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2006年1月 8日 (日)

誕生のドラマ。

 前日にシャンプーしたのが効を奏したのか、その日のうちに入院、翌3時10分に出産。「今から分娩室」という連絡を受けてすっ飛んで行ったが、着いた途端に派手な産声が病院の廊下中に「うぎゃ〜っ!」と響き渡った為、何処にいるかもすぐ分かった位だ。とにかく声がでかい!
厳重な衛生管理の中、消毒と上着で室内に入り、生まれたての赤ん坊を抱っこ。3000グラムの女の子は、紙人形のように重量感がない。強く抱くとつぶれてしまいそうで頼りない。安産で、「発露」から「出産」までなんと2分だった。そのために母子ともに疲れてないから、どっちも表情が軟らかい。別室では金切り声がず〜っと続いていて、後で分かったがその人はその4時間後に生んでいる。自分の事を考えてもそれが普通だろう。今回はラッキーだった。
大病院の良くないところで、赤ちゃんに親でさえも触れられない。面会時間にガラス越しだ。少子化にしては結構なカズの赤ちゃんがびっちりと並べられ、まるで品評会だ。傑作だったのは、昼間1度見て、夕方再度見に行くとよく寝ている。「お腹が一杯なのねえ」なんぞと言いながらしばらく眺めていたが、うろうろしていた夫が「それ違うよ」と言うので驚いてネームプレートを見ると確かによその子供だった!なんてこった!たった数時間で顔が変化するんだと思って感心していたのに!まあ、長い産着の袖で顔の半分は隠れているから仕方ないにせよ、年のせいの思いこみここに極まる!ハ!後で息子に話して馬鹿にされたが、いやまったく。

 平成18年1月8日とはまあ、結構なお日にちで。おばあちゃんの私12月12日、パパの息子6月6日、おばちゃんの娘9月9日。このパパに至っては昭和46年6月6日午前6時ときたもんだ。ぞろ目の数合わせになってる!

 赤ちゃんを大勢の親兄弟親類縁者が見に来ているが、ここだけはホント平和だ。指が動いたと言っては笑い、くしゃみをしたと言っては感心し、唇をわななかせて泣くと言っては笑い、、、1時間の面会時間が途方もなく優しく流れていく。

 明日は成人式。この子も20年後には、、、。

 

 

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