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2007年3月 6日 (火)

女の戦い。

 夕べは疲れ切ってもう寝るしかなかったが、睡眠とは不思議なもので、7時間熟睡によってすっかり気力が回復した。 こうして毎日眠ってはリセットして暮らしている人間。もし眠るという行為がなかったら、こう長生きは出来ないだろう。

 

 夕べの熱の入った女性討論会は、もう彼女たちの年齢を遙か昔に通り過ぎている私にとってもなかなかに面白いものだった。 丁度我が娘と同じくらいの年齢なので、全く分からない世界に生きてるわけでもない。だから彼女達から出てくる言葉は、よく理解できる。 というよりも、何が驚いたって、世の中、殆ど進歩してないという点だ。

 私の若いコロは、結婚しない女は「おかしい」というレッテルを貼られ、肩身の狭い想いをして生きていたし、その理由が 「女は結婚して子供を育て、家庭を守るのがその全ての存在理由」と教え込まれ、そうできない女達は「片輪」扱いされたものだ。 まさしくどこぞの政治家の「失言」「女は子供を産む機械」ってところだ。一方で段々社会が女性の労働を必要としてきて、 結婚しても仕事を続ける人が増えてきて、世の中はどんどん進化し、今や完全な男女平等に近いものになっているかと思いきや、 この二人の話を聞く限り殆どその意識に於いて変化がないようだ。女性は働いても良いが、家事一般もこなすべし!っていう若い男性が多いとか。 これじゃあ、世の中ちっとも良くなってないじゃん!?甘えん坊の男性が増えただけ?

 Tさんはこの様な社会にあって、ジャンヌダルクのようなお顔に見える。ただいまご夫婦のお仕事の関係で別居中だが、 たまに一緒の時は「朝ご飯出来たよ~」と起こしてくれる優しい旦那様と良い関係を築いている。で、 何故この関係が成立したのかとS嬢は訊きたい訳だ。Tさん答えて曰く、「兼ねてから私は変人だああ、と宣伝しまくって生きていた。 料理が大好きな人で、私のために料理を作るのを喜びとしてくれるような人。そんな人が良い~と言い続けていたら、 そんなのが好きな変人と出会えた」!「出る釘は打たれるが、出過ぎた釘は打てない」のだそうだ!?熱心に耳を傾けていたS嬢だが、「でも~、 、私の周辺にはそんな人は居ません。」という。「結婚したら、家事は半々、女性もやりたい仕事をどんどんやれるような環境を作りたい。」 けれど殆どの男性がそういう考えの女性を敬遠していて、なおかつ周辺の女性達も、「あなたのその考えは変。 女性が家事をやるのは普通でしょう。」と言うらしい。実際最近結婚した女性も仕事は変わらずやりつつ家事も全部こなしていて、知人達は 「彼女は凄い」ということになっているらしい。これじゃあ、昔とち~っとも変わってないじゃん?

 もう一つの問題は、そうこうしている内に段々子供を産むというタイムリミットが近付いて生きていて、 こればかりは自分の力ではどうしようもないので悩んでしまう、というS嬢。子供は欲しいが、その前に結婚だ。いや、よく分かる。で、 積極的に結婚へと駒を進めたいが、いざとなると「恋愛の方法を忘れた」のだそうだ。そもそもの初期段階でどうして良いか分からない。 Tさんの様に「私はこうですああです、、、。」と言おうもんならたださえ少ない周辺の男性がゼロになってしまいそう、とも。

 そしてどうやら付き合う以前にその男性の値踏みが出来てしまうというのも悩みらしい。石橋を叩いて渡らない、ってやつだ。まあ、 しかし一方では恋愛に臆病になっているというのもあるらしく、こりゃあなかなかに大変だあ。

 みっちゃん的に考えると、恋愛は頭でするものではないということが言えると思う。彼女はともかく、 一般的に一番大切にするべき初期の「心に感じたもの」を育むという作業が、最近の若い人達に出来ていないのではないか?と思うのだ。 「傷つきたくない」と思えば恋愛は無理だ。「分かって貰えないかも」と思うだけで引っ込んでしまう。「ホントにこの人理想の人?」 なんて探りは海の中の落とし物を捜すようなものだ。ま、結婚は賭ですなあ。で、宝くじに当たる確率ほどに当たりはむちゅかし~~いもんだ。 でも、人間は、やっぱり一度は結婚した方が良い。そこから得る物は、同じ時間独身を通して得るよりも大きいと思うから。結婚に付きものの 「苦労」だけではない。色んな夫婦があろうが、そこに一人では得られない「喜び」も紡ぎ出される筈だ。そして各々の成長も。 ダメなら別れましょう。今の世の中、それだけは市民権を得てきた。                           完。

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