てんやわんや、、やっぱり!
そもそも高速に乗ったときに「あ、地図がない」と叫んだときからいやな予感がしたもんだ。「まあ、なんとかなるわよ」とさぬき女のおおらかさで絶好のドライブびよりを楽しむ。紅葉が遅く、深紅は少なくそれ故にその赤さが目立って美しい。早めに出立してのんびりした運転で、幸せな気分だったのが、今年、私にとっては二度目となる「転倒事件」で一転、痛くてしんどい道中となってしまった。トイレタイムで、ある場所に駐車して建物に入る直前「ど・どてっ!」と転んでしまったのだ!約1時間の運転直後で体がこわばっていたのか、数センチの段差に気づきながらそれに引っかかってしまった。その日はとっておきのイタリアから買ってきた水色のお気に入りのセーターを着ていたのだが、肘のところが完全にすり切れ2センチほどの穴が空いている。仕方なく近くのスーパーに立ち寄り急遽セーターと湿布薬を購入。お色直しをして目的地コスモホールまで出かけたのだった。
プリマK嬢のリサイタルは相変わらず充実し、幅広い層に受ける内容をふんだんに披露した。一番感心するのは彼女の「歌心」だ。会場には何度も目頭を拭う人たちが何人もいて、かくいう私目も「わすれな草」「落葉松」「トウーランドット」等には涙を抑えられなかった。私の横にいた人で初めてこの方の演奏を聴いたという人も、この方はご自身も歌手だが、しっかり涙目だった。こんなに人を感動させることが出来る「歌」って、なんと素晴らしいことか。徳島の私のボーイフレンドKさんともバッタリお会いして、彼の車で我々4人演奏後おいしいコーヒーをごちそうになる。彼もいたく感動してチョーが付くご機嫌だったというわけだ。なんとそこの喫茶店には先頃話題の「アザラシのナカちゃん」の住民票なんてのがあって、差し上げましょうか、と言うのを丁寧にお断りしたがやれやれ。
夕食は議員さんをやっている我が従兄弟のT氏に付き合って貰い、わいわいがやがや、女7人と男一人という構図に違和感もなく宴会となる。といっても、私は運転手。他の連中は高速はだめという人ばかりで、誰もアルコールは飲めず、可愛らしい食事会となる。議員さんというのは色んなことをよく知っていて、食事のツマに面白かった。
だんだん時間と共にあちこちが痛くなってきて、こりゃあ明日は病院だなあ、、、と思いながら帰宅してから全身に改めて湿布。ふ〜っ。
この日記を書いていると母からの電話。早速同行していた義妹から報告されたらしく注意力が散漫だとか、気を付けろとか、さんざん言ったあげく、今、日記を書いているからと切ろうとしたら、「あんた、又転んだと書いたらあの先生から電話が掛かるよ!ヒッヒッヒ」と来た。やばい、しかしもう書き直す元気はない。お・や・す・み!
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