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2008年3月 7日 (金)

ただいまのビールのあては切り干し大根。

 なんというか、無駄の全くない一日だった!午前中はしっかり本業をこなし、 午後のシャンソン教室も和気藹々と進み、事前に通りかかり見ていたポスターの時間通りに、教室の一つ上階の映画館に飛び込む。 5分遅れだったが入場。タイトルは「明日への遺言」というもので、藤田まこと扮する東海軍司令官だった岡田資中将と部下19名は、空襲の際、 パラシュートで降下した搭乗員を捕虜として扱わず、正式な手続きを踏まずに処刑したことで殺人の罪に問われる。殆どが法廷の場面で、 当時の裁判がどのように進行したかを描いていた。驚いたのは弁護人がアメリカ人だったことだ。司令官はロンドンの日本大使だったことがあり、 流暢な英語を話す人だったらしいから、それを考慮されたかも知れない。

 彼、岡田司令官は一貫して自分の有罪を主張、部下の減刑や無罪を訴え続けた。裁判官や、 はたまた検事までが彼に有利な発言をしても、彼の主張は一貫して「自分は有罪」であった。そのヒューマニズムといい、 家族を思いやる暖かい心といい、素晴らしい人物だったことがしっかり描かれている。

 しかし、私はひたすら悲しくて涙が止まらなかった。 この人が何故こんな立場に立たされなくてはならなかったのか?そして何故これだけの人物が、敵とはいえ大勢の人間の殺戮に荷担できたのか? 戦争とはかくも残酷なものなのだ。

 最後に絞首刑の側に付いてきた僧侶に「なあに、隣へ行くような気持ちですよ」 と言い捨てるシーンはさわやかに描かれており、綺麗すぎるきらいもあるが、彼は最後の最後まで理想を全うしたということだろう。どんな時代、 どんな境遇でも、人は常に生き方が問われる。

 映画館を出て駐車場からFMの収録へと車を出す。5時の約束通りに到着。 本日のゲストはピアニストで予定通り1時間で終了。携帯の電源を入れると案の定次の約束の連絡が入っている。 その人の訪問は先日のボランティアのお手伝いの後始末だった。大したことは出来てないのに「随分大変だったでしょう?寒くて!」 と同情してくれるのはくすぐったいばかりだ。常にやっている人達にはかなわないし頭が下がる。この方なんかはボランティア歴も随分永いんだ。

 そしてやがて友人Yがやって来たのは、昨夜の私の乗り捨ててきた車を取りに行ってくれる為だ。 彼女の車を運転させて頂いて再び塩江まで雨の中を出かけていき、K画伯のアトリエでしばし歓談。 帰りはお風呂好きのYと私のこと又しても温泉。すっきり~と帰宅したもんだ。

 帰宅してからは色々メールの処理に追われている。そういえば友人Yに我が家でお泊まりしたら? と誘うと、「あんたは家にいたらパソコンばかりしてるから面白くないわ!」と言われてしまう。ハハハ。そりゃそうだ。 みんなお喋りこそが楽しいんだもんねえ~。スンマッソ~ン!だ。

 

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