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2007年6月27日 (水)

東京さのこと、その4.)

 スポーツジムからたった今帰宅。23時35分。いつもなら速攻ビールだが、本日は禁酒4日目だ。傍らに水を置いてパソコンだが、 それもこれも週末の登山を睨んでの、間際族の私流準備の一環だ。何もしないよりは良いだろう、という安易で安直な行動は、 ジムの駐車場に着いて、ドアに一番近いところに止めることからも窺い知れるというもんだ。 流石に本日自転車で150㎞カロリー消費の50分という運動のあと、ち~っとも歩かずに車にたどり着いた時には、吾と我が身を苦笑いだ。 クセとは恐ろしいもんだ!

 ご親切な方から、色も形もステキなリュックをお借りしていて、昨日寝る段になって荷をほどき、複雑な構造の謎解きをしていたが、 さっぱり分からない。そもそも背中のどの辺にこのリュックを位置づければ良いのかも、も一つ分からない。まあ、 麓に山男や山女が居るだろうから修正して貰うこととしよう。持ち主から雨対策などメールして貰って、なんだか段々楽しくなってきた。 もうすっかり頭の中には、バッチリ決めた登山姿の自分の象が、いや像が巡っている。少々細めだが!きっと、うまく行くだろう!く~っ! この楽天家め!

 FM収録から帰宅し、新しくなったデジタル放送用の機械をいじっていたら、日本映画の特集チャンネルが映り、 なんと登山シーンが繰り広げられているじゃあないの!まるで私の為に、、、じゃあ無かった。本格的登山者のお話で、頂いたのは、 首に巻くタオルが重要らしいということだけ。この作品は大昔に見た記憶があった「ある遭難」とかいうタイトルだったと思うが、 面白くて懐かしくて、途中からだったが夕食の準備をしながら見てしまった。香川京子という女優さんが目力のある良い演技をしていた。

 実はその前に、急ぎ母を乗せて父の墓参に出かけた。殆ど暮れきる直前だったが、母はいたく喜んだ。私は、こないだ父の夢を見て、 なんとなく登山の前に行くべきのような気になって、こちらの勝手で連れて行ったが、お墓の前で「お父さん、お久しぶり、、」 と声に出して言う母に胸がチクリ。枯れた花を束ねて持ち帰りながら、もう少し度々連れてこようと思ったことだ。

 

 東京では、高校時代の友人達にも会い、つもる話に花を咲かせた。内一人は今年の初めに夫を亡くし、 その後どうしているかと気がかりだったが、以前よりも美しくなって、元気になっていた。「人一人死ぬと言うことは大変な事よ。」 と先輩としてのアドバイスまで、、。なんでも、全ての手続きを全部自分でやったそうで、するとかなり大きな額が浮くんだそうだ。 参考になるのかどうか、、、!

 ただし、今現在の状況は余り楽しいモノではないらしい。出かけるとなると隣近所の人達に鵜の目鷹の目状態で監視されているとか。 なるほどねえ。現代でも世間体って怪物が横行して居るんだ。ま、彼女なら頑張るだろう。残された自分の人生をしっかり楽しみなさいよ! とアドバイスしたものの、勿論そのつもりらしかったのは、ケッコウケッコウ!

 

 今日は本業がかなり忙しかったのだが、来客の中のお一人がことごとく私の東京での話を聞いて呆れていた。その方曰く、「私なんて、 居酒屋どころか、およそ呑む場所には行った事がない。」「そんな汚らわしいところへ行く気もない。」「9時より以降に外に出ないし。」 と如何に品行方正な主婦をやっているかを、蕩々と述べておられた。それでも、帰る頃には、「この頃、一人でスーパーとかに行って、 わざとお昼過ぎて帰るのよ。私の帰りが遅かったら自分で食べておいてね、と夫に言ってから家を出てね。」と、 さも重大な裏切り行為をしているかという風に告白して居られた。、、、そうでしょうとも奥様。それで良いんです。世の中、「濡れ落ち葉」 って言葉があるでしょう!?旦那様にも自立して頂かなくては!ね!?と、一応言ってみたが、さあ、、。

 

 東京の女友達と3人で、話題のミッドタウンというビル街にも行ってみた。 東京ならではの広々とした屋内とおしゃれな空間をしばし散策。しかし、もうこの手のビルは見飽きていて、感動はない。 もっぱら美味しい食べものを捜すことに。今回は私がお肉をとリクエストしたので、ステーキを食べに入ってみる。 行けばこれがドンぴしゃのおいしさと一枚ガラスの向こうは青山の緑が広がるステキな場所。 サラダ食べ放題と目の前でシェフが料理をしてくれて、細かく注文を聞いてくれるグッドなサービスで、3500円くらい。 ここでは感激したなあ。

 もう一つ、この地下にあるお惣菜屋さんが、メチャ美味しかった!若いコックさん?が一々料理を説明してくれて、味見まで。 手が込んでいて素晴らしい味だった。ここでは、この日の婿殿の夕食をどっさり買って帰ったことだ。 彼は遅く帰宅して予想通りペロッと平らげていたなあ。

 

、、、とまあ、食べ物のお話がどうしても尽きない、私の旅日記だ。

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