人生捨てたもんじゃない!
今日は嬉しいことがあった。M君という、彼が高校生の時から知っている現在はプロの歌手で、某大学の音楽講師が遂に素晴らしい本を出版した。彼が歌い手になりたいと希望に燃えている頃、I先生は「彼はどちらかというと学研肌だと思うけどなあ」と彼の性格とか頭脳から言ってらしたがホントにそうだった。まだ拾い読みの段階だが、これは歌を勉強している人たちにとってかなりの福音の書になるはずだ。彼のこれまでの勉学の集大成とまでは行かないにしても、かなり力の入ったモノになっているのは確かだ。20年ほど前に亡くなられた彼のお母さんの声が私の耳に蘇る。「Mがチャンと舞台に立って歌えるようになったら、私を裏口から入れてあげるって言うんですよ。今から楽しみで、、、」私はその後の彼の激動の人生を見守りエールを送り続けて来たが、今このお母さんの代わりに母の感動を味わっている。よくぞここまで、、、。彼の長いとは言えない人生の中で味わうには、余りに大きい苦労を思うとき、それを乗り越えてここまで来たことに、人生は捨てたもんじゃないと、つくずく思う。
それだのに、今日も人生を捨ててしまった人が居る。あのAという人の奥さんだ。真相は不明だが、構造計算疑惑の渦中の人物の妻という立場なら、その辺りの事情も推して知るべしか。悲しすぎる事件だ。友人がA宅の近くに住んでいて、「生活に困っている風だった」と以前話してくれたが、、、、いやな事件だ。
私には嬉しいもう一つの事。それは久しぶりに嫁りんからベイビーの成長報告の電話があったことだ。抱っこして電話してきたのだが、まあ我が孫は息子に似てお喋りだ。勿論言葉がしゃべれるわけではないが、言葉にならない言葉で頻りに電話口に声を発する。こちらの声を聴いてから「うお〜うお〜うお〜」とまるで返事をしている如く、、なのだ。結構声がでかいなあ。その点は息子似かも。しかし、きょうびの子供って、なんでこう成長が早いの?信じられない。まだ3ヶ月来て無いんだけど!ああ、夏休みに帰ってくるのが待ち遠しいなあ。、、、って、完全に婆バカだあ!
コメント