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2006年10月

2006年10月28日 (土)

千の風になって、、、。

 良い歌に巡り会って、昨日も今日も皆さんにお披露目した。「私のお墓の前で泣かないで下さい、私はそこに眠ってなんか居ません、、、」全くそう思いたい。私も父の墓前に儀礼的に慣習的にお参りしたりはするが、気持ちは殆どそこに父が居ると言う感じはない。自分が死んだからって、お墓に入れて欲しいとは全然思わないし、そこで偲んで欲しいとも思わない。私と関わってくれた大勢の人たちの心の中に、あるとき浮かんでは消えるホタルのしっぽの灯のようなもので在って欲しい。特に子供達にとって、私の存在は全くこの歌の通り、そこいらへんの物に宿っていると思って欲しいものだ。

 まあ、この歌の良さが理解出来る人にはシャンソンが歌えるだろう。この歌を歌っているとハンカチで涙をおさえる人がちらほら、、。などなど予想外に多くの人に応援して頂いた、良いコンサートになった。有り難いことだ。

 、、とにもかくにもこの所のイベントが全て終了して、明日はとうとう上京して、今度は娘だ、孫だ、友人達だ。はてさて、どんな旅になりますことやら。そもそも明日無事行けるのかなあ??朝はシェイクスピアだ。むむむ、、、。

 

 

2006年10月27日 (金)

とにかく疲れた!

 本日は以前にも増して真面目な「お勉強会」となった声楽発表会のため、肩は凝るわ疲れるわ!あたしゃ声が段々出なくなりつつあって、ただ今五割。明日はこれが何割になるか、、、!トホ。

 まあ、しかし、歌は難しい。こちらを立てればあちらが立たず。たまたま全部がうまく行ったとして、体調次第では楽器が上手く鳴らなかったりする。例えばピアノだと、その音を押せば取りあえず音は出る。声は全く出なくなることがあり、その恐怖からもっと悪くなる、、、という具合だ。頭だけで考えていても、声は出ない。ハートだけあってもテクニックがないと声にならない。テクもそこそこ良くて、ハートもあって、、、でも、表現は又別なんだ。いやあ、奥が深い。
 自分の事を言えば、頭では全部分かっていて、自分の中の「先生が」そこはピアニッシモだ!と叫んでも、身体は別な動き方をしてフォルテになってしまう。奥をもっと開いて!という声を聴きながら、歌詞の内容を考えたりしていると浅い声になっていたり、、、。この先生の声というものが、声を出す前に聞こえるのはまだ良い方だ。後から後から聞こえてくるともう大変。パニック状態になってしまう。
 で、たかだか十数人の歌を聴いて何故こんなに疲れるかと言うに、一人一人真剣に聴いてしまうからだ。その人が、何を考え、どう歌いたいのか。この人が今までどんな勉強をしてきたのか、、、などなど、聴きながら考えているからだ。ああ、ホントに疲れた。

 って、明日は朝9時にお迎えが来て、11時からシャンソン発表会だ。どうなるんだろう!!??

 

 

2006年10月26日 (木)

やっぱり風邪か?

 今日になって鼻水は出るわくしゃみは出るわ目は潤むわの3拍子が揃ったなあ。しかし、夕べはいつもの薬では足りず、又半錠プラスしてようやく眠れたのだ。一つには、深夜放送の面白いのをやっていて、つい聴いてしまったのも悪かった。「三つの歌」なんて、懐かしい番組がリバイバル放送されていて、これがなかなか面白いのだ。まあ昭和28年前後のものだから私もハッキリ覚えているわけではなかったが、あの頃のゆったりした時の流れ方、、、、そもそもアナウンサーの口調からしてゆっくりしている。受け答えの妙なテンポと言い、ホントに面白かった。良い時代だったなあ〜〜。

 今朝目覚めてもなんだか、未だ薬が残っている。眠くてしょうがないのだ。母を病院に連れて行っても眠っている。、、、明日のためにもう寝るとしよう。明日は暗譜で歌えって!?先生、勘弁して下さいよ〜と泣きつくつもり。今のような状況では絶対無理だもの、、。ぐやじ〜

 

 

2006年10月25日 (水)

又病院。

 昨日からおかしかったのを、まあご亭主殿の誕生日に暗い顔もよろしくないと思い、ちょいと無理してお料理もし、ラジオ代わりの友人も呼んでの夕食は、やっぱり疲れて、夜眠れなくて肩はバリバリ喉はひりひり目はじんじんで、具合が悪いこと悪いこと!朝になるのを待ちかねてまた病院だ。漢方をしこたま頂いて帰ったが、確かに医師の言うように長すぎる。半年以上もこの喉と闘っているのだ。少し無理をすると出てくるというのは、そういう歳になったのか?もういい加減解放して欲しい物だ。

 で、短歌の1首がどうしても出来ない、というか、変なのは一杯出来るのだが、どうもなあ〜。
肩がますます凝ってくるという訳だ。ふ〜っ。

 
 とにかく寝よう。

 

 

2006年10月24日 (火)

酔っぱらってるにはわけがある〜。

 本日は夫のお誕生日。昔からの友人に犠牲になって貰い、3人でお誕生会だ。よく飲みよく食べよく笑い、よく語ったが、話題はもっぱら昔のことというのも我々が年取った証拠だろう。彼女とは、我々夫婦と3人で長崎旅行に行った仲間であり、お互いに持ちつ持たれつの間柄だ。赤ワインが1本jきれいに空いて、ビールとで盛り上がった。、、、お陰で今日はもう眠いのだ!

 

 

2006年10月23日 (月)

ふぉっふぉっふぉっふぉ!

 あるお方が台湾にお出かけだというので、台湾通の娘に問い合わせて是非行くべき?所をFAXさせて頂き、ただでは済まさないアチクシが一言旦那様に「羽を伸ばしすぎないように!」と書き込んだところ、「風の中の羽のようになると申しております」という奥様からのお返事。アハハハ。いやあ、楽しいではないの!?しっかり奥様の前で歌っておられるの図が頭の中で明滅している。さすがあ!のウイットでした。

 ウイットとはとんとご縁がないちぇち連だが、まあ、今宵も楽しく充実した練習が出来た。なんせ、今やっている曲は、「ナブッコ」「落葉松」「椿姫」「ホワイトクリスマス」「グローリア」「トルコ行進曲」「見上げてご覧夜の星を」「アイーダ」ぎょへ〜っ!の8曲だ。その上に、あたしゃソロの練習もしなきゃあならない。信じられない!が信じるしかないのだ。は〜っ。もう、やけっぱちの感じのメンバー達だ。こうなったら、矢でも鉄砲でも持ってこい!てなもんだ。

 
 母がなんとか膝の手術までには時間が掛かるというか、まだ大丈夫のようで一安心。痛みとはしばし付き合うしかないのだろうし、可哀想ではあるが、、、。こうして段々出来ることが少なくなってくるとかなり悲観的な母。車椅子や杖をいやがらずに使えるようになってくれると有り難いのだが、、。そんな事するくらいなら痛いのを我慢した方が良いらしい。ふ〜っ。

 

 

 

 

2006年10月22日 (日)

締め切り。

 25日原稿の締め切りと短歌の締め切り、そして楽譜の暗譜に、クリスマスコンサートの原稿作成と、次から次へと押し寄せる波。あたしゃサーファーじゃあないってんだ。体重過重で波の底に沈んじゃいそうなんだ。って、別に威張ってるわけではないが、まあ、悲鳴のようなもんだ。締め切りが無いと何も出来ない、とはよく言われることだが、実際そうなんだが、つい呪いの言葉が、、、。

 明日は母が病院に連れて行けと電話してくる。どうやら相当膝が痛いらしい。出来るものなら手術でもして痛みが軽減出来ると良いが、高齢だからねえ〜。無理かもねえ〜。
 午後はシャンソン教室だし、夕方からはオペラ〜だ。どちらも発表会を控えていて、気が抜けない状態だ。疲れるぞ〜。

 シンデレラタイムまであと40分。さて、暗譜に使うとするか。てね。

 

 

 

2006年10月21日 (土)

本日の2大イヴェント。

 まずはちぇちの専属ピアニストが、実は歌が大好きで歌いたいと入っている合唱団のコンサートに行ってきた。彼女を除く平均年齢はかなり高いのだが、訓練された声は良く鳴り、気持ちの良い演奏を奏でた。今回の特別出演者Wさんは私もご縁の深い方で、今回は朗読での参加だった。ご出演されるのを知らずに行ったが、これは儲けものだった。登山して帰らなかった息子を歌った詩だったが、説得力のある読み方で、流石と感心。本来なら、楽屋にお尋ねするべきを、次の予定のために脱兎の如くホールを飛び出し、我が家の前で待っている友人の為に焦って帰宅したのだった。

 次の予定というのは、現高松市長を囲む会があり、そのお手伝いに行く約束の為だった。今期限り、ということは、あと半年で市長の座から降りることを決心された市長が、淡々とその真意を後援会のみんなに説明したが、それが、この会の一番の目的だったようだ。これまで、自分の事のように市長を応援してきた人たちが、うなだれてその弁を聞く様子は、会場をいやが上にもしめったものにした。市長の「体力気力が共に充実した人でなくては、この重大な曲がり角にある高松市を担っては行けない。」という心からの叫びに、反論を唱える人は誰も居なかった。その沈黙には、加齢というものには抗えないという無念さがありありで、参加者自身も最初からならずいぶんと歳をとっているのだ。3期12年。長いようであり、短いようでもある。市長夫人が同窓生ということで、少しばかりの応援をしてきたが、彼女の事を想っても、これで良いのだと、納得せざるを得ない。彼女とは短歌仲間でもあり、今後の人生が穏やかに、彼女が望む通りに展開していけば良いなあとつくずく想った。今となっては半年後にきれいに終焉が迎えられると良いなあ〜。

 Kホテルのお料理は確かに美味しくなってるなあ〜。わがテーブルには面白い女性が同席しており、笑いが絶えない。お陰様で、頂いた物が全部身に付いたような、、、。げっぷ

 

 

2006年10月20日 (金)

人の不幸は面白い?

 ラスベガスのカジノ王、スティーブ・ウィン氏(64)が、氏の所蔵の「ピカソの絵」にひじ鉄を食らわせて、大きな穴をあけてしまったことが19日までに明らかになった。ウィン氏が客を招き、得意気に絵を説明した際、“まさかの一撃”を食らわせてしまったもの。この作品を1億3900万ドル(約165億4000万円)という絵画取引史上最高額で売却する予定だった同氏だが、自らの“暴挙”ですべてが水の泡となってしまった。
 いやあ、悪いけど、このニュースをネットで読んだときは思わず笑ってしまった!ピカソだって天国で笑っているような気がする。芸術家にとって、作品の値段なんて後からつくものだから、彼は関知しないことではないか。世の中のお金持ちがどんどん値段をつり上げて、自己顕示欲を満たしているに過ぎない。この珍事を起こしたご本人にとっては、少々痛いかも知れないが、有名税というか、カジノですぐに又取り返すことだろうから、何にも心配は要らないだろう。この頃のハイテクを持ってすれば、修復だって相当きれいに出来るだろう。そうした思い出のある作品を持ち続ける方が、余程良いではないの!?と、とんとお金に縁のないおみっちゃんは想うのであった!。

 

 

2006年10月19日 (木)

ピアノって、凄い楽器だ!

 今日はちぇちの練習場に宣伝に来て、2曲も弾いてくれたあのピアニストの演奏会に張り切って出かけた。期待通りの演奏振りで、アンコールは期待以上の素晴らしさだった!どこぞのプリマドンナのように、乞われるままに次から次へと弾くわ弾くわ!それも手抜きをするでなく、立派な演奏振りだ。アンコールだけで一部が構成出来ただろう。イタリア人らしいといおうか、熱い拍手にどこまでもご奉仕だ!眼鏡をかけて目を凝らしても、どうしてもいつ指が鍵盤の上に落ちたかが確認出来ない。しかし音は紛れもなく出ている。激しい演奏に、そんなに大きな人ではないのに、グランドピアノが小さく感じられたり、、、。いやあ〜、すごいテクニックだ。ここ最近、ここまでの人にお目に掛かってないから、今夜は彼の夢を見そうだ。
 I会長の言葉。「あれを見たら、たかが1曲や2曲の暗譜がどうした、ってことだなあ〜」イヤホント。あれだけの曲をすべ〜て暗譜で弾くんだから、もう神業だ。、、、でもって、あの人なつっこさ!I会長が握手と話しを終えたところに私も近付き、ほんの少しイタリア語で喋ると、流石イタリア人だ。「イタリア語が出来るのですか?」と彼の方から手をさしのべて握手を求めてくる。すぐに余所に引っ張られて行ってしまったが、、、。いやあ、感激だ。
 彼の演奏はテクニックが先立ち、オペラの編曲ものに関しては私的には一部疑問が残ったが、それを吹き飛ばすようにシックな曲をアンコールで弾いてくれたお陰で、彼の力の程が思い知らされた。中でも「サムソンとデリラ」は涙がこぼれそうだった。
 それにしても、ピアノという楽器。あらゆる楽器の音をカバーし、ピアニストの指先一つでカラフルな変化を見せる。凄い楽器だ。

 

 

2006年10月18日 (水)

海外旅行。

 又しても日本人の旅行者が事故にあって死亡者も出たようだ。海外でなくても事故は起きるが、外国でのそれは何だか特別に悲惨な気がする。原因だとかも不透明なことが多いし、病院も不安だ。またぞろ海外を考えてる私にとっても、他人事では無いなあ。トルコったら、先日から友人が何人も出かけてる所だ。彼女たちは「飛んでイスタンブールだったのよ!」と元気に帰ってきたが、、、。今、トルコもブームらしい。

 娘がフランスに40日も出かけると言い、仰天したが、何より驚いたのは婿殿が「僕が反対すると思ったの?」と言ったというのだ。いやあ、最近の男性は話しが分かる、というか、男女平等がそこまで根付いてきてるのかと感心した。まあここ高松でも、ある人が、1年間、子供とご亭主を置いてアメリカに留学あそばしたことも聞き知っているが、まさか身内にそんな事するのが出るとは思っていなかったから、最初は絶句した。しかし、あくまで夫婦の問題だから、私がとやかく言うことでもない。二人で考えて解決していくことだろう。
 しかし、こういう事故があると、流石に心配ではある。宝くじに当たるほどの珍しい出来事だとは思うが、他にもデンジャラスなことはいっぱいあるだろうし、、、な〜んて、老婆心か。それに、人生なるようにしかならないのだ。ま目出度く、帰国したら早速子作りに精を出すそうだから、それに期待するとしようか。しかし、フランス語がねえ〜。ちょいと電話でテストしてみたが、ニャントモカントモ、あやしい〜〜〜。それで行くというあたり、やっぱりワチキの娘か!
 
 とりあえず、このお嬢の出演するお芝居を観に、月末は上京する予定だ。もう一つの目的はこの芝居を観に行ってくれる、沢山の友人達の何人かと久しぶりに会うことだ。中には10年ぶりくらいの人もいる。早速ギリシアから帰ったばかりだと別な友人からも電話があり、一緒に芝居に行ってくれるのだ。上京しても忙しい日々になりそうだ!

 ホントに友人は宝だ!

 

 

2006年10月17日 (火)

四季の移ろい。

 夏冬物の入れ替え時期だ。と思いつつ、なかなかはかどらないでいる。明日こそやっつけよう! 日本に四季が無くなりつつあるような気がするが、こうして、入れ替えは確かに必要で、しかもいきなり冬衣装と言うわけでもない所を見ると、矢張り四季はあるんだろう。近所のコスモスは満開で秋を彩っているし、兎に角空気が違う。我が家の前も車が多くなっていやなんだが、それでも外に出たら思いっきり息を吸いたくなるのだ。

 昨日は、夫が面白いビデオを見つけて母と3人で大笑いした。今から25年も前にテレビの取材を受けて子供と私がそれぞれにコメントをしている。当時「子供部屋」というものの是非を問うという風潮があり、たまたま夫の会社からの依頼に応じた訳だが、一番驚いたのは「私が若い!」ってことだ。ハハハ。25歳も若いんだから当然だろう。子供が10歳と11歳の時で、それぞれに部屋を与えてあった。途端にその当時にタイムスリップして、あの頃の育児の不安や心配までも想い出した。自分なりに頑張ってはいたのだが、専業主婦ではないし、自分が良いと思ってしていることが子供達にとってはホントはどうなんだろうという不安は常にあったのだ。何とかそれぞれが家庭を持つまでになってくれて、まったくやれやれだ。勿論これからだって、それなりの心配はあるだろうが、昔とは違う。

 自分の人生にも四季があるなあ〜。

 

 

2006年10月16日 (月)

ピアノって凄い楽器だ。

 今夜のちぇち連は思いがけない展開になった。今週木曜日にテルサでのリサイタルを控えているイタリア人ピアニストがな〜んと、2曲も生演奏してくれたのだ。アップライトのピアノがあんな音を出せるとは思わなかった。まるで羽毛で撫でるような音から、fffの激しい音まで自由自在。鳥肌が立つほどの名手だった。イタリア人特有の人なつっこさも勿論あり、これは行かざあなるまいってところだ。会長もスケジュールを変更してそのひを空けるとか。私も是非行きたいなあ。

 

 

2006年10月15日 (日)

良い湯だったなあ〜

 超人的な一日の最後は、Y女史と温泉。ジェット水流のマッサージで身も心もほぐされて帰ってきて、1週間ぶりにただ今ビールだ。やっぱり大きなぶ〜たんたんは良いなあ〜〜。これで今宵はぐっすりおねむだ。

 発表会はかなりの騒音が混じる劣悪な環境でのもので、教室でいつもやってるような訳にはいかなかったが、みんなホントによく頑張った。段々場慣れしてきて、人前で歌うことに抵抗が無くなってきているのを感じる。たかがシャンソン、されど、、、てなもんで、ケッコウ難しい曲ばかり。ホントウにきっちり歌うには相当の訓練が必要だ。でも、そもそもみんな何故シャンソンなんか習おうと思うのだろうか?プロになりたいわけでもないし、人前で歌う場面がそうそうある生活でもない。編み物や裁縫刺繍、陶芸ビーズ等々、残る作品が出来て生活に役立つというのでもない。でも不思議なことに、何年かやっていく内に歌うことがどうやら生き甲斐の一つになってきているようだ。、、、これはちぇちの活動も同じかも知れない。無駄なことの様に見えるものの中に、実はホントウの楽しさが潜んでいる。目標が大きいほど、目的地が遠いほど、人はその道程を楽しむことが出来るのだ。

 終演後その足で多度津まで中嶋啓江のコンサートに総勢10人で出かけた。私が噂で聞いて、是非とも彼女の生の声を聴きたいと思ったから、みんなをお誘いしたのだ。予想通り、というか予想を超えて心も体も大きな人だった。「江」の字は揚子江から取ったものだというが全く相応しい。ユーモアもたっぷりあり、涙もろくて、、、。私自身も一緒になって泣いたものだ。「戦争にならないで欲しい」「命を大切に」という強いメッセージを何度も投げかけ、それに添う美しい歌を何曲も歌った。ただ、もっとオペラアリアとかカンツォーネが聴けると思ったらテノールの「誰も寝てはならぬ」を一節と、「バタフライ」の一節を歌っただけだったのが、残念。確かな声を持っているらしかったが、あれでは殆ど分からない。矢張り、田舎向けプログラムだったようだ。
CDを買ってそれにサインをして貰ったが、「是非バタフライを次回は聴かせて下さい」と話すと、すっかりその気になってくれて、早口で聞き取れなかったが、何とか言う先生に指導をして貰っていて、今現在準備中だと教えてくれて、強〜い握手だ!ホントに熱い人だった。

 帰りをただで帰るはずがない主婦達だ。久しぶりにカサデルマールに行き、パスタとサラダバイキングだ。夕日が沈むのが見えるお席を取ってくれて、、、しかし、入店してすぐに、あれほどそれに拘ったにもかかわらず、お喋りの方が優先していて、誰も暮れなずむ海を見ている人が居ない。夕日が島影にすっぽり入って瀬戸大橋の灯りが浮かび上がってきても誰もそれを口にする人は居ない。食べることと、喋ることに神経が行ってしまっているのだ。かくいう私目も食べたし喋ったには違いないのだが、、、。なんせ、短歌をしてるとなあ〜。つい、こういう風景に目がいくんだよなあ〜。
 楽しく会食して三々五々別れたみんな。それぞれのねぐらへと帰っていった。

 本日の私の収穫は、スケジュールの勘違いが判明して、少し余裕が出来たこと。さあ、今度は自分の暗譜だ。

 

 

2006年10月14日 (土)

本日は運転日。

 午後徳島までO女史のリサイタルに出かけ、帰宅してから食事の用意をして又しても運転して「飲まない飲み会」へ。帰りはそのメンバー達を送っていく。車検から帰るや否や大活躍の我が愛車だ。
 それにしても昼間は絶好のドライブ日より。女3人は姦しいとはよく言ったモノだ。まさしくBGMを聴くどころの騒ぎではない。ず〜っと無音の筈の車の中は、笑い声と声高のおしゃべりで満パイ。車が揺れていたのではないか?!と思えるくらいだ。これで、日頃の憂さを晴らしているのだが、そもそも憂さなんかあるの?てなもんだ。
これぞオバタリアンパワー。

 演奏会はお一人でやるには相当の集客で中には見知った顔も。演奏曲目はどれも難曲ばかり。ご本人の集大成というべきものだろう。最後にお喋りで会場を湧かす所なんか、お人柄が出ていて好感が持てた。K先生とバッタリお会いしたが、「僕の演奏会に来てくれなくて有り難う!」と皮肉られる始末。そう言われても身体が足りません〜だ。

 明日のスケジュールは凄いよ!10時50分からシャンソンの発表会で、その後は全員で多度津まで、中嶋啓江のリサイタルを聴きに行くのだ。ということは又高松まで帰ってこなくちゃあイケナイ。さ、早く寝ましょ!

 

 

2006年10月13日 (金)

過ぎたるは、、、、。

 そう、及ばざるがごとし。今日は全く充実した一日ではあったのだが、充実し過ぎのきらいがある。本日の特別なイヴェントは「ピアノが語る音楽史」という生涯学習センター主催の講義を2時間真面目に受講したことが一つ。ピアニストがテクニックと言い、解説と言いなかなか良くて、贅沢な時間を過ごした感じだ。本日はバロック音楽についてだったが、バッハに20人も子供が居た、ってことは、知らなかったことの一つだ。
夜は「G劇団のミュージカル」ここの団体は歴史が古く、す〜いぶん前から時々観ている。我が母は何故かこの劇団が好きで、よく一緒に連れて行ったが、今日はどうも体調がイマイチらしく、のってこない。やむなく一人で、駆けつけたが、受付には馴染みの顔がずらり。既に始まっては居たが、一等席へと案内してくれる。しゃべり方、動き、姿勢、ダンス、音楽、どれもがパターン化されているのが、この団体の特徴だが、今日はセットを殆ど使わず、尚更にそのパターンが際だって感じられるようにしてあった。内容が上海のちんぴらだから、イマイチ乗れないが、宝塚ばりの男装の女性が二人、なかなかの熱演で、良かった。
この団体は毎回解散しては新たに人材を募集するが、今日初めてその意味するところが分かったような気がした。ストーリーがいくら変わっても、出演者が変わらなければ、変わった感じがしないのだ。キャラというものができあがって仕舞うと、今度はそれが邪魔になってくるということが起きる。それを毎回変えることが出来るのがほんとのプロなんだろうが、これは難しいことだ。今日も、決まったキャラの人はどうも作品の中に馴染んでいけない感じがつきまとう。
でも、この団体のやって来たことの意義は大きい。若者の足をとにかくホールへと誘ってきたのだ。主宰者が私と殆ど同じお年で、言わんとするところが良く分かるというのは、私にとっても嬉しいことだ。メンバーに言わせると、実はソコントコがハッキリ分かってるとは言い難いんです、とのことで、駒の様に動かされているだけの人もいるらしい。

瓦町に着いたら、30秒前に電車が出た後。ナントそこから30分も待ったのだ。バッグの中を整理したり、友人に電話やメールをしたり、お茶を飲んだりして、ようやく電車が来たのに、座席の獲得競争に負けて、結局立って帰った。ま、これも運動か。

 

 

2006年10月12日 (木)

二兎を追う者一兎をも得ず

 そうなんだよなあ。シャンソンの曲を覚えながら一方でオペラのアリアをやらなくちゃイケナイ。別に誰に強いられてるわけでもないのに、なんでこんなことやってるんだろう。、、と、反省したり後悔したり、時間経過と共にマイナーな思考回路に切り替わってしまう。「あんた、そんなこと、ホントに出来るのかい?」「多分無理でちゅよ〜」「お止めよ、悪いこと言わないから、恥かくだけよ」「そうかなあ。そうかも知れない」「気持ち次第よ。やるだけおやりよ」と色んな声が聞こえてくる。もしや、多重人格か?アメリカの法律では、多重人格者のやらかしたことは罪にはならないらしい。って、それがどうしたのよ!?てへ。


 北の方からなんだかややこしいことになってきて居るなあ、世の中。しかし、一番大切なことを見据えていけば、間違わないだろう。
「まちがいは二度と繰り返しませんから、、、」
世界中の人が広島ツアーに来てくれればいいのに。その前に、日本の政治家がまずはヒロシマ・ツアーを!だ。

 

 

2006年10月11日 (水)

吾と我が身を励ましつ〜

 今日は定例のスポーツ日なのに、やって来た友人は親知らずを抜いたとかで、スポーツはダメみたい〜と早々にお帰りに。じゃあ、一人でも行くべえと考えながら今月末のシャンソンの発表会のチラシ作りに懸命なのだ。なかなか良いのが出来たかな?しかしなあ、今月は3回も発表会だからなあ。内2回は全体を仕切らなくてはイケナイ。なんだかなあ〜。疲れるなあ〜。でもなあ〜。ぼそぼそぼそ、、、。

 さ、今からジムでも行って、一汗かいてこよう!

 

 

2006年10月10日 (火)

疲れ切った。

 本業の多忙の後に岡山のシャンソン教室だ。行きは友人が発表会で歌う歌を手取り足取り指導。確かに難曲ではあるが、不勉強の結果でもあるんだ。歌をあなどっていたからこんな事になるんだ、、って、これ私のこと!?いやいやとんでもない。あなどってなんか居ない。間違った道に迷い込んだかと思うくらいだ。やればやるほど難しいのが歌だと、最近つくずく思う。

 しかし、生徒さん達は大歓迎してくれて、明るく楽しく充実した時間をすごして、、、しかし、案の定フェリーに乗ったらへろへろだ。流石に歳に似合わないことをやってるという感じではある。その友人が言う。「あんた、こんなことしてたら身体に来るよ」いや、だから、あんさんがちゃんと勉強してくれたら随分違うんですけど〜、と言いたかったが我慢。取りあえず、日曜日を無事終えたい。

 

 

2006年10月 9日 (月)

舞台。

 舞台で遊ぶ人、それを見て遊ぶ人、どちらも異空間を楽しむことには変わりない。どうせなら、その異空間が何処までも異空間であって欲しいのだ。しかし、舞台に立つ人間も、どこか醒めたところがないと、返って自由に動けないし、表現出来ないのだ。観客にしても、どこか醒めた目で、耳で、舞台を楽しんでいるのだ。まれに、極まれに、観客の立場で、どっぷり浸かってしまう舞台というのもあるにはあるが、まあ、これは人生の中で余程運が良くて数回体験出来れば良いのではないか、と思う。まあ、グロッケン先生のような方はあるいは、マツイ55さんの様な方はもっと多いかも知れないが、、。一般ピープルはそんなものだろう。

 今日もある舞台を観賞した。メンバーが賛助出演しているし、知人も沢山出ているので、是非にと出かけたのだ。「演出には百通りある」と言われることはそれこそ百も承知。しかし、私的にはもう少し整理出来るような気がした。日本語、フランス語が入り交じり、生ピアノとスピーカーからのオケ演奏が交互に出てくる。朗読があり、芝居があり、ダンスがあり歌がある。男装の麗人が出たり本物の男性やら本物の美人も出る。これぞ、総合芸術!でも、休憩無しの2時間半は矢張り長かったなあ。ただ、中で際だって印象的だったのは、まだあどけなさの残る少年が一人、とてもセンスの良い動きと台詞で、しっかり自分の役どころを把握していたことだ。多少彼には荷が重い役も与えられては居たが、賢明にそれに取り組む姿勢には打たれた。彼の今後が楽しみだ。
 吾等が同胞Y女史は何故かメチャクチャ目立つのだ。時々舞台に立つとこうなる人が居る。根っから舞台に向いている人なんだろう。もう一人のK氏もただ歩いても存在感がある。何だかだと言っても矢張り経験だろう。

 シャンソンも発表会が近付いてきて、みんな緊張気味だ。今まで平気で歌えていた人が、今日の練習ではさっぱりで、本人も真っ青。当日は40度の熱を出すと言い出す始末。さあ、どうするべえ。課外授業でもするしかないかなあ〜。ふ〜っ。ホントは人のことどころではない。自分自身も歌うことにしたため、今から覚えなきゃイケナイのだ。どうするの、アンタ!ってなところだ。

 本日は午前中に「美容学校新校舎落成記念式典」なるものに出席。知事だ市長だのテープカットに続くお話の途中で退散。悪友と近くのおいしいイタリアンで腹ごなし。これが又美味しかったのだ!この量で、この質で1200円なりとはお安い!いやはや、食べきれずに夫に半分ピザをお持ち帰りしたくらいだ。いつも車がいっぱいなはずだ。新しい食べ物屋さんが出来るとまるでハエがたかるようにわ〜っと人が押し寄せるこのご時世。とくに我が家の近辺はダイエット出来にくい地理なんだ。いやはやいやはや、、。

 

 

2006年10月 8日 (日)

長い一日。

 朝予約のお客様を仕上げて、本日は邦楽のコンサートに出かけた。長い間西洋音楽に触れてきてはいるが、矢張り日本人だ。琴だ、尺八だと聞けば懐かしいような気持ちが湧いて、時間をやりくりして出かけてみたのだ。幼少の頃六段を弾き始めた頃父の転勤で止めてしまった「お琴」だ。久しぶりに聞く音色は予想通りの美しさで、うっとりしてる間に、、、、寝てしまった。休憩になると何故か目が覚める。夕べちょいと遅寝しちゃったのが悪かった。ところがそのわずかの休憩時間に携帯で来客の予約が入る。人間国宝の尺八に後ろ髪引かれながらやむなく帰路に着く。何たって、お客様は神様だ。
 帰る道々考えたが、何故私は洋楽をやるんだろうか?出会いなら、邦楽の方にたくさんあった訳だが、オペラへの興味を上回る物は無かったなあ、、、。そういえば、昨日会長から見せて貰ったちぇちにご縁おあるソプラノの書いた本。ここに面白いことが書いてあった。「みんな思っているのに、誰も決して声を大きくしては言わないが、オペラが一番面白いんだ。オーケストラだって、オペラでの演奏に勝る物はないし、舞台だって何だって、兎に角オペラが一番面白いんだ。」
いや〜、納得。


 さて、帰ってすぐに迎えた顧客はご自身も心臓が悪く、その上ご主人はかなり進行したガン患者だった。殆ど外へ出ることもなく、余り他人とも話さないと言い、赤裸々に日常生活を語るこの女性。ホントウに疲れ切っている。ご主人の人格が変わり、それに対応するのにも相当エネルギーを使うそうだ。お子さんが無く、ご夫婦二人だけの生活に襲いかかる不幸。頑張って乗り切れるだろうか。あのお身体で、、、。帰るとき、振り返って、それでも明るく「有り難うございました。」と言われる姿に、思わず手を合わせて「お元気で、お気を着けて!」と叫んでいた。
 今日も又、我が身の幸せを思うのだった。

 その後友人の美容室にヘアーカットに出かける。が、彼女も年老いたお母上を預かり面倒を見ているのだ。それなりのぐちもあるというものだ。ここでもすっかり聞き役だ。

 今度は、Yタウンに壊れた壁時計を持って修理に行ったが、この頃は何も言わずに新品と交換してくれるのだ。ちょっとばかし「大きいサイズ」コーナーを物色して明日の「落成記念式典」のための洋服を探したが、流石に空腹を感じて、食品売り場に移動。やたら人が多いと思ったら今日は日曜日だった。夫のお刺身他あれこれを買い込んで車に乗れば8時半という時間。そりゃあ、お腹がすいて当たり前だ。

 急いで帰宅して、突然帰省している甥の顔を見ようと夫と二人で実家に行く。和やかに話して20分後には出たかなあ、、。帰るや否や食事タイム。ああ〜、つかれたあ〜。

 

 

2006年10月 7日 (土)

隠れた才能。

 今日はメンバーの隠れた才能を知ることになり、驚くと同時に大変心強くなった。学生時代に放送関係のコンクールで全国大会出場の経験を持ち、県内では優勝したそうだ。早速、彼女に依頼して今日は、やるべきマスコミ関係への渉外をお願いした。聞いていると成る程大したモノだ。臆せずにしっかり内容を伝える能力がある。これはこれは、、、!
 考えてみれば、メンバーとは殆ど個人的な事を話す機会がなく、誰がどんな能力というか、力を持っているかが充分把握出来てないのだ。まあ、古株については長い付き合いの中で分かってきたこともあるが、ケッコウ団体そのものが、さらっとしていて、人間関係に於いて濃密でない。まあ、そこが良いところでもあるが、この分だとしっかりご飯でも食べながら話す必要がありそうだ。常々会長が、「同じ釜の飯」を食べることの必要性を説くが、親密になるということの他に、こういうメリットがあったのだ。今後人数が増えてくると、その点のケアが必要になってくるなあ。

 メンバーといえば、長らく事故の後遺症で苦しんでいる人が居る。手術、退院、通院、と段々良くはなっているらしいが、精神的には逆の作用も起きているらしい。確かに人間というのは、指の傷一つあるだけで気分が悪いものだ。身体の全てが必要なもので、機能してないと憂鬱になるのだ。何とか我々の微々たる力でも引き上げてあげなくては、、、。

 歌仲間のAさんのご主人が大手術だ。こちらには、付きそうという形での苦労が襲いかかってきている。今ご主人が一番頼りにされているのは他ならぬAさんであってみれば、何を置いても側に居てあげなくてはイケナイだろう。「その為の夫婦ですものねえ〜」と電話口のAさんの寂しげな声が耳に残る。又近いうちに歌えますよ、と答えながら、そうであれば良いなあと思っていた。、、、そうだ。歌えると言うことは、なんと幸せなことか!色んな条件が整わなくては歌えないのだから。そう思ったら、暗譜も楽しく、、、なるかなあ〜???

 今日の満月は、ことのほか素晴らしい。やけに大きく見えるではないの!?

 

 

 

2006年10月 6日 (金)

若返り、、。

 といっても残念ながらわっちの事じゃあない。市民オペラちぇちぃりぁの平均年齢がこの所グンと下がってきた。大学出たてのほやほやさんが何人か入ってきたし、まだまだ若者と言える人が入会してくる。多分この現象はこれからも続くと思われる。昔この会で高校生時代に歌ったことがある人が、今は母校の教師になっていて、その人の生徒さんが今日来た人だ。むむむ、、、時代を感じるなあ。

 日本の総理も若返ったのだが、今日の真紀子節で、「小さな子供がパパの革靴をイタズラで履き、道路に出てきた印象だ。右の方に右の方に寄って歩いていきそうで、危なっかしい」と言われてたのは面白かった。しかし、言うなあこの人は。ちょっとこういう人は今後も出ないだろうなあ。強烈な個性だ。しかも女性だ。
 今日の所はしかし、真紀子さん寄り切りに失敗、かも。阿部さんはウナギかドジョウか、ぬるりんぬるりん。熊やらタヌキやらなまけものやらだらけの国会中継って面白いなあ〜。こういうの国民が見ても、自分の判断材料に出来なければ意味がない。総理の若返りによってより国会が近い存在になったと感じている若者が増えれば、良いのだろうが、、。

 関東周辺が大荒れだとのニュース。矢張り気候不順だなあ。

 

 

2006年10月 5日 (木)

今日も雨だなあ。

 昨日は一緒に行った友人が少々急いでいたのでたっぷりとスポーツジムを堪能出来なかったという思いがあり、今日は一人で出かけた。水着はまだ乾いてないから、ま、今日はジムだけだなあ、と軽くやるつもりが、間の悪いことにテレビで洋画をやっていた。「レッド・ドラゴン」んあんぞというあんまし良いと思えない映画でも、あの「地獄の黙示録」の気味の悪い俳優が出ていて、怖いもの見たさでついつい自転車を漕ぎながら見てしまう。ナント今までの最高記録、1時間半も自転車踏みながらだ。持って行ったイオン水1000リットルが殆ど空になった。鏡に映る自分の顔が、まさしくレッド・ドラゴンだった!
 が、残念ながら11時でジムの使用は中止。急いでお風呂に入り帰宅したがその映画は終わっていた。誰か見てないかなあ?

 考えたら簡単なことだ。私に運動させようと思えば、面白い映画を見せときゃ良いんだ。

 さて、今夜のスポーツが吉と出るか凶と出るか!?、、、しかし、運動後の疲れは心地よい疲れだ。

 

 

2006年10月 4日 (水)

ブログなど、、。

 この所色んな人のブログなるものを覗く機会が多くなった。今日も県下のある音楽家の方の所を覗かせて貰ったが、カキコは少ないが見学者?は毎日200人以上という華々しさだ。この方はいつも200人以上の人を前に一席ぶっているのだ。と、ご本人が思って書いてるかどうかは分からないが、、、。
 しかし、それぞれの個性が見えて、なかなかに面白いもの。写真が入るということで、とても現実味が増すが、これにはまったら大変だなあ、とあたしゃ、はじめっから敬遠だ。写真も嫌いではないし、知人の専門家から写真集とか送られてくると、しっかり見る方だ。展覧会も好んで見るし、いつか自分もやりたいなあと思わなくもないが、さあ、一体いつになったらそのようなことが出来るのか?はなはだ疑問だ。私以外の家族は大好きで、まあ、息子は現在もっぱら自分のお子ちゃま専門で、娘は蓮の花専門。夫はラオスの子供達の写真にはまっている。電気屋さんのデジカメの棚にはいつも目がいくが、手は出さないことにしている私とは大違い。これ以上やることが増えたらホントに身が持たない。くわばらくわばら。
 そう言えば同窓生が今度イタリアに行くのに、デジカメが良いか、バカちょん使い捨てが良いか随分悩んでいたが、結論は使い慣れたバカちょんにしたそうだ。どうも我々世代はメカに弱いなあ。

 本日も例のジム仲間がやっぱり定刻通りにやって来て、予定通りに出かける。いつもより少しだけ沢山マシンを使い、たまたま始まった15分の運動、その名も「下半身引き締め体操」なんぞという魅力的なタイトルのクラスに入ったものだ。「下半身だけじゃあねえ〜」とか言いながらおそるおそる始めたら、これがケッコウきつい。たった15分でも汗も出るし膝も痛いし、「又ど〜ぞ」というインストラクターに生返事でプールに移動。「あんた、真面目にやり過ぎよ」と彼女に言われてしまう。そうかなあ?プールで30分ばかり遊んだが、そこで出会った男性がどう考えても知ってる人なんだ。しかし、どこで知り合ったのかが全然思い出せない。実は先日もその人を見かけて同じ思いをしたのだが、親しくお話しした様な気がするのに、全然思い出せない。まあ、水泳帽だし、水着だし、娑婆で会うのとは雰囲気が違うからなあ〜。あちらもちらちら見てるようだが、結局分からず仕舞い。きもちわる〜。

 ビールを我慢して水を飲みながらパソコンをしてると、お嬢から電話だ。どうやら芝居のつぼにはまってしまい、抜け出せないらしい。きっかけを求めてあれやこれや聞いてくる。しばらくお休みしていたし、厳しい演出家の元、こてんぱんに叱られながらの稽古は、予想以上に大変らしい。私からのアドバイスは「初心に返れ」だ。やるべき事を一から洗い直して、そこから出発してもホントの初心の時とは違うし、返ってその方が進化が速いのだ。、、こうして、彼女は一瞬休息して又荒海へとこぎ出すのだ。やらなくても良い苦労を自ら背負い込むこの性格。母親の私以上だ。

 

 

2006年10月 3日 (火)

母。

 今日のお客様の一人83歳が今日はご気分がよろしいのか、昔話を沢山して下さる。特にご子息の伴侶との出会いについては、微に入り細に渡りご自身の当時のお気持ちなども交えて話されるのが、とてもリアリティがあって、まるでドラマのあらすじを聞いているような気分だった。
 一人一人にドラマがあるなあ〜。そのドラマに知ってる人が出演しているとなると余計興味津々。楽しいお話になるのだ。

 それに引き替えこの上ない辛い話しがテレビでドラマとして放映されていた。横田めぐみさん事件のドラマ化だ。ある意味「死」にも匹敵する酷い境遇にあって、ひたすら故郷の両親を思っているめぐみさんが半狂乱になっていく有様は、ドラマだと分かっていても苦しくなってくる。実際はどうなのか?時代の大きな流れに埋没してしまう事件が両親の粘りによって明るみに出されるのか?しかし、「母は強し」とはよく言ったモノだ。さきえさんという人、「ただの母」から「世界一の母」になった。この方の願いが報われる日が来ることを心から願わずには居られない。

 

 

2006年10月 2日 (月)

結局は忙しい一日。

朝、今日は寝坊するぞと決めていたため、携帯電話で起きる羽目になった。遠くのボーイフレンドが、ある演奏会に行くか?と聞いてきたのだ。寝ぼけていて、「へ?あ、ん?いや、ハイ、多分、え?そうです、行きます!」と流石に10秒くらいでは目覚めたのだが、こりゃあ寝てたのがばればれだあ!彼もまずいときに電話したという体でそうそうに切ってくれたが、時間を見ると9時40分。ふひょ〜っ!とばかり伸びをしながらなんでこんなによく眠れたのだろうと考えたら、布団のシーツを冬用に代えたからだと気付いた。適度の暖かさで、身体が緊張することもなく、ゆっくり眠れたというわけだ。さあ、今日は夕方のFMまで予定がない。何をしようかと考えたら、母親の顔が浮かんだ。そういえば、ここ2,3日電話もしてないなあ。お花がどうとか言ってたし、買い物でも行くとするか、と決めて電話したら、待ってましたとばかり二つ返事でオーケー。しかし、朝食は食べないと薬が飲めない。しばし待たして洗濯物やらメールやらを片付けて、今日は暗譜も、短歌の本を熟読も、台本書きも全部止めて、親孝行する事にした。
 表は予報通り少々暑いくらいだ。母を乗せてドライブを兼ねて遠くのお店に。まだ本格的な秋冬の花は少なく、それでも1時間かけて色んな色の花を買い込んだ。そのままランチのお店をどこか新開拓しようとぐるぐる市内を回る。何事も準備が悪い。調べておくべきだったのだ。通りがかったバイパス通りの定食屋さんに入ったが、混んでる割にはイマイチ。そもそも母も私もお肉党なのに、ここは和食のお店だった。ちょいと疲れて、最後にはもう何処でも良いやという決め方で入ったからなあ〜。いや、別に悪くはないのだが、好みの問題か。「今出て行った人、昼間から生ビール飲んでたけど、車運転してないのかねえ〜」と母が言う。確かにこの頃ビール飲んでる人を見るとそう言いたくなるんだ不思議に。
 まあ溜まっていた母の話を聞きながらゆっくり食事が出来たのは良かった。時々「その話100万回聞いたよ」と意地悪を言いながらだが。母がそれを聞いて瞬間落ち込むのを知りながらつい言ってしまうんだなあ。かくいう私だって、随分近づいてるんだけどねえ。あたしゃやっぱり言ってくれた方が有り難いけど、母の場合は違うかも〜。
 まあ、何とかかんとか言いながらも満足して帰り、時間限定で買ってきた花々を鉢に移す。こういうとき時間が経つのは早いんだ。半分くらいしか作業が出来ず、後は明日に残して急ぎ収録に出かける。お相手が風邪で38度5分の熱があるというので、内心戦々恐々。どうぞ伝染っていませんように!
 サンポートで用事を済ませたら30分も練習までに時間がある。てえことは食事が出来る。で、いただきさんのお店に入ったらケッコウ人が入っている。流石にお昼と同じものは嫌で、焼き魚と野菜の煮浸しと、てっぱいと、いただきさんのおみそ汁で私にしちゃあとってもヘルシーなメニューをおいしく頂いた。そか、この手があったなあ。夫の食事を作ってきた時はここが良いかも。
 今日のちぇち連は新人が見学というので、いきなりのイタリア語からは避けて、まずは日本語の歌から練習。でも、募集にイタリア語もやっていると書いてあって、それを見て来てくれてるのだから、きっと大丈夫だろうとは思った。案の定後で分かったのだが英語が専門で、外国語には入りやすいようだったのは有り難い。約2時間の練習が「とても楽しかったです」と言ってくれて胸をなで下ろす。明るい人で、うんと若い。ちぇちの平均年齢がどんどん下がっていくなあ。でも、年配の方にも参加して貰おうというのがちぇちの考え方だ。世の中の縮図の様に、男女が居て、老いも若きもいるのが自然。その中でみんな少しずつ譲り合って気持ちの良い時間を共有するのだ。「みんなこの世に存在している意味がある」ってところか。

 夫には「もし余力があればジムに行きます」と書いて出たが、家に近づくにつれ疲労感が増してくる。ジムの駐車場に車を止めると雨がかなり降り始める。それでもドアを開けて荷物を取り出すが、「靴がない」と気付く。ちょいと逡巡するも、ま、いっか。せっかく来たんだからと、ソックスでやることに決める。結局、4種類ほどのマシンを使い、自転車35分。珍しくプールのレーンが一筋空いていて、たった2往復ながら泳いでもみた。残り時間10分で水中ウオーキング。出てお風呂に入り、髪を乾かしたら閉館5分前。3分後に帰宅してダイエットビール。飲みながらちぇちのメンバーと長電話。結論は色々な事があっても建設的に物事を解決して行けるようお互いに頑張ろう、というものだ。彼女の様に若いがしっかりしてバランス感覚もある人も居て、ホントにこの会は素晴らしいと思う。色んな能力の持ち主が寄り集まって、みんなの力で進んでいく会として、大いに希望が持てる。もっともっと沢山の人が集まってくれると良いなあ。

 

 

 

2006年10月 1日 (日)

芸術の秋だなあ〜。

 この所の目白押しの演奏会やら芝居やら、まだまだこれからもある色んな舞台に食傷気味だが、と言いつつやっぱり行くことになるんだなあ、これが。
 今日も音楽会があり、雨の中を出かけていったのだ。知人が沢山出るというのもあったが、その人達が著名な先生方の指導を受けて新境地を開拓したかも知れないという期待もあった。流石に高校生は知らない子ばかりだったが、そのせいで依怙贔屓なしに客観的に聴けたのはむしろ良かった。高校生と言ってももうすっかり大人の声をしている子がいたなあ。ジュリエットが14歳、秀吉の時代には日本も10代の結婚だったわけで、もう大人だと言えるかも知れないが、、、。

 全部聴いて、声というのはおもしろいもんだとつくづく思った。上手い下手は別にして、みんな色が違う。指導を受けたと言っても4,5回位では、そうそう変わるところまでは行かなかっただろうが、1回でも分かるところは分かるモノだから矢張り、こうした企画は意義があるだろう。

 中に注目したい人が居て、彼女の良さはいつももっともっとと、上に向かって行くという、歌に対する姿勢だ。今回も難しい歌に挑戦していて、それをしっかり歌っていたのは流石だと感心した。他にも、ある演奏会で何度か歌を聴いたことがある人が、今までの中で一番光っていたのは、何か貰ったものがあるのかも知れなかった。しかし、何と言っても最後に出てこられた白髪のT先生だ。オン歳いくつになられたのか、、、ますますお元気で、正しい発声法で歌われて、みんなに歌の良さをアピールされた。奥様のお話では、この所喉の調子が悪く、家ではいつも咳をしてたんですよ、と仰るが、なんのなんの、充分素敵でした!先生のお歳まで歌が歌えたら幸せだなあ、、、。
 真剣に聴いていたらホントに疲れて、最後のプログラム指導の先生方の歌になったら、眠たくて困った。


 歌はホントに面白い。

 

 

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