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2007年1月

2007年1月31日 (水)

マリーアントワネット。

 このタイトルの映画に行った。ヴェルサイユ宮殿についこないだ行ったばかりなので、是非見ておきたかったのが第1の目的。目的は予想以上に達成できた。あの観光地は、もちろん縄が張り巡らされて、そこに人が生活したとは思えない無機質な建造物だったが、映画の中では当然の事ながら、その時代の衣装で、人々が息づき走り、食べ、恋をしていた。見てきたものとこれが合致して初めてヴェルサイユ宮殿に行ったことが現実のものとなって私の胸に焼き付いた。
 作品は史実通りに描かれているとは思えなかったが、それ以前に彼女の人生が描かれてなかった、というべきかも。母を伴って行ったが、彼女が最後はギロチンにかかり処刑されたと言うと、じゃあ、今日のは前編だったのかと訊く。イヤホント、あの劇的な生涯を送った人をもう少し描き方があっただろうに。でも87才の母が面白かったと言ったのだから、それなりの作品ではあったのだ。

 しかし、行く前に小腹がすいたと「うどん」を食べ、映画のあと1ヶ月は食べたくないだろうくらいの「鳥肉料理」を食べたのは、あのルイ16世の影響か?げっぷ。

 

 

2007年1月30日 (火)

無駄な時間。

 ほとんど2時間近くこのパソコンと格闘している。分かってしまえば簡単なことだろうが、入り口のところで躓いている。何とかしたいとあせっても何ともならなかった!ぐやじ〜。要するに基礎がないということだ。カンとか想像力とか、知恵とかそんなものはほとんど役に立たない代物だった。あ〜あ、なんという無駄な時間だったことか!明日、師匠に聞くしかないなあ。

 これって、全く声楽と同じじゃないの?「良い声」と一口に言っても、十人十色。そこに騙される。正しい発声というものが作る声とそうでない声の聞き分けが出来ないことがよくある。ましてや自分の声なんぞというものは、三半規管の奥を通って曲がりくねって出てくるのを聞くわけだから、ホントの事が分かるはずがない。これが分かるためには、矢張り発声の基礎が必要なのだ。そして、師匠の耳が必要なのだ。

 そしてそして、そのために必要なのは、「柔軟な心」と「素直な心」。柔軟素直柔軟素直!これだけだ!

 さっき親子3人で夜道を歩く為に歩いた時はものすご〜く晴れていて、月も星も素晴らしく澄んでいたのに、今外は、何かが降ってるなあ〜。雨か?まるで我々のように変わりやすい天候だ。ん?

 

 

2007年1月29日 (月)

う・う・う。

 ホントは朝寝したかったのに、10時からのシェイクスピアに、ある若者を連れて行く約束をしていて、6時間睡眠で頑張って起きた。車の中は急遽化粧室に早変わり。信号待ちで口紅を塗るというのが、結構恥ずかしいもので、出来るだけほかの車の死角に入るように気をつけて止めたが、妙な車間距離。、、、ところが、間もなく駅という地点で、携帯に電話してみると留守電の彼女。れれ?と思ってるとぷるるると鳴ったのだが、出てきた声は蚊の鳴くような声。「ス、スイマセン。イマ、起きました。」「はい〜?」「あ、の、、、、寝坊しました!」きゃい〜ん!そんなのあり〜?、、、で、仕方なく(!)定刻通り講座に出かけたのだった!ま、結果的にはそれで良かったんだけど、、、というのも、本日は「ハムレット」で、作品の中でも、相当なくせ者の部類だったから。それに、K大学の英語劇をやったときのことを思い出したしなあ。あのときの亡霊役はなかなか面白かったし、その役の女の子が印象的だった。今頃良い先生になってるかなあ?

 昼食会を慌ただしく済ませ、カルチャーセンターへと急ぐ。今日の教室ではある女性が突然泣き出すハプニングが、、、。今までで一番出来が良かったので、みんなで散々誉めただけだったのだが、ご本人はそれにいたく感動されたらしい。「うれしくて泣く」というあれだ。来月と再来月に発表会をやることが決まったが、みんな乗ってきたなあ〜。

 で、一度帰宅して夕食を済ませてから今度はオペラ〜だ。ここまでで相当ばて気味。しかし、この後も母を伴い温泉だ。帰りに24時間営業のスーパーで明日の食材を仕入れようと店内に入ると劇団のSさんにばったり。彼の女は練習帰りだったなあ。みんな大変なんだ。

 1合のお酒がものすごく回ってきたなあ〜。さあ、明日もい・そ・が・し・い・〜なあ〜。

 

 

2007年1月28日 (日)

発表って?ナニ?

 本日は声楽の発表会であった、まる。

 発表とは、努力したものを発表する、というのが本来の姿だろう。いや、ほとんどの人がそうであった。唯一私くらいだろう。ほとんど努力せずに参加したのは。その点、みんなは凄い!と正直な感想を持った。
 だが、このCantiamoは所謂発表だけの会でないことに救いがある、と思っているのも私だけか?1曲歌う事ががそれだけの事、所謂その曲を勉強してきたことだけなら、その曲がどうであったかを評価し合う事に終始してそれでちょん、で良いだろう。しかし、この会が今回16回を数えると言うことは、その人の歌の勉強の過程でやってきたこともその評価の対象になるということだろう。確かにみんな成長している。声そのものはそれぞれ個性があってそれで良いが、方向性に於いて、指導者の引っ張る方向にみんなが向きを揃え始めているという実感が、今日の3時間近くの演奏会の中で実感できた。亀さんもウサギさんもいるが、とにかく目指す頂点は同じということだ。この人々が底力となって、今年のオペラをささえてくれるだろう。楽しみなことだ。

 4月のeーとぴあでの演奏会の打ち合わせ兼会場視察に出かけたが、環境はベストでないにしろ、我々に場所を提供してくださるというのは大変ありがたいことだと、今日の所は感謝して帰った。さあ、これからが、大変だ。プログラミングに楽譜作り。あれもこれも襲ってくるなあ〜。ただいま、日本酒2合を飲み終えるところ。この勢いで、今日は早寝、、、といってももう午前1時半だ。そういえば、今朝はひどいことが起きたのだった。夕べは遅く寝たので発表会の為に、睡眠薬でガッと8時まで寝るつもりだった。ところがな〜んと6時半に着付けのご予約を頂いていたのをす〜っかり忘れていたのだ。その時刻にたたき起こされて、慌ててお仕事お仕事!いや〜、参った。二日続きで睡眠不足。さあ、今日こそ寝ましょ。明日はシェイクスピアだし、シャンソンだし、ちぇち連もある。は〜っ。 疲れるなあ〜・

 

 

2007年1月27日 (土)

明日は発表会だ。

 連ちゃんでのお芝居鑑賞となった本日。温泉に行こうとお嬢と話がまとまり、きららに寄ってみたら、混んでること!雨が降ってるのに車がおけなくて、濡れながら走りこんだものだ。しかし、やっぱりものすご〜く暖まり、汗が引かないので、今度は冷やすためにかき氷を注文。何をやってるんだか!

 さあ、いくらなんでももう寝るべ。
 

 

 

2007年1月26日 (金)

観劇。

 明後日は歌うというのに、今夜は観劇の日。なんとか母親に行かせようとしたが、膝が痛いらしく失敗。帰省してきたお嬢と二人で行くことに。娘は業界の人で沢山知人が居て、期待満々。私も有名どころが総出で、しかも何とか賞を貰ってる作品と来て、期待大。ところが、最初の方は眠くて眠くて、二人とも我慢の子。ところが休憩前から俄然面白くなってきて、笑いに継ぐ笑い。我慢すればするほどおかしくて、時折ぶっと吹き出したりする。結局最後には観客の大笑いと大喝采で終わったのだが、最初の笑いのきっかけが大事なんだと、つくずく思った。一度笑ってしまえば観客は無防備になり、今度はどこまでも笑いたいという願望がわき起こる。そこに持って行ければ面白いだろう。、、、と、今度はいつの間にか作る側の方に回っている私。やれやれ、笑いをとるのは難しい。
 しかし、今日の演出?は細かいなあ。閉じこめられて出てきた老医師が出てきたときに薄くなった髪がぼぼぼ〜っと逆立っているところや、洋服ダンスに入って出てきた人が闇の中でハンガーを大事なもののように持って出てくるなんかは、妙におかしくて、、、。お嬢の話だと、長い「旅」の中で次々とアイデアが生まれることは良くある話だとか。そうかも知れないが、兎に角おかしかった。多分60才以上の役者が半分以上の今日の出演者。みんな、ホントの芸達者。いや〜、楽しませて貰った!

 たまにはこうして仕入れなくてはなあ〜。12月に向けて。

 

 

2007年1月25日 (木)

どっこいまだ生きてる〜。

 夕べお風呂に入ったが無事だった〜。良い気分で熟睡出来たので朝の寝覚めもとても良い。日本酒が体に合うようになってきたのか?

 ところがこの良い気分も、午後にはガタンと落ち込んだ。シェイクスピアの講義を長年一緒に受けているKさんから寒中見舞いが届いたのだが、ナント、昨年、私がフランスに旅立った頃、矢張りフランスから帰国して1週間目だったそうだが、脳出血で手術。ただいまリハビリ中だという。直筆のはがきはそういえばいつもの達筆に少し乱れがあるが、それでも内容はハッキリしているし、ずいぶん回復されているらしいことが見て取れた。右半身がやられました、とあるが、一体どんな生活になられたのだろう、、、。痛ましいことだ。
 どう考えてもあの方はスマートで、そんな病気になるような人には見えなかったが、、。いつもフランス仕込みのおしゃれな方で、考え方も大らかで、存在感のあるファッショナブルな方だった。ただ、多分このようなことに動じることなく新たなご自分の生活に順応されているだろう事は想像できる。人生を達観している方だなあ、というのが私のその人についての印象だったから。
 この葉書の文章の最後に、「あなたの楽しい舞台を見に行けるよう頑張ります」とあったのには思わず涙した。ホントに頑張ってほしいものだ。

 こうして、次々と近い人に異変が起こる、、、。

 

 

2007年1月24日 (水)

うたたね。

 さっき電話だという声でハッと気が付くとナントパソコンの前で眠っていた。こんなことは初めてだ。先ほどの日本酒がよく効いて、つかの間夢の世界に誘ってくれたようだ。、、、夢と言えば夕べは息子が死んだなんていうイヤな夢を見た。朝起きてからぼんやりと夢の後味の悪さを反芻していたら、友人が突然やってきて階下から「起きてる〜?」と大声だ。さっそくその夢の話をしたら、その夢は良い夢なんだそうだ。彼女の体験談を聞きながら朝食を食べ、ようやく悪夢から解放された。矢張り夕べ飲み過ぎていたのか?
 と思っていたのに、今日も又、同窓生の市会議員を応援する会で、注がれるままに飲み過ぎてしまった!友人の話によるとどうやら日本酒3合が私の胃袋に収まったようだ。ふひょ〜っ!おちょこ1杯であの世に行っていた私が、いつの間にこんなに飲めるようになっちゃったんだろう???これも歳の効?でも、これからお風呂にはいるのは少々危険かも〜。でもなあ、今日はあったかくて、ちょっと動くと汗かいたからどうしてもお風呂は入りたいんだなあ〜。で、夫はとっくに寝ちゃったし、きっと私がお風呂で浮いていてもだあれも気が付かないんだろう。それでは、あんまりだけど、、、仕方がない。辞世の言葉でも書いておくか!

 今まで私に関わってくれた大勢の人々全てに、心からの感謝を!楽しい人生でしたっ!又次の時代にもどうぞよろしくっ!!!

 

 

2007年1月23日 (火)

パーティ。

 本日はとある文化関係のパーティに参加。県下の文化人の多くの人とお会いできた。ざっと20人くらいと挨拶を超えてお話しできたのは長いことあれこれやってきた結果だろう。それにしても皆さんいつのまにかお年を召されているなあ。ってことはこのアチクシも例外ではないのだ。しかし世界にその名を知られる彫刻家N氏にはあっと驚いた。たぶん80歳くらいか?と思われるが、この方を取り巻くオーラにはものすごいものがあり、お話ししても不明瞭な点が一切無い。眼孔は以前にもまして鋭く、相手に威圧感を与えずには置かない。ある議員さんが寄ってきて名詞を差し出し私たちの間に入ったが、「私は政治には関心がないから」と素っ気ない。逆に和服姿の〜流の女性には肩を引き寄せ愛想が良い。、、、これも相変わらずだ。いつかシェイクスピアの翻訳家小田島先生を高松にお呼びした時の学長や美術館館長とも旧交を暖められたのはうれしかった。ある昔の悪友にもお会いして、お互いもうあのころのバイタリティはなくなりましたねえ〜、と慨嘆しての苦笑い。ちぇちの最初のオペラにダンスで参加してくれたダンサーも来ていた。「続いてらして凄いですねえ」と彼女は言い、こんなに何かやってる人が居て、どうして人材不足なんでしょうねえ〜と、これまた愚痴が出る。すっかり御髪が怪しくなった市政百年記念ミュージカルの時の関係者。劇団時代にお世話になっていた方。放送関係の方々。ホールの方、県の施設の方、、、、びっくりする出会いもあって、私にとって予想よりずっと面白い内容のある会となった。不思議とこの中に同窓生が居ないのが残念だったなあ、、。

 今日一番ショックだったのは、司会をしているK氏。ご挨拶に伺うと開口一番「あ、はすいみちこだ!」と言うが早いか、まあ、これでもかと出るわ出るわあからさまなる非難?中傷?お世辞?買いかぶり?、、、、要約すると、「あんたは自由に生きて生き生きしてる。それもこれも全てあの旦那のお陰。ええ旦那と結婚したねえ〜。え?違う?そんな筈はない!世間ではみんなそう思てるでえ〜!いやいやそうに違いない!」だ〜って!くっそ〜、なんでそうなるの? 

 今日も夫の洗濯物を仕分けしながら「良いよねえ、脱ぎっぱなし、食べっぱなし、読みっぱなし、汚しっぱなしの日々。これで人間やっていけるんだもんねえ。一体この状況を本人は分かっているのかしら?きっと分かってないよねえ。」と、内心ぶつぶつ言ってたんだ。それだのに外での講演会ではこちとらの悪口というか、なんというかテキトーなこと言ってるらしく、友人から時々告げ口があるのだ。だもんで、今日はやっちまった!夫が今しも出かけようと車を洗っているところに飛んでいき、「ちょっと、あの町は私の友人がたくさんいるんだから、あんまし変なこと言わないでよね!」と言ってみたら、ぽかんとしていた夫はげらげら笑い出し、今日は講演会じゃなくて、ただの手続きに行くだけだと!しまった!早まったか!きちんと聞いてからにすれば良かった!すごすごと家に入り、お待たせしていたカットのお客様に事の顛末を話して、結局は大笑い。なんだかな〜、、、、。旨く行かないなあ〜。グスン。

 

 

2007年1月22日 (月)

やけのやんぱち。

 この台詞は誰かがよく使うなあ〜?

 これからしばらくオペラ〜に追われる身の上。従って、先々の事をとっととやっつけておこうと思う。がために、夕べ午前2時までかかって短歌50首という偉業をやってみた。まあ、駄作のオンパレードだから、こんなものいくらでも作れるわい。お陰で今日は眠い。その眠い中、昼はまあのんびりとランチなど楽しみ、その後は母と病院だ。で、母が楽しみにしてるお買い物。たいしたものは買わないのに、「お買い物」に行きたがる母。お陰で夫の夕食の調達も出来、ついでに遊びでナンバーズなるものを買ってみた。仕組みを丁寧にお姉さんが説明してくれる。、、、が、どうも忘れそうだなあ〜。そういうチェックがまめに出来る人では絶対無いから。年賀状のくじなんてのも未だほったらかしにしてあるし、先日財布の中をチェックしたら、期限切れのカードやらサービス券がたんと出てきて、口惜し〜とわめきながら全部捨てた。こんな事なら貰わなきゃ良かった、ってことだ。こりゃあお嬢に1本とられたか。彼女はどこでも絶対その手のものを貰わないんだそうだ。結局はその方が精神衛生上良いのかも知れない。

 で、夕方からはちぇちの練習だ。会長不在の本日の練習はあらかじめ打ち合わせてあったため混乱もなく一応の練習が出来たようだ。しばらく振りに現れたE嬢はお腹が少し目立ってきて、落ち着いた感じになっていたなあ。昔の人は「産み花が咲く」と言って、一人出産の後がその人の人生で一番美しいと言う。楽しみなことだ。あんまり神経質になってもいけないのがお産だ。病気ではない。楽しいことを楽しいと感じていれば、胎教にも良いだろう。がんばれ〜、って感じ。
 で、練習が終わってから、今後の打ち合わせに女3人が集まり、姦し〜くおしゃべりしたが、これでいつもの会議よりスピーディに事が運んだというのも不思議なこと。これをたたき台に又ぞろ、か・い・ぎだなあ〜。ふ〜っ。

 ああ、今夜も2時が来てしまったあ!寝よ。

 

 

2007年1月21日 (日)

演じる。

 人はみんな日常の中で演じて暮らしている。別にシェイクスピアの論に頼らなくてもそんなことはよく分かっている。わが母も、私に対する態度と、孫に対する態度、同居家族に対するそれや、近所の人たちとのお付き合いも、全てこれ演技しわけている。学校では先生が先生らしく、会社では社長が社長らしく、お坊さんはお坊さんとしての演技を日々送っているはずだ。、、、だのに、いざ芝居をやるとなると俄然難しい。舞台で観客に見せるとなると本来の演技力はどっかに消えてしまう。、、、簡単に言えば、その演技しなくてはならない者になり切れないのだ。
 今日のとある劇団の照明リハでは、まさしくそれが感じられた。まだ本公演まで間があるし、きっと過去の経験から行くと本番は別物になっているのだろうが、、、、。どう見せたいか、が優先していて、心が入ってない役者が何人か居る。ダンスにしても形が出来ていれば良いというものではない。そこにハートが感じられてこそのミュージカルダンスだ。一人くらい良いだろう、と言う気持ちがそこに働いているとそれが全体の足を引っ張る。観客はまずいところに目がいくものだから。
 
 それにしても久しぶりにこの劇団の練習室に行った訳だが、ホントに変わりなくみんな良くやっていると感心もした。「必死」であるということはひしひしと伝わってくるし、同じ目標を見据えての協力は端から見ても気持ちが良いのだ。昔、ここで汗水垂らして踊り歌いお芝居したのが夢のようだった。若いということは素晴らしい、、、って、その時既にあたしゃ若くはなかったんだった。テヘヘ。50歳過ぎて台本を書いたと新聞に取り上げられたことが在ったのだから。いやあ、昨日の画家さんのお話で、年齢はただの数字だ、と言われたが、いや全くその通り。人によって年齢は大いに違う。、、、と言うことにしておこうか。

 今日は初めての試みで発表会前のピアノ合わせというものを先生抜きで何人かやったのだが、ピアニストS嬢のお陰でなかなか良い勉強になったようだ。音楽は一人では作れない。

 やれやれ、短歌の締め切りが又迫っているなあ、、、、。

 

 

2007年1月20日 (土)

本日はばてばて〜。

 レッスン生徒先生のための食事をなんだか夢中で作ってしまった。時々料理にはまってしまうことがあるのだ。まあ、みんなが美味しいと食べてくれたらこれ以上はないほどうれしいのだが、、。自分自身はなんだか、食欲が無くなって、コーンスープでおしまい。、、、ところが、10時も過ぎていただろうか、夫がNYから帰省中の画家K氏をお連れするという電話があり、お迎えしてから我が家で飲み直しとなって、解散したら12時を回っていたのだ。I先生も話したいことがあり、珍しくお付き合いをされたが、明日が日曜日だからだろう。しかし、あたしゃお仕事なんだわさあ。、、ただ、画家のお話というのはホントにおもしろいのだ。真実を見つめている人の深い話が聞けるのは、そうそうあるものではない。居合わせたS嬢も好奇心満々で最後までつきあっていた。いやホント、いい話だったのだ。ここに書き留めるエネルギーが残ってないが、、、。こうして、時は流れる〜。

 

 

2007年1月19日 (金)

歌った後は爽快だ!

 歌う前は、長い間まともに声を出してないことに思いが至り憂鬱だったが、全く久しぶりにたっぷり歌ったら、まずはお腹がすいて、体も軽くなり、目も覚めて、頭すっきり良い気分。そうだった。歌えば良かったんだ。こんなに良い薬があったのに、なんで思いつかなかったのか!マッサージ機にかかるくらいなら、歌えば良かったのだ。

 しかし、連日の我が家での会食の話題は、尊属殺人についてだからいやになる。夫が言うには、昨年?日本では夫が妻に殺されるのが圧倒的に多く、その反対とは比較にならないんだそうだ。「あんさんも殺されないようにね、、」と言う言葉をポトフのキャベツと一緒に飲み込んだが、冗談言う気にもならないなあ。その次の話題は、自殺者の話。矢張り夫が提供する数字は男性の自殺者が女性のそれより何倍も多いんだそうだ。これには同席のI先生も「そりゃあそうでしょう。男性の方が不安定だからね」っていうか、いろんなものから逃げ出すのが男性なんじゃあ〜、、、って、これもたくあんと一緒に噛み下した。
 しかし、食卓で出る話題にしちゃあ、余りにねえ〜。ニュースを見ながらになるとどうしてもそこへ行っちゃうから仕方がないが。

 確かに日本が変わってきているような気がする。関係在るかどうか、、、今日のお客さんとの会話で、お正月に一家の主がみんなを前に年頭の言葉をかけ、一人一人に今年1年の豊富を語らせたり、おせちの意味や、お雑煮の具材の意味を説いて聞かせる中から教育してきたことが、全く無くなってきて、じゃあ、それに代わるものがあるかというとそれも無い時代。人がより良く生きるための知恵というものを、昔の人は持っていたのだ。私も父が元旦に何を言うか楽しみなような怖いような気持ちで神妙に座ったのを思い出す。1年の計は元旦にあり、と必ずその年の目標を語らされたものだ。そういう中から、「家族」というものの絆も強くなっていったと思う。ま、自分は恵まれていたのかも知れないが。
 家族の中から「尊敬」という言葉が消えたことが、この一連の事件の背景に在るのではないか?とも思える。尊敬している人を殺したりは出来ないだろう。いや、そもそも善悪の判断が家族の中で培われないことが問題だ。赤ん坊を見ていると、人間の「性悪説」を信じたくなるが、だからこそ、教育が必要になってくるのだ。

 せっかく爽快な気分だったのに、ちょいとばかしやな方向へ行っちゃったなあ〜。

 ビールでも飲んで寝〜ましょ!

 

 

2007年1月18日 (木)

風邪か?

 日中に軽いめまいと吐き気がして、いよいよ両親のようになるのか、と一瞬覚悟したが、バナナ1本食べて元気を回復した。しかし、たまたま来た母親がいたく心配して、夜も電話してくる。ありがたいことだ。少なくともこの母よりは長生きして心配をかけないようにしなくては、、、と改めて思う。

 表面に出てこないところで連日オペラの公演が進んでいる。これから又猛烈に忙しくなるのに、体調を維持できるのか?諸先輩の話では、まあ、体調には波があるそうで、又良くなるんだそうだ。やれやれ、、、。物事がスムーズに進んでくれれば問題はなく、ストレスにもならないのだが、そうも行かない。

 なるようになる、、、。

 

 

2007年1月17日 (水)

FM.

 今日はミュージカル劇団タイムステップのメンバー達と2週分の収録をした。昔私がいた頃と違い、メンバーも様変わりしている。いろんな個性が集まって、一つの目標に向かって頑張っている様子は、聞いていて楽しいものだ。スタジオの中での歌もなんなくやってくれて、こういうところも以前とは違って積極的というか、昔の我々の引っ込み思案はどっかに引っ越ししたらしい。今回の作品が、現代社会の抱える不安要素、いじめや自殺などと重なり、何らかの強いメッセージが盛り込まれているらしく、彼らはそれを是非おみやげに持って帰ってくれと熱く語った。
 いつも思うことだが、こうして、大変な練習に参加し、仕事や家庭と両立させてきている人達は、そうじゃない人とどっか違う。苦しいことから喜びが生まれるということを知っているからか。そもそも、仕事や家庭だけでも普通は手一杯なのだ。そこに、ある意味もっと厳しい責任感を伴う課題に向かわなくてはいけない。オペラだってそういう点では全く同じだ。一つの公演を完成させるのは、一つの事業を起こし、それを真っ当に社会に提示するのと同じだ。お金を頂く公演、というのは、自ずとそこに責任感が伴わなくてはならない。もちろん出来不出来はあって当然だが、最後の最後まで死力を尽くさなくてはならない。
 今日の彼らにその心意気を感じたのは誠に喜ばしい限りだ。、、、こういう若者達がもっと増えてくれれば、日本も良くなるんだろうに、、、、。


 

 

 

2007年1月16日 (火)

睡眠こそが薬。

 睡眠とは不思議なものだ。「死」ととてもよく似ているが、何故、このようなものが人間にとって必要に作られているんだろう。もちろん人間だけではないが、、、、。しかし、仮に眠らなくても良いとしたら、眠らなくても平常通り生きて行かれるとしたらどうだろう。
 自分の事を言えば、と〜ってもありがたいなあ。眠らなくても休めるなら、日頃出来ない読書やなんかも出来そうだ。あれもこれも、余裕を持って出来るかも知れない、、、と思うが、さて。
 しかし、今でも夜眠らない種族の若者が居るが、彼らはじゃあ、どうするかなあ?さぞかしつまんないだろうなあ。社会が寝静まっている時というのが、彼らの自由な時間だ。

、、、なんぞというつまんないことを綴っていると又寝る時間が無くなるのだ。今の私にとっては、睡眠こそが薬みたいだから、ね〜ましょ!

 

 

2007年1月15日 (月)

連日連夜、、。

 さすが〜の私も食欲が無いところまで来ちゃった。山のような問題が、華奢な私の体にのしかかってきている感じだ。、、、とはいえ、今日のはればれ〜とした天候は、砂漠でオアシスの様な癒しを覚えた。とあるお食事どころで(軽いんだってばここは)日向ぼっこをしながらお散歩し、ゆっくりと新年会は始まったのだ。その後の姦しい会話はさておき、ゆるりゆるりと出てくるおフランス料理に舌鼓を打ち、お庭を眺めるのはかなりの贅沢気分。1時間ちょっとの会食は終わり、そこからが分刻みだ。、、、考えてみると、一生懸命し過ぎなんだ。あれもこれも、あそこもここも、少し手を抜けばいいのだろう。それが出来ない。というか気が付いたら汗かいて一生懸命の自分に気づくだけなんだ。、、しかし、流石に今日の最後の打ち合わせを兼ねた食事では、頭が正常に働かず、お相手への鋭い指摘も出来かねた。いかんいかん、これはちょいとやばいかも〜。

 帰ってみれば、賀状をお出ししたYさんという方が昨年お亡くなりになっていたという知らせが娘さんから寄せられて、大層ショックを受けた。優しい笑顔が、目に浮かぶなあ〜。合掌。

 

 

2007年1月14日 (日)

会議は踊る。

 今宵の会議は美味しいお料理付き、ワイン付き、しかも上げ膳据え膳の最高のおもてなしの中で行われた。(こんな会議なら毎日しても良いなあ〜)
 しかし、ちゃんと、内容も充実したものになったのは、結構せっぱ詰まっているからだ。意義ある会議だったと言えるだろう。さあ、第二段階はいつにしようか?今度はもう少し多い人数でやるのだが、多くなれば簡単になるかというと、そうでないのが会議というものの特徴だ。

 さあて、明日は高松シャンソンの新年会とレッスンだ。夜はちぇち練の事始め。あ、その前にもう一つ打ち合わせだった!

 、、、こうして、時は流れる〜。

 

 

2007年1月13日 (土)

おもしろい人。

 夕べ初めての個人レッスンの後、そのAご夫妻と先生を交えての我が家での夕食の時、プライベートなお話が出来て大変興味深かった。大体において私は人間に興味を持つ人種らしい。だからこそFMでゲストと話すなんぞというものが10年も続いているのだ。いや全く、このところのちぇちの会員にはユニークな人がどんどん増えている。このAご夫妻はボストンで知り合われたと言うが、奥様はナント「探検部」なんぞというおもしろい部活に所属していたらしい変わり者!それで飽きたらず、ネパールという国に興味を持ち何度か出向いたらしい。でもってボストンで資格を取るために留学だ。渡米して間もなくご主人と出会われたというのだ。趣味にヴァイオリンというのもなかなかステキ。外見は楚々として、とても探検なんぞという言葉と関係があるようには思えない。このギャップが良いなあ〜。でもって、初めてのレッスンはご主人が認める勘の良さ。先生も将来性を高く評価していたが、これはこれは、、、。明後日も新人が来る予定だ。どんな人か、楽しみなことではある。まあ、類は類を持って集まるの例え通り、きっと美人で、聡明で、人間味のある、ステキな人に違いない!って、ところでそれって、あんさん、、、、例外もあるか!てへっ!

 

 

2007年1月12日 (金)

昨日の何故。

 兎に角このところ一日に5つ以上の事が出来なくなってきている。それだのに、敵はものすごい勢いで、私の周りに集まってくる。片っ端からえいやっとやっつけているつもりが、その剣先も段々鈍り、息も切れ、あえぎあえぎの体たらく。あ〜、こうして段々棺桶が近付いてくるのだあ!

 昨日の事。まずは午前中に仕事と夫の夕食を段取って、高松駅までゲストのお迎え。でもって、余りに天気が良いからと昼食をMという海縁の瀟洒なレストランで。そのままお連れして、1本収録し、再び駅までお送りして、今度は岡山だ。忘年会が出来なかったので、新年会となったため、お弁当だケーキだワインだと、まあ、女性ばかりの会にふさわしくおいしいもの責め。歌も歌ったが、メインはこういうときに初めて聞くそれぞれの家庭の事情や、個人の趣味などの話題。家族の中心に居て、日々追われている人は、このシャンソン教室がホントの息抜きです、と言い、まもなく定年を迎えるというキャリアウーマンは暮れの忘年会14件を全部こなしたとカンラカンラ。趣味から本格的になった野菜作りをしている人は、絶対中国産の野菜は食べない方が良い、と力説。そのお話には説得力があったなあ。ま、そんなわけで、夜もしんしんと更け、帰りのフェリーに間に合いかねて送ってもらう。すると、久しぶりに楽器ケースを抱えたM氏にばったり。船に乗り込んで1時間ばかりのおしゃべりはなかなかに楽しく、昨今の音楽会事情や、県や市の文化行政の話に花が咲く。パリも良いけど、今度は是非ドイツに行きましょう、と誘ってくれた。ドイツなら絶対旨いもの食べてもらいますよ、と来たもんだ。船を下りる頃にはす〜っかりその気になっちゃった〜。ヘヘヘ。
 お迎えに来ていた奥様に駐車してあったところまで乗せてもらい、そこからはテクノだ。又、この運転手が愛想のいい人で、私のほんわか酔っぱらった会話に良く相づちを打ってくれるんだなあ〜。昨日は優しい男性に縁があったか!フフフ。

 しか〜し、帰宅してから急に、オペラ〜が気になりだした。そういえば未だ今年の助成金の案内が来てないと思うのだが、、、勘違いか、と思い出すと心配になってきて、パソコンやら、古い資料やらを引っ張り出して一人大騒動。やっぱり、一つは終わっていたが、まあ、あてにしているものは未だだと言うことが、今日判明してほっ!まあ、全ては何とかなるもんだ。ってえのが、O型人間の特徴でがんす。

 今日は今日で、嫁りんが気を遣って孫を連れてきてくれた。てえことは又大掃除だ。しかし、よく慣れてきて、やわやわのほっぺでこっちのほっぺを押してくるまでに。しかし、つかの間の逢瀬は彼女のお昼寝とともにあっけなく終わり、寝て居るまま母親の実家へ送り届けてチョン。その足で、生涯学習センター主催のピアノの歴史のお勉強に。久しぶりに会った友人とお茶もして、旅の話やら良い演奏会の情報交換などしてる間に時間が経ち、夕方のレッスンのお部屋貸しに間に合いかねて帰宅。夕食の準備中に母が電話してくる。「あんた、私をわすれてなあい?」しまった!病院に母を迎えに行くのをすっかり忘れていた!「ごめ〜ん」とばかり飛び出し、暗くなった待合いでうろうろ待っている母をピックアップ。いやはやいやはや、、、!これが現実だ。

 

 

 

2007年1月11日 (木)

濃過ぎる一日。

 本日は余りに濃い一日で、日記をつける元気がない。ただいま、丑三つ時なのに、消えたストーブをつけ直すのも面倒で、もう寝ようと決意。今年のオペラ実現に向かっての懸案事項を必死でパソコンで調べたり、古い書類を引っ張り出したり、、、こんな時間にやるべきでないことは重々承知だが、気になって眠れない様な気が、、、。ま、なるようになるか!全ては明日だ。

 

 

2007年1月10日 (水)

眠い。

 孫りんをおばあちゃんに見せたいと、気を遣ってくれてやってきた嫁りん。一sぢょにおうどんを食べに行き、お買い物をし、夕食を一緒に作り一緒に食べたが、もう何を食べたかどこに入ったか分からない感じだ。たかが1匹のちびっこに振り回されて、母親の実家に送っていって帰宅したときは、もうぐったり〜状態。じいじいもすっかり疲れて、台所のいすを並べてグ〜スカピ〜。いやはや、いやはや。

 こうした中でも着々と事は進行している。今年のオペラに向けてのプランが、それ以外の公演に関する打ち合わせが、毎週の練習に関するあれこれが、我が家でのレッスンのこともあるし、、、、明日は岡山まで出向く前にFM事始めと来た。こうした中、新しくちぇちの会員に入会したいと行ってきてくれた人もいる。この募集についてもしっかりと始めなくてはならない時だ。

 こんな時、遠方の友人からのんきな電話だ。「あんた、どうせオペラだなんだって、先へ行くほど忙しくなるんだから、今のうちに温泉に行こうよ!あの人とこの人を誘って、絶対よ!」とまあ、脅迫だ。ハイハイ、わかりやしたがな。と電話を切って、まあ、これも悪くないか、と思ってる。

 で、こうした中を、短歌歌会の様子を原稿にまとめるというお仕事が、、、。あの日のことを覚えているうちに、と思うのだが、なにせ、今の状態ではかけそうにない。先送りしても良いこと無いのは分かっているが、、、さて。

 バタバタ人生は死ななきゃなおらな〜い。

 

 

2007年1月 9日 (火)

本日は晴れ〜。

 寝坊した息子夫婦が大慌てで支度するのを待って、空港へとお見送りだ。今日は快晴で、ホントに気持ちの良いところへ、あたしゃお役ご免のらくち〜ん気分が手伝って、いきなり食欲が〜。待ち時間30分ほどの間に嫁りんともどもソフトクリームを注文。孫りんにも食べさせてすがすがしさ倍増!って、簡単な私。
 孫べえは別に父親の後追いもせず、ご機嫌でバイバイ。嫁りんから「お父さんは行く人ですから」と言われ納得。さもありなん。彼女は若い身空で(ふる〜)たった一人で子育て中なのだ。偉い!と思う。しかし、父親にこの付けが回ってくることが無ければいいが、、、、。

 彼女の実家にこの親子を送り届けてから、あたしゃマッサージ機に直行!1時間も寝ちゃったわい。しかし、歯が浮いているのは一向に直る気配がない。こりゃあ、しばらくかかるかなあ?とにかく肩がびんびんのカンカン。あ〜あ、温泉に行きたいなあ。いや全く、年は年だ。

 

 

2007年1月 8日 (月)

今日は雨のち晴れ。

今日は孫りんのお宮参り兼お誕生会であった。心配した雨も上がり、神殿に日頃の不信心を詫びつつ、孫の将来についてお願いを百ほどもして帰った。孫はぐずるどころか、とても声の良い神主さんのご祈祷と頭の上を右に左に行き来するお払いの白い紙束に好奇心満々。一度も奇声を発することなく、収支大人しくしていたのは、流石我が孫りんだ。まあしかし、産声を聞いてから1年も経ったと思えないが、この成長ぶり。 納得せざるを得ない。今朝鏡を見るとしわがことのほか増えていた様な気がするのは気のせいだろうか?

 明日は子供を置いて一足早く仕事に帰るという息子を送っていく予定。ああ、これで、ようやく解放される。ふ〜っ!明日からは自分のペースで日々暮らせるだろう。いや〜、ちかれたび〜。

 

 

2007年1月 7日 (日)

明日は孫りんの誕生日なのら〜。

 朝は嫁りんの着付けをして、神社にお宮参りをし、そのあとお誕生会だ。う、朝早起きしなくちゃならないのに、とうとう見てしまった、「白虎隊」今からもおう寝ようか、という時間になって新聞を見ていて思い出してしまった。前編を見ていたので、そのお話の説明をしたり、息子たちと日本の歴史についてあれやこれや話しながら作品を倍楽しんだお陰で、とうとう最後まで見てしまった。しかもぼうだの涙涙で、若い二人の顔も見られない。照れ隠しに「親子ものは弱いのよねえ」というと息子の「孫が出来ても?」という冷やかし。「出来たから尚更よ」と風呂場へ逃げる。湯船につかりながらも歴史の中で虫けらのように死んでいった若者たちの事を考えていた。シェイクスピアの言う、まさしく「性格から来る悲劇」そのものの会津藩の人々。今の世にというか、主に今の政界に色濃く残っているという薩長と会津藩の対立、力関係を思うとき、このお話がそれほど遠い昔のことでないことがよく分かった。何しろ写真が残って居るんだからなあ〜。日本もつい最近まで国内で切ったはったをやっていたんだ。
 人間くささが出ている作品で内舘牧子のそれとわかり納得。同じ地方色の濃い作品でも「うどん」とはえらい違いじゃあ〜」と言う息子の声にみんなで笑ったことだ。

 さ、まじで寝〜ましょ!

 

 

2007年1月 6日 (土)

ふつうであること。

 ふつうでない天候が続いている。妙に暖かいかと思えば冬の嵐が来るという。覚悟していると、ちょろんと雪がちらついたらもう晴れた。まあ、お陰で家事がスムーズに進んだので、孫りんたちの受け入れ態勢も完了。
 
 ふつうでないというのは、何かしらの不安を覚えるものだ。パリの地下鉄を思い出すが、予想以上に黒人が多くて、ある時などは、私と娘以外は一人二人を除いて全部黒人という時もあった。ここがパリだと言うことを一瞬忘れる光景だったが、彼らのほとんどが暗い表情をしていて、これは実はいかにもパリにマッチしているのだった。なんとなく不安な感じが付きまとい、落ち着かない気分だったのは、この情景が「ふつう」で無いと感じたからだろう。しかし、彼らフランス人にとって見れば、これはふつうの光景になりつつあるのだろうし、逆に私たちの様な東洋人が地下鉄に大きな顔して乗っていることの方が、ふつうで無いのかもしれなかった。

 「普通」って何だろう。以前、「この世の中に身障者の方が多かったら、健常者の方が奇異な目で見られ、むしろ卑屈な生活になるのではないか。要するに数の原理だ。」と言った人が居たが、そうかもしれない。今現在の「普通」はいつか変化して、普通でなくなるかもしれない。地球の温暖化が進めば、雪が無いのが普通の冬で、雪が降るのが変な冬って事になるのかも。かもかも〜。

 

 

2007年1月 5日 (金)

あんもち。

 こちら出身のM君と、娘のご両親S宅にあん餅をお送りしたら、たいそう喜んでもらえて、それぞれに電話やらメールをいただいた。M君の奥様は関東の人で、全然こういうのを知らない人。丁度お母上と讃岐のあん餅雑煮を話題にしていた時に着いたらしい。タイミングも良かったのだろう。S宅は今年の年末年始はご夫婦両方のご実家どちらに居るかわからないというので、両方にお送りした。この不精者の私にしちゃあ、たいしたもんだ。気持ちはいつもあるんだが、とかく時間がない。どれくらい時間がないかと言うに、賀状が来た人で本日まだ返事を出せてない人がゆうに30人は居る。という事実。毎日ポストを見るのが恐ろしくなる。ただいま午後10時前。これから全部仕上げようと思うが、、、。

 お一人、短歌が添えられていたので、生意気にも返歌としてお返事差し上げた。さあ、どう思って頂けたことか?短歌とはそもそも相聞歌として発達したものだそうだから、こうしてやりとりがあるのが当然なのだろう。まあしかし、勇気が要ることだ。

 声楽の歌がやればやるほど難しいのと同じで、短歌も分かってくると難しくなるようだ。ホントに一生の友となるかどうか?友としたいかどうか、、、だろうなあ。

 

 

 

2007年1月 4日 (木)

逃れたい症候群。

 このところの主婦業から逃れたくて仕事を早めに終えて母と息子を伴い温泉に。その前に本日大阪へと帰っていく甥の為に「うどん」とアイスクリームだ。どちらも甥が満足してくれたらしいのは良かったし、こちらも大満足。要はだしに使って自分が食べたかっただけなのだ。その後息子をピックアップして母と3人で温泉だ。肩こりが異常なほどなので、今日は絶対マッサージをするぞ〜、と勇んで出かけたが、いっぱいで20分コースしか取れない。でも、これだけでもかなり心地よく、ずいぶんと楽になった。お風呂も思ったほど混んでなくてゆったり入れたし、ようやくのんびり出来たのだ。

 息子が電話で何やら嫁りんとがちゃがちゃやり合っている。どうやらスケジュール調整がうまく出来ないみたいだ。結局最後は嫁りんの勝ち〜。デンデン。息子もこの逃れたい症候群で、とにかく逆わないのがベストと心得てるようだ。フフフ。

 しかしなあ〜。逃れたくても逃れられないのが、生きるということだ。がんばれ〜私たち。

 

 

2007年1月 3日 (水)

作戦。

 物事全て作戦通りに行かないものだが、今日ばかりはすっかりその手に乗ってしまったものだ。
 短歌の歌会。夕べの5時間の睡眠時間がたたり、始まるやいなや眠気が。こりゃあ、本日は不謹慎にもい眠るなあ〜、、、と考えていたところ、師がやってきて、「あんた、この新聞のここんとこに本日の写真と歌会の模様を乗せたいから、原稿あんたお願いね」とおっしゃる。やんわりお断りしたつもりが、いつの間にやら引き受けさせられた。でもって、とうとう最後までい眠ることができなかったという次第。こりゃあ、作戦負けだ。

 まあ、1年に1,2回しか会えない人と「お久しぶりね、お元気〜?」と声を掛け合うのは良いものだ。もう少しいろんな話が出来るとなお良いが、お互い多忙な中での限られた時間で参加するものだから、歌会で精一杯なのも無理はない。お迎えに来てくれたMさんと同窓生のHさん3人で、「あずまや」へ。しばし雑談して口を開けて待っている男二人の為に急ぎ帰宅したことだ。やれやれ、、、。

 

 

2007年1月 2日 (火)

なんてこった!

 もう〜っダメ!可愛いっ!孫ってこんなに可愛いものなの〜???夕べは私の腕の中でスヤスヤとおねむ。安心しきった寝顔を見ながらそっと寝かせたが、参ったねえ〜。これに勝るものがこの世にあるとは思えない。今日は朝お雑煮を食べてから、ゆっくりして、お昼はじいじいの昼食をささっと作っておいてから、若夫婦をイタリアンに連れて行く。母親に食べさせようと急いで食べて、後は抱っこして店内を歩いて回る。あんまり無理を言わないのはやっぱり女の子だからか?まあ、お店の迷惑にはならなかった。その足でお買い物に行った家族を送って帰宅してから掃いたり拭いたり夕食の準備をしたりと、、、、明日の歌会の準備なんぞできるわけがない。そもそも、年賀状さえまだかけないのだ。沢山出してくれているのをざざっと目を通し、あとでゆっくり、と思っているが、この孫りんは8日が誕生日ときている。「盛大に誕生日を祝ってくれ」と宣う息子に盛大にとはどういう意味かと尋ねてみたり、、、。とにかく彼らが水戸に帰るまでは落ち着かないだろう。「孫は来て良し帰って良し」とはよく言ったものだ。
 で、夫に頼んで迎えに行ってもらったら、父親に抱かれて「お帰り〜」と言う私の顔ににこっとたまらない笑顔。いやはや、、、確かにメロメロだ。

 

 

2007年1月 1日 (月)

年の初めのぼやき。

 暮れには回覧板をご近所に持ってって犬に噛まれ、最後の仕事でグサリと指を切り、元旦なのにおぼっちゃまのいせいでこのパソコンが使えず、ったく、なんてこったあ!の年の暮れ明け。しかし、その全てを払拭してくれるバイビーの可愛さに、うかうかと時を過ごしている私。実家で歓談中に東京の娘から電話で、「お母さん、メロメロねえ!」と笑われる。な〜んと、年賀状も深夜になって初めて読むという具合。しかし、なんでこう可愛いの?ようやう慣れてきて、私が抱こうが何しようがちっとも泣かない。こうなるとほんとに可愛さが募る。今宵は孫りんの初お泊まり〜。

 

 

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