タフな人々、、、。
なんとかリハが終了した。舞台というのは不思議なものだ。そこに道具が置かれ、人が立ち、ピアノが鳴るといきなり異次元の世界だ。 この感覚こそが、魔力なのだ。夜の稽古とあって、相当疲れているはずが、妙に気分が高揚しているのを感じる。
今回の装置はシンプルながら、とても凝っていて、私は好きだ。これはしかし、舞台をよく知っていないと出来ない技だ。 その意味でも大変勉強になっている。
で、肝心の我が輩の出来は、一応合格だったようだ。作成した原稿もいっさいの手直しが無く、スムーズに進行したのは助かった。 予想では、私のナレーションだけで、内容がかなり把握できるはずだ。そして私のヨコでは、字幕の操作をパソコンでしている人が居る。 彼女は歌声に合わせて言葉の意味を次々と送るのに必死でスコアを見ている。確かにこれも大変な仕事だ。彼女は帰宅してからも 「これからお勉強です~」とべそ書いていたが、いやはや、いやはや、、、、でもみんなが同じ方向を向いているのは気持ちが良い。こうして、 舞台の神様は、みんなに成功の道しるべを示してくれる、、、、。見えないが、確かに手と手をつないで頑張っていくのだという、 確信が全員の表情にみなぎってきた。明日はきっとうまく行くだろう!
しかし、オペラは面白い。
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