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2005年9月28日 (水)

カルメン公演、その後。

 続々と感想が入ってくるが、殆どが「言葉が不明瞭」「ラストがあっけなくてがっかり」というもので、中には「泣かせて欲しかった」なんてのもある。ダントツの意見は「合唱の迫力が凄かった」だ。ふっふっふ、そうだろう、そうでしょうとも、マツイ55さんの見たとおり、みんな非日常を存分に楽しんだのだ。「たおやか」かどうかは知らないが、少なくとも普段絶対にあり得ない姿勢や動き方で「はすっぱ」を「妖しさ」を演じたつもり。それでも演技は隙間だらけだったよと娘は言うが、まあ、それは仕方無い面もある。この微妙な音程の音楽を、どうにかきちっと歌えることに偏って集中していたのだ。この聞き慣れた音楽が「実際歌ってみるとこんなにも難しい」とは、ソリストがみんな口を揃えて言った言葉だ。
こうして苦労して歌った歌が充分伝わらなかったのは如何にも残念。こんなことなら原語でやった方がずっと良かったかも知れない、が、フランス語だからなあ。抜粋とは言え以前原語でカルメンを歌った自分が信じられない。あの頃と比べると記憶力が極端に衰えているし、体力もない。今回が原語の公演だったら出演したかどうか、、、疑わしい。ホントに外国の文化芸術を日本人がやることの難しさがひしひしだ。、、、ま、出会ってしまったのだから、きっとやっていくだろうが、、、、いつまで出来るんだろうか?

 でも、オペラはやっぱり面白い!
 

 

 

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