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2006年9月26日 (火)

訂正、又はやり直し。

 「やり直しの利く人生」というキャッチフレーズが政界にも登場したが、実際そうあって欲しいものだ。小さなやり直しは日々やっているが、、、例えば昨日の日記を読み返して、ロミオが女性になっているのに気付きたった今訂正だ。
まあ、この日記は大概シンデレラタイムにぽそぽそ打っているから、誤字脱字は当たり前。全くおかしな変換でも平気でやり過ごしている。その場で気付くことも多々ある。今日も珍しく夫が「養命酒」なんぞ飲めと言うので、喉にしみるのを我慢して飲んだから、さっきから100回くらい欠伸している。きっと又間違うんだろうなあ。

 今日は久々にケーブルテレビの映画を最初から最後まで2本観てしまった。殆どいつも、偶然途中から見ることになるのだが、今日はその偶然が良いタイミングでやってきたのだ。歌の個人レッスンをして差し上げた友人とスポーツジムから帰宅の夫も交え食事も一緒に食べ、デザートは昔の写真を見てのゲラゲラ大笑い。「アンタ、昔も痩せてなかったのね!?」とは友人の弁。フンそんなことどっちでも良いじゃん!?とか言いながら、彼女を送り出し、しっかり映画にのめり込んでしまった。最初の映画は離婚した男Aが、元妻と子供の住む家に何度も途中で電話しては断られながら押しかけていくまでの、一日の事と、その日が退職と決まっている警察官Bの心理状態とを平行させながら巧みに描いていた。全く面白い展開で、普通の几帳面なAが職を失い、世の中の理不尽をのろい、それ故のイライラ感を募らせ、まずは車の渋滞に苛つき、渋滞の中に車を放置したまま徒歩で歩き始めるところから始まる。後続の車の人たちが怒声を浴びせても振り返り「家に帰るんだ」と怒鳴り返すだけ。そこからAが出くわす人間や、店舗等が一々苛つく元になる。次々と事件を起こして最後には娘を腕に抱きしめ「大きくなった!」と泣くのだが、その時の元妻の表情がとても良い。病的な彼の思考回路を危ぶみながらも、彼自身には愛情があるという複雑な心理を上手く演じていた。老警官が話術巧みに近寄るが、Aの「三つ数えてから撃つんだ」という決闘に乗り発砲してしまうが、Aがポケットに持っていたのはオモチャの水鉄砲だった。あえて自分を撃たせようとした事がその時初めて分かり、一瞬警官の顔に苦渋の表情が浮かぶ、、、。事件を描きながら、もの凄く人間の心理状態を鋭く表現した面白い映画だった。
 二本目を見てゲラゲラ一人で笑っていると娘から電話で発声の事など聞いてくる。今面白い映画「セブン ナイツ」を観てるというと、それは観たよ、と言って長電話は諦めたようだ。こちらは完全な娯楽映画で、これはこれで娘が言うように面白かった。映画はホントに面白いなあ〜。
 

 

 

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