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2007年2月 9日 (金)

ピアノの世界。

 生涯学習ということで、ピアノのお勉強をしてきた。ピアニストの演奏を織り交ぜながらのとても良い講義で、 頑張って行く気になっているので、ついにあと1回というところまで通い詰めた。今日はロマン派の作曲家の中でもシューマンやリスト、 メンデルスゾーン、ブラームスのことが中心だったが、それぞれの人生もなかなかに面白いもんだ。全員が天才と呼ばれる人だけあって、 やることが破天荒というか、普通ではない。シューマンなんかはついに精神病院でその生涯を終えたというから半端ではない。「積極的で明るい」 という意味の名前と、「消極的で思慮深い」という意味の名前二つの名前で作曲したというが、それは自分の中の二面性でもあろうか。

 又、メンデルスゾーンの父親の言葉というのが資料に載っていてとても印象深かった。「神は存在するのだろうか。 神とは何なのだろうか。我々の自己の一部は永遠であり、他の部分が消滅した後も生き続けられるのだろうか。それならどこに?どのようにして? すべて私には分からない。だから、それについて私はお前に何も教えなかった。しかし私が知っているのは、私やお前や、全ての人間の中に、善、 真理、正義、および良心を永遠に求める傾向があり、われわれが道を踏み外したとき、われわれに警告し、導いてくれるということだ。 私はそれを信じ、その信念の中で生きている。そしてそれが私の宗教なのだ。」、、、今の私の宗教観にあまりにもぴったりだったので、 ここに記録しておこうと思う。このメンデルスゾーンにしてからが、あの真夏の夜の夢を作曲したのが16才だったというから恐れ入る。しかし、 このファミリーがユダヤ人だったということから来る過小評価が今頃になってようやく解かれ始めたという話は、 昨日の映画に続き連日の私の思考のテーマになった。本当に人間は愚かだなあ。しかしその愚かさを知るのも人間だ。

 後で友人とお茶をしたが、彼女は最近絵を描くのに夢中で、色々と楽しい話をしてくれる。毎週絵画教室に通っちゃあ、 無口な先生にあれこれ言っては困らせているとか、いくら先生が筆を入れてくれても元々が自分のものだから直ぐに飽きるんだそうだ。 これは短歌の世界と同じだとつくづく思ったことだ。

 彼女が言うには、何も知らないから先生の言うことは毛穴を広げて聞いているし、吸い取っていると言う。ところが、 少し経験のある人は、そうも行かないらしく、何かと反抗的だったり、先生も扱いかねているようだと、、、 そこでの人間模様を描写してくれてそれも面白かった。二人で今日の講座の感想を話したが、ピアニストが達者で、トークも楽しく、 贅沢な講座だなあ。次も行きたいなあ~であった。確かにあたしゃ今日の演奏の中で「愛の夢」という曲に泣いたもんなあ~。 受講生が少なくて気の毒だしもったいないと思ったなあ。

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