあ~。ちなみに我が家あたりはやっぱり出てなかったなあ。 都会だけか。

 

 疲れすぎて眠くない症候群が顔を出す。ま、でも寝るとしようか。

2008年8月22日 (金)

まだ涼しい~。

 公演まであと一ヶ月を切り、今日だいたいのDMを書き終えた。弱いところのおさらいもしたし、、、、短歌12首もようやく完成。 明日は速達だ。ながら族典型の私。常に平行して二つ以上のことをやっている。我ながら呆れるほどだ。が、これでなんとか日々が過ぎていく。 おかげで今日は冷蔵庫の整理も出来て、残り物の野菜を色々入れた野菜スープ2種と巨峰のジュースを作った。これが意外と好評で、 特にカボチャのスープは我ながらフフフの出来。、、、こうして、日々料理三昧出来ればなあ~。なんて、不可能なことを考える。

 

 我が本業であるはずの美容室の来店客も、ずいぶん高齢化してきたなあと思わせる℡が1本。どうやらその方は前回お見えになったあと、 高血圧で病院と急に親密なお付き合いが始まったとか。寝たり起きたりの日々だという。でも明日は行きたいと仰るので、 お迎えに行くことを申し出た。大分遠慮されていたが、結局はお迎えに行くことに。考えてみるとこの方は、開業以来のお客様で、 ということは33年間通い続けて下さっているわけだ。そりゃあ歳も寄せるわけだ。ほかにもこんな人が増えてきた。そういう人に限って、 私のように好きなことをして、年取るのを遅らせている気になっているのと違い、皆さん真面目な主婦ばかりだ。てなことで、 明日は朝一でお迎えだ。早く眠るとしよう。

 

 それにしても昨日のオリンピック、ソフトボールは興奮したなあ~。この競技が次回から姿を消すんだそうだが、残念なことだ。 あのピッチャーの全く疲れを見せない淡々としたプレイには驚いた。

 そういえば、OL時代の会社の野球部(モチロン男性ばかり)が女子校のソフトボール部と対抗試合をやったとき、こちらのメンバーは 「何だ、女か。まあ手心を加えてやっても良いが、相手にならんし、つまらんなあ~」と言いつつ試合に臨んだそうだ。ところが、 第1球から全く手が出せず、守備は守備で完璧で、さっぱり点が取れないばかりか、あちらの攻撃にあえなくノックアウト。 完璧コールドゲームだったことがあり、未だにあの時は恥ずかしかった!と当時の選手達が話すのを聞くと笑える。 訓練した選手は例え女性でもしっかりした実力を持っているということだ。「バッカに、♪しないでよ~!!」ってことだ。

 

 まあなんだかんだ言ってる内に終盤戦に入ってきたオリンピック。みんな寝不足の人が多いんだろうなあ~。

 

 

2008年8月21日 (木)

にゃんとも涼しい~ではないの?

 不思議だ。急に涼しい。 みんなの呪詛が天に届いたのか? はたまたお天道様も熱い風ばかりで飽きたのか? ちと気まぐれに涼しい風を、、、てなもんだろう。どうやらまだ暑い日々は続くと天気予報には出てる。神とか天気は気まぐれなもんだ。

 昨日はFM収録中に、お相手の方と私の間に「蚊」が一匹、つ~いつ~いと飛んでいた。見るごとにその「蚊」 のおなかがふくらんでいて、明らかにそこにいる3人の内の誰かの血を吸ったに違いない。私の腕にもちょこっと停まったらしいが、 好みじゃなかったのかあんまりかゆくならなかった。しかし、この状況がおかしくておかしくて、笑いを我慢するのに骨が折れた。、、、 10年もやっているがこんな事は初めてだ。

 でも今年は「蚊」が少なかったように思う。窓を閉め切ってクーラーばかりだったからそう思うのか?一方で、「セミ」 が異常発生していたなあ。抜け殻が庭の小さな木にもつれ合うようにくっついているのは異様で気持ち悪い。昨日は、渋谷に「猿」 が出現したらしいが、この異常気象でいよいよ生態系が変化してきているのかもしれない。、、、ニュースで見たこれも滑稽だったなあ。 人間のすることの無様さったらない。絶対猿の方がうわてだ。まんまと逃げられてしまったが、これで良いのだ。 どうか無事にふる里にお帰りよ~、と祈る気持ちだった。

 今日はメチャクチャ本業が多忙で、労働した~という感じだったが、来店客の中に犬と猫を飼っている人が居て、 その動物たちとの幸せな日常を語ってくれたり、最近お孫さんが出来てたっぷり可愛がっている話を聞かせてくれる人も。「何かに愛情を注ぐ」 という行為は、人を幸せにするんだなあ~と実感。

 

 おっ、虫の音が、、、、いよいよ秋?

 

2008年8月20日 (水)

予想。

 予想通り、買ってきた本は全然読めずに居る。

 予想通り、今月も短歌の締め切りに速達だ。

 予想通り、孫の顔はおろか声を聴くことも出来ないまま、時が過ぎている。

 予想通り、夏太り、ストレス太り、ビール太り。

 

 予想外に、初めて作ったカラシ漬けが大好評。レシピを教えてと友に言われる。

 予想外に、収録で遅くなって帰宅したら、夫が今日はご飯を炊いていた。

 予想外に、今日は秋風が吹いた。このまま、秋に突入か?

 

 永かったなあ~今年の夏。

 

 

2008年8月19日 (火)

一瞬の雨。

 お盆休みから初めての会長レッスンが始まり、次々とレッスン生が現れ熱心にレッスンを受けていたが、 夕食後のAさんご夫妻の奥様Sさんの方に驚いた。どちらかというと声が小さくて細い、というイメージがあったのが、 途中で楽譜を探しに部屋へはいるとビックリするような立派な声になっている。 そして階下で聴いていると時間が経つに連れてますますそれに磨きがかかってくる。いやあ~、声を作る職人技を見せて貰ったようだ。 Sさんご本人にそう言ってもキョトンとするばかり。、、、そうなんだ。これが自分ではさっぱり分からないのだ。 だからこの声をちぇちの練習会場で使ってないという訳だ。個人レッスンを受けていてもこういう人が多いのは、困ったもんだ。

 週末からハワイにお出かけのお二人はそそくさとお帰りになったが、良いなあ~。ハワイかあ~。もうずいぶん長いこと行ってないが、 きっと変わってるだろうなあ~ハワイも。トロピカルフルーツの山が目の前にちらついて、 せめてものフルーツヨーグルトを会長とぼそぼそ食べる。ああ~、自由が欲しいなあ~。息子はフィリピンの次はドイツだし、 お嬢はパリに2週間間もなく行くらしい。モチロンそれぞれ仕事だったり目的があってのことだが~。ま、 パスポートの期限内には何回か行きたいものだ。 ちぇちのメンバーはノルーウエーに行って帰りの飛行機が故障してヘルシンキで足止めをくったらしいが、 なんとそこで高松のグリーの人たちと出会ったそうだ。彼らは演奏旅行だったとのこと。世界は狭い!

 ところで一瞬だけ、雨が降った。「驟雨」という言葉が残ってるくらいだから、昔からこういう雨はあったんだろう。さあ、 これを使って短歌でも作ろうか。それにしても水不足は深刻になりそうだ。

 

 

2008年8月18日 (月)

うどん。

 ようやく息子が自分の家に帰っていった。但し一人で。家族は嫁りんの実家に置きっぱなしで又海外だそうだ。いつも居ないのが居ると、 どうもリズムが狂うし、落ち着かない。居てくれて楽しいと思う反面、面倒なところもある。第一食事に手抜きが出来ない。 おかげでご馳走にありつけると喜んでいたのは夫だ。まるでいつもお茶漬けばかりのようなひがんだ事を言う。ま、 今日からいつもの老夫婦の生活に戻ったわけだ。

 そしていつものあわただしい生活も、きっちり帰ってきた。空港から帰りにでっかい息子の荷物を宅配便で送るべくスーパーに持ち込む。 そんなこんなの用事を済ませてカルチャー。で、終わってからみんなで発表会のための会場を見学に、暑い中を訪ねて行くもお休み。 仕方なく通りがかりにうどん屋に入る。何故うどん屋か?答えは簡単。その通りに一つも喫茶店が無かったのだ。いやいや一つあって、 確かに営業中と書いてあるにもかかわらず、5人で入っていくと、くら~い奥の方からおじいさんが出てきて、「なんな?」と言う。「へ?」 とおもわず顔を見合わせる我々になおも、「何が要るんな?」ときた。「いや、あの、ここは、喫茶店、、、ですよね?」「そうや」「あのお~、 営業中ですよね?」「そうや」「あの、お茶飲めるんですか?」「コーヒーくらいしか出来んで!」 という最後の吐き捨てるように言う言葉を聞いて、流石にそこに入る気になれず、「すいません」と意味もなく謝りながら退散。 あまりに失敬な態度にわいわい言いながら通りを歩いていると、新規開店のうどん屋さんがある。「冷やぶっかけ、280円のところ、200円。 」と書いてある。これって、コーヒーより安いじゃん!?「それに、だしが自慢です。」って書いてある、とおばたりあんの結論は早い。 でもって、これが正解。うどんは別腹というだけあって、硬めの意外にこしのあるうどんが美味しかった。よくよく眺めてみると、 うどん屋らしからぬ内装と、額の数々。まあ、こんなのも若者らしくて清潔感があって、良いなあ。 それまでの燃えるような熱い体温を気持ちの良いクーラーが冷ましてくれるので、 何も言われず次々とお水のサービスまでしてくれるのを良いことに、すっかり喫茶店のように居座る。しかし、 我々が入ったら次々と客が入ってくる。どうやら呼び水になったようだと囁きあって、尚も居座る。 流石に私は時間が無くなってお先に失礼したが~~。いかにも讃岐らしいおはなし。

2008年8月17日 (日)

雨が降らないなあ~。

 夏の疲れがじわ~っと襲ってきているのを感じる。練習会場で、知らず知らずに居眠りしているし、どうも集中力に欠ける。 変なところで間違えるし、ぽかっとセリフを忘れたりしている。回数参加していると、自分が出来てないところが段々クリアになってくるので、 それは有り難い。気になるところをこれからさらっていくつもりだ。

 

 しかし、かつて私が師と仰いだM女史は本当に感心する。かならず一番先に会場に来られていて、確か一番遠い部類だと思われるのに、 ホントに偉いなあ~。私のようにかろうじてたどり着いているのと大違い。最近まで体調を悪くしておられていたとお聞きしたが、 見る限りでは大丈夫そうだ。毎回その役に近づいてきているのを感じる。さすが!

 

 帰りに表で立ち話をしていた時、「私コンクールでお会いしてました」と声をかけてくれる人がいてビックリ。ずいぶん昔のことだ。 このようにあちらは私をご存じで、こちらは知らないという人が多く、その点でも気後れしてしまう。

 ま、なるようになる。

2008年8月16日 (土)

歌会。

 今日は「歌会」。初めてお顔を見る方も何人か居て、終始少しの緊張と和やかな談笑で時が経つ。いつも思うのだが、 歌評というのは難しいものだ。作者を知っていても、それは外郭だけで、内面まではほとんど知らないわけだ。その方のものの見方、 感じ方を知らないで、文字になったものを判断する。モチロン文学とはそうしたものだし、読書するときに必ずしも作者を知らないのと同じだ。 しかし読書の様に、作者から離れたところであれこれ言うのはかまわなくても、そこに作者が居る中で色々言わなくてはならないのは、 ケッコウ大変だ。

 何事にも一生懸命になりすぎる私の癖で、その歌の中に入り込みすぎるため、 批評する側の勝手な憶測でその方に失礼なことを言ったかもしれない。大概は大丈夫と思っていても、 それはこちらがそう思っているだけかもしれない。「もの言わば、唇寒し、、、」の心境だ。

 しかし、若い人が良い感性を持っているのは、未来に希望が持てる。是非この方向で続けて欲しいものだ。若いってことは、 ホントにどんな場面でも良いことだ。は~っ!?

 

 二次会で、したたかアルコールを頂いて友人に送ってもらい帰宅したら、パソコンにオペラのチケットの注文が数枚入ってきている。 「あな嬉し!」ってとこだ。今日の歌会ではさっぱり反応無しで、少々ガックリ来ていたから、これには感激した。 すぐに皆さんにメールで礼状を出し、封筒の宛名書きだ。何とか今月中には売り切りたいなあ~。ゲップ!

2008年8月15日 (金)

きびし~っ!残暑。

 流石のバイタリティ溢れる演出家も多少エネルギーが無くなってきたのか?と思わせる、今日の練習早じまいであった。この暑さに、 みんなへばってきている。クーラーがかかっていようがいまいが、関係なくしんどい。13時からの練習が20時半でおしまいになったのは、 私的には大変有り難かった。会場へたどり着くまでにすでに消耗していて、出番でないと、ついうたた寝。隣の人と、「集中力がでませんねえ~」 と話すが、全く妙なところで間違えたりする。いやはやいやはや、、、、。

 

 明日は短歌の会だが、短歌のモードに切り替わってないなあ~私の頭。一応夫に明日は居ない宣言だけはしといたが、、、、。ふ~っ。

2008年8月14日 (木)

花火その2.

 まさか連ちゃんで花火を観ようとは思ってなかったが、今日は音付きのしっかりした花火見物が出来た。30分だったが、 昨日の高松より良かったように思う。ビール付きだったからという訳ではないが~。とにかく量もスケールもでっかい。 観てる方もだからどんどん盛り上がり、いくつも上がるへなちょこのハートにも拍手喝采だ。

 中学時代の同窓生の集まりだが、田舎の学校の良さで、当時4クラスしか無かったため、クラスに関係なく今でもとっても仲が良い。 みんなそれぞれの人生を生きてきているが、県外で仕事をしていた人も帰省して田舎に居を構えている人が何人か、、、。 その内の一人が今日のパーティの場所を貸してくれたのだ。何もかも至れり尽くせりのご夫妻に甘えて楽しい時間が過ごせた。 広いお庭と家の周りを取り囲む緑。花火は真っ正面に見えて最高の場所。来年も必ず、と約束して飲まなかった人に我が家まで送ってもらう。 モチロンオペラの宣伝もさせて頂いた。が、さあ~、、、?このグループは来年夏は有馬温泉で一泊らしい。

 

 本番前のスケジュールが送られてきたが、いやあ~、あっという間にその日が来そうだ。ふ~む。

  

2008年8月13日 (水)

花火。

 いつまでこの暑さが続くのか?外に出れば恐ろしいほどの熱帯だ。今宵は花火大会でたまたま届け物があって孫べえを連れだし、 二人きりで五色台から花火を観る。すでに先客が沢山居て、路上駐車の車はほとんどアベックばかり。 そこへ下からライトアップしながら上っていくわけで、「アッチャ~、失礼!」てなもんだ。車に乗るときから、「なっちゃん、花火怖くない」 を連発していた孫べえは、音が聞こえないこの場所が丁度良かったみたいだ。私的には音がないのは寂しかったが、、、、。

 そういえば明日は多分ばっちり音も聞こえる場所での花火が鑑賞できるはずだ。 夕方お迎えが来てバーベキューパーティに連れてってくれる予定だ。ミニ同窓会だが、30人近く来るようだ。 中にはオペラのチケットを既に予約してくれている人もいる。こうしてみんなが助けてくれて今の私がいる。感謝感謝で、 しっかり食べてくるとしよう(ん?)

 

 孫を抱いたあとの筋肉痛が、翌日からひどいが、まあ、痛いと感じるたんびにかわいさも思い出してこれも悪くない。というやせ我慢も、 いつまでのことやら。歳を取って、孫を抱けないときが来るんだろうなあ。今の母のように。

 

 今日息子の用事とチケット配布で走ったが、久しぶりにM書店本店に彼を迎えに行き小一時間ばかり店内を見て回る。 困ったことに手に取る本がことごとく欲しくなる。このところ目が読書向きで無くなってきていて、どんどん本を読まなくなってきているが、 こういうところに来ると、あれもこれも読みたいという欲求が体中を駆けめぐる。、、でも、このごろの本は金額も半端じゃない。 今日だってほんの4冊買っただけで1万円ちかい。これでも相当我慢して削った結果だからやんなる。時間があれば図書館通いが一番だ。ま、 そういうことが出来るときが来るだろう、きっと近い将来。

 

 

 

2008年8月12日 (火)

やっぱり降らない雨、、、。

 ある文集の原稿の校正を後回しにしていたのを思い出し慌てて取り組む。文章というのはおかしなもので、時間を経て読んでみると、へ? こんなこと書いたっけ?てなもんだ。ものすご~く客観的に見ることが出来て、冷や汗も出る。が、いまさら大きく変えることも出来ないので、 てにをはを少々いじる程度に。やれやれ。何事も良い加減だなあ~。たまたま居たおぼっちゃまに「ちょっとやってみてよ、この校正。」 と高圧的に頼むと、敵は自分の経験をひけらかすべく赤ペンを持ち、しっかりやってくれたが、一番気になるのが「漢字が多い」 ことだと言われたのにはハッとした。以前、この日記を読んでくれている若い人からも同じ事を言われたことがあったからだ。 どうやら最近は漢字をあまり使わないのがはやっているらしい。

 漢字と言えば、漢字ナンクロというものにはまっていて、暇さえあればやっているが、これは漢字を知らないと解けない問題だ。 夕飯のあと、夫と息子にところどころ訊いてみるが、なかなか答えられない。とんちんかんな事を答えるのであたしゃ爆笑に次ぐ爆笑。でも、 いくつか出来たのは、違った目で見るという効果だろう。これは私にとっては完全な呆け防止だ。、、、と、思う。

 

 深夜までボランティアで不在の夫の帰りを待てないで、息子と二人で8時に食事。彼は明日は人間ドッグだというに、 しっかり食べていたが、、、何か言われるに違いない。あの出っ腹だし~。いつの間にかあんな体型になっちまっていたなんて! いくらアチクシの息子といっても、そりゃあないだろう!?まだ30代だ。

 食事の前は彼は二階で静かにパソコンでオシゴト。私は下でお歌の練習。二人とも充実した時間がもてて、おなかもぐ~~。 この状態での食事が一番行けないと思いながらついつい食べてしまった!実は昼間定期的な通院で、このところ股関節が痛いんですが、、、 と言うとお医者様から「飲み過ぎ、食べ過ぎ運動不足でしょう」と簡単に言われてしまう。モチロンレントゲンは異常なし。あ~あ。 そんなことくらい、言われなくても分かっている!プンプンのプン!

2008年8月11日 (月)

家族孝行。

 今日は全く珍しいお出かけとなった。息子夫婦とその子供達二人、 それに我が母の6名がTデパートに来ているペンギンを見に行ったのだ。 何故か前々から水中に生息するものに異常に興味をもつ孫べえのご機嫌取りだ。 この暑さであんまり表に出して貰えない欲求不満が溜まっているのを、おみっちゃんが救済すべく時間を作ったのだ。でまあ、 我が母もこれで少しは癒されるかと誘ったのだが、迎えに行く予定よりも1時間も早くから準備をしていたらしく、これから出るよと電話したら、 もう疲れたから止める、と言う。私はあっさりと「あ、そう」と返事して「おばあちゃん抜き出行くよ」 と息子に言うと何故かどうしてかとうるさいうるさい。年寄りに無理強いは良くないのだと説得して車に乗り込んだところ、再び母からの℡。 「やっぱり行く」とのこと。そ~れみたことか、と内心ほくそ笑む私。こういう場合、 無理に行こう行こうと誘うとますます行くきたくなくなるのがあまのじゃくな人間の気持ちだ。さっぱりと返事するに限るのだ。 などと息子と話しながら迎えに行くと、確かな足取りで車に乗り込んでくるのを見て一安心。こうして、私にとってはハードな一日が始まった。

 しかし、孫べえは喜んで、すっかりご機嫌。お昼寝の時間になっても、私に抱かれて、「これから、みっちゃんちに帰る?」 「これからみっちゃんとこ?」と何度も聞いてくる。そうなんだが、ねえ~、そうしたいのはやまやまなんだがねえ~。色々事情があって、 「又今度ねっ!」と説得すると、無理は言わない。我が母も、「あの子はだだをこねないなあ~?」と不思議がる。、、てなことで、 私もおばあちゃんもみんなが幸せを貰った一日だった。が、きっと明後日辺り腕が痛むんだろうなあ~。生後5ヶ月ばかりの男の子といえども、 緊張して抱いてるからなあ~。その上、魚たちは何故か子供目線じゃないので、いちいちこちらが上の子を抱っことあいなったのだ。 息子は写真屋きどりで忙しいし、、、ふ~っ!

 余りに疲れて、子供をおろしてからは息子に運転を代わって貰い、助手席で爆睡。これで元気回復、 賑やかに夕餉を過ごせたのはめでたしめでたし。大満足の母を送っていき、その帰りにはほ~んとに久しぶりにジムで岩盤浴だ。、、が、 暇さえあればぶつぶつぶつぶつ歌を歌っていたな~。一応気にはなっているんだ。やれやれ。

2008年8月10日 (日)

暑くても頑張る!

 おお~モ~レツ!と叫びたい暑さの中、今日もタイイクカンで練習だった。あたしゃ万全の対策をとって出かけたもんだ。 どのくらい万全かというに、アイスボックスに、水、お茶、炭酸飲料、ビタミン飲料、ブルーベリー冷凍、ゆで卵、ローソンおにぎり、 サンドイッチ、おしぼりを詰め、薄薄の洋服に、襟巻き用のスカーフ、ウチワ、という重装備。、、、だのに、予想に反して、 本日はもの凄い風のプレゼントで、ほとんど汗をかかないほど。M先生がせっかく隠してきた白髪が目立つと嘆いている。フフフ。でも、 これは有り難い誤算だった!

 しかし、とはいえ気温は快適とは行かないし、相変わらずハードな練習であることに変わりはない。 しかも本日は熱血指揮者と異名を取るお方。予定より30分も延長しての練習となる。演出家が居ないところでの指揮者というものは、 何故こうものびのびしているのか、と思うほどの熱弁であった。それは仕方がない。なんたって演出家は偉いらしい~~~から。

 帰りに嫁りんの実家へと車を飛ばし息子と落ち合う。カメラを取りに表に出てきた息子が、 丁度下の子が初めて寝返りをしてうつぶせで必死で起きあがろうとしているという。 慌てて中へと入るとまさしくその場面を写真で撮っているところ。お初~だったとのことで、みんなで拍手だ。 上の子がたどたどしいが賢明に状況を報告してくれる。相づちを打ちながら、この子のお相手もしたかったが、時間切れとなり無念の別れ。 結局遊ぶのは明日にと約束をして別れを告げる。帰りがけに「みっちゃんの車の名前は?」と聞いてみると、すかさず「えしゅえっくしゅふぉ~」 と答えるじゃあないの!?これには「大人も覚えられないのにねえ~!」とおばあちゃんも母親も驚く。まあ、 二人とも順調に成長しているって事だろう。何よりだ。明日のペンギンではどんな反応をするか楽しみなことだ。

 先日OL時代の先輩の男性が、孫は可愛い、もう何より可愛い。女房もイラン!と叫んでいたのに大笑いしたが、全く、 その気持ちが分かるなあ~。いやはや、恐るべし「種の保存」ってところだ。

2008年8月 9日 (土)

秋空。

 確かに秋ねえ~空は、、、、と誰に言うともなくつぶやくと、側にいらしたM先生が「ほ~んと、空は秋やねえ~」 と信じられない面持ち。すっきりと群青色の空に雲を従えた月がくっきりと浮かんでいる。この涼やかさは確かに秋の物。でも、どうなの? 日中の熱さは相変わらず半端じゃないし、雨はいっさい降らないし、あああ~干上がってしまいそう!

 本日5時から9時までの練習は、しっかり冷房対策をしていったのに、全く必要ないばかりか、 アイスノンでも持ってきた方が良かったくらいの、体育館!明日はここで、朝から夕方までの最も暑いと思われる時間帯の練習。、、、私、 大丈夫?今日でさえ、ダンスやら演技やらを一通り遣った後は息が切れている。

 ミュージカルを遣っていたときは、大概夜の練習で、これはこれできつい物があったが、まあ、 今回のようなエネルギーの消耗は無かったように思う。、、でもやせない!まか不思議~。

 そりゃあ無理もない。やせない対策を取ってるつもりはないが、体力温存の為のバランス食や、スタミナ食には気を付けている。 だから結果として、ち~っともやせないばかりか、もしかしたら、、、、なのだ。ま、倒れるよりはましだろう。一人、 早くもダウンした人が居て、これが又重要な役どころの方で、首脳陣は大騒動したようだ。さもありなん。 あと40日ほどであの大役をやれる人はそうそう居ないだろう。が、今日になって、その代役の人が現れて早速遅れを取り戻すべく、 詰めの練習に入った。こりゃあ大変だ!しかし、人間追い込まれると異常な力を発揮するものだから、きっと上手く行くだろう。 初めから練習しているからといって、ちんたらしてる人より、もしかしたら早いかもしれない。そんなものだ。と思う。

 

 演出家が居ないとみんなリラックスしているのが分かる。何故、演出家がいると緊張するか。 それはそのN氏の進め方から来るものだと思う。必ずその日一人二人のターゲットを作り、彼らをこてんぱんにやっつける。まるで、 その人の人格がないかのように、あるいは、この日までの努力も、かつての勉強してきた過程も一切認めないかのような、厳しい責めかたで、 気の弱い人なら退席してしまうだろうほどの叱責を浴びせる。良い点はほとんど言わない。単に声が出てるとか、 音符通り歌えてるだけでは合格しないのだ。「オペラ」というものの根本的なものを分からせようとする。従って、次のターゲットは、 もしや自分では?と、みんなが緊張してしまうのだ。、、が、これが又説得力があり、おそらくそこにいる人たちは、みんな 「ターゲットになった人たちは気の毒だが、勉強になる~!」と思っているに違いない。何度も何度も違う違うとやっていく内に、 声も素晴らしくなるし、表現力も出来てくる。演出家の方が棒が折れてしまうケースもあるが、ほとんどの人が、良い方向へと変わっていく。、、 、が、問題は、それをどこまでキープしておけるかと言う点だ。今日のように演出家が居ないところで、 指導されたように歌えてないケースが多い。長い間身に付いた物はそう簡単に変えられないのかもしれない。、、難しい物だ。

 

 私を姉のように慕ってくれる友人が電話してきて、夫が今にも息を引き取りそうだと泣きながら訴える。 しばらく糖尿病と闘っていたとは聞いていたが、そんなに急に悪くなるとは信じられず、慰める言葉もないほどだ。 まだ現役で仕事をしている人だが、夜になって少し持ち直したと連絡を受けてホッとする。色々あった夫婦生活の一部を知っているが、 基本的なところで仲良しで、ぽんぽんぽんぽん言いたい放題喋り合っていただけに、もし相棒に何かがあったら、気の毒なケースになるだろう。

 今日は変な日で、友人Yの妹さんも亡くなり、広島まで行くという℡がある。 ラオスから帰ってきた夫が同行の人に一人病人が出たと言う。今日だけで3軒も病人が出て、この熱さのせいかとも思う。

 

 他人事ではない。

2008年8月 8日 (金)

地獄にも天国が、、、?

 今宵10時に終了した練習に、身も心も疲れて我が家にやっとの思いでたどり着く。オーバーワークだなあ~。会場で、 自分の出番でないときに居眠りしてしまった!

 が、今日もやっぱり練習に参加して良かったのだ。色々と新しい発見もあり、演出家のN氏の言わんとするところも段々に分かってくる。 演出とは、演出家の頭の中身をこちら側に移すことだから、しっかり聞いていないと出来ないことが多々ある。 N氏の言い分が理解できて初めて自分の考えをプラス出来るのだ。、、、だから、今日は少しだけ、自分なりの考えをプラスして動いてみた。 ダメなときはダメと言ってくれそうだから、、、ま、今日のところはOKだったようだ。

 偶然にも今日初めてK先生のご子息とカップルになってのフィナーレの場面をやったが、 何年か前に文化会館でコーラスに入ってくれた時とはずいぶん感じが変わって大人になっている。 ご両親のどちらにも似てるような似てないような、、、、でも父上の気質だけはしっかり受け継いでいるとお見受けした。 これはとっても遣りやすそうだ。又一つ楽しみが増えた。なんてたって我が息子よりも若い青年といちゃつくんだから、 ケッコウーケダラケーこれだからオペラは楽しい。フフフ。

 

 ついに明日海外から夫と息子がご帰還だ。ふ~っ。早速受け入れ態勢を整えなくては、、、、!

2008年8月 7日 (木)

集い。

 今宵はOL時代の先輩後輩達と、来年の大きなOB会のプランニングをした。モチロンアルコール付きのため、 行きは友人に送ってもらい、帰りはタクシーの相乗りだ。 中華料理店で10種類の料理と飲み放題で4000円というメチャお得感のあるキャンペーンに乗ったわけだが、これが大正解。 美味しくて出る物すべ~て食べてしまった。おみっちゃんの本日は生ちゅー2杯とチューハイ2杯というおとなしさ。 流石に明日のオペラの練習が頭から離れてないのだ。

 、、、でも十分酔えて、帰宅してからもしばらく良い気分だったが、 やらなくてはいけない作表に取り組み始めてだんだん酔いがさめてきた。なんとか完成したが深夜1時という時間だ。 このややこしい作業を代わってあげましょうと名乗りを上げてくれる優しい人が居て、どれだけ嬉しかったか!是非遣ってちょうだい!、、、が、 簡単にはいかないだろうなあ~。

 

 とりあえず一仕事終わった。おねんね、し~ましょ!

2008年8月 5日 (火)

会議。

 集まった女性6人は全員50歳以上。それぞれが仕事を持ち、あるいは持っていた人ばかり。社会で働く経験のある人ばかりで、 こういう会議の進め方に一定のルールがあるということも分かっている。とかく女性は感情的に喋り、 脱線したり状況が読めない発言が多くなるのが通例だが、お互いに相手の言い分を聞く耳を持ち、しかし、 自分の意見も臆せずに言える技量も持ち合わせている。話し合いは時に荒波にもまれ沈没するかに見えても、お互いの思いやりの錨でもって、 やがて静かに収束の時を迎える。、、、最後は明るく笑顔で握手が出来たのは、めでたしめでたし。

 しかし、午後7時半に始まった会議は深夜に及び、帰宅したのは午前様。疲れた。

 

 

2008年8月 4日 (月)

恐いお話。

 今朝は午前10時に宅配便のチャイムで起きる。ボサボサ頭で「スイマセン、寝てたもので~」と正直に告げると、若いお兄ちゃんは、 「ス、スイマセン!」と顔を見ないで、というか見られないで、にょきっと半ドアの外から腕を出して荷物を渡し、おそるおそる印鑑を、、、 と用紙を差し出す。気の毒なことをしたのはこちらだが、、。まあ、この時間に寝てるのは病人か何かだと思われたのだろう。

 で、目覚めると、今日も自分の為には時間が使えないという現実に気づく。仕方なく母に電話して、本日のスケジュールを決め、 出たら最後夜まで帰らないつもりの荷物作りをして、12時過ぎに家を出る。待っていた母は喜々として乗り込んでくる。第一声が、「ああ、 おなかが空いた!」には驚いた。この暑さにもかかわらず、いつに変わらぬ食欲の88歳と半年。しかし、 又しても全ての用事がいっぺんに済むからと行ったYタウンで、韓国料理店に入り、初めて食べる冷麺を出されたまま食べ始めたが、 半分食べて残りを私にくれるという。「ええ~っ?私ももうおなかいっぱい」と良いながら、箸をつけると、何のことはない、 酢とかの調味料を入れるようになっていたのを入れずに食べていたのだ。しかし、一度止めたら食欲が減退したらしく、もう欲しくないという。 で、あれこれ用事を済ませて帰宅途中「何かさっぱりした冷たい物が欲しい」という母を私のお気に入りの喫茶店に連れて行き、かき氷、 エスプレッソ+ミルク+小倉あずきなるものを取ってあげると、美味しいを連発して一気に食べてしまった!恐るべし吾が母親。まあ、 確かに美味しかったが~~。

 

 猛暑の中をそれから孫べえに会いに行く。モンブランしか食べないこの子の為に行きつけのケーキ屋さんに行き、3個残っていたそれと、 他のプリンタイプのものやらゼリータイプの物をあれこれ見繕って颯爽と車をスタート、したと思ったら、 とあるところで急ブレーキをかけてしまい、あっと思う間もなくケーキの箱が「グシャッ」といやな音をたてて下に落ちてしまった。 ひっくり返ってはなかったが、多分中は相当やられたかな?と思いつつたどり着く。ぴんぽ~んと鳴らすといつものように廊下の奥から、 トットットットットとあわただしく走ってくる小さな足音がする。にやっと笑いながらドアを開けると、ああ、又成長している!この前と違って、 ふすまの陰に隠れている。声を掛けると照れたようなすねたような顔をして上目遣いに寄ってくる。どうして早く来てくれなかったの? と言わんばかりの顔だ。しばらくはこの子ばかりにかまって、下の赤ん坊は後回しだ。しかし、何故か私は子供にはもてるようだ。 生後5ヶ月のちび助が、私の胸でゆったり落ち着いて抱かれ、胸をまさぐり、丁度その辺りを握って吸い付こうとする。余りに大人しいので、 そう言うと嫁りんと母上が笑って、「そんなそんな。いつもはもの凄く暴れん坊で怒りん坊で、手が付けられない事があるくらいです。 多分お母さんのクッションが良いんでしょう!?」と口を揃えて言ってくれる。ん~~ん、そうなのか?

 後ろ髪を惹かれながら、次なる目的地ちぇち練にと向かう。本日はいきなり12月のオペラの合唱だ。 イタリア語に少々慣れてきた感のある、みんなの声だが、「オテッロ」はむちゅかし~。聴いてるぶんには美しいし、 さすがベルディと感心させられる。が、なんというか、旋律が耳慣れないため難しく感じてしまうのだ。 まあそれでもどうにかこうにか1曲はあるところまで出来たか。もう1曲あるんだなあ~これが。

 

 帰って当たり前のようにビールを飲み、当たり前のように一人の生活を楽しもうとテレビも付けっぱなしにしていると、 偶然日本に落ちた原爆の記録映画のようなものが放送されていたので、半分くらい見たが、何が驚いたって、 この映画作品をアメリカで色んな人に見せてその反応も流した中に、「原爆のことを知らずに育ったことが悲しい。」だの、 「原爆がこんなに恐ろしい武器で、アメリカがホントにこれを使ったなんて信じられない。」だの、「ただただアメリカは日本に戦争で勝った、 ということしか知らない。」若者がみんなこういう発言だったという点。これは恐ろしいことだ。知らないことから使われた原爆が、 又人類の意識下にその姿を隠し、再び同じように、知らない人間によって使われる可能性があるということだ。 私はかなり沢山原爆について知る機会があったが、今の日本の若者はどうなのか?まさか、このアメリカの若者のようなことはないだろうが、、、 、いやいや、わからないなあ~。もしかしたら、、、、。怖い話だ。

2008年8月 3日 (日)

食べ物のお話など。

 連日のオペラの練習に、通うだけで疲れる上に、今日は又午後1時~8時まで拘束のハードなスケジュール。 空腹対策を取らずに出かけたため、食べるまいかと思っていた差し入れのお団子に思わず手が伸びる。今日はコーラス隊も入ってきたため、 ようやく今回の作品の全容が見えた感じだ。が、かなりの人数だ。これこそオペラ。

 演出家と指揮者が揃い、熱の入った指導が進められる。受ける側は緊張の連続だ。どちらも体力勝負といったところだ。 多少の休憩はあるとはいえ、7時間ぶっ通しの練習は、ほとほと疲れた。後半になって、キープ力が無くなった頃の待ち時間、 私の隣にお座りになったT先生と久しぶりに四方山話。今回舞台に立つ最高齢者だ。真っ白なおぐしがさわやかで、 いつに変わらぬ笑顔がステキな先生だ。思えば、娘の担任でその頃からだと20年ほどのお付き合いとなる。 今日久しぶりに私の声を聴いて下さって、「あんたもいままでよく頑張ったなあ~。私が指導に行ってたころより大分上手くなっとる。」 と言ってもらって嬉しいお言葉をかみしめる。その上、もう大丈夫、これからまだまだ歌える、と言ってもらえたのには驚いた。 自分の中では舞台はこれが最後のつもり。、、、でも、確かに私より20歳近く高齢でいらっしゃるわけで、その先生がご自分の経験上、 言ってくれているとしたら、まあ、まんざら可能性が無いわけでもないのだろう。モチロン、その為には人並み以上の努力も必要だろうが、、、。 (これ苦手)

 今日の演出家の指導で今回のオペラの奥深さがさらに理解できたのだが、こんなにエッチな内容だったとは!?ぎょへ~っ!てなもんだ。 若い人たちが目を白黒させながら演出家について行ってるのが、これまたおかしい。、、、この分なら、 私からチケットを買ってってくれた大勢の人たちはきっと喜んでくれるのではないか?と手応えを感じた。

 チケットと言えば、昨日は高校時代の同窓生の男性から8枚も一挙に買ってくれるという電話があり、当然嬉しかったのだが、 冗談のつもりで、「私の出番は2幕と4幕だから、1幕で帰らないでよね。」というと、「ええ~っ?それはむごいがなあ~!」だって!! 彼らは、オペラにかこつけて飲み会を設定してるんだろうが、この連中を最後まで引きつけられたらたいしたもんだ!フフフ。しかし、 何はともあれ有り難いことだ。

 不思議なことに、今回はやたら指定券が売れる。1500円の差なら、時間を気にしたり、 席を探す面倒から解放されたいと思うのだろうか?ムムム。チケット料金の設定も、色々考える必要がありそうだ。

 

 夕べは夫も居ないし、 練習開場で一緒になったちぇちのメンバーと一緒に会場の側の食堂でサンマを焼いてもらうなどしてご飯を食べたが、今日は何しろ疲れていて、 一刻も早く帰りたいと彼女達に別れを告げて一人車を飛ばす。しかし、途中で昼間ケーキ屋さんでもらったレストランのチラシを思い出し、 時間を見てみると10時半までやっていると書いてある。なんのことはない、結局そこで一人で食事をして、Yタウンで買い物 (ビールとワインとチーズ)をして帰り、2時間経ったいまもまだ飲み続けている。このMというレストラン。本日はそのチラシのおかげで、 ペスカトーレとシーザーサラダとデザートとコーヒーで1000円というお安さ。しかも貸し切り。まあ、 こんな時間に食べに来る人もそうはいないかも。新しい店で知ってる人も少なそうだ。しかし、シンプルできれいなお店。 お味もよろしいのではないか?本日やたら空腹のおみっちゃんの味覚は怪しいが~。

 そこを出てYタウンでとにかくジュースを買いたいと店に入っておろろいた! いつもはあんなにいっぱいある各種生ジュースがほとんど無い。やっぱりみんな考えることはおんなじなんだ。暑いもんなあ~。 出口でふと目についたたこ焼き。「半額で~す」の声にふらふらと寄っていくと残り1個。先ほどそれをつまみにアルコールの至福のひととき。 あ~~、庶民の生活だあ!それというのも昼間、本日公演のK師匠にチケット代金を届ける前にそのホールの近くの友人宅に電話したら、 そうめんをしてるからすぐ来たらどうかと言われ、素直に有り難く頂くことに。その時に手みやげに買ったたこ焼きが妙に頭に残っていて、 ついここでも買ってしまったというわけだ。今日は一日2回もたこ焼きを買った、珍しい日だった。、、、しかし、あのそうめんは美味しかった!

2008年8月 1日 (金)

旧友からの電話。

 久しぶりに東京の友人Kと1時間という長電話をしてしまった。前回会ってから半年以上経っているし、その間電話も出来てないから、 まあ溜まりに溜まった話が尽きないというわけだ。同じ歳の孫の話に花が咲き、 彼女のお姑さんの介護の話とそれに関する夫との確執についてだったり、自分の母親の老醜についてや、はたまた自分たち自身の老いについても、 、、。Kはうちのお嬢の芝居を今まで全部見てきてくれて、その都度感想を確かな鑑識眼でもって話してくれるので、いつも楽しみなんだが、 今回も一番にそれについて話してくれた。「舞台で余りに貫禄で、サングラスをはずして客席に向かって歌い始めたときなんか、 まるで貴女かと錯覚するほど似ていた!」と言う。モチロンこの場合の貫禄とは体重のことではない。娘は私の半分くらいしかないハズだから、、 、、!

 そのKにはこちらの友人Hさんのご主人が亡くなったことが伝わってなくて、 私が事細かくその頃のエピソードを伝えると電話口で涙ぐんでいるのが分かる。こうして悲しみは伝搬され、 飛んでいった先で形を変えて優しみとなって、彼女の胸に住み着くのだろう。、、、彼女と話したことだが、夫婦で居ると、 自我のぶつかり合いなどで、愚痴が出るばかりだが、夫婦である前に人間であり、どんなことがあっても、 その根っこの部分の優しみまで無くしたくないなあ、、、というのが本音だった。

 

 明日からラオスへと旅立つ夫と息子の荷物の山を尻目に、ビール片手にパソコン。このところ、 眠気に勝てず中途半端で寝てしまうのだが、今日もどこまで書けるやら、、、。要は、 この暑さで疲労している上にアルコールだからそうなってしまう訳で、飲まなきゃ良いんだ。分かっちゃ居るけど止められない! 只今丁度午前0時。さっきまで台所の洗い物やら片付けをやっていて、ようやく一段落でここに座っている。あと表に水やりとお風呂で本日はジ・ エンド。の予定。明日からは自由になるぞ~。、、でも明日は朝の5時に送って出る予定なんだなあこれが!ふ~っ。

 

 シャンソン教室のあと、FM3本録りで、それだけでもずいぶんと消耗した。その前には帰省中の息子を病院に連れて行く。 なんでも右肩から腕にかけてしびれが走るときがあるというのだ。本人はこのままではひょっとしたら脳梗塞かなんかに、なりそうで怖い、 というので、病院でCTスキャンを取ってもらうも予想通り白。帰国してからMRIを取ることになったそうだが、やれやれ。 多分ストレス性のものだと思うが、、、。

 

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