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2006年9月21日 (木)

一番好きな時間。

 ただ今午後11時か。この時間は良いなあ。外を通る車の音も、その日によってはくぐもって聞こえ、今日はしめった感じだ。時折派手な、ミュージックがガオ〜ンと唸って通り過ぎる。若者もこの時間が好きなんだろう。台所では食器洗い機が規則正しい音を立てて動いている。それ以外は、このパソコンを打つ音のみだ。とても子供達には叶わないが、友人が褒めてくれる程には速くなった。まあ、その友人たるや、ゲームピコピコ以外は携帯のメールさえ、滅多に打たない人だ。褒められてもなあ、、、ハハ。
 先ほどやいのやいののご催促で、つまらん短歌を1首出したところだ。まあしかし、少々遊んでは見たが。どっか、山の中にでもおこもりして自然とふれあっていれば少しは良い歌も出来るかも知れないが、私のように、日々けたたましい暮らしをしていては、歌を詠むなんて優雅な楽しみを楽しむにはほど遠い。加藤登紀子の歌に「いく時代かがありまして〜」というのがあるが、そうなんだなあ。今が私の、ある時代なんだ。

 オペラネットワークからある団体の「フィガロの結婚」公演の感想を送ってこられた。

 「これでもオペラが出来るのか、という驚きが先に立ってしまいました。オーケストラはピアノと弦楽5重奏、合唱15人、歌手12人。指揮者と会わせて出演者は計34人セットも手作り風ながら、それらしく4場面を飾り、かなり立派な衣装も着て、照明もつけて、出演者、スタッフの並々ならぬ熱意、工夫の程がひしひしと伝わる舞台で、これこそ、地に足のついたオペラ運動と思いました。
 勿論、歌手の音楽的、演技的レベルの差、舞台経験有無の差は隠しようもありませんでしたが、
それでも、ここまでやれるのか、という感心、感動が先に立ち、これを起点にして、これをベースにして、音楽的演技的レベルを向上させて行って欲しいな、と思いました。、、、」

 このメールは全会員に送られたものだが、読んだときになんとちぇちに似た団体があるもんだ、と感心した。我々も、大きなグランドオペラは本職に任せて、我々は我々にしか出来ない舞台を目指すしかない、とやってきたが、ここに来て、その方針が間違いでないことを知らされた思いだ。多分全国には他にもこういう団体があるに違いない。だって、オペラは面白いし、曲はホントに楽しいし、これをプロと呼ばれる人たちだけに任せて置くてはないのだ。確かに難しいが、だからこそやりがいがあるというものだ。

、、、こうして、余所からも力をもらって、又、がんばれる!

 

 

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