「ご馳走責め」の毎日が、ようやく今日で最後となった。責められる、それもご馳走に、と書くとなんと贅沢な!と思うが、
実はケッコウこれもきついものがあった。東京からの友人を持てなす、
そして最近夫を亡くした友人をも慰めるという二つの大義名分があってのことだったが、いやあ~、、、げっぷ!
フランス、アメリカ、日本料理に本日はイタリアンでとどめだった。も~っ当分ご馳走は要らない感じだ。
従って夕べなんぞは我が家でおみっちゃんの創作料理となって、これがまあ割といけたというのも、外食と家庭料理の違いだろう。
高知で買ってきた例の「上沼~~うに海苔の佃煮」を白いご飯の上にもちっとかけて食べたら、日本人の幸せを感じたもんだ。H女史なんざあ、
「私もうご馳走ばっかで、これ以上は何も入らないから、、、!」と言いつつ、吾が手料理はぜ~んぶお食べになり、夫が振る舞うワインも
「1杯だけ」なんぞと言いつつこれ又どんどんお召し上がりになって、「ちょっと、私の残しといてよ!」と私が叫ぶまで二人で飲んでいる。
要するに家が良いということだ。口惜しいが、夫の言うのが正しい。どんな豪華な料理も毎日続くと飽きてしまう。
家庭料理は飽きると言うことがない。何故だろう?
今回外食をあれこれ食べたが一番良かったのは、フランス料理ランチコース3500円のあそこ。小高い丘の上にあり、
あと1週間もすれば桜が満開の川縁も見えるし、そこの庭の桜も他の花々も満開だろう。何よりも料理が全て美しく手が込んでいて、
どれもこれも美味しくて満足した。これはかなり珍しいことだ。連れて行ってくれた友人の知人が経営で、
若いシェフとその奥方はとても感じの良い人達だった。帰り際にここで音楽会をしたいです、というと「僕はオペラが大好きで、
パリではなけなしのお金をはたいて見にいってました!」と言うではないか!?ほ~話しが分かるじゃないの!?
近々是非実現したいと友人達と盛りあがって帰途についた。、、、この日、平日の昼間というに、満席の大盛況。
新しいお店で殆ど全部が口コミのようだ。
とどめの今日は、又もフレンチかと、少々うんざりしながらのお付き合いだったが、なんと4月からイタリアンに変身していた。
お陰でまあ1500円のランチコースが楽しめた。
アメリカンのお店は、次回はお茶にしようと話し合ったことだ。景色は抜群で、
鳴門大橋を見ながらあれだけ雄大な景色というのはここ以外はなかなか無いだろう。ま、料理と景観、そして雰囲気、
その上マナーが出来ていればものすごく良い気分になれるんだ。が、ここは料理がイマイチだったかな?好きずきがあるだろうが、、、、。
H女史は「とっても楽しかった」と別れを惜しみながら東京へと帰っていった。実際一日延ばしたんだからホントに楽しかったんだろう。
で、彼女と食事中に私に異変が起こった。右目の上が「あ、いたっ!」と針で射されたような痛みがあり、
そのアト友人が右目に真っ赤な血が出ている、という。わっ!?すわ蜘蛛膜下出血?又は脳出血?と驚いたが、そこに経験者がいて、
多分それは大丈夫よ、というので安心したが、でも素人判断は良くないから医者には行けと言う。
仕方なく近くの総合病院行くとこれが又2時間も待たされる。で、結論は、眼科的には問題なし。他の病気のことは分かりませんが、多分大丈夫。
但し、他の症状が出たらスグに内科か脳外科に行ってくれと言う。これなら行く必要はあんまり無かったのかあ!?やれやれ。
老化現象ここに極まれり!ってか?