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2008年3月10日 (月)

異様に暑い?

 今日は正午に帰国してくる夫と息子を孫べえと迎えに行く約束で、 夕べの精神的ダメージを引きずっていたのであれもこれもとは行かず、結局シェイクスピアはお休みするという残念な結果に。 それでもシャンソン教室は予定通りこなして、まあ何とか悲しみから日常へと自分を取り戻すことが出来たか。「孫効果」は実際あるもので、 無邪気な笑顔を見ていると何もかも忘れてお守りに没頭してしまう。しかもこのお嬢さん、 矢張り嫁りんの実家に送り届けると前回と同じように私の腕の中に潜り込んで出てこない。しっかり抱きしめてから「又明日ね」 と無理矢理引き離すとべそをかいて母親の方へ手を伸ばす。ホンニ可愛いわいなあ~。又一緒に遊んであげよう、、、って、いつ?

 昨夜、あんなにも生前の彼を思い出したためか、今日もやたら昔のことが思い出される。、、、でも、 一番心配なのは矢張り残された奥さんのMだ。あんなに愛情一杯に暮らしていて、突然のように逝かれたら、 その事実を認めるまでには相当の時間がかかるだろう。私が「信じられない」と思わず口にしたら、「私だって信じられないわ!」 と叫んでいたがそれがホントの気持ちだろう。彼女の説明によると、彼の両親と25年の月日を過ごし、その暮らしは平坦ではなかった。 大変に難しいお舅さんの面倒さえホントによく見たMだ。お舅さんの病室の相部屋の人が「あの人が自慢のお嫁さんですか」 とある人に囁いたというが、決して表には感謝の言葉も出さない人だった。最後には「有り難う」とMに向かってきちんと挨拶したそうだが、 そこに行くまでのMの努力ったら、私には到底真似が出来ないほどのものだ。お姑さんは全権委任状態で、 それは即ち家事の負担が重くなるということだった。お嬢さん育ちの彼女がここまで頑張れたのは、ひとえに夫であるS氏を愛していたからだ。 その最愛の人とは両親の死後12年しか過ごせてないそうだ。台所に立ちながらふとその思いにとらわれて無性に腹立たしくなったと言う。 そうだろうなあ、、、。67歳で逝った彼は両親を彼女に託し、それ故より一層の感謝で彼女をいとおしく思っていたのだろう。しかし、 神は残酷だ。こんなカップルを早く引き離すんだ。明日は近くを通るから、彼の好きだったお花でも持参しようか、、、。

 

 孫べえを送ったため遅れて参加したちぇち練だが、ホントにみんなの声が良くなっているのに驚く。 身体を使って歌うことが出来てきたのだ。新人も舞台を前に頑張っている。あと10日。時間はあっという間に経つなあ~。

 

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