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2006年6月12日 (月)

訃報。

 私の大切な友人Sが亡くなったとの知らせが彼の画家仲間Y氏からの電話で届く。あまりのショックで、唸るしかない。昨年の彼からの手紙や展覧会の案内がいきなり頭の中をぐるぐる廻り始めた。このY氏も私が紹介したし、Sはその人物の良さから、私の色んな別の友人とも知り合って貰い輪が広がったという人だった。
 もともと良い絵を描く人だったが、昨年頃の画風は一足飛びに良くなっていたので、その感想を書いて送ったこともあった。、、、しかし、私の思いは午後からのシャンソン教室や、CD,DVDの製作に走り回ることで途切れ途切れになってしまう。

 「梅雨を思わせる空模様のつづいた5月、ふっと青空の訪れた24日早朝、Sは帰らぬ人となりました。61歳でした。」という短い彼の死の知らせが、ちぇちの練習から帰った私を待っていた。そのハガキは、彼の足跡を辿る展覧会の案内状でもあった。そこに映っている彼の壮絶な絵に、胸を突かれた。どんな思いでこの絵を描いたかが伺われて苦しくなった程だ。ホントに素晴らしい風景画のそのタイトルは「浜、軋む」だ。手前に描かれた漁船の舳先は寒々と遠い所へ向いている。傍らの柵の一部がまるで十字架のように佇んでいる。あるいはこの船は出ることなくそこに軋み続けているのか、、。向かわなければならない思いと行きたくない気持ちの狭間で船が軋んでいる。
 こんな写真では計り知れない彼の思いを知るために、いや、もしかしたら私へのメッセージも在るかも知れない、という思いから、来週は博多だ。

 

 

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