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2007年3月

2007年3月31日 (土)

やることは全部終わった。

 明日の朝起きられるかどうか、、、身体も声も。今日ちょいとばかし、声を出して見たが「これ、私の声?」っていう感じで、 全然頼りない。まあ、仕方がない。私を取り巻くよろずの神様仏様のにわか信心が功を奏するとも思えないから、今日はとりあえず寝よう。

 

 今日は朝から明日の目玉の音楽=年末のオペラの1場面を仕上げるお手伝いをさせて貰ったが、なかなかに面白くなってきた。 明日は兎も角、年末のオペラではう~んと面白く出来そうだ。楽しみ~。明日が終わったら、 どどど~っとこれに向けて走り出さなくてはならない。昨日も県からの助成金の案内が来て、これが又締め切りが早いんだなあ~。 絶対時間というものが無くては出来ない代物だ。でもって明後日からは早速そのオペラの練習に突入だ。

 ま、寝ましょう。食べたから。

2007年3月30日 (金)

食べて寝る、寝て食べる!

 昨日のリハは全く声が出ずに悲惨だったが、今日になって少しずつ良い方向へ、、。とはいえ、まだまだ余談を許さない状態ではあるが、 もう余り声のことを考えずに成り行きに任せようと思う。それよりも、 やるべきことを全部やって最終ダメならこれも自分の実力と諦めるしか無い。ナニセあのプリマKは、 酷い声枯れでも本番ちゃんとこなしたわけで、日頃の鍛え方が違うのだ。正しい発声を目指して頑張るほか無い。

 昨日買ってきた吸入器はなかなか良い。今日は就寝用の「ぬれマスク」なるものを購入。ここ2, 3日のマスクしたまま就寝がレベルアップだ。要するに乾燥が一番よろしくないって事だ。

 

 今日は短歌の会から新聞が送られてきて、新人の若者のコメントが載っていて、それが余りにおかしくて、 思わず師匠に電話してしまった。が、留守電だったので、告げられてはないが、このユーモアのセンスはただ者ではないことが言いたかった。 これから先にどう花ひらいて行くか楽しみだとも言いたかったのだ。 彼の文章は読む人がざるの中の豆みたくなって揺さぶりをかけられているような、どこに転がっていくか分からないおかしみの予感があって、 それを楽しみたいと感じさせる力があった。「、、、俵万智は歴史上の人物だと思っていました、、、」うんぬんかんぬん。 今度はいつ彼の文章に出会えるか、いやいや短歌を作る気になっているらしいから、短歌を読むのが先かも知れない。若いって、良いなあ~。

 

 久しぶりに娘と長電話していたら、声の調子も戻ってきて、日記を書く気にもなって、、、でももうおしまいだ。食べて寝る、 寝て食べる、、、。

2007年3月29日 (木)

明日は人間ドッグ。

 風邪をこじらせていて、あんまり受けたくないのだが、予定の変更が難しいので、矢張り受けることに、、、。 あのバリウム飲むのがねえ~。

 

 本日はリハだったが、あたしゃ全然声が回復しないため、殆ど筆談で済ます。しかし、声が出ないというのは不便なもんだなあ~。 人間には無駄なものが付いてないと言うことだ。みんなにも心配をかけているのは重々承知だが、如何ともしがたい、、、私の風邪。

 昨日は危機感に駆られて声楽家の駆け込み寺的耳鼻咽喉科へとはせ参じた。 昔からよく知っているだけに丁寧に見て下さってそんなに声帯は痛んでないから大丈夫でしょう、と2種類ほどの薬をくれる。 (薬を余り出さない先生なのだ)そして、「貴女は今まで色んな事を乗り越えてきたんだから、今回も大丈夫ですよ。頑張って下さい!」 と有り難い励ましのお言葉。このお言葉だけで3割は回復したかも。注意事項をお聞きして帰ったし、今日はリハの帰りに「吸入器」 を買ってきた。きっともうこれで大丈夫だろう。

 実はそんなことより、明日の昼も絶食ってえのが、、、ちらいっ!て、食欲だけはあるんだねえこれが。ハ。

2007年3月27日 (火)

二度目の点滴。

 点滴依存症なんてのがあるって、夫が嫌みを言うが、何が何でも早く直す必要があるんだからしょうがない。 平熱が低いため少し熱が出てもふんふん言うから我ながら呆れる。父親似だとか。大体良くないところは親に似ている。な~んてね。

 

 本日はFM2本録りの予定だったが、1本に勘弁して貰った。最初のタイトルから声が裏返りそうになってやり直しだったし、 今自分が何を喋っているかも定かでない。大変興味深いお話だったのに、これ以上は続けてもリスナーに迷惑なだけだと完全に諦めた。 残りは来週にお願いしてジ・エンド。ゲストをお送りしていると夫からメールが。「7時頃帰る」だと!?今がその7時じゃん!?で、 急ぎ帰宅してレッスン中の先生のと3人分の夕食をバタバタと準備。ところが8時を過ぎても帰らない。返信で「明日の7時?」と打ったら 「今帰宅中」ときた。ナンのためのメール何だかよく分からない。ついこないだ携帯のメールを誰かに教わってから、 みっじかいメールがちょこちょこ入ってくる。メールねええ~。

 

 昼間は友人Kがやってきて、背中と言わず、首肩はもちろんのこと、ありとあらゆる所に湿布を貼ってくれた。病院で貰ったものだが、 一度にこんなに貼っても言いモンだろうか?でもまあ、気持ちは良いなあ~。まあ、口惜しいけど今日も寝るしかない。

 

 そう言えば今日も新聞の募集を見たと見学希望者が電話してきてくれた。この勢いで増え続けると嬉しいなあ~。

 

 

2007年3月26日 (月)

パソコンめ!

 練習から帰って、今夜の内にとあれこれ長いメールを作成していたら、突然全部消えてしまった!たださえ疲労困憊の今日、 風邪の調子がこれ以上悪くならないためにも、、、と必死だったのに、こんな時に限ってこうなるのが、このにっくきパソコンだ。

 

 この思い通りにならないパソコンは、まるで、今夜のI先生みたいな、、、、!くしくも音楽面からW先生に言われてしまった。 「お互いもっと歩み寄って!」はっ!全くだあ。あたしゃ歌詞を「うれしさつのるを~」と歌うべき所「君に寄れば~苦しさ~つのるを~」 と本心を歌っちまったぜい!

 だって、恐る恐る「あの~、もっと早く動いて欲しいんですけど~」と口にすると、「ええ?動いたでしょう!? 僕は確かにそこで動いたよ!」と確信的な反論を。で、再び歌い始めるも、、、、全く動かない。で、仕方なく私目が動きましたが~、 流石にご自分が動いてないことがお分かりになったようで、舌を出しながら腰をかがめてこそこそと移動。いや、だから、そうじゃなくて~、 アルフレードで動いてちょうだいませな!どっかの焼き肉屋の屋台のおっさんみたいじゃなく~!それじゃあまるで、 団扇で前をあおいでるオッチャンじゃないのっ!、、、と言いたかったが、ぐっと我慢。このお方、いっつもオペラの練習となるとこうなんだが、 実際本番では、バリッとやったりするから始末におえない。某指揮者をして「やれるんなら練習の時もやって下さいよ!」 と言わしめたお方だからなあ~。数歩右へ歩くというのが、これほど難しいとは、、、、フム。どうすれば、、、?

 

 ああ~あ、風邪の調子がイマイチだなあ。まあ、寝てみよう。

2007年3月25日 (日)

結婚。

 行って参りやした、結婚披露パーティ!司会者が新郎を新婦と呼び間違えるハプニングありいの、照れ照れの新郎が顔を真っ赤にして (熊みたいなひげ面は赤面を隠すため?)イマイチ歯切れの良くないスピーチに右往左往するなど、 観客としては結構な楽しいパーティとあいなった。新郎は再婚で新婦との年齢差は20歳以上と聞く。が、奥様はなかなかにしっかり者のよう。 並んで立っても違和感がない。スピーチもしっかり、笑顔も美しい。結婚と同時におっきいお嬢様二人の母ともなるわけだが、この方なら、 素直に対処して上手くやっていくのではないか?と思われるナチュラルな女性だった。心からどうぞお幸せに!と声をかけさせて頂いた。

 

 帰りのタクシーの中、運転手さんが今日はナンだったのかと聞くので、問われ語りに話したら、しきりに羨ましいを連発。なんでも、 奥様と二人三脚で長く商売をしていたが、奥様が心筋梗塞で50歳で他界。以来一人暮らしでお店も止め、 こうしてタクシーに乗っていますという。ご夫婦で乗ってくるかたや、食堂なんかでご夫婦でお食事の人達を見ると心底羨ましいと思います、 と切々と語る。、、、そうだろうなあ。「お友達を作られたら?」と言いつつ車を降りたが、矢張り山の神だろうがナンだろうが、 奥さんが居るというのは有り難いものなんだろう。人間、一人では寂しいもんだ。って、あたしゃ、本日県外出張の鬼の居ぬ間にあれもこれもと、 遣ることを考えてうきうきしてるんだから、矛盾してるか。人間は勝手なものだ。

 

 今日のパーティでは、随分前に一緒に舞台に立っていたF君が新婚で参加してたり、 いつの間にやら結婚指輪を入れているT君なんかも居て、なるほど、いつの間にか時間は経って居るなあの感慨ひとしお。色々あったけど、 みんな、お幸せに!

 

 私の風邪は峠を越えたかも~。鼻が詰まる程度になってきた。ああ、明日はシェイクスピアだし、夜はオペラ~ですなあ~。 はあっくしょん!

 

 

2007年3月24日 (土)

知らなかった、、、!

  大好きな「しだれ桜」が実は桜の病気だったとは!しかもその病気になった桜は二度と元に戻れないという、 不治の病なんだそうだ。ふひょ~っ!そんな理不尽なことが!あのように美しい桜が病気だなんて。健康そうな桜よりもずっと美しく見えるのは、 私の心が病んでるから?、、、と、ここまで書いてチョット待てよ?こういうときはネットで調べるに限ると、妙に熱が入ったアチクシ。 見つけましたぞよよよ。「エドヒカンを品種改良した栽培種」

 やっぱりねえ~。 そうだと思った。あの美しさが病気だなんて、とても信じられない。さあ、ぼちぼち、花見のシーズンだ。穴場を捜して行くとするか。 去年は母を連れて行ったら花びらを受けながら「少し寿命が伸びた気がする」と言ってくれたもんなああ。今年もどうしてもお連れしなくては、 だ。昨日から私の風邪で近づけないことにしているが、早く直さねば、、。

 

 本日は親戚の結婚式に参列した。「人前結婚式」というものだったが、司会者の説明にちょっとひっかかったなあ。 「姿形の無い神や仏に誓うのではなく、いまここに同席の皆様にお誓いする、、云々かんぬん、、、」そんな、私たちに誓われてもなあ、、、 リンダ困っちゃう!なあんて、不届きなことを考えながら、固めのキス、いや、誓い?のキスを眺めていた。 宗教を持たない私のような人間がもの凄く増殖して居るんだろう。しかし、こんな私が言うのも変だが、「祈る」という行為には、 私は全く違和感がない。人間には特定の対象が無くても「自然に手を合わせる」ということがあるのではないか?いや、 それと今日の人前結婚式とは関係がないが、、。ま、結婚式も、これからは多様化してくるだろうなあ。

 今日の花嫁は最後に素晴らしい「手紙」を読んでそこに居た人々の涙を誘った。何処が素晴らしかったかというに、通常、 両親にのみ宛てるものを8人家族全員に宛てて読み上げ、一人一人への思いの溢れたエピソードを盛り込んでいたことだ。例えば、 「おばあちゃんに初めて入籍したと話したとき、寂しくなるねえと一杯泣いてくれましたね。」とか、「私の大好きなお母さん、 授業参観の時いつ来てくれるかっていつもいつも待っていたことを知ってますか?(彼女は4人兄弟の末っ子だったのだ)」等々、 気負いのない飾らない自分の言葉で丁寧に表現されていて、そこに若干22歳の等身大の女の子が居たのだった。

 本日は夫の代理で参加したが、お陰で美味しいフルコースのお料理をたらふく頂き、様々な人々の人間模様を拝見し、笑ったり泣いたり、 旧交を温めたりと、まずは充実した時間であった。この風邪さえなければ、、、、!

 実は明日も結婚式だ。これは披露パーティだけだが、、、さあ、どんなことが待ち受けているのか。 こちらはこちらで大変楽しみではある。、、、治る暇がない私の風邪だ。

2007年3月23日 (金)

やっぱり風邪だ。

 どうも朝から熱っぽいし、夕べの体調不良と合わせてこれは病院だと決心して出かける。案の定「風邪」ですねえ。喉がまっかっかで、 熱も少々、点滴して貰って少しは楽になったが、やっぱりねえ。

 

 体調が悪いときは大人しくして早く直そうと、日向ぼっこを兼ねて外の鉢植えの手入れをした。 背中にぽっかぽっか日が当たり日向ぼっこみたい。良い気分でやっているとある方がおつけものやら手入れが済んだわけぎや、 里芋を持ってきてくれた。いやあ、有り難いこと。と思っていると今度は友人が「炊いたワケギ」と芋サラダを作って持ってきてくれる。 本日のメインディッシュだ。これらを早めに食べて、今夜はしっかり眠るとしよう。

 明日は親戚の結婚式だ。

2007年3月22日 (木)

ただいま午後10時。

 こんな時間に日記を書くなんざあ、1年に2回あるかないかだなあ。今日の理由は「早寝」したいからだ。喉がいがいがしてきたし、 又口の中を噛んだ。肩はビンビン、関節も痛い。まずは寝ることだろう。

 

 夕べ、渡辺淳一の「愛の流刑地」というドラマを見るともなく見ていて、最後はふ~む、と考えさせられたが、一番心惹かれたのは、 夫に裏切られた妻が女性検事に「貴女はご主人が憎く無いのですか?」と訊かれ、逆に「検事さんは、誰かを本当に愛したことがありますか?」 と訊くシーンだ。その女優の名演も手伝って、非常に説得力がある台詞となっていた。、、、しかし、このところホントに裁判の話が多い。 この作品も、「人が人を裁くこと」をテーマに、一般の社会ルールでは計りきれないこともあるのではないかという問いかけをしていた。「裁判」 には限界があると、、、。実際、裁判官や弁護士を生業とする人達は所謂「お勉強の出来る人」であり、必ずしも「こころ」 が成熟している人とは限らないだろうことが不安を呼ぶ。だからって、陪審員制度がベストかというと、 そこんところが解決できるとはこれ又限らないのだ。いや~むちゅかし~。何処まで行っても人間は救われないのか!?

2007年3月21日 (水)

又一つ終わった。

 余りにも疲れてしまった。相当加速度的に加齢が進んでいるのか?朝からやけに眠いというのが怪しかった。 あるいは矢張り昨日のゲストの風邪を少々輸入してしまったのか。まあしかし、まだ気力の方が勝っただけましか。

 たかだか10分程度の出演で、リハと本番で1日仕事だ。拘束時間から言うとオペラの、 または自分たちだけのコンサートと何ら変わらない。そして、緊張感もである。だから、 会長がリハの後一旦帰宅したというのも分からなくはない。自己防衛に走ったのだろう。、、、それが出来ない立場のアチクシ。畳の部屋という、 妙に落ち着けないのに落ち着いた場所で、無理な姿勢での美容師仕事はそれだけで身体に来た。むむむ、、、歳だ。

 本番は珍しく余裕の表情で会長が「僕のすることはないの?」と幕の前で板付き状態を創っているときに聞いてくる。「ほ~、 聞いて下さる、ということは、遣って下さるんでしょうか?」と思いつつ「では、ここに立って下さい。私が歌ってから動いて下されば、、、」 とお願いすると、「え?僕は後ろを向いて歌うの?」と来た。「いや、あの、だから、先に歌うのは私ですから、それを聞いてから、 前を向いて歌って下さい!」と言いつつ、ほぼ期待できない事が分かってはいた。しか~し、開幕後の展開は、 全くのソロを朗々とお歌い遊ばして、私が顔を見ようが、椅子に座れないと合図しようが、一切お構いなしの一人立ち。チラともこちらを見ずに、 全くお一人で歌っておられる。そうかいそうかい、ならば、わっちは前をごめん、とばかり堂々と御前に立ちはだかる。しかし、敵もさるもの! びくともしないで、私の後ろで場所を確保。てえことは、私が又動くしかない。、、、要するに、二重唱と言いつつ、 動かないお人の周りをウロウロしてあがいていた私。見る人は最初からこの様な動きが付いていたと思っただろうなあ~。グスン。あ~あ、 歌は難しい。こうしてちょいと余計なことが入ってくると、歌詞に影響が出てくる。そりゃあ、日本語で考えてるんだから、しゃあない。 完璧に歌うつもりが、ええ?という事に。だから、練習が必要なんだ。身体で動きも何もかも覚えていないと、出来るものも出来ない。なのに、 練習が出来ない。このジレンマ。どうにかして解決するしかないのだが、、。

 はるばるメンバーのKさんが海を渡って来てくれたが、貴重な提言を残してくれて、私たちには大いに有り難かった。 「何が何でも譜面をはずして下さい!楽譜を見ている人達はみんな顔が死んでました!」という手厳しいご意見。全くその通りだ。あれでは、 他のコーラスと何ら変わらない。覚えなくては、と思う気持ちが無くては覚えられないのだ。ソリストは全員覚えてるんだから、 覚えられないはずはない。てえことで、4/1は全員暗譜ということになったが、、、さて。

 で、来週からは又新たなメンバーが参加してくれることとなった。 色んな人の助けを借りてもっともっと強力な団体として前進して行かなくては、、、、。

 

 他のプログラムをしばらく聞かせて貰ったが、コーラスも出演者の高齢化が目立つようになったなあ。 勿論殆どの人が楽しんで遣っているのは分かるし、こういうグループが世の中に絶対必要だとも思う。 T先生の精力的なご指導振りも素晴らしいし、合唱が下火だというが、ホントかしら?と思うほどの人数だ。 こうして音楽人口が増え続けることは社会に潤いをもたらすだろう。ただ、もっと若い人達も参加して欲しいものだと思ったことだ。

2007年3月20日 (火)

どじどじどじ!

 今日も口の中を2度ほど噛んでしまった。おまけにさっき、ちょいと寒かったので、 お気に入りの半コートを引っかけて作業していたら、知らぬ間に裾の部分をストーブで焦がしてしまった!なんだか、変な臭いがするなあ、、、 と振り返った時はもう後の祭り。再生不能の焼け方だ。ウ、ウ、ウ、。チライっ。

 考え方に寄れば、身体をまもってくれたのかも知れないが、、。いくら何でも、身が焦げたら気づくだろうに、、、。ああ、無念。

 何をやっていたかと言うに、本番用の陰アナ原稿作成とかコーラス応援用の楽譜の拡大版作成とか、、、昨日やった4/ 1の曲目紹介文作成に続き明日は明日で必要なものが、、、。 

 てことで明日はいよいよ今月2度目の舞台だ。今日になってようやく着るものを決めた。勿論あるものの中から、 それらしく見えるものにしたのだ。もともとヴィオレッタは結核をやんでいて、見るからに弱々しくか細い感じだから、 最初から私には無理な役所。しかし、少しでも雰囲気を出そうと悪戦苦闘してみたのだ。ええい、ままよ。 ヴィオレッタに見えなくてもごめんなさいだ。

 

 急に入ってきたFMのゲストはしっかり風邪をひいていて、収録中も咳き込む咳き込む!あたしゃ明日が舞台なのよね、、。 と言いつつも、やむを得ない。まあ、他に二人居た人と主に話を展開したが、菌は体内に侵入してないだろうねえ。まだ、4/ 1の舞台まで風邪をひきたくないんだよなあ。やれやれ。

 

 

2007年3月19日 (月)

睡眠に勝る薬は無し。

 夕べは全く再起不能になるかと我ながら心配したが、7時間チャンと眠ったら回復したなあ。まあ、あと3時間欲しいところだが、 あんまり寝過ぎても良くないみたいだ。

 で、まずは母とランチに出かけたは良いが、ゆっくり1時間かけてお喋りしながらホールに着くと、ゲゲッ。 30分勘違いしてるじゃないの!?開演時間が20分過ぎている。な~んてこった。しかし、不思議なことに、そこから観ても十分楽しめたのだ。 前20分は無くてもストーリーは分かったし、、、、。「お登勢」というこの芝居、徳島藩が舞台で、こちら訛りのせりふだったのには驚いた。 予備知識なしだったもので、かえって楽しめたかも。身分違いの恋の行方が、妙に涙を誘った。母も堪能した様子。良かった良かった。 チョンマゲものは矢張り日本人の原点か。

 でもって、帰りにMという海岸沿いのレストランでお茶をして食事の時じゃないと使えないサービス券を出して恥をかき、 あっちゃこっちゃで駐車料金を払い続けて、よろよろっと帰宅。夫の食事を準備して、メンバーのS嬢が乗っけてくれと言うのを待って、 夜練習へと飛び出す。今夜は1時間延長して3時間の練習だ。いや~、参った。が、昨日ほどは疲れてない感じだ。 人間本当にやりたいことをやっているときは、疲労感が半減する。結局は好きなことをやってれば良いのだ。それに今日は、 W先生の前で歌わせて貰ったし、本番前のアドバイスも貰えたから、これも疲れには良いカンフル剤だった。

 今夜の練習で怖いと思ったことがある。それは、「笑い」についてだった。予想通り、T氏の女装にはみんな最初反応したし、笑ったが、 すぐ慣れた。歌詞についても同じくあっという間に慣れてしまった。勿論、観客は歌詞を1度しか聴かないが、それにしても、である。如何に 「笑い」を継続させるかは、本当に難しいだろう。予想通りだ。

 そして、日本語で歌うことの難しさも、、、。余程練習して、こつをつかんで貰わないと、原語でやってくれたほうが、、、 と言われかねない。公演まで問題が山積している。勿論想定内だが、、。

 いやいや、原語も危なかったなあ。何故かW先生の前だと消極的になるみんな。いつもの調子がなかなか出てこない。 借りてきた猫状態になるんだなあ~。さて、どうすべきか、、。

 ま、今夜は寝た方が良いだろう。明日は朝一に仕事が入っている。

2007年3月18日 (日)

もう~ッゲンカイ!

 本日のシャンソン発表会は思った以上に観客が来て下さって、しかも大変暖かいお人柄の方が多く、お陰様で充実した時間になった。 前回の倍の曲数で、退屈されないかと少し心配したが、大丈夫だったようだ。一つには、 途中で3曲ほどお客様と一緒に歌うという時間を取ったのも良かったようだ。昔の「歌声喫茶」を思い出してくれた人も居るかも知れない。 皆さん歌が好きな方ばかりで嬉々として歌って下さっていたのが、印象的だった。

 歌は良いなあ、、、、。

 

 そのあと、連絡を取り合って衣装部屋へ。次のイベントの準備だ。そして急ぎ帰宅して、 台湾から帰国されたばかりのT先生と他の出演者、KさんとTさんとで演技指導。ピアニストも来てくれての結構ハードな練習となったが、 もう~だめっ!限界だ。小腹が空いたから一緒にご飯を食べに行こうかと一瞬思ったが、なんだかそんな事したらぶっ倒れそうだったので、 前言を撤回してパスしてしまう。

 とりあえず一刻も早く寝よう。明日は母を観劇に連れて行くし、夜はW先生の指導によるちぇちの練習だ。ふ~っ!

2007年3月17日 (土)

いやでも明日はやってくる。

 明日のシャンソン教室発表会の準備に大わらわの今日、21日の為の二重唱の合わせなども入り、 何かしら落ち着かない一日だった。今も明日のプログラムを作っているが、どうしても私の言うことを聞いてくれない意地悪なパソコンだ。 えいっとばかり、苦肉の策で作成したら、まあ、なんとなく良いのが出来たか?自画自賛そのものだあ。

 昼間はHさん達がおいしい~ケーキを買ってきてくれてレッスン生のKさん共々I会長のお誕生祝いをしたもんだ。 70歳には少し間があるので、、、、ろうそくは6本という配慮だったが、ご本人は1本足りないとかなんとかぶつぶつ。 その割に火を消すのに時間がかかったなあ~。いやはやお年を召されたモンだ!でも、ケーキは軽くてホントに美味しかった。 彼女達は実によく知っている。美味しいものの在処を!

 

 ところで夕べは書き損ねたが、温泉のお湯の中で、ある音楽家とバッタリ。こんな所で会うとお互い茹で蛸状態になるなあ。ま、 話は出来たものの、、、、とほ。帰りに夫に恥ずかしかったと話したら、そういう気持ちが全然分からんそうだ。「バカバカしい。 どうせ同じような体型なんだから、別に気にすること無い」と言うのだが、やっぱ、そこが男と女の違いかなあ~。

 で、その方がコンサート活動を長くされていて、気苦労が多いとため息混じりに話してくれた。なんでも遂に点滴に通ったとか。 要するに一つ舞台をやり遂げるにはこうした苦労が付きまとうということだ。で、ちぇちからのお便りを読んでくれていて、 「よく継続してますねえ~。凄いことですねえ」と言ってくれる。その方はNPO法人になって頑張っているそうだが、 それはそれで色々大変らしい。ま、お互い細々と頑張りましょうね。と別れたが、太ぶととした二人が交わすにふさわしい会話だったか!

 さ、いくら何でももう寝よう!1時過ぎてる。

 

2007年3月16日 (金)

やばっ!

 今○○温泉から帰宅。さっきから声が裏返ろうとするのが気になっている。一日中眠かったし、もしかして風邪か?

 今日はちっちゃい男の子にもてた温泉タイムであった。訊けば2歳半とか。仕草と言い、真っ赤なほっぺと言い、いやん、 可愛いではないの?!よその子だとてこんなに可愛いんだ~。お相手をしてあげると喜んでなつくし、帰りはバイバイもしっかり。まあ、 誘拐犯の気持ちが分からなくもないなあ~。孫が出来る前から、妙に子供が可愛く思えていて、よく母に「これって、歳のせいかなあ?」 と言ってたものだ。自分があの世に行くときが近付いてきて本能的に子孫を思うという本能か?あり得る話だと思うが、どうだろう?

 今、正真正銘のお婆ちゃんになって、やっぱりその本能説は正しいような気がしてきた。「人は、何かを残したいのだろう。」

 

 今日は現実に「裁判」がニュースとして流れ、先日の映画のこととオーバーラップして、思わず画面に釘付けだ。 あの堀江モンが実刑判決を受け、控訴した。保釈金は5億!現金で!ふひょ~っ。まあ、観客として思うのは、 社長が何も知らないというのは無理がある。特に彼のような人物が、自分の会社のことを名実ともにリーダーシップとってないとは考えにくい。 もし私の判断が正しければ、あの弁護士はまっかな嘘つきだということになる。、、、、が、 弁護士さんは堀江もんが正しいと信じて動いているんだろうなあ~、、、、。

 人が人を裁くことの難しさが、、、って、ここまで書いたときいきなり台所のテレビが「堀江さん生出演です」と言うではないか。 慌てて画面を見に走ったが、結果として何も、、、無かった。あと10分インタビューが長ければ、もうちょいと良いところまで聞けただろうに、 、、という所でジ・エンド。被告、と呼ばれる身分の人がテレビ生出演の不思議を感じただけだ。さあ、どうなるか。 忘れられない事件の一つになりそうだ。

 

2007年3月15日 (木)

本日午後雨。

 今日の不定愁訴は雨のせいだなあ。どうもイマイチ色んな事に乗れない感じだ。しかし、予定は勝手に動いている。 壊れたマッサージ機の修理もやってくれた。そうか、あれにかかって今宵は早めに寝るとしよう。

 このマッサージ機の修理は、恐らく相当費用がかかるに違いないと覚悟していたが、 ○田電気のメンテナンスの会員になっていたお陰でゼロだった! 大体いつもこんな風なシステムの恩恵を受けたことがないため妙に得した気分だった。しかし昨日は、まったくの偶然で、 我が家のタイプと同型のものが「欠陥商品」として回収のチラシが入ってきて驚いたものだ。が、よく見ると半年ほどずれていて、 対象のものでは無いということが判明。これは息子からのプレゼントだったから、なんとなくケチがつかなくて良かったなあ~。

 しかしこのところの電化製品のもろい事!先日交換した電話器とかも、以前のものと比較してどうもひ弱な感じだ。 わざとそう作ってあるという噂だが本当だろうか?もしホントならその方向性を変えない限り環境問題は良くならないだろう。 今夜もニュースでとうもろこしによる代替エネルギーのことが出ていたが、このように日々環境問題が取りざたされている現代、 今あるものを長く使えるように、何でもかでも消耗品にしてしまわないで暮らして行くことが大切なのではないか。 マーケットでくれるおびただしい数のビニール袋。何でもかでもくるんでくるんで、、、そんなにする必要があるのかしら? 昔のように新聞紙に野菜や魚をくるんでくれても良いんじゃないの?今に地球がゴミ箱と化す日も遠くない。

 

 昨日の映画を今日も反芻している。来る人ごとに話して聞かせてあげるのだ。聞くほうはいい迷惑かも~。 法律に関わる人種のどれが自分にあってるかと考えたが、実際となると難しいなあ。裁判官は被疑者の人生を左右するし、 弁護士は間違いを犯しそうだし、警察官はもっともエネルギーが要る感じだし、刑務所は自分が閉所に入ったみたいで嫌だし、、、、 結局はそれ関係の一番遠いところに居たいんだなあ~。ましてやそれらの人と密接に関係する犯罪者には何が何でもなりたくないなあ~。でも、 昨日の映画の若者のように自分に限ってそんな目に会う事は無いって思っていると、落とし穴があるかもしれない。そういえば、 こないだの空港での駐車違反の罰金の支払い命令だって、相当なもんだったぞ~。記念に取ってあるけど、高圧的な文章にまず頭にきたなあ。 そもそも、違反を取り締まる人たちは、捕まえやすい人を捕まえるんじゃなく、悪質な捕まえにくい人を頑張って検挙すべきなんだ。なんか、 間違ってるよなあ~。簡単に言えば弱いものいじめだ。聞くところによるとノルマがあるらしいからなあ~。職務とはいえ、彼らも因果な商売だ。

 

 調子が悪いときはお歌の練習も調子が悪い。乗れない。ヴェルディさんごめんなさいだ。

2007年3月14日 (水)

出来心で映画。

 本来ならこんな事やってる場合ではない。って、分かってるんだが、どうしてだか、いつも本番前が来ると、 全く関係ないことに没頭したくなる。まあ、今日は母のせいにしておこう。明日が母の誕生日だから、FM収録が延期になったのもあるが、 今日はプレゼントを買いに出かけたのだ。膝から下のマッサージ機は以前本人も試したことがあって、 それ以来それを越えるものに出あったことがないという優れものだ。東京の娘と私で熟慮の上だ。 膝が痛いとこのところ病院がよいが多くなってきた母に、多少なりとも楽になって欲しいのだが、 こうして手術を一日延ばしにしていてホントに良いのだろうか?と想いつつであった。今日は病院に行った後なので、 長時間の映画鑑賞も大丈夫だろうと、買い物ついでに寄ってみたら、以前から見たかった「それでも私はやってない」 という映画が20分後に始まるとあった。なんといっても邦画は見易いから母も即決。指定席を買って入ったがガラガラ。なのに、 私が取った席の並びだけ満席。空席だらけの中で隣が若い男の子で何となく窮屈。しかしねえ、なんで、こんなに一杯空いてるのに、 と思ったらこの光景がおかしくておかしくて、、、だって変でしょ!?

 そのおかしさも画面を見ている内にすっかり忘れていたなあ。どんどん引き込まれていったし、でも、完全にのめり込んだわけでもない。 そういえば不思議な映画だったか、、。

 あるフリーターの若い男性が満員電車で痴漢と間違えられて逮捕される。 自分はやってないからすぐに釈放されると高をくくっていたらどんどん犯人に仕立て上げられて、抜き差しならない状況に追い込まれる。刑事、 犯罪者、弁護士、検事、裁判官といった、彼の人生の中で会ったこともない人達との接触が始まり、対応できなかったり、逆に切れてみたり、 兎に角冷静沈着とはいかないのだった。これは全く普通の若者の姿だろうと思った。彼が相手にしているのが巨大な「国家権力」 だと彼自身が気づいた時、平凡な人間の無力さが露呈される。「この有罪の判決に不満がある場合14日以内に控訴の申し立てが出来ます」 という裁判長の言葉に「控訴しまーす!」と絶叫する声が不気味なほど空しく響いてこの映画は終わった。

 不思議な映画だったと思ったのは、ストーリーは全て予測できて、まるで、ドキュメンタリーを見ているような錯覚に陥るほどだ。 おそらくは非常に丁寧に創られてあって、その為に説得力が生まれているのだろう。だから、観客は見ながら常に何かを考えさせられる。 そしてどのような理不尽なことも、全て意外だとは思えない。例えば、目撃者が現れても、その人が真実を告げたからとて、 それが決定的な証拠にならないことや、裁判長が被害者とされる15歳の少女の不確かな言葉にやたら肯定的であることや、 刑事の乱暴な取り調べとずさんな調書にも、意外性はない。全てが「あり得ること」として、見るものを納得させてしまう。それは、だから、 ある恐怖を見る人にもたらす。これは、特別な人の特別な経験ではない。誰の身の上にも起こりうる事だ。一度この法治国家の「法」 に触れるような事が起きると、その蜘蛛の巣からは容易なことでは逃れられないのだ。、、、これらのことが全て分かった上で、「陪審員制度」 を考えているのですか?あなたは?と、周防監督から問われているような、、、そんな映画だったのだ。

 帰り道母が言う。あんな風に取り調べられて、チャンと答えられる人はなかなかいない。今日のあの若者は良い方だ。しっかりしている。 あんな雑居房であんな色んな人と寝起きを共にするなんか考えられない。独居房ならまだしも、、、「ええ?一人なら良いのお?」 と突っ込む意地悪な私。いやいや、もし私だったら牢屋に入れられただけで、、、、ああ、多分ぼけてしまうわなあ~。 だったらその方が幸せかも~アハハハ。「そうかもねえ~ハハハ」と、二人とも映画を見た後の不安を笑い飛ばしながら帰ったものだ。

 隣の若者達も身じろぎもせずに見入っていたなあ。他人事とは思えなかったのだろうか。えん罪にありがちな、 普段の生活態度が評価されてしまうということなんかも、身につまされる若者が居たことだろう。

 邦画が、このところ面白い。

2007年3月13日 (火)

ラ・トラヴィアータ

 たった今スポーツジムから帰宅。冷たく冷やしたワインを飲みながら、ちょいと優雅な気分でこの日記だ。それというのも、 今日はピアニストが合わせに来てくれて、ようやく今度のステージ用の曲にメドが立ったというか、光が見えたというか、、、で、早速体を鍛え、 心に栄養を!私にとってのワインは心のビタミン剤だ。やっすいCoopのワインでも、舌に優しく、甘すぎず、あのパリのワインの味に似て、、 、、しあわせ。

 このジムの閉店時間は午後11時半。良い気分でふらりと受付に戻れば、6分も超過していた。が、 さすが訓練された店員さんは嫌な顔もせず、マニュアル通りの言葉で送り出してくれる。この時間超過組に私とほぼ同年代か、 もしくはやや先輩のようなご婦人が二人化粧ルームにおわしたが、、、、どこがオバタリアンかって、こういうところで、若い人は静かなんだ。 そのお二人は声高なんてもんじゃない。多分ドライヤーの音に負けじと声を張り上げて居るんだろうが、なんつうか、乱される、、、、なあ~。 しかし、お元気で。なにより。

 

 ところで、今度やる椿姫のオペラのビデオ、ホントは今度のステージの参考になればと、その部分だけを見るつもりが、 結局は全部見てしまったのだ。知り尽くしているストーリーだのに、その先を見ずには入られないというのは、音楽の力だ。 何回聴いてもホントに良くできた音楽だ。実際歌っていても、何故ここがこうなのか、ってことが、歌うほどに分かってくる。何度もやる内に、 ヴェルディの声が聞こえてくるようになるのだ。そこはこのようにあのように、、、そう、もっともっとピアニッシシモで、 そこは緊張の糸を切らないように、、、、などなど。お芝居の中で歌われる音楽は雄弁で息苦しくさえ感じることがある。 その役の心情表現が余りにストレートだから、、、。ホントに名作だ。

 

 

 

 

2007年3月12日 (月)

自分の蠅。

 流石に疲れたあ~!朝からフル回転だ。夕べなんだか眠れなくて、変な夢に何度も起きたから、疲れも取れてないまま、 シェイクスピアからシャンソンそしてちぇち練だ。今夜もジムは行く元気がない。

 講義は「オセロー」だったが、幾つかの疑問がムクムクと顔をもたげてきて、恒例の昼食会では質問をぶつけてみた。控えめに「あの~、 ちょっと質問があるんですが、、、」と口を切ると、先生答えて「怖いなあ~」だって!それにもめげずに質問、、、。 デズデモーナは夫に首を絞められて死の間際、女中が「誰がこんな事を!誰ですか?!」と叫ぶのに、「誰でもないの。この私のせいなの。 さようなら。私の優しい主人によろしく。ああ、さようなら。」と返すシーン。この言葉が彼女の優しさから来る「ウソ」の言葉だと、 先生は論文に書いておられるが、私は、大層難しい事ではあるが、デズデモーナはシェイクスピアの作品の中に良く出てくる「受容」 の完全版なのではないかと思うのだ。「あるがままを受け入れる」「自分の運命も、周辺の事柄も何もかも、、、、。」 その受容の感覚の恍惚とした中で、静かに死んでいく彼女は、その意味で、必ずしも不幸ではないのではないか。この台詞を読むことによって、 この作品の様々な問題が全て氷解していくような気がするのだ。、、いや、もちろん、論文には「受容」について触れてあるし、 大意に差は無いのかも知れないが、この台詞、20年以上シェイクスピアを考えていて、ようやくたどり着いた一つの結論のように、 私には思えるのだ。従って、「ウソ」という言葉で飾って欲しくない、大切な言葉だったのだ。、、、なあ~んて、 シェイクスピアの大家に向かって議論をふっかけるのは、この上ない快感でもある!へへへ。

 シャンソンはお一人見学者が参加しただけで、みんな声が上ずって、すらすらと歌えていた人が歌詞を間違える、忘れるが相次いで、 いやはや、発表会を前に良い体験になった。毎回主役を決めてあるが、この作戦は功を奏してみんな主役の時はもの凄く歌い込んでくるのだ。 「自分を追い込む」ことが大事だ。

 最後のちぇち練は、今度のステージの動きなど付けたが、流石に若い人達は飲み込みが早い。短いオペラの1シーンをやるのだが、 動きが付くと俄然舞台が生き生きしてきて、特に男性達がやる気満々なのは有り難い。そんなことより、あたしゃ自分の蠅だ!

 

2007年3月11日 (日)

ショッピング。

  明日が猛烈に忙しいので、今日中に母のお守りをとばかり、夕方になってデパートにショッピングだ。「北海道展」 をやっているはずだった、、、が、どこにもそれらしい展示は無い。エスカレーターの壁に貼ってあるチラシをよく見て驚いた。来週からだった。 殆どチラシというものを見ない私が、行く前になってぱらぱらっと見たのでどうやら開催時期を見逃したらしい~。で、 ものの30分ほども居ただろうか、二人とも疲れてしまい、デパ地下で夕食の買い出しでも~と地下でお魚を物色、、、 そうこうしていると息子から電話で、孫の顔をパソコンの画面に映してくれるという。それっと買い物を中途で止めて急ぎ帰宅。 先に帰宅していた夫と3人がパソコンの前だ。

 1週間も見ないとうんと成長して居るなあ。良く笑い、歩く後ろ姿もしゃんとしてきた。 実はデパートでも何か良いもの無いかとおもちゃを見たんだけど、あれもこれもまだ早いね、と止めたのだった。まあ、 側に居ないのが幸いかも~だなあ。

 

 今日は台湾に出張中のT先生から珍しくメールを頂く。大学前の食堂で多分水餃子(正式名を書かれても読めないが多分) を140円ほどで食べたとある。わざわざメール寄越すくらいだからきっと美味しかったに違いない。台湾かあ~~良いなあ。又行けるかなあ? なんて事を母と話していると、ゼロ才の私をおんぶして「引き揚げ船」で帰国したときの様子を話してくれる。 その船は天井の高いところにぽつ~んと一つ裸電球が点いているだけで薄暗く、何が何だか分からない船室だったから帰って来られたんだと、 母は言う。着替えの下着を出してほんの少し前を向いたその隙にそれを盗られたとか、 小さい私が南京虫に噛まれてび~び~ず~っと泣くのをあやしながらの時間は永遠に続くかの様に辛かった、、、などなど。ホントに、 よく連れ帰ってくれたものだ。有り難いこと。その時逞しい女だった母も、今は87才だ。デパートの広い空間で随分小さくなったなあと、、、。

 

 実は今日は岡山までピアノのコンサートに出かけるつもりで居たが、どうしても仕事があって行けなかった。残念無念。 彼女の熱いピアノを久しぶりに聴きたかったけどなあ~。多分マツイ55さんは行かれただろうなあ~。体が2つ位欲しいところだ。 体重は2人分あるんだけど~。トホ。

 

 昨日の声楽レッスンで気が付いたことがある。しばらくレッスンを受けて自分の声を聴いて貰うということがなかったので、 自分で自分の声を聴きすぎていた。だから自分に響く声ばかり使うようになっていたのだ。分かったような気になっていたのは怖いこと。 自分が自分の先生になれれば良いのだが、絶対にそれが出来ないのが声楽というものだ。やれやれステージが心配だなあ~。でも、 明日はみんなの動きも完成させなくては、、、。

 今日ご来店の方にも団員募集を強くお願いしてそれようのチラシをお持ち帰り頂いた。 コーラス部員で一人で歌うことが好きな方が複数いらっしゃるようだ。是非入って貰いたいものだなあ~。

 

2007年3月10日 (土)

銭湯。

 少~しお湿りがあった本日、それは良かったんだけどてきめんに腰に来ているなあ。声楽レッスンの後腰痛に見舞われて難儀したので、 久々にぽかぽか温泉だ。ぼ~っとお湯に浸かりながら見るともなく見たある女性。年の頃は40代か? 外の露天風呂から内湯の部屋に入ったかと思うとそのまま体をふくでもなく、シャワーを浴びるでもなく、そのまま外へ!もちろん濡れたままだ。 ええ~?と尚も注視していると、手に持った鍵に付いた水を床に振り捨てている。ありゃりゃ~、お掃除の人が大変だあ、 その前にそこを通る人が大変だ。子供が滑るって事もあるだろうに!

 体を洗わないってえのは、それでもって病気になろうが、それは知ったこっちゃ無い。ご自分のせいだ。しかし、 拭かないでフロアに出るというのは、他人迷惑甚だしい。まるで子供だ。その人、自宅ではどうしてるんだろう?子供さんは居ないのか?等々、、 、想像してしまった。

 小さな女の子を連れた若いお母さんが、最後に暖まってから出ましょうね、と湯殿に肩まで浸からせ、1から10まで読んでいた。 懐かしいなあ~と想いながら見ていたら、9が過ぎたコロから女の子の体が半分くらい出ている。10の声では完全に飛び出した。 いかにも我慢した!という感じであった。こちらは良い光景だったなあ。

 銭湯とは色んな見聞が出来て楽しいところだ。しかもここは温泉だから尚良い。帰宅してからも汗が噴き出してくるからなあ~。

2007年3月 9日 (金)

ピアノと生。?。

 てっきり雨かと思いきや、今日もか・い・せ・い!過ごしやすく家事もすいすい運ぶけど、 何となく不安な感じが付きまとうなあ、、、。

 開放センターの講座、ピアノと作曲家のあれこれ講座(本当はもっとちゃんとした名前が付いている筈なんだが、 最初から覚える気がない)の最終日だった。なかなかに良い講座だと思えたのは、講師のお人柄と、 その方のピアノの技術の達者さがその理由だろう。今までモーツアルト、シューマン、ショパン、ドビッシー、 サティなど次々とさらりと演奏されていて、その何気なさに驚かされていたが、それは恐らく数え切れないほど弾いてきた結果だろう。しかし、 今日は近代音楽ということで、カプースチンを取り上げ、ナンとこれはこの講座の為に初めて練習し、人前で弾くのは従って初めてだったと言う。 まず驚いたのが、これまでは完全暗譜のためか、椅子に座るとすぐに弾き始めるというのが通常だったのが、この曲の前は、 椅子の位置から高さまでの調整にずいぶんと時間がかかり、ピアノを前にじっと動かない時間がかなりあった、、。それだけでもう、 彼女の真剣さが伝わったが、これも完全暗譜だったからなあ、、、。凄い!(他人のふり見て我がふり直せだなあ~) サティはうっとりさせてくれたが、こちらはジャズの要素が強いだけにリズミカルで楽しかった。計算されたジャズというのも、まあ、 ありだなあ~。

 この教室で偶然一緒になる友人Kと後でお茶したが、このお方は、毎回の講座で習った曲の入ったCDを全部買っていたと言うから驚く。 そして彼女が続けて言うには、講座で生を聴くのとは全然違い、CDでは感動できないと。曲を知る上では良いが、演奏を楽しむには矢張り生だ、 というのが彼女の主張だった。さもありなん。なんだって生が良いに決まっている。生ビール、生酒、生牡蠣、フルーツ生、生野菜、、、、あ、 全部食べ物だ。

 

 帰宅してからは自分のレッスンだ。難問の二重唱。ピアニストにご足労願い、一応合わせてみたが、ムムム、、、。さあ、あと10日。 間に合うか。本番三日前にはシャンソンの発表会なんぞ入れちゃってるもんねえ~。そんなお馬鹿なことする人、だれ?あ~あ。

2007年3月 8日 (木)

月が傘をさしている、、、。

 今日はようやくピアニストとちょっぴり合せることが出来て良かった。矢張り伴奏なしでの練習は練習にならない。 それにしても今頃だなんてちょいと遅すぎるかも~。2週間も無いからなあ~。でもって、 昨日当たりから舌の側面が歯に当たって痛いんだなあこれが。その辺の歯も傷むしなあ~。 打開すべくビタミン剤と胃腸薬を飲んでからジムに出かけた。しっかりお風呂にも入りサウナも。で、これからぐっすり眠る予定だ。 これで治ればしめたものなんだが、、、。

 

 ジムで自転車をこぎながらテレビを見ていると日本列島「大暖冬」の特集だった。色んなものに大きな影響が出ているそうで、、、、 まるで、SFの映画を見ているようだった。農家の人達の心配そうな顔。雪のない雪国の様子。水不足が必ずやってくるんだとか、、、。

       どうなる、ちきゅう?

 

 

 明日は雨か、、、?傘をさしたお月様が、、、、。

2007年3月 7日 (水)

写真。

  写真とは面白いものだ。夕べ娘がゲラゲラ笑いながら昔の写真をメールに添付したから見てご覧、というので開いてみると、 息子の就職が決まり、筑波から水戸までの引っ越しの手伝いに行ったときのもので、母と私がインスタントラーメンをすすってるの図であった。 それが何がおかしいって!お箸が無くて歯ブラシの柄の方で二人とも食べ難そうに食べていて、 母なんかはもうその状況がおかしくておかしくて我慢できない、けど、食べなきゃあという風に笑いを我慢しながらだ。 それに引き替えあたしゃ何とか上手く食べようとニコリともせず必死の面持ちでカップに顔を寄せている。、、、ところが、今見てみても、 「こんな事あったけえ?」で、全然思い出せないのだ。しかし、この1枚の写真があの頃の事を色々思い出させてくれた。 数年前のあの引っ越しはなかなかに思い出深いものとなったのだ。80過ぎた母を伴い長旅。「引っ越しのベテランだから」 という理由でお連れしたが、まずはそれまで息子が住んでいた筑波のアパートに行ったときのこと。 あまりの汚さに靴のまま上に上がろうとした母が、「お婆ちゃんそこからこっちは一応土足厳禁」と息子に言われて、「あらまあ、 さようでございますか?」と恐る恐る靴を脱いだもんだ。 しかし再び靴を履いて玄関の土間で段ボールを沢山処分したり詰め物をしていく内に今度はそれらを外に出すことになった。 すると母は外へ出るのに靴を脱ごうとして居るではないか!?娘が叫ぶ。「お婆ちゃんそこは部屋と違うんよ!」まあ確かに、 外の廊下の方がアパートの部屋よりきれいに見えるわなあ~、と4人で大笑い。自然に取った行動だからこその面白さだった。、、、 1枚の写真が、沢山の事を思い出させてくれた。写真とは良いもんだ。

 この日記を良く読んでくれている方で写真家の方が居る。この方のブログはホントにステキだ。写真が主だが、 そっと添えられているさりげない言葉が又良い。あくまでも「美」を追求しているその姿勢がステキだ。キーツの詩を思い出す。「美は真実。 真実は美、、、」お許しが在ればリンクを張らせて貰いたいものだ。くどくどここに説明するのは野暮というもの。 実際にその写真を見たら何も言う必要がなくなる。、、が、この方のブログは毎日半端じゃない人が訪問しているらしいからなあ~。 きっと癒やされるんだろうなあ。

 

 ところで、今日は香川県出身の若手テノール歌手T氏がFMのゲストだった。快活で笑い声の明るい、良く響く話し声の持ち主だった。 彼のこれまで研鑽を積んできたものの一端をしゃべって貰ったわけだが、真剣に勉強してきた人だからこその発言に一々納得。 私も非常に参考になった。彼のような人がこれから声楽界を担っていってくれるんだろうなあ。大いに活躍して欲しいものだ。、、 まだまだみっちゃんの知らない人が歌の世界で活躍して居るんだろうなあ。片っ端からFMにゲットしなくては、、、。県下で唯一の 「オペラ番組」なんだから!そう言えばT氏は、4/14に四国村の入り口にある異人館コンサートで沢山歌われるらしいが、 そのチラシの写真よりは本物がずっといい男だなあ。特に集中して物事を話すときの目が涼やかで良いと思うのだが、このチラシの写真は横顔で、 悪くはないが肝心の目が見えない。いやあ、写真は大事だと思うけどなあ~。な~んちゃって、老婆心か。

2007年3月 6日 (火)

女の戦い。

 夕べは疲れ切ってもう寝るしかなかったが、睡眠とは不思議なもので、7時間熟睡によってすっかり気力が回復した。 こうして毎日眠ってはリセットして暮らしている人間。もし眠るという行為がなかったら、こう長生きは出来ないだろう。

 

 夕べの熱の入った女性討論会は、もう彼女たちの年齢を遙か昔に通り過ぎている私にとってもなかなかに面白いものだった。 丁度我が娘と同じくらいの年齢なので、全く分からない世界に生きてるわけでもない。だから彼女達から出てくる言葉は、よく理解できる。 というよりも、何が驚いたって、世の中、殆ど進歩してないという点だ。

 私の若いコロは、結婚しない女は「おかしい」というレッテルを貼られ、肩身の狭い想いをして生きていたし、その理由が 「女は結婚して子供を育て、家庭を守るのがその全ての存在理由」と教え込まれ、そうできない女達は「片輪」扱いされたものだ。 まさしくどこぞの政治家の「失言」「女は子供を産む機械」ってところだ。一方で段々社会が女性の労働を必要としてきて、 結婚しても仕事を続ける人が増えてきて、世の中はどんどん進化し、今や完全な男女平等に近いものになっているかと思いきや、 この二人の話を聞く限り殆どその意識に於いて変化がないようだ。女性は働いても良いが、家事一般もこなすべし!っていう若い男性が多いとか。 これじゃあ、世の中ちっとも良くなってないじゃん!?甘えん坊の男性が増えただけ?

 Tさんはこの様な社会にあって、ジャンヌダルクのようなお顔に見える。ただいまご夫婦のお仕事の関係で別居中だが、 たまに一緒の時は「朝ご飯出来たよ~」と起こしてくれる優しい旦那様と良い関係を築いている。で、 何故この関係が成立したのかとS嬢は訊きたい訳だ。Tさん答えて曰く、「兼ねてから私は変人だああ、と宣伝しまくって生きていた。 料理が大好きな人で、私のために料理を作るのを喜びとしてくれるような人。そんな人が良い~と言い続けていたら、 そんなのが好きな変人と出会えた」!「出る釘は打たれるが、出過ぎた釘は打てない」のだそうだ!?熱心に耳を傾けていたS嬢だが、「でも~、 、私の周辺にはそんな人は居ません。」という。「結婚したら、家事は半々、女性もやりたい仕事をどんどんやれるような環境を作りたい。」 けれど殆どの男性がそういう考えの女性を敬遠していて、なおかつ周辺の女性達も、「あなたのその考えは変。 女性が家事をやるのは普通でしょう。」と言うらしい。実際最近結婚した女性も仕事は変わらずやりつつ家事も全部こなしていて、知人達は 「彼女は凄い」ということになっているらしい。これじゃあ、昔とち~っとも変わってないじゃん?

 もう一つの問題は、そうこうしている内に段々子供を産むというタイムリミットが近付いて生きていて、 こればかりは自分の力ではどうしようもないので悩んでしまう、というS嬢。子供は欲しいが、その前に結婚だ。いや、よく分かる。で、 積極的に結婚へと駒を進めたいが、いざとなると「恋愛の方法を忘れた」のだそうだ。そもそもの初期段階でどうして良いか分からない。 Tさんの様に「私はこうですああです、、、。」と言おうもんならたださえ少ない周辺の男性がゼロになってしまいそう、とも。

 そしてどうやら付き合う以前にその男性の値踏みが出来てしまうというのも悩みらしい。石橋を叩いて渡らない、ってやつだ。まあ、 しかし一方では恋愛に臆病になっているというのもあるらしく、こりゃあなかなかに大変だあ。

 みっちゃん的に考えると、恋愛は頭でするものではないということが言えると思う。彼女はともかく、 一般的に一番大切にするべき初期の「心に感じたもの」を育むという作業が、最近の若い人達に出来ていないのではないか?と思うのだ。 「傷つきたくない」と思えば恋愛は無理だ。「分かって貰えないかも」と思うだけで引っ込んでしまう。「ホントにこの人理想の人?」 なんて探りは海の中の落とし物を捜すようなものだ。ま、結婚は賭ですなあ。で、宝くじに当たる確率ほどに当たりはむちゅかし~~いもんだ。 でも、人間は、やっぱり一度は結婚した方が良い。そこから得る物は、同じ時間独身を通して得るよりも大きいと思うから。結婚に付きものの 「苦労」だけではない。色んな夫婦があろうが、そこに一人では得られない「喜び」も紡ぎ出される筈だ。そして各々の成長も。 ダメなら別れましょう。今の世の中、それだけは市民権を得てきた。                           完。

2007年3月 5日 (月)

疲れているときの妙な行動。

 発表会前の練習でいつもの倍の時間が過ぎたシャンソンに加え、母の病院への送迎にあたふたした一日だった。 結局病院で2時間ほど待たしたなあ~。本を読んでいたから苦にならなかったと言う母の気遣いにお返しの意味もあり、短いショッピング。 帰宅してから夕飯の準備をしたところへ夫が帰宅。出かける様子の私を見て何処へ?と訊くのがもう毎週のことでいい加減やんなる。 返事がとげとげしくなるのも無理ないんじゃないの?もっと優しく言えないのかと自分ながら嫌になりながらの捨てぜりふ 「もういい加減覚えてよ!」を残して、ちぇち練へと車を駆る。本日は指導者が二人ともこられない日で、ピアニストは病み上がりで、 自分自身も非常に疲れていた。あれもこれもやりたいと思って行ったが、 結局自分の中が盛り上がらなくてへとへとになったにもかかわらず大したことが出来なかった。 このあと温泉にでも行こうかと考えているところへメンバーのSとTが夕飯をこれからBというお店に食べに行くというのに誘われた。そうか、 ならば行こうかと即決。しかし店に入って腰掛けた途端異常な疲れを感じて動けなくなった。セルフの水を一体何倍飲んだのか、、、 覚えがないくらい飲んだなあ。もちろん全部汲んでもらって。しっかしまあ、散々お喋りしてお開きになったのはシンデレラタイム!ぎょへ~っ! いつの間に~?要するに疲れすぎて、時間の観念が無く、ぼ~っと座ってむしゃむしゃ食べて、時折議論を戦わせ、、、、 てえのをやっていたらいつの間にかこんな時間。信じられない!

 でもって、偶然先日間違えて入会されたKさんとバッタリそのお店で鉢合わせ。あら~っ!?とお互い声を掛け合って、でもまあ、 嫌な感じではなくてホッとした。是非このままお続け下さいと3人がかりで押すことになったがジャパニーズスマイルで濁されてしまう。まあ、 余り強くも言えないしな~。シャンソンには来られるとか、、、、!ま、いっか!

 この長時間討論会のテーマは、一括りにすると「男と女について」かな?二人とも30代のキャリアウーマンで、時々手を握り合い 「分かる分かる」を連発するのをこちらからゲラゲラ笑いながら見るの図が延々続いたのだ。深刻なS嬢は「恋愛の仕方を忘れた」という。 要するにうんと若いときと違い、色んな事を考えてしまい、なかなか踏み出せないということらしかった。話を縷々聞いていると、こりゃあ、 日本が抱える少子化問題は根が深いぞ~と思わせる。ホントはもっと書いておきたいが、もう眠くて眠くて体が言うことを聞かない。ま、 明日にしよう!

2007年3月 4日 (日)

いくつかの何でだろう?

その1)今日はむちゃ暑~。完全にあったかいを通り越していた。にゃあ~ぜ?

その2)本日は福井敬、高橋薫子ジョイントコンサートが三木ホールで開かれた。司会にご当地名物(?) の米田氏が讃岐弁に拘ったお喋りで会場を湧かせた。ピアニストの河原氏も凄腕をご披露、 これまたご当地の合唱団と少年少女合唱団も出演のかなり地方色の濃い演奏会となった。満杯の観客はその全てに熱い拍手を送ったのだ。 福井氏が舞台を降りて客席で歌ったのは、音響が十分でない会場を意識してのこと?かな?

 それにしても、彼の歌い方はまるで演歌調と言っては語弊があるが、何だか今までの彼の歌い方と違ってかなり小節が利いていたなあ~。 声は所謂「Nero voce」で良く響いていた。彼女の「Una voce poco fa]は可愛くて軽快で楽しかったが、 私の好きな歌で、真剣に勉強したものだったため、カデンツァのアレンジ等には特に関心を持って聴いたものだ。 やっぱり今日も彼女の声はお行儀が良い優等生タイプの歌い方だと感じたなあ。これはこれで随分ファンも多いのだろう。可愛いし~。 誘った人達もみんな久しぶりに生声を堪能できて良かったと言ってくれて、まずは佳き日となった次第。

 その3)吾が会長殿は目立つ白いマスクを付けて、後部座席におわしましたが、にゃあぜ?まさかお風邪ではないよねえ~。 本番があるもんね~。お願いよ~。

 その4)携帯をすっかり忘れて出かけたら、案の定、夫からの帰ったぞコールや、 本日会場でお目にかかったご夫妻からラブコールが入っていた。デイトが出来なくてグヤジ~。やっぱり携帯は携帯しなくては! お金も忘れて行き借金したし~、、、、何でだろう~? 

 その5)まあ久しぶりに娘と長電話。ケンカしながらも娘は娘。しゃべり始めるときりがないくらいだ。彼女のブログを見たか? と訊くので「もちろん」と答えながら慌てて開く。けど、こっちのこのブログは一切見ないんだなあ、これが。まあ、 私が死んだらこの日記が遺書になるかも~。

 その6)そういえば、今日の少年少女合唱団のメンバーの中には2人しか男の子が居なかったなあ~。隣の友人が 「よく止めずに頑張ってるねえ~あの子達。偉い偉い!」としきりに誉めていたが、確かに。で、 この大勢の子供達の内一体何人が歌の世界に入るんだろうか?そもそもどうしてあんなに男の子って少ないのかしら?

 その7)今日の観客は知り合いばかり。高松の演奏会場でも会うような人が多かった。トイレに行こうと、ロビーに出ようと、 あちこちでぺこぺこぺこ。ムムムムム~。

2007年3月 3日 (土)

若いということ。

 今日はちぇちの若者が何人か我が家に偶然集まり、今度の公演を話題にしながら談笑したが、 やっぱり若いということは良いなあ。まず笑い声が良い。屈託がない。他人の笑いを素早く分析して別な角度からの笑いに持って行く巧みな会話。 まあみんな頭の切れる連中だったからかも知れないが、、、。時代かも知れない。って、これ我が母親の口癖だあ!

 というのも、テレビなんかたまに見ると笑いのスピードが半端じゃない。ついて行けない場合もあるし、 さっぱり分からんちんのもあったりして、、、。だいたいテレビを余りに見ないから時代について行けないというのも在るだろう。別なブログに 「欧米か!」というギャグが書かれていたが、あたしにゃさっぱり分からんちんだ。

 それこそテレビを聞くともなく聞いていたら(私にとってテレビは見るものにあらず、聞くものなのである。)「笑い学」 な~んて学問が在るんだそうだ。その先生が笑いの権威らしく、講義が聞けるらしいが、関東だから、ちと無理だ。 今度のオペラが前代未聞のコメディだからなあ~。我がちぇちぃりぁのお上品なメンバーが果たして何処までやれるか?ク~ックック。

 

 今日はおひな祭りの日で、我が孫りんの初節句であったたため、息子がテレビ電話よろしくパソコン電話をしてくれた。 お婆ちゃんですよ、と甘い声で百万遍繰り返す母を見ていると、ホントに息子夫婦に感謝だ。 孫りんはようやく立って歩いていてその姿も見せてくれたが、余りに可愛くてこの手に抱きしめたいという切実な思いにとらわれた。 私も又プレゼントされたんだ。、、しかし何故か孫の歌がさっぱりダメなのは、、どういうこと?

 

2007年3月 2日 (金)

人生イロイロ。

 毎回FMでは色んな事を教わる。これが役得というものなんだ。 今日もある合唱団のメンバーの方でご自身は声楽を専攻していた方が、この合唱団のことを話してくれた。 このところ大変出席率が良いというので何故かと思ったら、出席簿を張り出すよ、という一言でみんな休まなくなったというのだ。 これがそんなに効果があるとは、、、、。出席簿ねえ~。

 休み癖とはよく使われる言葉だが、確かに一度休むとなかなか次に出るのにヨイショが要る。何度か休み続けると今度は行きにくくなる。 たまに行くと珍しがられて注目されたりすると益々行きにくい感じだ。 こうして悪循環は半径を伸ばして気が付いたら中心から随分遠ざかっている、、、というのが、休み癖のパターンだろう。 よくわかるし同情もするが、一番大切なことは何かを考えて、諸々の気持ちはどっかに蹴飛ばして参加して欲しいものだ。 参加してきた人以上にみんながその人を気遣っているんだということに早く気が付いて欲しいものだ。団体とは、 ましてやこの様な市民オペラちぇちぃりぁのような任意の団体では、個人のやる気が全てだ。言い換えれば、 たった一人の人がみんなの気持ちを盛り下げることも可能だ。別に気負う必要はないが、自然に参加することが何より大切だろう。

 わかってるじゃん!?と短歌の師匠辺りから青い声が風に乗って聞こえてくる~。自分の事は言い訳し~とこっと。テヘヘ。だいたい、 このような事がわかる自体、自分も経験者なのであります!ってね。

 

 今日はお二人の女性の涙に出会った。 お一人は先頃交通事故で人をあやめ逮捕なんぞという恐ろしげな活字が新聞紙面に出たその方の知人だ。 二日ほど前にお会いしていた後だけにショックで、お気の毒で、、、と涙。もちろん、 事故に遭われた方の知人が居たらもっとショックなのはこちらよ!と抗議されるようなことかも知れない。私だって、 亡くなられた人の知人でなくても胸が痛むのだ。しかし、この車社会にあって、誰が私は絶対そんな事はしませんと、 胸を張って言い切れるだろうか?いつその方と同じ立場に立たないとも限らないのだ。「殺意無き殺人」が日常的に行われている現代社会なのだ。 、、、この方の涙には私もまんざら知らない方ではないだけにもらい泣き。もう一人の方は、ある「破滅的な男性」 と同居していてその方が亡くなるまで献身的な世話をしたのに、一度も「ありがとう」と言って貰えなかった。そして母親も、、、しかし、 ある時偉大な人から「会いに来てくれてありがとう」と言われて自分の人生で一番嬉しい「ありがとう」になった、、、と涙。 人は外見では判断できないものだ。笑顔の後ろに、色んな色の涙がある。

 

 昼間のNHKで中尾某という俳優が面白いことを言っていた。お元気の秘訣は何ですか?と言われて「そっと生きてます」と言うのだ。 何事があっても余り大きく振れないで生きている、と言うのだ。彼は絵画の世界でも有名で、その上陶芸もやるんだそうだ。 やんちゃなとっちゃん坊やが色んなことして遊んでいるような人生か、、、。もっと面白かったのは「ご夫婦円満の秘訣は?」と訊かれて 「うちのかみさんは、でも、だってを言いませんねえ。お陰でケンカにならない。」と言うのに、女性アナが 「それは奥様として良く出来ているということですよね?では、旦那様としては?」と突っ込まれて、「、、、それは次の話題に行きましょう!」 と苦しく言い逃れたことだ。彼がそうやって自由に生きている背景が読めたぞ!の一場面。結構な人生で。

2007年3月 1日 (木)

参った!

 朝からパソコンの前で煮詰まっていて、日中折々に外を見ながら、なんでこんな良いお天気の日にこんなことやってんだろう、、、 と思っては又オペラの世界に入っていたのだが、夕方になってメンバーのS嬢が電話してきた。別件ではあったが、 余りに私が疲れた声を出していたらしく、「何をやってるんですか?」と声をかけてくれる。ここで、ピンと来るのが私で、「あ、 もしかして手伝って貰えるの?」と殆ど強制だ。丁度会社を出ようとしているので、しばらくしたら行きます。と心強いお答え。 この彼女の出現がどれだけありがたかったか!二人でやっても相当な仕事なのに、これを一人でうんうんやっていたのだから、 彼女が同情してくれて当たり前だ。

 何をやっていたかと言うに、台本の中に、出来てきた楽譜の歌部分を歌詞だけ取り出して入れ込んでいく作業。出来てきたはずの楽譜が、 不完全な部分があったり、意味不明な部分があったり、字が判読できない、空白は訳さなくてはイケナイ。その上、 芝居の流れに沿ってない所は直す必要もある。、、、要するに完全な楽譜でないために、作業がスムーズに行かないのだ。 台本製作も何もないところから「生み出す」という苦労があるが、このただ写すだけの筈のことがめちゃくちゃ疲れる。 シンデレラタイムになって帰っていったS嬢に感謝感激。、、、しかし、ここまで出来ても終わりではない。 この後この楽譜をキチンと清書して1冊の本に仕上げるための作業をA君がやってくれている。 これも楽譜をスキャナで撮ってから挿入していくという大がかりな仕事だ。、、、、ホントに出来るの?って感じ。 実際あたしゃ声がおかしくなりつつあって、やばいのだ。

 昼間、別なメンバー達はホール関係や練習場確保に走ってくれて、帰りに立ち寄ってくれたが、まあそれぞれに大変なことだ。 表には出ないこうしたお仕事が山ほども出てくる。

 

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