歌った後は爽快だ!
歌う前は、長い間まともに声を出してないことに思いが至り憂鬱だったが、全く久しぶりにたっぷり歌ったら、まずはお腹がすいて、体も軽くなり、目も覚めて、頭すっきり良い気分。そうだった。歌えば良かったんだ。こんなに良い薬があったのに、なんで思いつかなかったのか!マッサージ機にかかるくらいなら、歌えば良かったのだ。
しかし、連日の我が家での会食の話題は、尊属殺人についてだからいやになる。夫が言うには、昨年?日本では夫が妻に殺されるのが圧倒的に多く、その反対とは比較にならないんだそうだ。「あんさんも殺されないようにね、、」と言う言葉をポトフのキャベツと一緒に飲み込んだが、冗談言う気にもならないなあ。その次の話題は、自殺者の話。矢張り夫が提供する数字は男性の自殺者が女性のそれより何倍も多いんだそうだ。これには同席のI先生も「そりゃあそうでしょう。男性の方が不安定だからね」っていうか、いろんなものから逃げ出すのが男性なんじゃあ〜、、、って、これもたくあんと一緒に噛み下した。
しかし、食卓で出る話題にしちゃあ、余りにねえ〜。ニュースを見ながらになるとどうしてもそこへ行っちゃうから仕方がないが。
確かに日本が変わってきているような気がする。関係在るかどうか、、、今日のお客さんとの会話で、お正月に一家の主がみんなを前に年頭の言葉をかけ、一人一人に今年1年の豊富を語らせたり、おせちの意味や、お雑煮の具材の意味を説いて聞かせる中から教育してきたことが、全く無くなってきて、じゃあ、それに代わるものがあるかというとそれも無い時代。人がより良く生きるための知恵というものを、昔の人は持っていたのだ。私も父が元旦に何を言うか楽しみなような怖いような気持ちで神妙に座ったのを思い出す。1年の計は元旦にあり、と必ずその年の目標を語らされたものだ。そういう中から、「家族」というものの絆も強くなっていったと思う。ま、自分は恵まれていたのかも知れないが。
家族の中から「尊敬」という言葉が消えたことが、この一連の事件の背景に在るのではないか?とも思える。尊敬している人を殺したりは出来ないだろう。いや、そもそも善悪の判断が家族の中で培われないことが問題だ。赤ん坊を見ていると、人間の「性悪説」を信じたくなるが、だからこそ、教育が必要になってくるのだ。
せっかく爽快な気分だったのに、ちょいとばかしやな方向へ行っちゃったなあ〜。
ビールでも飲んで寝〜ましょ!
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