ひとまず帰っては来たものの、、。
あっという間の6日間。折角娘の引っ越しの後かたづけをと張り切って行ったのに、あちらさんは夫婦で風邪を引き込んでいて、娘は私にあれこれ指示を出すことも出来ない程。クリスマスコンサートを控えて伝染らないかと戦々恐々の私、完全版マスクを必ず着用、外出から帰宅したら手荒いを励行、出来るだけ人混みは避けて、2日間近くの友人宅に寝泊まりさせて貰う。まあ、彼女やご主人とはホントに久しぶりの対面だったので、それなりに楽しかったが、そのおうちには彼女にとってのお姑さんも居るし、申し訳ないの二乗だった。ご主人は以前と変わらずとっっても親切で私が奥さんの友人ということでホントに気を遣ってくれる。学者肌の方特有かもしれないが、世間ずれしてない方で強くないお酒を私のために頑張って付き合って下さる。私がゆっくり上質のボージョレヌーヴォーの赤を頂いている間に早々にダウンして側でぐうぐうおやすみに!際限の無い私達のおしゃべりにお風呂まで待って下さる。これが二日も続いて流石に腰のあたりがむずむず。いやはや申し訳なかった。娘の引っ越し先からは駅までの距離よりも近いという不思議な偶然。3日目は無印良品のお店まで足りない布団を買いに行き、友人と二人小雨の降る中エッサエッサと持ち帰る。その労も厭わずしきりにご近所になったことを喜んでくれるこの友人の有り難いこと。持つべき物は友人だ。そういえば娘の芝居も全て観劇してくれているのがこの人だった。オペラに造詣の深いこのご夫婦だが、そのせいもあって舞台芸術には全てに関心を持っているのだ。娘婿の会社が経営するレストランで、もう一人の友人とランチを頂く。その人はどうもご主人が悪いらしく、いつもに似合わない暗いムードが体を取り巻いている。そういうときだから会えて良かったのかも知れないが、、。婿殿の招待で同じ建物の「スコットランド美術展」を観てしばし異次元に漂うことになったのも良いタイミングだったかも、、。
帰宅してからキッタナイ台所を片付け、あれこれ気になるのをうっちゃっといて、あたしゃ出かけた「岩盤風呂」!だってこの疲れを取るすべが思いつかないから。帰りの飛行機の中でも配ってくれる飲み物にも気が付かず眠っていたから多分ここでも眠ってしまうかと思いきや、実はそれどころではなかった!東京よりも寒い高松故、着込めるだけ着込んで出かけたのだが、3回目なので慣れた状態ですいすいと順番をこなし岩盤に俯せになって「ああ、今回はほんに疲れたわい〜」と旅の出来事を振り返っていると、近くでぶっとい男性のような声がする。「えっ?」と思ったが又静かになったので「ああ、中年になるとあんな声になる人居るんだよなあ、、」と夢の中へ。すると又大きなため息が聞こえるのが、どうも男性の声っぽい。「はっ?!もしかして私男性のドアーから入ったの?ここは男性の部屋?」と思い始めたらパニック。そうっと顔を上げて隣を見るとどうみても女性の足が見える。「やっぱりあの声は女性だったのか。それにしても男性的だなあ、、」と再び横になるも、またまた複数の男性の話声が!ぎゃあ〜っ!こりゃあ、一大事だ!どう考えてもここは混浴だったのだ!
、、、今日で3回目だというのにこの建物の構図が全然飲み込めてなかった私。入り口が違っても中は男女混浴だったのだ!しかしそれって、どっかに書いてるかな〜?いくら寝間着のようなものは着ていても、そりゃあないべ〜?!落ち着かないったらありゃしない!帰る早々これだからなあ、、。ったく思いやられる!
2005年12月5日
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