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2006年11月23日 (木)

「オセロー」

 本日は平幹二郎親子によるオセローの観劇だった。息子の方がイヤーゴをやるというので、興味津々だったが、なかなかに悪役を好演していた。しかし、父親と比べると、気の毒だがまだまだ青二才という感じは否めない。台詞回しや芝居の間に余裕がない。その点父親は貫禄だし、集中力が違った。二人とも良い声をしている。しかし、見終わった後オペラ「オテッロ」の方が勝っているなあ、と感じたし、もっと言えば、「映画」の方が良かったなあ。、、、これは大変珍しいことだ。大体生の芝居の方に軍配が上がることが多いのだが、この作品に限っては、映像でオセローの苦悩の表情を見せてくれた方が迫力があった。又、オペラは、デズデモーナの「柳の歌」のように、音楽の力による悲しみの表現が、芝居よりもうんと強いと思った。まあ、シェイクスピアの作品がこうして色んなものに形を変えて歴史の中に残っていくのは、作品に力があるからだろう。

 しかし、人の心とは自分がコントロールしているようで、実は、周辺からの影響を受けていることが多い。特に、人を見る目、というのが良く言われるが、これほど当てにならないものもない。「内面と外面」が違うというのが人間の本質ならば、一体人は何に頼ってその人を判断するんだろう。「思いこみ」や「憶測」で「勝手な決めつけ」をしているのが通常かも知れない。

 生きてる限り、人間は間違うのだ。

 

 

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