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2008年4月

2008年4月29日 (火)

駄作?

 この忙しい時に何も行くこたあなかったんだ、映画なんか!でも、映画好きの私と娘は気分が一致して、「頭を使いたくない」 という娘の意見を了承して「HAKAISYA」なんぞという題名からしておぞましげな物を見に出かけた。ところが余りの空席に娘が 「今日ってゴールデンウイークだよねえ???」と見回す程ガラガラ。しかも多分一番でっかいホールなんだ。、、、それには訳があった、 ということがアトで分かった。

 原因は、単なる画像処理の仕方のせいだとは思うが、娘は途中で「吐きそう」 と叫んだかと思うと飲みかけのドリンクやなんかを全部置いたまま飛び出して行った。イヤ全く。 あたしゃ主婦感覚というかオバタリアン感覚でちょいと気分が悪いくらいは乗り切ったが、、、!要するに娘は車酔いの状態になったという訳だ。 車に弱い人は酔い止めを飲んで出かけた方が良いかも知れない。ほ~んと、時間の無駄、とまでは言い過ぎだが、 あんまし益になる映画ではなかったなあ~。

 

 今日も随分色んな人がレッスンを受けたが、みんなじわっと良い声になってきているのが嬉しい。 中には行き詰まっているという人も居たが、それが普通だ。何もかも順調に進むなんて事、あるはずがない。 躓かない人間はいつか大きな事故に遭う。三歩全身二歩後退で良いのだ。、、、しかし他人事ではない。 自分自身の歌の練習も他のことにかまけている昨今。人様のお世話ばかりさせて頂く日々に、内心少々焦ってきた。 色んな事が平行して上手く進んでくれれば良いのだが、、、。

 

 

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2008年4月28日 (月)

ちかれたび~~。

 忙しいと書くのも飽きたが、どう書こうとも多忙だったことには変わりないのだ。昼食をニュー孫の「名つけ」 というセレモニーを兼ねてやり、和食のフルコースがとてつもなく長く感じられる、神経の疲れる会食だった。 何しろ2歳のあねご孫がチョロチョロして全く落ち着かない。彼女なりに今日が特別な日らしいことは察知していて、 それがどうも自分の為でないような、ずっと寝ているちび助を囲む会のような、、、そんな気がしているのだろう。余計テンションが高く、 何かしでかしては注意を自分の方へ向けようとする。しゃあないなあ~。明日はみっちゃんが面倒みてやるとするか!、、、しかし、 濡れ雑巾の様に疲れているおみっちゃっん。大丈夫かなあ???

 午後はシャンソン教室で、みんなの歌を聴きながら眠気に襲われて困った困った!時間をこなして次は、本業だ。 臨時休業が多いアチクシは、定休日といえども無理を聞かなくてはならないのであった。どうにか仕上げてたっぷりお礼を言って貰って、 次の目的地は、サンポートホール。遅れながらちぇち練に顔を出すとそれはそれで有意義なので、又夢中になる。 I会長は今日は早く来て頑張ってやってくれている。久々に美声も聴かせてくれて、 新人の女性がお口をぽか~んと開けて聴いていたのがおかしかった。

 

 この段階で、もう~ダメ。とっとと引き上げようとしたが、そうだ大事な打ち合わせが残っていた。、、、でえ、帰宅したら10時半。 どこもかしこもわやわやのわや!一体どこから手を付けるべきか?!、、、止めた!全て明日だ。

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2008年4月27日 (日)

良い湯だな。

 やってくるなり小言を言い続ける母の口封じのために(?)娘と夕食の買い出し、そこから友人Yさんを迎えに行き我が家で宴会。 いつも彼女は車の運転のため、我が家で飲むことが出来ないのが気の毒だったので、 運転手が増えた今日はYさんへのご奉仕のドライブでもあった。最終の飛行機で帰ってきた息子も加えて、10時頃まで賑やかに飲んで食べて、 久しぶりに、ん十年前の我が家の様な状態になった。かつては私も元気だったせいもあって、 しょっちゅうこれ以上の人数のホームパーティをやっていたもんだ。ひどい時は8畳の部屋に20人もの人が入り、 ギュウギュウ詰めの時もあった。、、、みんな年を取って、時代も変わった。今、あの頃を思い出すと、楽しんでいるみんなの顔が思い出される。 全て笑顔だし、みんな平和な顔つきだ、、、。二度と戻らない、若かりし頃。

 

 本日ボランティアでお疲れのご主人様はとっとと寝所へ。私はYさんをお送りして、 息子と娘との3人でみんなのお気に入り仏生山の温泉だ。閉店まで45分だったが、良いお湯に大満足。明日は男孫の「なつけ」の行事。 とっとと寝よう!というかけ声を掛け合いながら、やれ捜し物、やれビール、やれ明日の衣装、と三人三様の理由でなかなか寝られない。が、 流石に寝ることにしたら、ただいま午前1時。ふ~っ!

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2008年4月26日 (土)

連休じわっ!

 今日は少し動くと汗が出て、少しじっとしていると首筋が寒いという変な気候で、従って、 なんだか風邪が治ったのかひいているのかも分からない妙な気分だ。朝からしっかり家事と仕事に追われ、 明日は帰って来るという子供達のねぐらも準備しなくてはならない。3時からはレッスン生も来ることになっていたが、 例によって本日も急遽キャンセルが2名。お陰で他の人に動いて貰い、無駄な時間が出来るだけないように組み直ししなくてはならない。 久しぶりにやってくるT先生と来年のオペラの演目について相談もしなくてはならない。ならないずくしで、 裏の2階が窓全開になっていたのをすっかり忘れ、夕食時に突然思い出す。余りに大声で「あっ!」と叫んだため、 T先生達は明らかにギョッとしていたなあ。あの顔は遂に私がおかしくなったのか?という顔だったなあ。この手の「あっ」は最近多いのだが、 まあ慣れてない人を驚かす結果にはなる。

 それにしてもI会長のポーカーフェイスには参るなあ。昨日のパソコンデスク組み立てのお礼を言うと、そんなことしたかなあ? てな顔をする。けどしっかりこき使われたことを覚えている証拠に、話題がすっかり離れた頃に「T君、 まるで最初からあそこに置くためにあるような感じだろう?」と話しを蒸し返すのだ!そりゃそうだろう。たださえめんどくさい作業を、 自分のためならいざ知らず、何が悲しくて人んちでコツコツやったのか!?昨日の自分が分からない、、、だろう。改めて感謝!、、、 次はもっと簡単な物にしますから!(って、まだあるのか?)

 

 ちょこっと買い物に出たら、車内は暑いくらいだ。どうやら帰省ラッシュが始まったのか、色んな型の車がかなりの量走っている。 運転しながら考えたんだが、、、、確かに車で動くと移動しているような気がする。勿論電車飛行機バス、なんでも、 乗ればどっかに移動してくれる。が、これってホントの移動なのか? どうもお釈迦さんの手のひらの上の地球の中をうごめいているに過ぎない様な気がする。ホントにちっぽけなことだ。 このちっぽけな事で人は一喜一憂する。

 今朝NHKのアーカイブスという番組で「お小言有り難う」 というタイトルの10年ほど前に放送されたものを再放送しながら現在その関係者に話しを聞くというのをやっていた。 斎藤茂吉という人の長男に当たる斉藤茂太という精神科医が、奥様の語録という手帳をもの凄い数残しているという話だった。 「手厳しいが僕が一人でも生きていけるようにという心から出たものだ」と理解し、毎日それを書き留めたんだそうだ。これはめちゃくちゃ凄い。 当の奥様は現在も生存されていて、その事については「私は一度もそれを覗いたこともありませんし、 何かしら私の悪口を書いているとは思っていましたが、いずれにせよ私が何か言うべきものではないと思ってましたから、、、」と屈託が無い。 ある理想の夫婦像がそこにあった。

 昨日のこと。私が例によって「あっ!」と声を挙げ、今日と同じように2階へ駆け上がったとき、夫が下で、 「これが僕がしたことだったら、どんな風に言われるか!」と日頃の私の小言をこじつけて皆さんに喋っていたが、 この茂太さんを少しは見習って、考え方を変えて欲しいものだ。ぶりっ!

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2008年4月25日 (金)

レッスンというもの。

 人間関係の中には、特に師弟関係の中には見えないルールというものがあるように思う。 師によっては敬語なんぞ必要ないという人もいるだろうが、矢張りそれなりの敬意の表し方というものがあるだろう。態度だけではない。 例えば我が家で頻繁に実施されている声楽レッスンも、希望を出して決定されたスケジュールであるにもかかわらず、 簡単に変更もしくはキャンセルを入れてくる人がアトを絶たないのは如何なものか?吾がI会長であるから特別な叱責もなく過ぎているが、 業界で有名なワンレッスンうん万円のあの先生だったら、そうはいかないだろう。決まったスケジュールの中で動く場合、それは契約であって、 一方的なキャンセルはあり得ないと思うのだが、どうだろう?一人の人を動かすことでガラッと全体を動かす必要が出てくる。 その作業もケッコウ大変だが、まあそれはスケジュール担当の私だけの大変さだ。それよりも、 埋められない場合の先生の間の抜けた時間の過ごし方はお気の毒としか言いようがない。 結局は側でそれを見ている私が必死に画策することになる。

 これは何も声楽レッスンのみに言える事では勿論ない。社会というのは、そういう幾つもの目に見えないルールで動いているのだ。 他人から指摘されないからと言って、それで良いと思っている内は、まだまだ人間として半人前だろう。若い人のみならず、 相当な年齢の人にもこの様な傾向が見られるのは問題だ。病気だったら仕方がないが、私は今日風邪を押してレッスンを受けスカッとしたし、 もし本番でそうなったときのことを考えると、こういうときにレッスンをして自分の体調を客観的に観察するのも意義があるのだ。 勿論程度問題だし絶対ではないが。

 って、わざわざこういうこと書くのも今日は7名中3名のキャンセルだったのだ。流石にこれを埋めるのは骨が折れた。上手い具合に(! )昨日買ってきていたおも~いパソコンデスクの組み立てを、今日に限って早く来たI会長と、不幸にも時間通りやって来たM君とにお願いして、 キャンセルの埋め合わせが一部出来たという次第。実際それを組み立てるのに二人で1時間はゆうにかかっている。買うときは、「簡単ですから、 お客様がご自分で組み立てられますから、、、」と言われたから買ってきたんだが~。で、熱心に頭を寄せ合って製作中の二人に恐る恐る「あ・ の~私お掃除してて良いですか?」と聞くと、即座に「ああ、勿論!邪魔だ!」と言われてしまう。ふひょ~っ! 邪魔だと言われてこんなに嬉しかったことはない!お陰であたしゃせっせせっせとお片づけ~。♪あれもこれもとお片づけ~。♪♪でも、 当然二人の会話は聞こえてくるから「それは、きっとこういうことじゃないかしら?」とか「ああ、それはね、そういうことよ!」 とか口を挟むも、一切聞いてない。完全無視ときた。まあ、それは無理もない。ことごとく違ってるからなあ~。だって、 簡単だって言われたんだから~と言うと、「それは売らんが為!」と一喝される。おおくわばらくわばら、触らぬ神にたたり無し~。 とそっからはひたすら沈黙を守り、お掃除に専念。やがて、ようやく完成!わ~お、素晴らしい!持つべき友はA型の男性。 (几帳面な上に途中で止められないのだ)まあ、私がやってたら、倍以上時間もかかりヘンテコなものが出来てただろう。アリガタヤアリガタヤ!

 夕食時に帰ってきた、大工仕事は全くダメな夫にその顛末を報告しお礼を強要すると、その代わり僕はミシンがかけられる! と訳ワカメの応答。ハラホレハラ、、、!

 

 

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2008年4月24日 (木)

口惜しかったり諦めたり、、。

 朝起きるや否やマスコミ関係とメールと電話でやりとりし、バタバタと色んな物をバッグに放り込んで家を出たらもうお昼前。 こりゃあ船の中でおうどんでも食べるしかないかと、急ぎフェリー乗り場に駆けつけると船着き場辺りが妙に華やいでいる。 近付くと祝い花を抜いて、「要りませんか?」と聞いてくれる人が居る。「残念ですが、これから出かけるところなので~」、とお断り。 何事かと思いきや、いつの間にか船着き場にコンビニが出来ている。こりゃあ便利になった。が、出発のぎりぎりだったので、 楽譜のコピーだけで時間が無く、涙をを飲んで何も買わずに乗船。乗ってみてあっと後悔したがもう遅い。船の中の売店は休業。 どうやらコンビニに取って代わるらしい。仕方なく空腹を抱えて1時間、封書4部と葉書1部を書き上げてバッグの中を整理。 無くしたと思っていたカードが出てきたり、やるべき楽譜をさらったり、まあ意義はあったか。ちなみにこのコンビニ、 帰りにチェックしてみると焼きたてパンも置いてあるし、各種弁当から菓子類飲み物まで、豊富な品揃えではないか。 これならそのつもりでこなくっちゃあ~。

 しかし今日は風邪の為だけでなくなんだか寒かった。フェリーもデッキに出る気にならなかったなあ~。 海も島も見た目は春の風景なんだけど、、、。それにしても昼間のフェリーってホントすいてるなあ。こんなんでやっていけるんだなあ~。 安いしこっちは便利で有り難いけど。行きは数人帰りは3人。勿論車は乗ってるんだろうが、、、。

 ちっちゃな事だけど、口惜しい話しを一つ。県の駐車場で「駐車料金は1300円です」、とアナウンスされて、 きちんと財布から出したにもかかわらず見事にチャリンと1枚落としてしまった。余りに機械の側に車を寄せすぎていて、 ドアーを開けても拾えない。バックしようとしたら後ろにいつの間にか車が来ている。 出てから一端停車しようとしたらもう一車線側にも精算している車がいて停めるに停められない。あ~あ、すっかたなかんべさ~の巻き。 こういうのって、妙に口惜しいなあ~。

 

 今回、7月にリサイタルをされるT様のお手伝いをさせて貰うこととなったが、まあ、もの凄いパワーで浸食されているのを感じる。 その昔、「迷ったらGOよ!」とはっぱをかけられたのを思い出すが、全てその勢いでこなしていらっしゃる。 気が付いたらあれもこれもやる羽目になっていて、ただいま茫然のアチクシ。完全に「やられた!」状態。まあ、長い付き合いだし、 なにか私のような物がお手伝い出来るのは有り難いようなものだが、しかし、あんさんホントに出来るの?と自問自答の日々だ。 大役と言って良いだろうし、その為に又すんごいエネルギーを消費しなくてはならない。裏を返せば、その分お勉強になるってもんだが、、、。 今年はなんだか、そういう年になるような予感がしてたんだ。こういうとSさんから「そうそう、蓮井さんの直感力!」と言われそうだが、 イヤ全く!1/16のこの日記には「しかし、今年は何かを減らしてゆったりと、、、と思う端から色んな物が次から次へと湧いてきている。 もしかしたら、ここ数年の内で最も多忙な年になるかも知れない予感。ええい、ままよ。人間死ぬときゃ死ぬんだ!、、、と言いつつ、 グチグチの日々が始まる~。あ~あ、年は取りたくないもんだ。若いときには無かったこのグチというイヤな奴。 結局全ては体力が無くなってきているからだ。」な~んてこと、書いてるんだもんなあ~~。ムムム。

 

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2008年4月23日 (水)

又雨だ。

 遂に風邪。明日はおきゃあまだっちゅうに、困ったわい。なんか体力無いなあ~。昨日活けた椿の花がもう落ちている。 まるで私みたいだ。確かに昨日の方が元気だった。

 雨のせいもあって、余計気分が悪い。週末は新米の孫べえの「名つけ」というのをやる。夫も仕事の途中を抜け出して参加だし、 私も直後にカルチャーだし、みんなの都合を合わせようとすると、たかだか10名くらいでも大変だ。あたしゃその日は臨時営業だし、 夜はちぇち練がある。ホントに忙しい。

 名前といえば、このニューベイビーの名前は「ゆきなり」。だが、字がとっても変わっている。志が成ると書くのだ。「志成」まあ、 字は綺麗だが、読めやしない。89歳の吾が母は、名前が付いて20日になってもまだ覚えない。我が夫さえもどうも怪しい~。 遂に私は可哀想だが、漢字反対読みから連想するよう勧めたもんだ!思い出さないよりは良いだろう!?

 名付け親であり、本来の親である吾が息子は、2000に余る名前を検討した結果だと威張っているが、どうだかねえ~。 不思議と顔つきには合ってるように見えるが、、、、。実際、志を持って生きていって欲しいものだ。

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2008年4月22日 (火)

メールの整理。

 今夜は何故か整理癖が出て、深夜にもかかわらずメールの整理を始めた。恐ろしい数のメールが溜まっていて、中には返事要、 のものまで出てきたが、三分の一は消去出来るものだった。残した物の中には、ユーモア大賞クラスの物が多々あり、 これは内容の重要度とは全く関係がないのが、アチクシ流。

 何故そういう余裕が出来たかというに、短歌の12首が何とか出来上がり、珍しく手書きの原稿用紙を封書に入れられたのだ。 25日締めきりということは、やっぱ速達かな?今回は出来るだけ写実にこだわってみた。が、あんましパッとしないものばかり、、、。 どうも写実は苦手だなあ。そこを何とかしたくて挑戦しているが、果たしていつになったら、それらしい物が出来るのか?心許ない限り。

 それにしても今夜は寒いなあ。風邪を引きかかっているのかも知れない。本日レッスンに現れた人の中に風邪引きさんがいたもんなあ~。 季節の変わり目、気を付けよう!どうやって?ただいま、焼酎の湯割りお召し上がり中。泡盛10年物。これがまた美味しいんだなあ~。。。 これでぐっすり眠ったら、明日も忙しい。

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2008年4月19日 (土)

今日もシンデレラタイム、、、。

 眠いでござる。寝るでござる。明日もハードだ。

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2008年4月18日 (金)

疲れたわけ。

 矢張り歳のせいだろうが中一日置いて旅行の疲れが出てる。夫が留守で気兼ねなくマッサージ機にかかっているといつの間にやら爆睡。 娘からの遅い電話で起こされたが午前1時半という時間だった。まあお陰で助かった。 あのままそこで眠っていたら翌日体中がバリバリだっただろう。持つべき物は夜型の娘だ。

 疲れた一日だった。その一。昨日ご主人を亡くされたKさんが姪御さんに送られてヘアーを整えに来られしばしお話を。 「世界が変わった、、、。」とはK・Iさんの言葉。さもありなん。お子様が無く、いつもお互いがお互いを必要として暮らして来られて、 「夫婦」という形でしか生きてこられなかったそのいわば相棒が突然居なくなったら、、、、。そう言えば昨日のお通夜では、その目に涙は無く、 来る人ごとに、「私これからどうしたらいいと思う?」と言いながら手を取っていたのが印象的だった。そう言われて困る人、励ます人、泣く人、 、、、様々だったが、私は痛々しくて言葉もなくただ手を握っていた。今朝は一夜明けてご主人を懐古する余裕?が出てきて、 亡き人の生きざまに話題が行く。各新聞社が写真入りでその死を報じていたらしいが、確かにそれに相応しい生き方をしてこられた方だったのだ。 イデオロギーの違いはそれぞれあるにしても、一人の人間として真に立派な人だった。一切の私利私欲から遠いところにあり、 人のために人生を捧げた人だったと思う。葬儀には大勢の人がかけつけていた。

 疲れた理由その二。葬儀を中座し、カルチャー教室。 帰ってから我が家でのレッスンを終えた師弟を送り出し今度は母を連れて孫べえの顔を見にいく。 ニューベイビイが退院して今日で4日目となるが、ぴんぽ~んと押して玄関の戸を見つめると奥から「みっちゃんが来た、みっちゃんが来た」 とバタバタ駈けてくる足音が聞こえる。ふっふ~ん、ういやつじゃ、と思いつつ戸を開けると飛びついてくる。「赤ちゃんどこ?」 と訊くと手を引いて連れ行ってくれるのだが、スグに手を引っ張って廊下でボール遊びをしろと言う。 再び赤ん坊を見ようと思っても寄せ付けないで靴を履いて外へ行こうと誘う。ふむ。明らかに焼き餅のようだ。ま、しゃあない。少し付き合うか、 と思って外へ出ると夕方は寒くなっている。思わず抱き上げると「雲が動いてる。」と言う。もうかなり前にそのことを教えたが、 ちゃんとインプット出来てるようだ。「お空が動いてるね。」と付け加えるところなんざあ、なかなか行けてる、とババばか。 道ばたのタンポポをじいじいにお土産とちぎって走り出したと思ったら、何かにつまづいて顔からバタッと転ぶ。 丁度出てきていたあちらのお婆ちゃんが慌てて抱き上げるも口の中にドロが、しかも唇から血も出ているではないの!?ゲゲッ!なんてこった。 慌ててハンカチで拭き取りドロをはき出させたが、こっちが驚いた。側にいた嫁りんは落ち着いたもので、 こんなことはよくあることですから~と手を出すこともない。当の本人はほんの少し泣き入ったがビックリするほど早く泣きやんだ。 「この子泣かないのねえ~!!」と私が感心すると、「この子泣かないの」とオウム替えしに言いながら既に次の遊びをしている。 こりゃあだいぶしっかり者かも~。、、、しかし、私は相当疲れた。早々に母を連れて退散と相成ったが、矢張り車に乗りたがって困った。 この調子だと明日も行かなくちゃ~~~?

 疲れた理由その三。疲れたけど、この気分を払拭させたいと、母を映画に誘うといつに変わらず二つ返事でオッケーだ。 事前にパソコンで見ていたから、これなら気楽に楽しめそうと、「魔法にかかって」というディズニーの作品吹き替え版を見る。予想通り面白く、 久しぶりに単純に楽しんだ。アメリカ映画らしく綺麗にハッピーエンドだったが、出演者がなかなか良かった。母も楽しんだようだから、ま、 吹き替えも悪くないか。ちょっと歌声を本物で聴きたいという欲求が起こったが仕方ない。、、、映画を見て疲れたのではない。 そのアト迷ったあげく二人で入った食堂であれもこれもと食べ過ぎて、疲れた。昼抜きだったのをすっかり取り返してしまった。贅沢な疲れだ。

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2008年4月17日 (木)

雨、ひたすら雨。

 お通夜に相応しい雨が降る、、、、。

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2008年4月16日 (水)

晴れ~た空~♪

 無事一泊旅行から帰還した。旅行中は参加者の日頃の行いから全て「晴れ」。従って、高遠(たかとう)の桜は最高の満開。 富士山も見えて、全てが順調だった!、、、しかし、バスでの旅行はこの距離が限界ということを悟った旅でもあった。これ以上は無理。 何しろ殆どバスの中だ。前回と違って、旅館もステキだったし、なにもかも満足できたが、このバスの乗車時間には流石にうんざりした。ま、 バスの振動ですやすや眠れたのは、日頃の疲れを取る好機ではあったのだが、、、。

 車中で短歌9首まで完成。他のメンバーからうらやましがられたが、あたしゃせっぱ詰まっているのだ。帰宅したら最後、 ゆっくり短歌をひねっている時間が取れそうにないからだ。明日は早速FM収録と相成っている。帰宅してパソコンを開いたら、 メールが山のように来ていて、中には、ちょいと考察が必要な物もあり、、、、ええい、明日だ!

 この頃は高速道路で一切アルコールを売ってない。従って、慣れてないため、買ってから乗ることも出来ず、 結局こうしてパソコンの前でビールを飲んでいるというわけだ。やっぱ、ビールはおいしい~~~。

 しかし、今回は何故かあまりドジをしなかったような気がするなあ~。よく考えたらあるかも知れないが~。記憶にはない。但し、 ただいま半分眠っているから定かではない。

 

 それにしても、夢うつつの吾が脳裏には、今も高遠の桜が点滅している。ホントに素晴らしい眺めだった!ま、 一度は見ておきたかった光景だった。平日にもかかわらず、大勢の人で幾つかある橋が簡単にわたれないほどだった。

 

 ま、今日はもう眠るとしよう~~~。

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2008年4月13日 (日)

又しても雨、、、。

 珍しく午後9時台にパソコンに向かっている為か、一台又一台と、車が水を蹴立てて走っていく音を聞きながらの日記である。

 最後のオペラワークショップをびっちり4時間受けて、急ぎ帰宅(又だ!)友人の車で今宵はダンスパーティ、 といえば優雅な感じがするが、二人とも踊る気はさらさら無く、あたしゃ黒いソックスのまんま飛び出したのだった。一応、 「派手にしてきて下さい」とのお達しがあり、靴以外はケッコウ派手に決めていったつもり、だったが、 踊る人はヒラヒラのヒラでにゃ~んとなく場違いな感じ。その昔、我々はよくこうしたダンスパーティに出かけたものだ。 音楽に合わせて踊るということの快感に、かなり長い間はまっていたと思う。が、いつの頃からかさっぱり行かなくなったなあ。しかし、 久しぶりに間近で踊る人を見ていると踊りたくなってくるから不思議だ。ただ、今日は靴はぺったんだし、上靴も持ってないから、 ソックスのまんま床の冷たいのを我慢していたのだ。でも、これが10年前なら例えソックスでも踊っただろうなあ~。

 これだけ居ても知ってる人が居ないなあ~と思っていると、そうでもなく、いつもシャンソンの発表会に来て下さってる人や、 オペラの舞台で見かける人、あるコーラスの人達も、、、、。従って、まるっきり知らない人ばかりでもなかったというわけだ。

 招待してくれたお方はダンス歴6年という女性で、衣装も決まっていたし姿が美しく様になっていた。この団体は「遊び」 感覚でやると叱られるんだそうで、確かにきびきび踊ろうとしている風情が感じられた。簡単に言えば上品だった、ということだ。 確かに男性達はビシッと背筋の伸びたキャリアらしい人ばかりだった。観客の中にもそこそこ男性が居て、 女性があぶれて踊れないこともあまりなさそうだった。これは珍しいのではないか?矢張り、「極めよう」という団体だけあって、 男性には人気のグループなんだろうか。

 見ていて、ダンスも歌と共通点が多いことに気付く。足の運びや手の形、姿勢の良さだけでは魅力があるダンスとは言えないようだ。 プログラムの最後に4組が同じ衣装で踊ったのを見て、それがよく分かった。ほんの少し歩幅が違う、指先の神経が違う、首筋の伸び具合が違う、 目線が違う、決めるポーズに確かな物がある、、、などなど、テクニックとしての違いは明らかで、その違いを生み出している物は、 ハートなのだ。

 今回のワークショップで語られたことも全てその点に凝縮されていたように思う。 ハートというと自分勝手な思い入れをすれば良いかと思われがちだが、そうではない。そこが難しい。

 

 明日は嫁りんが新米孫べえと退院するという。最初の子供も雨だったが、今度もどうやら雨模様。人生晴れた日ばかりでもなく、 雨はいつかは上がるという事を暗示してくれているのかもしれない。何はともあれ、久しぶりに恋人に会えるというわけだ。

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2008年4月12日 (土)

勉強の日々、、、!!

 昨日今日とオペラのワークショップに参加しているが、明日もつづきがあって今度は動きながら声を出す事の訓練のようだ。前回の 「朗読」と「歌」のレッスンも大変ユニークで、しかし、確実に声がよく出て、確実に明瞭な言葉となるテクニックで、 殆ど全員がその場で変わったのには驚いた。第一この演出家のN氏のバイタリティに脱帽だ!毎回4時間のレッスンに声の響きが一切変わらず、 落ちることもない。今日などはアトの懇親会でも結局3時間半喋り通しだったが、 したたか飲んだアルコールでお顔は赤くなっても声は全然変わらない。凄い人だった!

 今回二期会のオペラに出演させて貰えることとなったが、矢張り予想通り最年長だった!ホントに出来るんかいな?ってなもんだ。 ダブルキャストのお相手は元ちぇちのメンバーのMちゃんだったが、これは意外だった。 DVDで見た私のキャラはモリクミか片岡Kばりの体格だったから、てっきりそのキャラで誘われたのかと想っていたが、 Mちゃんはスリムだから、、、ねえ。どういうこっちゃ?

 、、、こうして、またぞろ、無謀な波に乗ろうとしているアチクシ。泳げる自信も無いのにテトラポットを目指した記憶が蘇る。 きっとこれから本番まで、相当な苦労が待っていることだろう。「ノー」と一言言えば楽な道が行けるのに、何故か言えない自分が居る。ま、 冥土の土産だ。がんばるべええ。

 

 しかし、今日は本業の上、このワークショップ。その上息子が最終の飛行機で帰るのを、夫は送れないから行ってくれと頼まれてしまう。 夜の懇親会があるからと夕食を作らないのと引き替えにおぼっちゃまを送っていったが、ず~っと椅子に座る間もない、 従って昼食を食べる間もない状態での進行。ほんに疲れるわい。従って、孫べえ達にもさっぱり会えない。 さぞやあちらの親御さん達も呆れていることだろう。、、、やれやれ。

 

 ところで今日の懇親会ではラ・ボエームが話題になり、演出家のN氏から大変面白いお話を伺った。かなり猥雑な話しで、 例えばミミは何故ホントの名前で呼ばれないのか?「私はミミ、ホントの名前はルチアです。と始まるミミのアリア。」確かに不思議だ。、、、 何でもその昔、お針子はグリセットと呼ばれていたが、実はお針子だけではなく生活のために売春のようなこともしていたという。そういえば、 あのメリーウイドーをやったとき、グリセットの歌、というのをやったが、その中に出てくる名前にミミというのがあった。だから、 ミミ=ダンサー=娼婦まがいのことをしている人、となるらしい。なるほど、だから、ミミが最初に「灯を貸して下さい」 とドアーをノックするというのは表向きのことで、最初からその目的(男性を求める)でノックした、というのが真実とのこと。となると、 一般に想われているミミの像がかなり変わってくる。しかし同時に私にはこれでもやもやしていた謎が解けたと思えた。 表向きのストーリーは何かしらきれい事過ぎて、ウソっぽいと思っていたのだ。しかしこうして謎が解けると、ナント奥深い「ラ・ボエーム」 だろう!そのほかにもこの作品の「ト書き」についてあれこれ教えて貰ったが、大変な考察力と研究だ。「オペラは筋は大したこと無いが、 音楽がステキ」と思いこんでいたが、どっこい、とんでもない。内容も大いに楽しめるものだったのだ。「カルメン」のミカエラが、 何故ミカエラなのか?それは宗派の違うもの(カルメン)への闘いの「天使ミカエラ」なのだそうだ。なるほど!まだまだある。「椿姫」 は高級娼婦だが、高級とはどんな風に高級なのか?それは一年中、椿の花束を彼女にプレゼント出来る財力の持ち主でなくてはならない、 ということに象徴されるのだそうだ。ここには書けないもっと生々しい話しもこのオペラの中にはあると教えてくれた。いやあ~、 もっともっとお聞かせ頂きたいものだ。

 この年齢になって、こうして新しいことを学べることはホントに嬉しい。若い人に交じって間違いながらも極めようとすることは楽しい。 、、、体力が続けば、の話しだが。

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2008年4月10日 (木)

二人目の孫べえ登場!

 4月9日午後8時49分息子に第2子誕生。如何にも我が家に相応しく、この時間に病院に居るべきが、 あたしゃイギリス人の来客のお接待で主婦業に勤しんでいた。過去に1ヶ月以上我が家に逗留したことのある人で、 私がイギリスに行ったときもアチコチ案内して貰った経験もある。故に今回たった3日しか高松にいないといえば、 いくら孫が生まれるからと言っても放っておけないのが吾が性格。危惧していた通り彼女が我が家に来ると連絡があった途端、 産気づいたとの知らせもあり、慌てておむすびなんぞ作って息子を放りだし、バタバタとパーティの準備を整える。 やがてなつかしいAがやって来てハグハグのあと、仲良くみんなで談笑していても、頭の隅では出産が何時になるかが気になっている。 電話が鳴るたびにギョッとするが、それを悟られないように取り繕いながら宴たけなわの午後8時過ぎ、遂にその電話は鳴ってしまった! 「今分娩室に入った」との知らせに9時には病院に行くからと返事して、、、、だけど、Aはまだモグモグの最中だし~、 一体あたしゃどうしたら、、、、?と悩んでいる内に時間が経ち、思い切って腰を上げ、「ゴメン、もうすぐ生まれるらしいから、 とりあえず私は病院に行きます!」と叫んで上着を着て外へ!すると息子から電話。「もう生まれたで~!」とご機嫌斜め。そりゃそうだ。 嫁りんのご家族はしっかり早くから病院に駆けつけ、みんなでその瞬間を見たそうだもんなあ~。で、 「今更急いできても赤ちゃんにも会えないし、あと1時間後にしてくれい!」とのお達しに仕方なく家の中に舞い戻り、 結局全員で行くことになった。ま、今更かっこつけてもしょうがない。我が家とはこういう家族なんだと諦めて貰うしかない。 予定日より3日早まった為の事の顛末であった。

 ところがラッキーなことに準備が整い、赤ん坊を抱いても良い状態で駆けつけたことになったので、しっかり抱っこ。で、 これが不思議なことに吾が腕に軽いけれども存在感を感じたとき、急に涙がこみ上げてきて、我ながら「えっ?」だった。 上の子供の時はそんなことは無かったのに今回は何故か妙に泣ける。この世に生まれてこれなかったあの子の事や、 果ては世界中の不幸な子供達の事が思われて、なんとこの子は幸せな子だろうと思うと同時に、なんて私の家族は幸せなんだろうと思うと、 自然に涙が溢れたのだ。勿論運転したからアルコールは飲んでない。加齢による涙腺の弛みかもしれないが、悲しい涙ではなく、 どう言えばいいか、、、感動したのだ。

 付いてきた一個団体も、看護婦さんの計らいで全員が白衣に着替えてベッドに近寄り、赤ん坊と母親にご対面!Aは感激してうるうる。 生まれて初めての体験だそうだ。日本の出産の現状を図らずも観察出来ただろうし、面白い旅になったことだろう。 たった3日の旅の間にそうそう経験できることではない。

 とりあえずみんなを帰して、初乳を飲ませるのを見せて貰って、私と息子はしばらく入院室へ移る嫁りんを待つことに。 やがて6人部屋へと通されて、扉の名前を見ると中国人の名前もある。長居は無用とばかり退散したが、 小降りの雨に降られながらの帰路となった。この子の上に降る雨が、慈雨のごとくでありますように、、、、。

 この日の就寝は午前2時。翌日は入学式の参列の方の着付けを7時から。完全な寝不足のまま今日もバタバタと日が暮れる。 どう考えても無理と、明日の歌舞伎は断念し、代わりに行ってもらうことに。それでも、明日も忙しい予定なのら~~~グスン。

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昼間冷房夜暖房。

 今朝はとっても起きられなくて、いつまでもぐずぐずと布団の中に居たら、会長からの電話で起こされた。 体調が悪くAnneを送れないので、どうやら代わって見送って欲しいという内容らしかったが、 こっちが曖昧な返事ばかりしているから最後には、「まあ、あの人は大丈夫だから放っておいても良いだろう!」 と一人で納得して電話をお切りあそばした。、、、のは覚えているが、そこから又うつらうつらして、気が付いたらぎょへ~っの時間。 夫はとっくに出かけていたが、息子は未だ寝ている。バタバタし始めるとようやく起きてきて、二人で遅い朝ご飯だ。 やがて来店客がやってきて私は仕事に入り、またまた昼ご飯を作って食べて食べさせて家を出たらベイビーの面会時間が過ぎていた。 仕方なくそこから県庁へと車を回し、行ってみたら場所が変わっていてまた本庁へと移動。ようやく目的が果たせたので、 地下駐車場までおりようとしたら、どうやらエレベーターに乗り違えてしまった!あっと思ったときはもう1Fに付いてしまった。 こんなに速いエレベーターって、高松くんだりで他にあるかなあ?と妙に感心しながらどうにか車を出すことが出来た。それはそうと、 今日の担当者のMさんは随分と感じの良い職員だったなあ。何が驚いたって、 この人に頂いた名刺の裏にはオリーブで作られたものの宣伝がバッチリ!社名は入ってないが、、、、何かしら違和感が! いっそ社名も入れて収入源にしたらどうか!?

 

 ねむっ!

 

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2008年4月 8日 (火)

天候を気にするヒマもない。

 この疲労感を忘れるにはアルコールが一番、とテーブルにあった赤ワインを少々グラスに注いで一口。「しぶっ!」と思ったが、 じゅわ~っとうまみが広がり、なかなか良い調子。どうやらこの日記だけは書いて寝られそうだ。先ほど、とある打ち合わせから帰宅したが、 集中しての2,3時間、それも深夜というのは心底疲れる。、、、このボランティアが成功するかどうか、、、、私の体力にかかっている。 我が家のトイレの壁には「出来ない約束はするな」と相原某の言葉がかかっているが、全く!しないでいられればそれに越したことはない。 しかし、そうも行かないのが人間社会だ。

 シェイクスピアの作品の中には、随所に「忘恩」という言葉が出てくる。人間関係の全てに置いてもっとも重要としているらしい。 確かにそうだ。人はやってあげたことは何時までも覚えているが、して貰ったことはスグ忘れる、とも言っている。 この言葉をいつも座右の銘にして居るつもりだが、きっとこのおみっちゃんも、あっちこっちで抜けて居るんだろうなあ。 それが人間というもののサガらしいから。意識せずに失礼している方面に、心から頭を下げたいなあ~。、、、こんな気持ちになるのは、 もしやあの世が近いのか?ハ。

 昔、「あんたは迫力がある」と、誉め言葉やらなんやら分からないことを言われたことがあったが、それも遠い昔のことだ。 迫力のある人の前に出ると、つくづくため息が出る今日この頃。、、、、明日はその迫力をイギリスから運んでくる人が来る。 きっと朝から大忙しだなあ~。

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2008年4月 7日 (月)

雨が止んだ!

 本来はオペラの練習日である今日という日を、練習はすっぱり諦めてメンバーのHさん宅での「桜を愛でる会」に全員集合だ。 ライトアップされた桜の古木が両手を拡げて我々を迎えてくれる。誰かが「いつもの練習日より沢山来てない?」とつぶやいていたが、 まあそんな感じがしないでもない。みんな、「宴」は好きなんだ。歌気(うたげ)ってなもんだ。 それが証拠に一通り食べて飲んだら今度はみんなでお歌の時間とあいなった。ところが出るわ出るわ!演歌と流行歌のオンパレードに、 会長はコートもお忘れになってとっととお帰りに~。「僕は一体何を教えてきたんだろう?って、泣きながらお帰りになったわよ!」 と誰かが茶化して又大笑い。そんなことがあるハズがないが、、、、?

 それにしても桜を愛でてる人は居たっけ?まあ確かに最初の方の言葉にはは感嘆符が付いていたが、 飲んで食べてお喋りしている内にその存在さえ忘れていたような、、、、!フフフ、そんなもんでしょ!?

 

 今日はただの宴会に終わらせたくないという、私のもくろみはある程度功を奏したようだ。来年、オペラをやることが決まったし、 その練習にとりかかる日程も漠然とではあるが決まってきた。今まで少人数で決めてきたが、 こうした機会にみんなの顔を見ながら意見を聞くというのも良いものだ。チャンとした意見を持っていても、 それを口に出す機会が無い事が多いから、こう言うときに初めてみんなが何を考えてるかということが分かるというものだ。となると、 今年は今までになく、チョーチョーチョー多忙になりそうだ。病気になってるヒマなんて無いなあ~。

 

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2008年4月 6日 (日)

ウソみたいに晴れた!

 太陽が余りに照りつける中でのバーベキューに、まるで青菜のように萎れてしまった本日の結婚披露宴。帰宅して少し仕事をして、 余りの眠さにマッサージ機で爆睡。私ばかりではない。会長もYさんもM君も、帰りの車中はあくびの連続で相当にお疲れのご様子だった。

 全く珍しい結婚式を体験した。かずかずの披露宴に参加してきたが、新婦が最初から最後まで仕切っているのは初めてだ! しかもマイクまで持って、一人一人紹介しながら「この方にはホントにお世話になりました!」と涙にむせぶシーンもあり、いやあ~、 メチャおもろかった!誤解を恐れずに書くと、結婚式なんて、ちょっと角度を変えて見ると全く滑稽なもんだ。 その滑稽な部分を凝縮したような本日の披露宴。彼女ならではだ!普通の人はこんなことやろうなんて発想がないだろう。 自宅前の公園をしっかり披露宴会場に使い、知らない人が観たら「花見」としか見えないであろう一団の中に、我々はいた。ちぇちの 「歌のプレゼント組」がとっとと会場から退散したあとも、殆ど炎天下と言えるような芝生の上で、あれこれ飲んだり食べたり、 あたしゃちゃっかりビンゴゲームで鍋をゲット!、、ケーキカットも手作りの3段の豪華なもので、 普通の結婚披露宴でやる殆どのイベントを桜の花びらの中でやっていたなあ。新婦は11歳年上で、さもありなんの顛末であった!お幸せに!だ。 そういえば1年後に1周年記念パーティをやるって、言ってた、なあ~~~。

 

 

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2008年4月 5日 (土)

今日も休肝日。

 人間どうしても好きになれない顔っちゅうものがあるもんだ。夕べ、 もう寝ようかという時間に洗濯物の片づけが終わってないことに気が付いてしまった。で、深夜のこと、テレビでも見ながらやろうとしたが、 これが大きな間違いだった。「クローン」という映画をやっていて、これがなかなかに面白い。 ストーリーははらはらドキドキの連続でしばしば手を休めて喰い入って見てしまう。ところが、 唯一の欠点は主役の男性の顔が昔からどうも好きになれない人だったのだ。ちょっと爬虫類的で、 確か以前その顔にぴったりの気味の悪い映画にも出ていて印象に残っていた俳優だ。演技は確かに上手いと思うのだが、、、。でも、 この映画自体は、かなり面白く創られてあって最後まで楽しめた。最後まで!!あああ、気が付いたら午前3時15分という時間。 お陰で本日は仕事もぼ~っとして家事もはかどらない。やっぱり睡眠は大事だ!

 

 明日はいよいよメンバーのFさんの結婚式だ。お天気だと良いが、、、。寝よ。

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2008年4月 4日 (金)

二人目が生まれるか?

 あ、らら。もうこんな時間だ。今日こそは早く寝ようと思っていたが、年金の受給資格を調査する書類が送られてきてて、 これが又どこに置いたかわからず、従って又パソコン回りの整理を始めたら色んなパンフレットが出てきて、パラパラめくったり、 じっくり見たりしていると、あっという間に時間が経ってしまった!その間夫は歩いてくると出かけて、帰るとお風呂に行くと出かけ、 なにやらごそごそと台所で飲んだりしてると思ったら慌てて寝るために二階へ。そうなんだ。アチクシだってもう寝るべきなんだが、、、。 結局出てきた書類と格闘したが、電話して見るしかないことが分かっただけ。ま、 多分対象外なんだが~そんなうまい話がこの身に降って湧くなんて事あるはずがないのだが~もしやと見てしまったのだ。やれやれ。

 

 一昨日だったかテレビで瞼をセロテープとかでつり上げてしばらくすると肩こりが劇的に改善されるというのを見たと思い出し、 肩が凝ったと唸っている夫に早速実験してみた。ところが想像以上におもろい顔になっても~っどんなに我慢しても仕切れなくて爆笑! 自分もやってみたが肩こりが改善される前に笑ってしまって効果があったのかなかったのか不明。何となく良いような気がしているが~。

 遅くなったもう一つの理由が、息子からの長電話。間もなく生まれてくる第2子の名前を考えていたという訳だ。 しかしどうしても欲が出てきて決められない。いくつか候補は上げておいたが、任せるとは言わないからもう一つ頑張れないなあ。 「一応意見を聞いておく」というのが息子の言い分だ。そりゃあそれで良いのだが、、、。責任取れないし~。はてさて、どんなのが出てくるか! ?大いに楽しみ。お陰で今日は休肝日。いつ呼び出しがかかっても良いように!

 

 昼間はシャンソン教室で、そのアト陶芸の師の展示即売会に友人達と出かけた。実はあたしゃこの日二度目で、 目星を付けていた物を思い切ってゲットした。頭の中には500円貯金箱の事があったからだ。確かあれで買えたはず、、、。 でなければちょいとヨイショがいる買い物だった!迷ったが、洋服やバッグなんかにお金をかけるより、心の贅沢だ、まっいっか! 購入した花器はシンプルで白地に淡いブルーの濃淡が施されていて、主張しすぎず静かな感じが気に入った。 あれに花を入れるとどんな花でも引き立ちそうだ。少しばかり工程を知った為に、そのものの価値がよく分かり、 実は高買いしたとは思っていない。形を作ったアトそのものに魂を入れることの難しさ。 ご本人が言うように40年経たないと出ない味と言うものだろう。歌に似ていると思うのは、音符通りに歌えてもそれが歌でない点だ。「歌心」 これが無いとねえ~。

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2008年4月 3日 (木)

寒いような暑いような風が吹く。

 「ご馳走責め」の毎日が、ようやく今日で最後となった。責められる、それもご馳走に、と書くとなんと贅沢な!と思うが、 実はケッコウこれもきついものがあった。東京からの友人を持てなす、 そして最近夫を亡くした友人をも慰めるという二つの大義名分があってのことだったが、いやあ~、、、げっぷ!

 フランス、アメリカ、日本料理に本日はイタリアンでとどめだった。も~っ当分ご馳走は要らない感じだ。 従って夕べなんぞは我が家でおみっちゃんの創作料理となって、これがまあ割といけたというのも、外食と家庭料理の違いだろう。 高知で買ってきた例の「上沼~~うに海苔の佃煮」を白いご飯の上にもちっとかけて食べたら、日本人の幸せを感じたもんだ。H女史なんざあ、 「私もうご馳走ばっかで、これ以上は何も入らないから、、、!」と言いつつ、吾が手料理はぜ~んぶお食べになり、夫が振る舞うワインも 「1杯だけ」なんぞと言いつつこれ又どんどんお召し上がりになって、「ちょっと、私の残しといてよ!」と私が叫ぶまで二人で飲んでいる。 要するに家が良いということだ。口惜しいが、夫の言うのが正しい。どんな豪華な料理も毎日続くと飽きてしまう。 家庭料理は飽きると言うことがない。何故だろう?

 今回外食をあれこれ食べたが一番良かったのは、フランス料理ランチコース3500円のあそこ。小高い丘の上にあり、 あと1週間もすれば桜が満開の川縁も見えるし、そこの庭の桜も他の花々も満開だろう。何よりも料理が全て美しく手が込んでいて、 どれもこれも美味しくて満足した。これはかなり珍しいことだ。連れて行ってくれた友人の知人が経営で、 若いシェフとその奥方はとても感じの良い人達だった。帰り際にここで音楽会をしたいです、というと「僕はオペラが大好きで、 パリではなけなしのお金をはたいて見にいってました!」と言うではないか!?ほ~話しが分かるじゃないの!? 近々是非実現したいと友人達と盛りあがって帰途についた。、、、この日、平日の昼間というに、満席の大盛況。 新しいお店で殆ど全部が口コミのようだ。

 とどめの今日は、又もフレンチかと、少々うんざりしながらのお付き合いだったが、なんと4月からイタリアンに変身していた。 お陰でまあ1500円のランチコースが楽しめた。

 アメリカンのお店は、次回はお茶にしようと話し合ったことだ。景色は抜群で、 鳴門大橋を見ながらあれだけ雄大な景色というのはここ以外はなかなか無いだろう。ま、料理と景観、そして雰囲気、 その上マナーが出来ていればものすごく良い気分になれるんだ。が、ここは料理がイマイチだったかな?好きずきがあるだろうが、、、、。

 

 H女史は「とっても楽しかった」と別れを惜しみながら東京へと帰っていった。実際一日延ばしたんだからホントに楽しかったんだろう。

 

 で、彼女と食事中に私に異変が起こった。右目の上が「あ、いたっ!」と針で射されたような痛みがあり、 そのアト友人が右目に真っ赤な血が出ている、という。わっ!?すわ蜘蛛膜下出血?又は脳出血?と驚いたが、そこに経験者がいて、 多分それは大丈夫よ、というので安心したが、でも素人判断は良くないから医者には行けと言う。 仕方なく近くの総合病院行くとこれが又2時間も待たされる。で、結論は、眼科的には問題なし。他の病気のことは分かりませんが、多分大丈夫。 但し、他の症状が出たらスグに内科か脳外科に行ってくれと言う。これなら行く必要はあんまり無かったのかあ!?やれやれ。 老化現象ここに極まれり!ってか?

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2008年4月 2日 (水)

晴れてはいるが、怪しい雲行き。

 このところ二人の未亡人とお付き合いさせて貰っているが、人間の心の行方というものに日々驚かされていると言って良いだろう。 シェイクスピアでも人間は体験でしかホントのことは分からないという意味のことを学ぶが、確かにそうかも知れない。 今のところ第三者である私に限らず、当の本人達だって、こういう状況を想像するには未だ若く、自分がどうなるかなんてこと、 考えてなかったと思う。毎日の雑多な家庭の事件に振り回されて、その都度感情的に暮らしていて、ある時突然夫に死なれた場合、 それが円満な夫婦であってもそうでなくても思いがけないことが起こるようだ。、、、要するに、人間「自分のことは死ぬまで分からない」 のだろう。さて、私は一体どうなるのか、、、?

 私にはだてに23年もシェイクスピアを学んできてないと思う自負もある。常に人間の「生と死」について考え、 生きることの意味を考えてきた、と思っている。人間には想像力があり、多くのことを想像でカバー出来ると考えている節もある。 しかしどうだろう?そうはうまく行かないのが人生だ。机上の空論とまでは言わないが、 いくらディスカッションしても現実に直面するとかなりの部分修正の必要が出てくるのではないか?、、、なんてことを、 友人の繰り言を聞きながら考えている。

 ある事情があって、友人の一人を我が家に呼んで食事会となったが、 飲んで話す内に気丈とばかり思っていたこの友人の弱さに触れ驚くと同時に哀れを感じた。

 人は見かけによらないものだ。

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2008年4月 1日 (火)

花はまだ咲かない。

 師はどこまで行っても師であった。。。。あたしゃ本日二日酔い。きっとこんな話しを知られたらしっかりバカにされるに違いない。 しかし、昨日は東京から来てる友人を伴い女3人で鳴門スカイラインを巡りそこの小じゃれたレストランでランチを頂き、 素晴らしい鳴門大橋の見える景観にぼ~っととお茶を飲み、彼女たちにとっては懐かしい土地を回って、 今度は海岸線をドンドン高松へ向かって帰ったのだ。その前日が愛媛から高知で、 両日でかなりの距離運転したあげくだからきっと疲れていたのだろう。心に疲れを感じないといつまでも動いてしまう悪い癖が出たということだ。

 それにしても夕べはみんなよく飲んだ。矢張り男性が半分居ると飲み放題の場合ペースが違うなあ。どれほど飲んだかも定かでない。 いやいや、女性のハズの師の飲みっぷりも大したもんだった。、とさっき電話で言うと大阪の友人が、今度是非ご一緒したいと言う。 矢張り女性で飲める人は憧れの人となるんだなあ~これが。ん?

 この日は結婚のお祝いだったが、こんな感じのお祝い会も良いもんだ。 きっと彼女は彼がどんな人と関わって生きてきたかに興味があったに違いない。 宴会の最後には随分リラックスして安心しきっていたように見えたのは、ホントに良かった。 何かあったら必ず力になってくれそうな人ばかりに囲まれている安心だ。そうそう。人間そうやって生きていけるんだ。がんばれ!

 

 娘のホームページを久しぶりに見たら、ラオスに行ったときのことを沢山載せていて驚いた。 矢張り心が若いときに海外を経験すべきなんだろう。彼女の海外経験が、きっと今後の彼女の人生に大きな影響を与えるに違いない。 今年は何処へ行く?と聞かれてもあんまり興味が湧かない私の歳になる前に、沢山経験しておいてほしいもの。 あたしゃ今月は例によってバスツアーで上諏訪とか富士五湖だ。急にこんな旅行をし始めたら夫が不審そうである。何故?と聞かれても「まあ、 歳だから、行けるときにね」と答えるしかない。全く、行けるときは短いのだ。

 

 桜にお目にかかれないのだが、庭の椿は次々咲いてお見事!春は間違いなく来ている。

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