会議、そして、おまけ。
7時からの会議の前に毎年恒例となったYさんご夫妻がお歳暮ご持参下さるというのを有り難くお迎えし、早めに来られた会長とご一緒の夕食会となる。実は準備の途中で気分が悪くなり、予定の半分しか出来なかったが、皆さんそこそこ満足して下さったようでほっとする。
本命の会議は予定通りとも行かなくて、雑談から始まり、本題は、始めちょろちょろ中ぱっぱ。S嬢が泣いても結論出ず。ってところか。団の運命を左右する大切な議題だったが、それ故になかなか話しも進まない。話しはあっちこっちに飛び火し、戻ってはまたぞろどこかへ、、、。女性が多いせいで感情論が主流を占める。歌う女性はなおさら感情が豊かで、従ってちょっとしたことにも反応が激しい向きがある。二人の男性は当然ながら口が重くなる一方だ。話しを早くまとめて早く帰りたいお方が、なんとかレールを引くが簡単に話は引き戻されてしまい、あえなく結論を出せないままご帰還に。その流れに乗りたかった会長は、またぞろ原点の話題に引き戻されて、再び腰を下ろす羽目に。ついにはパーキングの門限を理由にすっくと立ち上がるも、この日少しアルコールが入っていた為、やむなくH嬢に送ってもらわねばならず。となれば、車の中で再び三たびその話題に触れざるを得ないというわけだ。さぞかし今宵は熟睡出来ることだろう。フフフ。
今宵は、考えてみればクリスマスだった。Mさんのお手製のチーズケーキをおいしく頂き、その上にチョコレートデコレーションケーキ、ドーナッツ、ときた。良いのかなあ???と思いながら食べちゃったなあ。こんな風にみんなと一緒なら何を食べてもおいしいものだ。そして、こうした仲間は一朝一夕に出来るものではない。様々な苦労を共にしてきて、泣いたり笑ったりした仲間だからこその絆である。もし、今の生活が、ちぇち抜きだったらどんな人生だったろう?井戸端会議の時間が増えた人がいるだろうし、夫との口論が減った人もいるだろう。私のように仕事を犠牲にしてきた人間は、もっと潤ったかも知れない。、、、しかし、これらのデメリットを考えても、今確かに私は普通には得難いものを得、得難い人に巡り会ってると断言できる。私の長いようで短い人生の中で、特別な光を持っている時間なのだ。オペラなんぞという外国の文化をひたすら自分たちに近づけようとしてきて、必ずしも思うようには行かないことが多いが、多分これは、「出会い」の妙なのだ。私達はオペラに出会ってしまった。砂漠でオアシスに出会うように。
会議の後は整理体操のごときおしゃべりに花が咲く。これで固まった頭脳を少しゆるめるのだ。本会議の時には出ない内容の本音も出るというわけだ。
さて、明日はレッスンから忘年会とシャンソン漬けの一日になりそうだ。ふ〜っ。
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