ややこしい天気。
今日は会長レッスンに次々と人が来て、とりあえずオペラ公演に関係ある人は捕まえて、諸々の打ち合わせだ。 これは大層意味がある行為で、いつもの練習時には、とてもそんな時間が取れず、一人一人の疑問や、意見を吸収する事が出来ない。しかし、 どこかではそんな時間を取る必要があって、どうしても捻出しなくてはならないのだ。なので、 今日の様なちょいとした空き時間が大変有効になってくる。
早速Kさんが、台本の疑問点を鋭く突いてくる。これはホントに有り難い。彼女の様にきっちり読むという作業を、 全員がやってくれなくては、みんな、ただの駒になってしまう。実際の自分の動きを、いつかはシミュレーションしてくれなくては、 生き生きとした演技は出来ない。
先ほどテレビで「県庁の星」という映画をやっていたが、これは映画館で観たものだった。だが、 改めて観てみると随分と現代に於いてタイムリーな作品だったことが分かった。かなり皮肉が効いていて、もしお役所関係の人が観てたら、 落ち着かなかっただろうなあ。、、、映画に限らず、こうした社会批判的なものは、演劇でも音楽でもやるべきなんだ。 人々がちょっと立ち止まって考えるために、、、。
土砂降りの雨に雷も光り、そうかと思うと一時はからりと晴れ渡ったりと、目まぐるしいお天気だ。以前雷でパソコンをやられて以来、 気を付けている。お陰で昨日もこの日記を途中で切ってしまった。続きを書くほどの大した話ではないが、まあ、一応続けてみるか。
私がこのFMの番組をやり出した頃は、理由は知らないが、全部生放送だった。兎に角修正がきかない生放送は、 こちらもゲストも大いに緊張する。その為に事前打ち合わせをしておいて、まあ破綻がない番組にする、というのがこの業界の常識らしかった。 私も別の番組に何度もゲストとして出演して色んな話をしてきたが、必ず事前打ち合わせが綿密に行われて、 質問は本番もそのプログラム通りの事が繰り返される。、、しかし、私はどうもこれが好きでない。その為に、ある局では、 同じ質問に対して全く違う返事をしたため、相手のパーソナリティが咄嗟に大層困った、という前科もある。気の毒にも、 しどろもどろになっているのが、ラジオで声だけなのによく分かる。従って、それ以来事前打ち合わせの通りに喋ることとしているが、、、。
しかし、今現在全部収録なので、たださえ臨場感が乏しい上に、 事前打ち合わせなんかやりすぎると本当に詰まらない会話になってしまう。聞いたことに相手がどう答えるか分からないから、会話は面白いんだ。 そこから又次の興味が湧き、話が展開していくのだ。、、、と、私は思うがどうだろう?随分迷惑してる人も案外沢山居るかも知れないなあ~。 すんまっそ~ん、だ。
来週は久しぶりに東京だ。
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