孫三昧。
今朝テレビ画面に、町中に現れた猿が逃げまどい、捕獲隊に追われたあげく高いところから落ちて、それを見ていた私は思わず「あ、 猿も木から落ちるんだ!?」と声をあげたもんだ。その時点まではまあ、笑えた。しかし、その猿は逃げる途中、走ってきた車にぶつかり、 それでも必死で雲隠れして、未だに行方が分からないという。 アナウンスによればどうやら落ちたときも顔から落ちて怪我をしているらしかったと聞いて、笑うどころか自分の身体のどこかが「痛いっ!」 と軋んだのを感じた。余りに可哀想ではないか!?彼は何も悪いことをしてないばかりか、まるで被害者だ。
つい先日、新田街道から東へ延びた道路を行く途中、そこは小さな山を切り開いて作った道で、ず~っと以前は狸も出たし、 リスやウサギも見たことがあるが、あの子達は一体何処へ行ったんだろうとその辺りを眺めたもんだ。今はその気配もなく、 明らかに彼らが住むには不適切な場所へと変貌している。
食べるものがなくなり、仕方なく人の世界へと降りてきている動物たち。何とか共存する方法は無いものか?彼らの許可もなく、 勝手に彼らの住まいを壊してきた人間どもは、これ以上彼らを傷付けるべきではないだろう。この世で最も残酷なのは人間だ。
昨日は孫べえを連れて、その父親と我が母と娘も同行しての水族館だった。母を車いすに乗せてわが子達がお婆ちゃん孝行をしている間、 あたしゃ孫べえと一緒に館内を悠に3回は往復しただろう。いい加減疲れてきた時に入り口近くの檻の中の「とど」に気が付いた。 と同時にそのとどが、何が気に入らなかったのか檻の壁に身体を沿わせて立ち上がりこちらを威嚇して「ぎゃうおう^~~」 とすさまじい声をあげた!それまで元気いっぱいだった孫べえが、一気に恐怖に顔を引きつらせ、しがみついてくる。アトから父親に聞くと、 どうも以前耳元で突然やられた経験があり、それがこびり付いているらしい、という。しかし、祖母の私にはしがみつく程度だったのが、 父親の顔を見るなり涙で顔をぐちゃぐちゃにして泣きじゃくったのには驚いた。成る程、甘えられる人を選別しているのか!
今日になって、嫁りんの実家にちょいと顔を出してみると、バタバタと寄ってきて、「おととさんが怖かった!」を繰り返すので、 お父さんが怖かったと言ってるものだと思ったら、「おとど」さんのことだった。ハイハイ、なんでも「「お」を付けるのね。が、 一番驚かされたのは、昨日水族館では、別に教えるというつもりも無かったが、黙って巡るのもつまらないので一々魚の名前や形状を口に出すと、 必ずオウム返しに答えていたこの子が、大ダコの前ではガラスにびちゃ~っとくっついてクネクネしているタコを見ても絶対何も答えず、 じ~っと見るだけだった。この子は変な子だなあ、こんな変わったものに興味を示さないとは、、、、と思っていたら、今日はおとどさんの次は 「タコが居たねえ~」になるのにはビックリ。どうもこの子には、本当に興味や関心があるものは、 口に出して反応を現さないというクセがあるらしい。こりゃあ、親は分かりにくいだろうなあ~。
今のところホントに可愛い孫べえであ~る。
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